まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.2108 久々に阪堺電車まつり

2024-07-10 09:30:46 | 鉄道
よろしくお願いします。





6月の第2土曜日、阪堺電車の我孫子道車庫で電車まつりが行われるとのことで行ってきました、何年かぶりになります。まずは国道25号線を進んで大阪府柏原市へ、ここで国道から離れて大和川沿いの自転車道へ、堺方面に行く時はもうこのコースが定番となっています。柏原市~ほんのちょっとだけ藤井寺市~八尾市と経て大阪市へ、ここは平野区になるのかな、大阪市の中心部からは離れていて住宅地が多い町です。小高い所を通る自転車道から町並を見ていると所々を柵に囲まれた空き地がどうも気になってくる、どうやらそこが以前阪和貨物線が通っていた所らしい。JR久宝寺駅から北側の城東貨物線は今はおおさか東線となって新大阪駅への連絡線として育ったのに対し、こちらは・・・大和路線久宝寺駅~阪和線杉本町駅間を走っていた・・・廃線となってしまった。過去には特急『あすか』が走ったこともある路線、もし今もあったら奈良から関空への連絡線になったかも・・・まあ需要はそんなになさそうですけどね。





























近鉄線、JR線、地下鉄、南海線と通り過ぎて阪堺線の我孫子前駅前へとたどり着く、駅のすぐ横が車庫への入口なので駅前の狭いエリアには人がいっぱい、とりあえず相棒君を駐輪場に置いて電車まつりの会場へと入って行く。一本道の狭い通路はこれから入る人と向こうから引き返してくる人が共に列を為している、家族連れもいればいわゆる大きなお友達も、何やら大きな駅名版を持って歩いている人もいる。電車まつりの様子は上に並べた写真にあるとおり、自分(一人称)はコロナ禍前に一度来たことがあったのでこの時は数年ぶり。昨年の南海、近鉄の時もそうだったが厳しい時期を越えてまた人がたくさん繰り出すようになってきた、人の多い所や賑やかな所は苦手だがこの雰囲気の良さは否めない、何よりも電車が好きな人が多いのはいいことだ、鉄オタは変な人と見られていた頃からするといい時代になったものです。















阪堺電車のイベントに来たのだから今度は動いている電車の写真を撮ることにしよう、と言うことで住吉大社前へとやって来ました。ここは路面電車となる区間、観光地の前を通ることもあって参拝の人も多く、最寄となる住吉鳥居前電停、住吉電停は乗降客も多くて賑やかな所です。住吉電停は阪堺線と上町線の分岐駅、南から来た電車は阪堺線はそのまま路面区間を走り、上町線は右へと分かれて専用軌道となって天王寺方面へと向かって行く。以前はここで線路が交差していて上町線は阪堺線をクロスして南海住吉大社駅前のホームまで走っていた、今はその線も廃止されて上町線は阪堺線に乗り入れて我孫子道方面へと至っている。そのせいか以前は支線扱いの上町線の格が上がってしまい今や本線扱い、本線扱いの阪堺線が逆に支線扱いに変わってしまった、まあ始発駅が巨大ターミナルと天王寺と新世界の入口となる恵美須町では格が違いすぎますもんね。そんなわけで阪堺電車巡りもここで一段落、これからは奈良へ帰るわけですが、その前にひとつ寄っておきたい所があります、その模様については次回のお伝えとして、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.2106 旅の駅、自分的百選(4)

2024-07-05 09:24:09 | 鉄道
よろしくお願いします。
















【阪急淡路駅】
写真は2019年阪急電車をフリーパスで巡った時のもの、昔は毎日のように通っていた駅も30年ぶりくらいの来訪となりました。京都線と千里線が十字に交わりそれぞれの乗り換えのお客さんで狭いホームはいつもいっぱい、それは昔から変わっていない。それぞれの路線の電車が平面を交差するので、しかも当時は通過する電車もあったので駅に着く前はかなり長い時間信号待ちさせられることもあった。それを解消するために高架工事が行われているわけだが、この時は絶賛工事中、それから5年経った今でもまだ完成していない、計画が遅れているらしい。実はこの間久しぶりにこの駅を利用・・・JR淡路駅から阪急に乗り換えた・・・したが、完成にはまだあと7~8年かかるとのことで周囲の町も巻き込んでカオスな状態になっていました。
















【北条鉄道北条町駅】
北条鉄道の終点駅で加西市の玄関口、駅周辺は賑やかな雰囲気だが一歩進むと旧街道が通っていて古い町並も見られる、自分的には好きな町です。ローカル私鉄の終着駅と言うと何か寂しい雰囲気だが、この駅にはそんな感じがなく洒落た駅舎に明るい感じのホーム、やって来る車両は1両だけのディーゼルカーだが厳しい状況にも負けないと言う意思が感じられる走りを見せてくれています。いろいろな策を講じてお客様を呼び込もうとしている努力をしているこの路線、各駅巡りをしたこともあり輪行したこともあり、その玄関口となる北条町駅です、また機会を見つけて行ってみようかな・・・。

















【南海千代田駅】
こちらは駅の写真は1枚もなく、駅と言うよりは車両基地の写真ばかりを並べました。ここは毎年10月に南海鉄道まつりが行われる所、コロナ禍で行けない年が何年か続きましたがここ2年は連続して行っています。千代田駅は河内長野駅のひとつ手前だが駅周辺には大きな病院やショッピングセンターがあり、駅の東西両側が住宅地で人の乗降も多い、以前は仕事で毎日のように行っていた駅ですがちょっと悪い学生さんも多くあまり雰囲気のいい駅ではない印象です。車両基地は河内長野駅の手前にあり電車まつりでもお馴染み、ちなみにここにある写真はその喧騒から離れた住宅地の跨線橋から撮りました。2022年に行った時には特急『りんかん』号を撮ろうと時間を確認して待っているとやって来たのは汎用車両、車庫での脱線事故で特急車両が使えなくなりこの車両が走ったのことだが、鉄道まつりに来ていた電車ファンにとってはレアな体験になったものの一般の人にとっては迷惑そのもの。ただ写真は撮りました、やっぱり自分(一人称)も鉄道ファン・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2096 旅の駅、自分的百選(3)

2024-06-16 18:25:42 | 鉄道
よろしくお願いします。

















【名鉄名古屋駅】
旅の駅シリーズ、前回は山陽本線のターミナル駅を取り上げましたが、今回は私鉄のターミナル駅を3つ取り上げました。まずは名鉄名古屋駅、写真は昨年の秋に行った時のものなのですけど、好きなんですよね~この駅、1日ホームにいても飽きないんじゃないでしょうかね~、まあ変な人と思われそうですが。複雑な運転経路の路線と種別の列車が全部この駅に集まってきて、それをたった2線3面のホームだけで賄ってしまう、DJのような構内アナウンスもお馴染み、そりゃあ行先も種別も編成両数もいろいろと入り混じってますからね。でも将来はこの駅の横にスペースがあってそこを利用してホームを増設するとか、現在の過密状態は解消されて余裕のあるダイヤが組めるようにはなると思うのですが、その分この駅の面白みがなくなってしまう感じもしますね、どうでしょうか?

















【阪急梅田駅】
名鉄名古屋駅が地下で2面3線ならこちら阪急梅田駅は高架に9線10本のホーム、いずれも大都市へと向かう3路線が集結する巨大ターミナル駅です。写真は2019年阪急電車をフリーパスで乗り鉄した時のものですが、昔は毎日のように来ていた駅もこの時が約10年ぶり、でも昔と全然雰囲気は変わっていませんでした。最近は多少ケバい感じのラッピング車両も増えたものの阪急と言えばお馴染みの美しい車両、同じ色の車両がホームの端から端までズラリと並ぶのだから、これはなかなか壮観な光景です。この時以来梅田駅には行ってないのですが、よくテレビの鉄道特集でも取り上げられる3路線列車同時発車など見てみたい光景はいっぱいあるので、そろそろ行ってみようかなと考えています。
















【箱根登山鉄道箱根湯本駅】
上の2駅に比べるとターミナルとしては小ぶりな感じですが、それでも観光地箱根の玄関口にあって東京方面への列車も発車している、箱根登山鉄道は小さな私鉄だがこの駅は立派なターミナル駅です。写真は2015年の暮れに鎌倉から箱根湯本まで走った時のもの、もう夕方も暗くなった頃に駅前で相棒君(3代目)をたたんで駅へと入ろうとしたのですが、その時は駅は改装されていて階段を上って2階となった構内を経てホームに行く形になっていた。地上で簡単に乗り降りできる形が一番いいのだが乗降客や観光客が多くなってくるとそうしなければならなかったのだろう。写真にある青い車両は『メトロはこね』号、小田急線から地下鉄線を通って北千住駅へと至る列車だが、関西の人間には東京の地下鉄はよく分からん、分かりません、なんか路線網がすごくややこしいですからね。箱根も長らくご無沙汰してるなあ、今のところ行く予定はなし、久しぶりに行ってみたいとも思っているのですがあれからもう10年近く、箱根の坂を自転車で上るには骨が折れる齢になったのかも・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2088 岡山の旅(3)・・・新幹線に会いに行こうシリーズ

2024-05-30 07:58:33 | 鉄道
よろしくお願いします。

















2月の岡山の旅は中盤戦、岡山市に入って市の中心部を通り抜けて旭川界隈から旧西国街道へ、まあ毎度のせこい話ですがここからは電車代をどこまで詰めることができるかの走りとなって行きます。さて、今回はその走りの記録の本筋からチョイ逸れ、旅で出会った新幹線の写真を並べました、新幹線に会いに行こうシリーズは今年も継続中です。この旅で最初の新幹線は自転車道を外れて岡山市の中心部に差し掛かった辺り、岡山駅はもう近くにあり新幹線はゆったりとした速度で高架を通り過ぎて行く。次の新幹線との出会いは西国街道を進んで百間川に架かる橋の上、特にこの場所をチェックしていたわけではなく橋を通りかかった時にたまたま新幹線が走る音が聞こえたので写真を撮りました。こんな場所があったんだ~、と言うことでしばらく橋の歩道にとどまり新幹線を待つことに、ここも岡山駅が近いので車両はゆっくりと通ってくれます。この後は東岡山駅へ、新幹線の高架が隣接する駅でここではちょうど在来線車両とのコラボレーションを見ることもできました。



















東岡山駅を出た後はしばらくの間はJR赤穂線沿いを進んで行っていたので新幹線とはしばしのお別れ、次に出会ったのは備前市に差し掛かった辺りでした。次に目指す場所はこの旅でポイントとしている所、そこは新幹線が池の上を通っていて列車に乗っているといつも車窓から見る場所、国道2号線とJR赤穂線が沿っていて今朝の乗車時には写真が撮れる場所も確認していました。まずは池の北側にある旧西国街道を進んで新幹線が見える場所へ、高架の橋桁が池の水面に刺さっていてその上を車両がビュ~ンと走行音をあげて通り過ぎて行く。実はここに来るまで結構時間がかかってしまい、最終目的地を日生駅にしていたが時間的、列車の本数を考えるととても無理と言うことで、輪行するのはここの最寄となる伊部駅からに変更していた。あまり時間がないだけに写真もいっぱい撮りたいところだが、なぜか新幹線がなかなかやってこない、やはりこの辺りとなると東海道新幹線と違って本数もガクンと減ってしまうのか・・・。













場所を変えて国道2号線へと出てさっきの場所と逆側で新幹線を待つことに、ここでも次の列車が来るまで結構待たされた。あ、電車の音だ、と思ったら道路の向こうを赤穂線の黄色い電車が日生方面に向けて通り過ぎて行った、と言うことはもう次の電車に乗らなければならないことになる。さすがに帰りの時間が気になったので新幹線が通り過ぎそうな時間を検索してみると・・・、あかん、もう間に合わない、結局この場所での撮影はあきらめることに、今回の旅の目的のひとつとしていたが消化不良気味に去ることとなりました。そんなわけで新幹線の撮れ高も不足気味、と言うことで最後のゾーンは在来線車両の写真を並べました、まあなかなか計画通りに行かないのも旅のいいところだと納得しておきましょう今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち








No.2085 旅の駅、自分的百選(2)

2024-05-22 09:28:26 | 鉄道
よろしくお願いします。

















【広島駅】
前回より始めました旅の駅百選、今回取り上げるのは山陽本線の二大ターミナル、広島駅と岡山駅です。岡山駅は前に一度単独で取り上げたことがあるので今回が2周目、そちらは後半にまわしてまずは広島駅、写真は2022年の年末の時のものをお送りしています。新幹線を下りて宮島口駅へ乗り継ぐために在来線ホームへ、前にこのホームに来たのがもう30年以上前になるのでこの時が初めてと言ってもいいくらい、まずは芸備線ホームでディーゼルカーを撮影、岡山でもよく見る国鉄型の古い車両がいまだ健在には嬉しくなりました。一方の山陽本線、その他の電化路線を走る車両は新型に統一されていてこちらはちょっとバラエティーがない感じ、そう言えば広島県は特急列車が走ってないんですよね、新幹線優遇が招いた結果かも知れないがかつては花形列車が色を飾った路線がだんだん面白みがなくなって行くような気がします。一昨年行った時は広島駅は大規模な工事中、路面電車のホームがが駅構内にできるという話だが、新しく生まれ変わった際には機会を見つけてまた行ってみたいと思っています。














【岡山駅】
岡山駅はここでもよく取り上げるのでここに並べた写真も、「何や、前の使いまわしやないか、見飽きたわ~」と思われそうですが、今回ここに並べたのは2020年の年末に四国を旅した時のものです。岡山駅は旅の目的地にもなるし四国の玄関口にもなる所、新幹線を下りて在来線ホームに下りると広い構内にバラエティー豊かな車両を見ることができる、その辺りは広島駅とは対称的です。一番北側・・・と思ったらそちらが西側の9番、10番ホームは吉備線、津山線ホーム、ここでも国鉄型のディーゼルカーが現役で活躍中、関西では見ることができない車両、この前の岡山の旅でも吉備線でこの車両に乗車して懐かしい気分に浸りました。



















山陽本線、赤穂線などを走る車両は最近は新型も増えたが今も黄色い車両が頑張って走っている、これも国鉄時代からの車両だと思うが黄色一色が山陽地方のカラーになっていて、この色の車両を見ると、乗ると旅に来たんだな~との気分にさせられる。ただ岡山から姫路方面に乗る時は混むんですよね~、昨年の大晦日も山陽本線経由で帰ったが、姫路行きを待つ人でホームには行列ができていて、相棒君を掲げて列に入るのは気が引けたのでお立ち覚悟で列から離れて待機していた。倉敷方面からの列車で乗客の入れ替えがあったこともあって運よく座ることができたが、毎度毎度の混雑はもう避けられない事象なのでしょうか。四国への玄関口として松山、高知方面の特急車両もやって来るがやはり瀬戸大橋線のエースは快速マリンライナー、四国への足としてもう何度も利用させてもらってます。伯備線は乗る機会がないので取り上げることはほとんどないのですが、こちらは特急『やくも』に新型車両が投入されて話題になっている、こちらも長らく国鉄型の車両が走っていて新旧の入れ替わりの時期なんですね。多分乗車の機会はまだまだ先になるでしょうが、いつかは岡山駅から北への旅も行ってみたいと思っています、まあその時は『やくも』よりは普通列車になるでしょうけど・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち