まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1842 吉野川分水・初瀬川工区(1)

2022-10-31 08:16:34 | 吉野川分水
よろしくお願いします。


















え~、非情に気分の悪い週末を過ごしています、まあまだ分からないけど来年のセンバツの奈良県からの出場がほぼなくなってしまいました。高田商は頑張った、京都1位にサヨナラ勝ち、そして準々決勝では京都3位の龍谷大平安に敗戦、でも0-5でコールドになることはありませんでした。でも2試合で1点しか取れなかったからなあ、まあ今日の残りの結果次第で来年のセンバツ選考を待つ状態となってしまいましたが、さて、どうなるか?一方の天理に関しては・・・、もう話しする気にもなりませんわ、春、夏に続いて秋も情けない姿を晒して奈良に帰ってくることとなりました。奈良県の高校野球がまた暗黒の時代を迎えそう、あと期待するのは21世紀枠、生駒あたりが期待できそうなのですが、奈良の高野連もやる気がないからなあ・・・。さあ、そろそろ本題と行きましょう、今回は吉野川分水巡り、その情けないチームがある天理市を含む、大和平野中部をカバーする初瀬川工区を追って行こうと思います。






















まずは1番めのゾーンに並べている写真、東部幹線水路が桜井市から天理市に入った所にある分水工です。咲くとコンクリのフタに覆われた水路がここでは姿を現している、巡った時期は夏だったのでたっぷりな水の流れが見えている、この光景を見るといつも思ってしまうのがもしここで変な薬でも混ぜられたら奈良の農業は・・・、いやいや、そんな悪いことをする奴は奈良にはいません。この場所で水路が2つに分かれていて、カーブになった狭い方の水路の方がこれから巡って行く初瀬川工区の1号幹線、初瀬川工区にはこの1号幹線の他に天理市をカバーしている2号、3号とあるのですが、そちらの巡りの記録もまた追々お伝えしていくこととしましょう。


初瀬川工区1号幹線巡りは上ツ道、JR万葉まほろば線を越えて、天理市と桜井市の境界線に沿うようにある農道を進んで行く。その農道の横を流れているのが西門川、この川については前に取り上げたことがありました、その巡りの時に四角いコンクリートの塊が気になったのですが、今はそれを探しながらの巡りです。その分水槽は行く道の至る所で見かけることができる、今通っている道から少し離れた所に一列に並んでいるかのようにあるので、そこが水路のルートだと言うのはすぐに分かる、巡りは快調に進んで天理市から田原本町へと入ります。












先述した通り、分水槽は西門川の流れに沿うように現れるので、以前の川巡りを再現したかのような走りとなっている。天理市の西部にある環濠集落を過ぎると田園風景が広がる所となり、いつの間にか田原本町へと入っている、その途中にある分水槽をつなぐように進んで行くと西門川が中ツ道と出会う場所へとたどり着く。その川の横に廃材が無造作に置かれた場所に吉野川分水の文字が剥げた看板、柵に覆われた中にバルブが見えている、ここがこの工区のルートを分岐する分水工だろう。いわば乗換駅みたいな感じ、水路はここから三宅町に至る幹線、その他、田原本町、川西町へと至る水路が分岐している、次回からはその支線ルートを追って行きたいと思います、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1841 岡山の旅(1)・・・JR津山線各駅巡り、前編

2022-10-28 10:08:52 | 旅行記
よろしくお願いします。




















さあ、9月の3連休の中日に岡山を走ってきた記録をお送りしていくこととしましょう。9月後半の3連休も雨に見舞われ初日(23日)は
走ることができず、雨の中をJR奈良駅までこの日の切符を買いに行きました、翌日の土曜日は関西はともかく、中国地方は晴れるとかで岡山へ行くことに決めました。当日朝も家を出る時は雨が降っていた、これはもう天気予報を信じるしかない・・・って気持ちが通じてくれたのか、岡山駅に着いた時にはキッチリ晴れていました。ここから津山線のディーゼルカーに乗車するために9番10番ホームへ、そこに停まっていたのが昭和の雰囲気たっぷりの急行型のディーゼルカー、もうあまりの懐かしさで涙が出そうになりましたよ。岡山駅は都会で大きなターミナルなのにやって来る車両は昭和情緒たっぷり、その辺りの魅力については以前1枠設けてここでお伝えしたことがありました。2両編成のディーゼルカーは重厚感を漂わせながらディーゼル音をうならせて大ターミナルを出発、自分(一人称)もこの型の車両に乗るのは超久々、しばらくは懐かしい列車旅を楽しむこととしよう。












相棒君との走りの始まりは建部駅から、なぜここからかと言うと1番目のゾーンの後半の写真にあるように、この建部駅が登録有形文化財だから、今回は日帰りの旅なので津山での予定も考えるとここからがいいと言うことで決めました。終点の一つ手前で下りたのは自分(一人称)だけ、駅舎は小さくてひっそりとしていたが、構内には昭和の懐かしい雰囲気が感じられました。駅前で相棒君を立ち上げて、いざ、出発、ここからはJR津山線を各駅巡りと言うことで、まずは線路沿いに素朴な風景の中の県道を進んで行く。道は途中から国道484号線となるが、道幅は狭くて車がすれ違うのもやっとと言った感じの地元の道。やがて右手側に旭川が見えてきて、この川に架かる橋を渡って向こう岸へ、この先のお付き合いとなる国道53号線の交差点を越えて先へと進むと、今回の巡りの最初の駅となる福渡駅へとたどり着く。駅は無人駅、ホームに入るとさっきまで乗っていた車両が向こうのホームに停まっていた、津山線の中では始発の列車もある大きな駅、周辺の商店街も小さいながらも活気はありそうだ。地図で見るとここはまだ岡山市、政令指定都市だから区分されているが県庁所在地だから都市のイメージしかなかった、岡山駅から相当離れていても岡山市には変わりない、その岡山市もこの駅を過ぎて小さな峠を越えると終わりとなってしまう。




















国道53号線に沿って流れる川は旭川の支流となる誕生寺川となっている、山を越えて田園風景の中に入った所からは国道を離れて川沿いの自転車道を進んで行く。川縁には彼岸花が列を為すかのように咲いていて、緑の中に赤いラインができているかのよう。前の福渡駅を出た後は道と川がS字に曲がっていて、山を過ぎて平らな部分に出てからも次の駅まではまだ結構距離がある、その長い距離は彼岸花が咲く風景が気分を盛り上げてくれる。そしてやっとたどり着いたのが神目駅、川沿いの道から少し外れた所にあって周辺はひっそり、神社の神殿のような駅舎を抜けると一面だけのホーム。まさにこれぞローカル線、と言った感じだが各駅巡りはまだ始まったばかり、この先もローカル情緒いっぱいに漂う駅に出会えることを楽しみにしながら、先へと進んで行くこととしましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1840 増刊・馬見丘陵公園10月号・・・ああ~やってもーたー

2022-10-27 08:26:46 | 
よろしくお願いします。


















季刊でお送りしている馬見丘陵公園巡りの記録ですが、10月はまず2日に来訪、その後16日にも来訪しました。この日は先週の3連休から始まった秋のフェスタの最終日、天気も良くて暑くも寒くもなく、いつものように北駐車場から入ったのですが早速たくさんの人がやって来ているようです。前にここでお知らせしたことがあるいつものコースで園内巡り、北エリアではコスモスにケイトウ、磯城野高校や各ボランティアの創作花壇を見てからは中央エリアへ。公園館前ではイベントが行われていてたくさんの人であふれかえっていた、こんな雰囲気もここ2年間は見られなかったが、さすがにこれだけ人が多いと気後れしてしまいそう。睡蓮池、ナガレヤマ古墳の前を過ぎて南エリアへ、跨線橋から見る二上山は今日も変わらぬ姿を見せてくれています。















南エリアに入ってトイレ休憩の後はコキアが咲くカリヨンの丘エリアへ、夏からずっと見続けてきた花は若さを表す緑色から成長を示す赤色へと変わりました。もちろんこのエリアではコキアを見に来た人でいっぱい、みんな赤一色に着飾った花にカメラを向けています、ちょっと邪魔やな~、と思うのは野暮なこと、みんなこの風景を楽しみに来ているのだから譲り合いの気持ちを大切にしましょう。テレビのニュース・・・もちろん奈良テレビ、東京のテレビ局で取り上げられたらそれこそ一大ニュースです・・・でも取り上げられて公園も売りとしている所、もうこの時期の恒例となった風景ですがちょっと気にかかるのが、花が微妙に不揃いになってしまっている感じなこと。以前は同じ形の花がエリア内でスキっと整列を為すように並んでいたが、最近は形が不揃いで大きさがまちまち、斜めに傾いているものも目立つ、何か不細工に見えるものが多いのは気のせいかな・・・。
その後は池の畔を進んで古墳群の丘を過ぎて再び中央エリアの花の道へ、メインとなる花畑は黄色のキバナコスモスが一面に咲き誇っている。暑さに強く春から夏にかけてオレンジ色の花をいろいろな場所で見かけたが、この時期にまさに名前の如くの黄色い花が見られるとは、なかなか息の長い花なんだなあ。さて、あとはダリア園を巡ってかえることにしようか、時間は、と思ってポケットからスマホを・・・あれ?スマホがない、何でや・・・?思い出した、さっきトイレに入った時に落としたらアカンと思ってポケットから出したのだが、そのまま置いて忘れてきてしまったらしい。やばい・・・もし盗まれていたりしたら・・・、今いる場所から南エリアのトイレまでは約500メートルほど、とにかく行かなければ。人が多く天気も良くて汗ばみそうな中をとにかく走って走って走って・・・、跨線橋を越えて古墳の横にあるトイレへとたどり着いた。



















スマホはその場に置いたままで無事確保、もう汗だくで一心不乱に走ったせいで足が((´∀`*))になってしまった。とりあえず今走って来た所を戻って中央エリアへ、そう言えばいつも園内を巡る時は一筆書きなので逆向きに歩くのは初めてだな。さっきは行かなかった彼岸花が咲く場所へ、もうこの時期だから咲いてないだろうな~、と思ったら白い花がチラホラ・・・2週間前に来た時は満開だった・・・、赤い花ももう完全に見頃は終わっているはずなのに一輪だけ、最後の力を振り絞って咲いていた、ちょっと感動してしまいました。ダリア園に向かうためにエリア間にあるトンネルを通るが、その中では演奏のパフォーマンスが行われていた、アコーディオンで演奏されていた聞こえてきた曲は聞き覚えのある陽気なジャズの曲、何か懐かしさを感じる、と言うか涙ぐんでしまいそうな曲、何だっけ・・・?思い出した!!『カムカムエブリバディ』でよくトランペットで演奏されていたあの曲だ、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.1839 チョイ To 奈良・・・山の辺の道編、のはずだったのですが

2022-10-26 08:13:12 | ふうけい
よろしくお願いします。

















9月、10月と3度の3連休があったのですが、今年はどれも天気が悪かったですねえ、何でそんな嫌がらせするねん!ってくらいに雨に呪われました。この期間には滋賀、三重、岡山方面の旅を予定していたのですが、行けたのは岡山だけ、滋賀はこの間何とか行ってきましたが三重はまだ未実行、もう今年は3連休がないのでどこかの休日で行こうと考えているところです。9月半ばの最初の3連休、初日と3日目が雨、真ん中の日も怪しい天気でしたが、家に閉じこもっていると気分が悪くなりそうだったので、どんよりの曇りでしたが走りに出ることとしました。行先は近場で山の辺の道方面、最初の予定・・・岡山に行くはずだったが断念・・・とは違ってしまったがチョイ走りを決め込みました、まあそろそろ満開になりそうな彼岸花でも愛でようか、と出発しました。

















山の辺の道に入ると期待通り、満開の彼岸花を見ることができました、昨日雨が降ったせいもあってか花がきれいに洗われてピッカピカに光っているかのようです。乙木の集落を抜けて竹内環濠集落の入口にある集荷場前へ、更に山の辺の道を進んで萱生集落と、古道は山裾にある小さな集落を結んでいる。萱生集落を抜けると左手側には大きな古墳、衾田陵、道は田んぼへと続いていてその後は畦道となって自転車では行けない所となるので、再び集落へと戻り住宅地の中の下り坂を進んで国道169号線へと出る、ここから先は古道が走りにくくなるので県道を進んで行くことに。左手側には山並みの濃い緑、右手側には集落の合間に見える田園風景の薄い緑、空は分厚い雲に覆われているせいか色がくっきりと映えてこれはこれでまた乙哉、でもまたいつ雨が降って来るかが心配、ホントに連休中に恨みたくなるようなお天気だ・・・。


















桜井市へと入りいつもの三輪山の近くへと行ってみる、ここら辺りはずっと続く上り坂、最初は緩やかで風景を見る余裕もあったが、穴師の集落を抜けて県道50号線に入ると上りも急になってくる。ここは山の辺の道ルートで道端にはいくつか万葉歌碑も見られるが、古道は檜原神社へ向かう所で分岐して行って県道は引き続ききつい上りで山へと向かって行く。長谷寺の上の方を越えて名阪国道の針へと至っている道、ちょっと行ってみようと思ったがあまりの上りの急なのと、雨で路面がぬれていて滑りやすいのと、そもそもそんなに上りを行く勇気もないのでほどほどの所で折り返し、今度は快適に下りを進んで纏向の里へとたどり着く。名もない古墳が点在する田園風景に咲き誇る彼岸花、雨がいつ降ってもおかしくない中でのチョイ走りで撮れ高もまあまあできたので走りを終わりにしても良かったが、雨はまだ降りそうにないのでこのまま桜井方面へと進んで行くことに決めた・・・と、この決断がこの先、チョイ走りの範疇を外れて結構な走りとなってしまうのですが、その話はまた続くと言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1838 滋賀の旅2022年夏編(2)

2022-10-25 07:19:06 | 旅行記
よろしくお願いします。




















秋ももう深くなってきたと言うのに夏の旅の記録、滋賀県編と三重県編がまだ残っています。最近は更新のペースが週3~4回なのでどうしても溜まってしまいがちですが、何とか終わらせていくこととしましょう、今回は夏の滋賀県への旅の2回目です。甲子園を聞きながら、いつものルートで大津市に入り、近江大橋を渡って湖岸道路を守山市へと駆けてきました。これまではここで琵琶湖大橋へと曲がっていたが、今回はもう少し遠くへ行ってみたいと思って湖岸道路をそのまま真っ直ぐへと進む。一時は幽霊ショッピングセンターと言われていたピエリ守山の横を通り過ぎて、湖岸に建つ3棟のマンションを過ぎると今浜の海浜公園、春にはここに早咲きの菜の花を見に来たのですが、その時には花はもう駆られていて_| ̄|○でした。夏はヒマワリが植栽されるとのことだったが、もう時期は過ぎていたせいか、今度は一面に咲くヒマワリが_| ̄|○となっていた、花の咲き具合に合わせての来訪はどうもタイミングが難しいですね。




















春に来た時はこの先の中主大橋まで走りました、初夏編ではこのルートを逆向きに守山方面へと走りました、今回は日帰りでどこまで遠くへ行けるか・・・と言うことで守山市から野洲市へと入りました。左手側には琵琶湖の穏やかなさざなみ、右手側には広く一面に広がる緑色、その向こう側には小さくさっきとは形が変わった近江富士が見えている。暑さよりも湖からの涼しい風を感じながらの走りはまさに快調、しかしこの先にはちょっと心配事が待ってます。初夏編で走った時もそうだった、湖岸道路が一瞬湖から離れて峠越えになる区間は工事中で走れず、湖沿いの道を迂回させられた、果して今回は・・・と結局工事は続いていて、またまた湖沿いの道へと迂回させられることとなってしまった。舗装されてない道へと入り途中では神社の境内を横切る、湖のすぐそばを通るのはいいがここはウインドサーフィンをする人が多くて、駐車場には厳つい車も多くて雰囲気的にはあまり自転車で通りたくはない所、早く工事が終わってくれないかな~、と思いながら再び湖岸道路へと戻りました。もうこの辺りは近江八幡市に入っていて、やがて長命寺交差点へとたどり着く、ここからは湖から離れて川沿いの道を進んで行くこととしよう。












長命寺交差点を過ぎてすぐの所に観光船の乗場があって、近江八幡の名物となっている水郷巡りがここから始まることになる。琵琶湖から離れても水に関する見所はこの先もいっぱい、道に沿って流れる川の穏やかな流れが中途半端ない暑さに一瞬の涼しさを感じさせてくれる。その川の上を観光船がゆっくりと進んでいる、川の水の色は周囲の緑を跳ね返したかのようで遠めに見た感じではあまりきれいには見えないが、船に乗っている人たちからは透明に見えるのだろう。やがて渡合堰へと差し掛かる、琵琶湖の水門でもよく見かける船の通行を安全に行うように、ここにも信号機が設置されている、道の上でも水の上でも安全な走行は絶対条件なこと・・・と思うが、昨日の『モーニングショー』では大津市内の魔の交差点を取り上げていた、ここ9カ月で5度も事故が起こっているとか。狭くて視界が悪い道を車やバイクがスピードを落とさずに進入してくるから、事故が起こるのもまあ必然だわな、一時停止してないんだから。ただこのニュースの中で気になったのが、以前はこの交差点にも一灯式信号機が設置されていたのが、お役所の指示で撤去されたとのこと。最近巡りのテーマとしている信号機が必要ないものとされて、それで事故が起こったとなるとこれはもう人災だよなあ。行政の無責任を見せられた感じの嫌~な気分になるニュースでした、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち