まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1825 夏のチョイ To 奈良(5)・・・風の森へ

2022-09-29 10:13:40 | ふうけい
よろしくお願いします。
















ここまで駆け足でお送りしてきた奈良県内チョイ走りの記録、今回が最後となります、お盆休みの間に御所方面を走ってきた記録をお伝えしていこうと思います。この日は夏の甲子園を耳に付き合わせての走り、写真を見ても分かるようにどうもはっきりとしない天気、まあそれでもせっかくの休みを無駄にはしたくないので走り始めました。この日の甲子園の第1試合では大阪桐蔭が登場、旭川大高を相手に序盤は本塁打を打たれてリードされる展開、それでも中盤には逆転してさすが、王者の貫禄を見せつけてくれました、これは今回も優勝は大阪桐蔭で堅いな・・・と思っていたのですが、この試合が後のフラグとなっていたのでしょうか。さあ、走りの方は御所市へと入って、更に国道24号線を南へ進んで途中からは旧街道に入り、長くダラダラと続く坂道を上って行くと国道24号線の最高地点となる風の森のバス停へとたどり着きます。

















国道で横断歩道を渡り更に急な上り坂を進むと小さな集落があり、いつもの風の森の風景が見られる場所へとたどり着く。大きな鉄塔が立っていて道端には小さな「風の森」とだけ刻まれた碑、この場所はもうここ何年も続けて年に1度か2度は来ている所、何もない所だがその何もなさがいい感じです。曇天の下、360度見渡す限り葛城山麓に広がる田園風景の緑が映えている、晴れてないのは残念だったがこれは曇りも乙哉やな~。今回も思う存分風の森の風景を四角い枠に収めてからこの場所を後にする、この後は葛城古道ルートを御所方面へ、神社を巡りながら進んで行くことに・・・って、そう言えば最近神社巡りやってないですね~。別に飽きたわけではなく、この頃は割と決まった目的がある巡りや走りをしているので、神社巡りがちょっと横に置かれてしまっています。まあ引き続き神社巡りはしているので、また機会を見つけてお送りすることにしておきましょう。さて、走りの方は細かい雨が降る中を名柄の町並を過ぎて御所市の中心部を抜けて下街道へと入ります。



















ここまでは我慢するかのような空模様だったが、風の森を出た辺りからは雨が降ったり止んだりの繰り返し、でも甲子園は普通に試合やってるんだよなあ、距離的に50キロくらいしか離れていないのに天気は全く違うらしい。その甲子園はこの日は3試合で終わりと言うことでラジオの中継も終わってしまった、下街道に入ると大和高田市、橿原市と経て後は奈良に戻るだけとなるが、どうも雲行きが怪しい。スマホの天気サイトの雨雲レーダーを見ると、今から向かう方面に雨雲が広がっている、まあ突っ切れば何とかなるだろう・・・と思っていると、いきなり空を引き裂くような光の光線が走り物凄い雷鳴が、そして今日一番のきつい雨が降り出した、こりゃあたまらんと言うことで近くのコンビニに避難する。目の前には畝傍山の頂上が見えているが、その上を稲妻が横に向かって光っている、本当に怖い雷と言うのは地上から空に向かって稲妻が走るとのことだが、そんな感じで空を横に上に稲妻がひっきりなしに光っている。雨もきつくなりまさにゲリラ豪雨と言った感じ、結局このコンビニで1時間半もの足止めとなってしまいました、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1824 Go To 滋賀(後編)・・・ハスと閘門

2022-09-27 09:07:12 | 旅行記
よろしくお願いします。




















滋賀への走りの記録は今回お送りする7月分と8月に甲子園を聞きながらの走りと、夏の記録がまだまだ残っています、もう秋なんですけどねえ~、と言うことで早速行ってみましょう、前回からの続きです。大津市へと入って正午の噴水を見た後は近江大橋を渡って草津市へと入ります、湖上に架かる橋を通っていると陽はギラギラと照り付けていても涼しささえ感じられてくる、だから毎回渡りたくなるんでしょうかねえ。橋を渡ると草津市方面へは3本のコース選択があるが、今回は真ん中を通る県道26号線=浜街道を進んで行くことに。通り慣れた道、バスや車が多く走る所で気をつけて行かなければならないが、最近は湖岸道路=さざなみ街道よりもこちらを走る方が多くなっている。町を抜けると一面に広がる緑の風景、県道を逸れて前にも走ったことがあるメロン街道へ入り、更に道をジグザグに進んで道の駅草津へとたどり着く。道の駅を囲むようにしてハス畑が広がり、大きな葉っぱとまだ開く前の花が湖の方から吹いてくる風にユラユラと揺れている。太陽の照り付けは厳しく汗が噴き出て仕方ないところだが、葉っぱが揺れるくらいの風でも心地よく感じられてくる。














琵琶湖が見える所へと出ると、今回も挑戦してみました、蜃気楼が見えるか・・・って、まあやっぱり無理でしたね。もう時期的にも外れだし見ることができるのもまれと言うことだが、やっぱりもう一度見て見たかったなあ、この暑さだったからちょっと期待してしまいました。さて、折り返して大津市への戻りは湖岸道路を進みます、いつもは進行方向右側の歩道を湖を見ながらの走りですが、今回は左側の歩道を進んで行くこととしよう。内湖と水路と田園風景、いつもは道路越し、横をビュンビュン車が走り過ぎて行く向こう側の風景は途切れ~、途切れ・・・って『ひとり咲き』か、古いなあ~・・・にしか見ることができないが、どんな風景が見ることができるのでしょうか。


















烏丸半島から湖岸道路を進んで行って志那と言う町へと至る、湖岸道路を走っていると案内板でよく見る地名、浜街道を走っていても通り過ぎる町だがこれまではずっとスルーしてきた。確か前に一度、メロン街道を走ってこの町にある神社に万葉歌碑を巡りに来たことがあったかな、今回はちょっと時間があるので町中へ入ってみることに。小さなハスの葉が浮かぶ小さな池にお寺の御堂、近くには神社もあるらしい、集落の中の細い道を進んで行くと小さな川を渡る小さな橋を渡る。その傍らには案内板が立っていてそこは元は閘門があったと記されている、古い時期に造られたもので集落を流れる内湖につながる河川と琵琶湖の水位の調整のためにあったと記されている。往時は船便があったとのことでもっと大きな水路だったのだろうけど、今は集落の合間をひっそりと流れる整備された河川となっていて、船は通ることは到底できそうにない。もっとゆっくり志那の町を巡りたかったけど、道を進んで行くと湖岸道路に出てしまったのでそのまま大津市へ戻ることにした、またひとつ次回への宿題ができてしまいました。この走りの記録はここまで、次回の滋賀の走りは夏の甲子園を聞きながら、奈良から滋賀県内を日帰りで最長距離を走った記録をお送りすることとなります、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No,1823 秋の走り予行演習

2022-09-26 08:12:26 | チョイ走
よろしくお願いします。




















まだチョイ走りの夏編の記録が全部終わってないうちに、今回は早速季節ネタと言うこともあって秋の走りの記録をお送りしていきます。9月の走りと言うともう毎年定番で、初旬は本薬師寺のホテイアオイ・・・ただしここ3年は感染症禍のために植栽は中止、寂しい~・・・、中旬は畑に稲穂が実り彼岸花もチラホラ、そして連休は明日香村で案山子と彼岸花まつりと楽しいイベントが続きます。自分(一人称)も歳をとってきたせいか、最近は何でもかんでも気が早くなったみたいで、本番はまだやと言うのに秋の雰囲気はどうか、彼岸花はもう咲いたか・・・、とはやる気持ちで二上山、明日香村へと行ってきました、来週か再来週にはまた行くのにね~。
















まずは二上山、馬見丘陵公園からは牡丹餅、香芝市の一番近い所では凛々しく、明日香村からは稜線が流れてちょっとだらしない形と場所によって見える形が変わります。まずはいつもの畦道で二上山をバックに近鉄電車を撮影、この場所も季節によって来るたびに風景の彩りが変わりますが、やっぱり今の季節がいいですねえ~。前日は雨だったがこの日はスカッと晴れて一面の青空、山の濃い緑と田んぼの薄い緑のコントラストが眩しく映る、ここに彼岸花の赤色があったらなあ~、と思ったがそれはもうちょっと先のお楽しみです。まあせっかくここに来たので自分(一人称)と同じようにせっかちな彼岸花はないかな~、と畦道を進んで行くと、踏切を越えた所に一輪だけ、ぽつんと花を咲かせた彼岸花がありました、まさに彼岸花界のファーストペンギンと言ったところでしょうか。
















その後は本薬師寺へ、ホテイアオイは残念だったがその場所に植えられた稲は順調に育って眩しい緑を放っている。その横に植えられたハスはもう見頃はとっくに終わっているのに、まだ花をつけているものもあった、2番目のゾーンの写真にもあるように二上山の近くで見たハスもまだ花を咲かせていた、なかなかしつこい体質なのかも知れない。そして明日香村へ、気の早い彼岸花は見られるかな~、と思っていたが、結構あちらこちらで見かけることができた。でもまだチラホラ、本番は2週間後の連休になりそうか、ちょうど彼岸花まつりが行われる頃なのでまたその頃に訪れようと思っています・・・が、何か今年は天気が不安定なんだよなあ。夏は突然の豪雨と雷雨で足止めを喰らったのが3度、連続の3連休は終わりましたが、2回とも週末には台風がやって来て予定していた走りも断念しなければならなくなった日もあった。それでも昨日(25日)、赤と緑の交響曲が奏でる明日香村へ行くことができました、その模様も近いうちに公開できるようにと考えています、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1822 三重の旅2022年(1)・・・近鉄鈴鹿線と伊勢湾の風景

2022-09-22 09:28:41 | 旅行記
よろしくお願いします。

















8月中旬の盆休み、今年初めての三重県の旅へと行ってきました、本当はもっと早く行きたかったのですがなかなかタイミングが合わず、この日になってやっと走りに行くことができました。いつものようにJR関西本線の一番列車で亀山へ、ロータリー工事が進む駅前で相棒君を立ち上げ早速スタートです。まずはJR線に沿う県道28号線を進んで行って、和田と言う集落で旧東海道へと入る、ここから旧街道の雰囲気が漂う町並の中を進んで行くとJR井田川駅へとたどり着く。ちょうどやってきた上下交換の電車を写真に収めて出発、駅を出たすぐの所で鈴鹿市に入り、踏切を渡って旧東海道と分かれて鈴鹿川に架かる橋を渡る。緑が一面に見渡せる風景の向こうには鈴鹿の町が遠くに見えている、川沿いの県道を進んで行ってその町中に入り、商業施設と工場が立ち並ぶ所を過ぎると県道から少し外れた所にある近鉄平田町駅へとたどり着く。小さな駅舎にホームは1面1線で、線路はここで終わりで行き止まりとなっている、お盆とは言っても今日は平日、朝のラッシュ時の時間に当たっていることもあってホームでは割と多くのお客さんが電車を待っていた。地図を見ると鈴鹿サーキットの最寄り駅らしいが、お客さんは特急が停まる白子駅の方へと流れていて、観光客誘致はしないで地元の人たちの駅としてとどまっている。
















さあ、甲子園も第1試合が始まりました、仙台育英が登場、この時はまさかこのチームが優勝すとは思いませんでした。近鉄平田町駅からは近鉄鈴鹿線を各駅巡り、三日市駅、鈴鹿市駅、柳駅と途中はたった3駅、10キロにも満たない路線です、以前は名古屋からの直通の急行も走っていた路線も今は名古屋線の乗換駅、伊勢若松駅までの折り返し運転の電車がほとんどです。鈴鹿市駅辺りが鈴鹿市の中心部に当たっている、町中を伊勢へと通じる旧街道が通っていて古い町並を見ることもできるが、今回はそちらには見向きはせず伊勢若松駅のその先にある海を目指します。町を過ぎると一面緑に囲まれた田園風景、その中にある柳駅はホーム1面1線だけのいかにもローカル線の駅と言った感じ、そんな緑の海に浮かんだ島のような駅に3両編成の電車がやって来ました、なかなか絵になる光景でした。



















近鉄伊勢若松駅は以前近鉄名古屋線各駅巡りで来ているので今回はスルー、そのまま真っ直ぐ進んで県道を越えると海の堤防へとたどり着きます。伊勢湾の風景を見るのも名古屋線を巡った時以来かな、それが2019年のことだから長いこと来てなかったわけだ、今回はこの風景を存分に目に焼け付けながら走って行くこととしよう。堤防の上の道は所々でひび割れがあったりゴツゴツした段差があったりで決して走りやすい道ではないが、ザザ~ンと砂浜に打ち付ける波と灯台や漁港の風景などを見ながら津方面へと向けて進んで行く。甲子園では仙台育英が明秀日立を相手に逆転勝ち、まあ宮城県も優勝できないキャラだから仙台育英もいつものようにベスト8辺りで消えるだろう、と思っていたのですが・・・。甲子園は絶好の晴れ模様のよう、一方こちらは空は薄く白い雲がかかっていて少し蒸し暑い、まあこの天気なら無事に伊勢にたどり着くことができるだろう。走りは順調に津市へ向けて、その模様はまた次回にてと言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1821 夏のチョイ To 奈良(4)

2022-09-20 10:37:33 | チョイ走
よろしくお願いします。



















夏のチョイ走り走りの記録をちょっと駆け足でお送りしています、今回は前回の高取町からの続きで明日香村へとたどり着きました。ここでも目的のない走り、目に入ってきた緑の風景を気ままに四角い枠に収めて行きます。この日は8月最後の土曜日、まあ明日香村に関しては本番は3週間後、緑の風景に赤い花が咲き並び交響曲を奏でてくれる季節がもうすぐやって来ます。そんなわけで今回の明日香村での走りはちょっと薄味、次回への宿題をわざと残して駆け足で抜けました、3枠に渡ってお送りした走りの記録、雨が心配でずっと空とのにらめっこでの走りでしたが、1日を何とか走り通すことができました、蒸し暑くて結構疲れたから明日は家でゆっくり過ごすかね・・・
















・・・などと言いながら翌28日の日曜日、雨が降ってないのをいいことに結局走りに出ていました。近鉄奈良駅前を抜けて平城山を越えて京都府木津川市へと入る、今回も特に目的のないチョイ走り、とりあえず1年ぶりに加茂方面へ行ってみようと言うことにしました。1年ぶりと言うことは昨年もここに来ていたと言うこと、その日も日曜日で雨続きで延びに延びた夏の甲子園の決勝が行われた日でした。試合開始時間が14時とのことだったのでそれまでに一走りと思ってここへ来たわけですが、まあ久しぶりの奈良県勢の決勝進出だったので家で落ち着いていられなかったと言ったところだったのでしょう。今年はもう甲子園も終わって後は秋の訪れを待つだけの時期、実際少し涼しくなった日もあってやっぱり甲子園が終わると秋も近いなあ~、と思ってしまうのですが、この日は昨日に続いて空にはグレーの雲が広がって蒸し暑い日でした。

















JR加茂駅を越えて駅前の寂れた商店街を抜けると恭仁大橋、木津川を渡って国道163号線の信号を過ぎると山に向かっての上り坂となる。緑に囲まれた坂道を進んで行くと山裾に沿う道へとたどり着く、ここからは加茂の町並が一望できる。道沿いに小さな川が流れていて水が涼しそうにコロコロと音を立てて流れている、反対側には田畑が広がり一面緑の絨毯を広げたかのよう。この辺りは季節は違えど何度も来てい所だし、昨年来た時も今回と同じ風景が広がっていた、多分次来た時も来年の同じ時期に来たとしても何も変わっていないだろう。坂を下って恭仁京があった山城国分寺跡の前を通り過ぎて国道を越えて恭仁大橋を渡る、日曜日の走りは帰りがあまり遅くならないようにしたいので、時間は正午前だったが帰ることに。ただ行きと同じ行程だと味気ないので、木津川沿いの府道47号線を進んで木津川市の中心部へと向かいました。さて、夏のチョイ走り編はこれにて終了となるのですが、県内での走りとしては割と長距離の走りとなった記録があとひとつ残っているので、次回はそれをお伝えして夏のチョイToを締めようと思います、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち