まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.328 各駅巡り・JR紀勢線、参宮線(鳥羽の風景)

2015-11-30 10:09:05 | 鉄道
おはようございます。







JR紀勢線、参宮線各駅巡りの旅、まずは写真にあるのは松下駅。国道42号線を進んで海から離れて山へ入って行った所にある無人駅、周辺は多少の民家はあるものの、山と田園風景が広がるばかり、伊勢、二見、鳥羽と観光地が続く中でエアポケットに入ったような所である。ここから国道は緩やかな上り坂へと差し掛かって行く、山の中を進んで行くと樹々の間から海が見える所を通り過ぎる。この辺りが次の池の浦シーサイド駅のある所だが、駅への入口が分からないのでここはパスすることに、とにかく両方向に車の流れが激しいので立ち止まることができない。







国道42号線はここまでJR線に沿うように進んできたが、この先で久しぶりに近鉄線と出会うこととなる、近鉄池の浦駅が近い所、その先で近鉄、JR、国道と3線が並ぶ所となる。海が見える場所で相棒を止める、ちょうどJR線の列車が通過する頃なので、これが最後だとも思うので撮影することに。やがてそのJR線を通り過ぎて行ったのは1両だけの車両、時間に余裕があるのでついでに近鉄線も狙ってみることに。その近鉄線を通り過ぎて行ったのは特急『しまかぜ』だった、この辺りは特急車両は見飽きるほどに走っているので短編成の普通車両で良かったのだが、『しまかぜ』を撮れたのはまあまあラッキーだったのかも。











やがて国道42号線は市の中心地へと差し掛かり、線路を越えてすぐの所で鳥羽駅前を通り過ぎる。とうとう最終目的地の鳥羽駅にたどり着いたが、駅を巡るのは後回しにして、約1年ぶりに訪れた鳥羽の風景を時間が許す限り巡ってみることに。

鳥羽へは何度も来ているのに駅の北側にはほとんど行ったことがなかった。高速船乗場にやってきたのは今回が初めて、ここからは答志島、菅島、神島へと向かう定期船が運行されていて、ターミナルには多くの人が船の到着を待っていた。その後は海に近い遊歩道をゆっくりと走って前にここでも紹介したことがあるエリアへ。ミキモト真珠島、鳥羽水族館、伊勢湾フェリー乗場、この辺りは観光客でいっぱい。国道42号線はこの先伊勢湾フェリーが通る海を渡って渥美半島へと続いているのでここで終わり、ここから先は国道167号線となって志摩方面へと続いている。近鉄志摩線沿線もまたいずれは各駅巡りで走ることとなると思うので、今回の走りはこれにて終了、さて、鳥羽駅へ戻って相棒君をたたむこととしよう。






観光客で賑わう鳥羽駅、しかし線路を挟んだ左右の入口はその賑やかさは雲泥の差である、自分(一人称)はひっそりとしているJR側の駅舎の前で相棒をたたむ。近鉄線の切符売場で西ノ京までの切符を購入してホームへと下りる、近鉄のホームは人で賑やかだが、JRの方のホームはひっそりとしている。まあ分かっていることだけれども、この勝負はまさに近鉄のワンサイドゲームと言ったところ、JRももう開き直っているんでしょうかね?
予定通りの時間の普通電車に乗車して宇治山田駅へ、そこからは上本町行急行に乗り継ぐことになる、帰りも順調に行きそうだ。亀山からJR線のローカル線を巡ってきた旅ももう3ヶ月も前の話となってしまいましたが今回で終了、今となれば夏の思い出となってしまった旅です。電車はさっき見た海の脇から山へと差し掛かってやがて宇治山田駅へ、この後自分(一人称)はとんでもない間違えに気づくことになりますが、その顛末は近鉄宇治山田駅の紹介の項にて、また日を改めてのお送りとします。もったいぶらせるようなことして堪忍どす、今回はここまでとしておきましょう。       まちみち

No.327 冬の黄昏に、あさが来た

2015-11-29 19:16:06 | 日記
おはようございます。


いや、おはようやないな、もう日も暮れた・・・。冬の夕暮れは本当に早いもので、4時を過ぎるともう薄暗くなってきている。先週京都競馬場へ行った時に最終レースまで見なかったのはそのためで、帰りは木津川沿いの自転車道を走ったが京田辺に着いた時にはもう真っ暗になっていた。





暗くなると人の顔も見えなくなって「あれは誰やねん?」から派生した言葉が『黄昏』(誰ぞ彼は?)、この季節になると寂しく感じてしまう言葉です。


そんな黄昏時にお送りする『あさが来た』の話、先週は炭鉱の話を主軸に進んで行きました。あさが「改革、改革」と言っていたのにはどっかの政治家を思い出さされたが、その思いは一応、炭鉱の人たちには受け取ってもらえたようでした。一方はつの方は白蛇君が和歌山へ行く話を後押ししてくれて、あとは万田母さんを説得するのみ、こちらも来週に向けて明るい兆しがありそうです。
そして冒頭で少しだけ台詞をパクらせてもらいました、ロックなBGMで登場の五代友厚、あさを



に例えていました。ペングィンと言うと




を思い出すのですが、古すぎますなあ・・・、五代は決してあさがひょこひょこ歩くからペングィンと言ったのではなかったのでした。

どんな人気ドラマでもそうですが、魅力ある脇役の存在がまたそのドラマを盛り立ててくれます。このドラマでは舞台に関わっている人が多く脇を飾ってくれています。
炭鉱の親方、『金八先生』ではもうお馴染みの人ですが、自分(一人称)はこの人、井川遥の初めての舞台で相手役をしていたのを見たことがあります。加野屋の番頭雁助と亀助ももう舞台ではお馴染みな人たち、最近はテレビでもよく見ますが、亀助はこの間『相棒』の再放送を見てたら出ていた、あの穴掘り3バカトリオのひとりだったんですね。再放送は2度目の登場の話でしたが、そこでも3バカトリオは相変わらずの馬鹿っぷりで右京さんのお世話になっていました。
サトシは演劇界では有名な人、直接出演なされた舞台は見たことないが、演出なされた舞台は見たことがあって、最後のカーテンコールで登場してくれた時は拍手喝采でした。しかし映画ではひどい男の役やってたなあ、福山雅治の映画ですが、最初の方で無残に殺されていました。

親方の奥さん役の富田靖子、『江』では春日局、『鈴木先生』では足子先生とおっかないキャラでもう御馴染になってしまっていますが、この人のドラマで一番印象に残っているのは『昔の男』。藤原紀香主演のドラマで大沢たかおの妻役でしたが、夫の不倫を疑い始めてからの狂気は凄かったなあ。




あの狂気が後の足子先生につながっていることを思うと親方の奥さんは控えめで穏やかで、ただ言う時は言うと言うしっかりした一面もあり、また意外な感じもします。親分があさのことを好きになってそこから狂気に走る・・・とかなるともう朝ドラではなくなってしまうか。
さて、『あさが来た』、この間購入したテレビ雑誌にネタバレが載っていたのですが、自分(一人称)はそういうのはあまり気にしないので来月分の内容は全部読みました。その内容はと言うと・・・ここで言うわけにはいかないですね。気になる人、気になることいろいろありますが、それについては放送を楽しみにすることとしましょう。



前回、紅白歌合戦のことを書いたのですが、少しだけ書き忘れたので付け加えを。初出場組の中に乃木坂46がいますが、自分(一人称)はこのグループに関してはAKB48の若い子たちよりもよほど歌がうまいと思っている。歌を聞く機会は『AKB48SHOW』でしかないが(歌番組は見ないので)、AKBをライバル視しているような卑屈さを感じることもなくおおらかに歌っている姿には好感が持てます。メンバー出演のドラマ『初森ベマーズ』は今BSで放送しているのを見ているが、まあとんでも設定ありお約束あり何でもありドラマ。ただ個人個人が突出した印象のあるAKBに対して、こちらはチームワークで勝負と言う感じがして結構楽しく見させてもらってます。監督は『ルーズヴェルトゲーム』の青島製作所の監督を辞めた後、



になってしまったんですねえ。でも言っていることは結構深い、ショパンのエピソードの時に言ってた「音を聴く」は、NHKの『100年インタビュー』で長嶋監督も似たようなことを言っていた。東京オリンピックに向けて何かと話題になるソフトボールだが、乃木坂46がこのドラマをきっかけにして風向きを変えてくれたら明るい未来も見えてくるのではないでしょうか。ちなみに野球は東京で正式種目になってもメダルは獲れないと思うけどね・・・今回はここまでとしておきましょう。       まちみち

No.326 京都府立植物園

2015-11-28 22:15:25 | 
おはようございます。

このところ更新のペースが不規則になってしまっています。実は今年の7月からネットの環境が変わりwifiでの接続となったのですが、ルーターの表示がすぐに圏外になってしまいたびたび接続が途切れてしまいます。ページを開くたびに「表示できません」と出たり、画像を取り込むのにも時間がかかってしまいどうも調子が狂いがち。しかもマウスがたびたび固まってしまうこともあって、まあ何とか自己解決はしているのですが結構イライラしながらやっていると言ったところです。そんなわけで自分(一人称)のブログは画像が多い内容なのでどうしても更新の時間が不規則になってしまいがち、まあその辺りは焦らずにやって行こうと思うてます。

さて、先日、大晦日の紅白歌合戦の出場歌手が決まりました。多分自分(一人称)は見ません、と言うよりは見れません、多分この時間は旅の帰りの途中の時間のはずだから、帰ってから正月に録画で見ることになると思います。歌番組はあまり見ないので知らない歌手が多く、選考には多少疑問が残ります。何でSKE48やももクロが出ないんだ?何でこの人が出るんや?なあ、何でどす?って言うのは毎年のこと、決まったことは言っても仕方ありません。AKB48は「365日~♪」歌ってくれるのでしょうか、近藤真彦には『スニーカーブルース』歌ってもらいたいなあ、まあ無理やろうけど。そしてびっくりポンだったのは初出場、三山ひろし、『聞きこみ!ローカル線』からの紅白出場、どんな歌歌っているのかは知らないが、何か嬉しい気分です、あるサイトにはけん玉をしながら歌う姿が見られるかもとありますが、さて、どうでしょうねえ?




先日、京都を走って来た話は東山方面を走った記録と、室町通を巡った話をここでお伝えしましたが、この走りの本来の目的は京都府立植物園。たびたびこの植物園に関係されている方が自分(一人称)のブログを見てくださっていると言うこともあって、1度行ってみようと思っておりました。と言っても自分(一人称)は植物に関しては名前も知識もない程度、目に見える物をきれいやな~という単純な気持ちで写真を撮りまくって来ました。








京都の道を右へ左へと走り抜けて来て、下に地下鉄が走る北山通の入口から植物園へと入場する。案内図を見ると園内は結構広いようで、こりゃ歩いて見て回るだけでも結構時間がかかりそうだ。とりあえず園内を彩る花を目に、ついでに画像にも次々と焼きつけるようにして進んで行くことにする。まあ自分(一人称)には植物に関する知識がないので余計な説明も不要なこと、ここからはフォトチャンネルでその様子をお送りしていきます。まずは前編から。


京都府立植物園(前編)



園内は結構人も多く、ベンチでは弁当を広げている人もいる。あれ、何か着飾った女の子たちが撮影している、あれは何だろう・・・とジ~ッと見ているわけにもいかないのでさりげなく通り過ぎて行く。周辺には大学とコンサートホールがあって、今日は何かイベントがあるらしくて楽器の音も途切れ途切れに聞こえてきた。園内を半分くらいまで歩いてきた所が鴨川に面する入場口、こちらは地下鉄北大路駅が近い所であらためて園内の広さを実感する。さてここからはフォトチャンネルで後編をお送りしていきます。


京都府立植物園(後編)









途中にある水車小屋は工事中で見ることができなかった。その先にある池には季節が終わって枯れ果ててしまったハスの葉っぱ、そしてのんびりと水面を泳ぐ鴨の群れ、森に入った所には水琴窟、植物以外にも見所はいっぱいで、歩いていても飽きが来ない。さて、園内をグルっと1周、約1時間ほどかかって北山口の入場門近くに戻って来た。入口付近は人がいっぱい、休日のほんの空いた時間に気ままに立ち寄ってみるにはちょうどいい感じの所であった。奈良にはこういった場所はないからなあ、今度はハスの季節にまた寄ってみようと思います、今回はここまでとしておきましょう。       まちみち

No.325 各駅巡り・近鉄吉野線(3)

2015-11-27 08:39:58 | 鉄道
おはようございます。











近鉄吉野線各駅巡りの走りは今回が最終回、前回は大淀町の中心地にある下市口駅までやって来ました。飛鳥からは田園風景の中、吉野口を過ぎると山越えと走って来ましたが、ここからは町中のわりかし平坦な部分を進んで行くこととなります。
線路に沿うように国道169号線を行く、道は狭いが車の通りは多く、この辺りは気をつけて行かなければならない。次の越部駅はその国道を少しだけ逸れた所にある、民家が密集する中にあってひっそりとした駅は無人駅でホームにも自由に入れる。駅の向こう側には吉野川が流れている、そう言えばこの近くに『こころ旅』で火野正平が訪れた石橋があったはず。その橋は駅から少し先へ国道を進んだ所から、急な下り坂の狭い道へと入って行き踏切を渡った所に架かっている。番組では川の南側から走って来ていたが、自分(一人称)も以前ここに来た時はその道を通ってきている。今回の走りでは帰りにそちらの道を使う予定にしている、と言うことで各駅巡りもあとわずか、さっきの国道169号線に戻って先へと進んで行きましょう。







写真1枚目にあるようにこの区間は国道169号線と国道370号線の重複区間、熊野の文字を見ると吉野に来たなあ、と言う思いにはなるがその距離は99キロ、あまりにも遠すぎる。吉野の山を越えて行かなければならないので大変なことだろう、さすがにそこを走りたいと言う気分にはならない。吉野川と近鉄吉野線に沿う平坦な国道を進んで行くと次の六田駅前へとたどり着く。ちょうど特急列車が通ったので踏切前で撮影、その後駅前へと戻るが、駅舎は国道に面した狭い歩道に沿う場所にあって少し窮屈に感じる。この駅も近年のダイヤ改正で特急停車駅になったが、その結果ここから終点吉野駅までは4駅連続で特急停車、これじゃもう急行と変わらない。単線のローカル線に1時間に2本の運転だから停車駅が多くなるのも仕方ないことか。







次の大和上市駅も特急停車駅、駅は国道から少し外れて高い所を上った所にあって、吉野の観光地へのバスの出発地となっている。ここからは国道に沿って通っている民家が建ち並ぶ道を行く、その途中には近鉄吉野線の鉄橋の下を通り過ぎる所があり、ちょうど通りかかった特急列車を撮影。鉄橋は吉野川に架かっていて、この道からも川の様子を眺めることができる、夏の暑い日で泳いでいる人もいる、ただここは事故の多い所なのできをつけてもらいたいものだ。









こちらも吉野川を渡って川の向こう側へと渡る、民家と木材工場が建ち並ぶ中を進んで次の吉野神宮駅、駅前はタクシーが停まっていて客待ちをしているが、人の姿はほとんど見かけなくてひっそりとしている。この駅前にある鳥居の下をくぐって急なカーブの続く坂道を上って行くと吉野山へと行くことができるが、今回はそちらの方には進まずここで折り返すことに、と言うことで写真3枚目、4枚目は以前に吉野方面を走った時に撮った吉野駅の写真です。帰りは川の南側の道を走り抜けて行く、駅周辺は民家が集中していて人々の普通の生活を感じる所、そしてこちら側にも木材の工場、近寄ってみると吉野杉の匂いが漂ってきている。近鉄吉野線の各駅巡りはこれにて終了です、今回はここまでとしておきましょう。       まちみち

No.324 瀬戸内の旅(21)・安芸灘とびしま海道、その1

2015-11-25 10:01:30 | 瀬戸内
おはようございます。

関西では全然話題になってなかったので自分(一人称)も知ったのはつい最近だったのですが、箱根大涌谷の噴火警戒レベルが1に引き下げたんですね、いわば「活火山やと言うことに気つけとけやあ」と言うことです。噴火活動が活発になったのがGW前、自分(一人称)もGWには箱根へ行ったのですが、久しぶりの大涌谷来訪を楽しみにしていたのですが入山規制にかかり来訪は断念、ロープウェイは運転中止、付近の道路は通行止め、変な風評被害も混じって箱根観光は大打撃を受けてしまいました。
そんな騒ぎも次第に忘れ去られ高のようになり、火山活動も動きはないまま、9月には警戒レベルが3から2に引き下げられてロープウェイも一部運行を再開したとのこと。今回のレベル引き下げ、警報解除はひとまず箱根が以前と同じ状態に戻った、まずは大丈夫だろうと言うことでしょう。ただ、観光に関しては依然慎重な対応を示していて、まだ入山、交通の規制はかかったままだとのこと、まあそれは仕方ないでしょう。絶対安全とのお墨付きを以てまた以前の大涌谷に戻ってほしいと、遠く関西の空の下で願っております。
ちなみにこのニュースを知ったのは、録画したドラマを見ていた時に画面に流れたニュース速報で。テレビも新聞もネットでも、自分(一人称)が見たところでは、このニュースは見かけなかった、本当にマスコミって奴らはって感じだわ・・・。


さて、前置きが長くなってしまったのですが、今回は久しぶりの瀬戸内旅行、前回は大崎下島の御手洗地区の古い町並を巡りました。今回からはいよいよ安芸灘とびしま海道を巡って走って行きたいと思います。










御手洗から再びフェリー乗場方面へと戻る、その場所を通り過ぎた先には海を跨いで架かっている3つの橋が見える。この橋が安芸灘とびしま海道に当たる橋、大崎上島からフェリーで来た時に下をくぐる橋が平羅橋、これを渡ると平羅島、すぐに次の中の瀬戸大橋、これを渡ると中ノ島、小さな2つの島を通り過ぎて最後に渡るのが岡村大橋。この橋の途中が広島と愛媛の県境となっていて、愛媛県に入ってたどり着くのが岡村島、橋を渡ると少し寂しい雰囲気の海沿いの道を進んで島の中心地へと向かって行く。







海の向こう側にはさっき走った大崎下島の御手洗の町並が遠く小さく見える。道は海に沿って進んで行ってちょうど島の最南端に当たる部分が一番下の写真にある観音崎、写真では明るい雰囲気の砂浜が広がっているように見えるが、自分(一人称)が2007年の正月に走った時は生憎の雨降りで、靄に煙った風景の印象しか残っていない。ここから方向を変えて町の中心地に差し掛かると、岡村港フェリーターミナルへとたどり着く。ここから今治まではフェリーで結ばれているが、一応今のところ、安芸灘とびしま海道の終点はここになっている。一応、と言うのはこの先、海道は海を越えて小大下島、大下島を経由して大三島までを架橋で結ぶ計画があるらしい。またここから北へ進んだ所から大崎上島までを橋で結ぶと言う話もあるらしいが、いずれもまだ計画段階ではっきりと決まっているわけではない。











まあ、地元の人にしてみればいろいろな事情があるとは思うが、自分(一人称)としては島と島が橋でつながると言うのはやっぱり実現してほしい話だなあ。旅の可能性が広がるし、また違った景色が見ることができるわけだし・・・まあ今のところは実現はまだ闇の中と言う段階だから仕方ないが、中央リニア新幹線が奈良を通る頃には自分(一人称)はもう生きてないかも知れないから、こちらの方が楽しみだと言ったところ。これから走って行く安芸灘とびしま海道もいくつかの島が本州と結ばれて、自転車でも名前も知らなかった離島に行けるようになったわけだから。ただ、橋ができて交通の便が良くなると、フェリーが打撃を受けて挙句は廃止・・・それはそれで寂しいし、地元の人にとっても歓迎すべきはなしではないだろう。よそ者が無神経なこと言うな、って言われそうだが、ここはあくまでも個人の意見と言うことで受け止めておいてください。
大崎下島に戻って、島の北側を海沿いに進んで行く。この道もしまなみ海道と同じように道にブルーのラインが惹かれていて、起終点からの距離がその都度分かるようになっている。途中には漁港や灯台があって、立ち止まってゆっくり見ておきたい景色もあるが、全体的には瀬戸内海の特に変わりない風景の中を走って行く印象。やがて島を回り込むように進んで行くと前方に大きな橋が見えてくる、その先に見えるのは次に走ることになる豊島。静かな漁港にはあまりにも不釣り合いで厳つい感じの豊浜大橋を渡って豊島を巡る走りは次回でのお送りとさせてもらうこととして、今回はここまでとしておきましょう。      まちみち