まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1359 大和郡山市の水路巡り(2)・・・蟹川

2020-06-25 07:31:13 | ふうけい
よろしくお願いします。

















大和郡山市の水路巡りの2回目、前回は奈良市内から流れを発した前川と言う名の川をたどりました。何気ない田園風景と住宅地の中を流れて、前川は地蔵院川に合流、その後その地蔵院川も佐保川へと合流します、とここで合流点から右手側の方を見ると、もう1本、川が合流してくるのが見えてその場所には大きな水門も建っている。その川は何ぞや?どこから流れてくるのだろうか?これまでは気にもかけなかった存在が、ふとしたことから気になってしまうのは毎度ながらの僕の悪い癖、と言うことで、今回はその水路を流れとは逆方向にたどって行くこととしましょう。
合流点近くにある水門には「蟹川水門」とプレートがかかっている、この蟹川と言うのがこの川の名前らしい。大和郡山市の中心部からは南に少し離れた所、近くには病院や警察署があり車の通りの多い道もあるが、そこからは一歩外れた見晴らしのいい場所で、遠くには環濠集落の風景を見渡すこともできる。地図で見ると蟹川は佐保川、地蔵院川ときれいな模様を描くようにして並行、そのうち地蔵院川は離れて行ってしまうが、佐保川とはしばらくの間、つかず離れずの並行が続いていく。それにしてもこの辺り、水郷と言われているわけではないが、環濠集落や金魚池、田畑から送られてくる水路が多く張り巡らされて、地図の上では水色になっている所が多い。














蟹川をたどって行って最初に出会う橋はJR郡山駅と稗田の環濠集落を結ぶ道に架かる橋、この道が下ツ道に当たると思われる。自分(一人称)が天理市に住んでいた時、自転車で郡山に行く時はこの道を走っていたが、その時は狭い道が集落の中をカーブしていて、そのカーブを抜けると小さな石橋がこの川に架かっていた。その後道路網が整備され、蟹川に沿って県道108号線と国道24号線を結ぶ道ができたことで、その小さな橋も車が自由に通れる丈夫な橋に生まれ変わった。川はここから緩やかにカーブして北の方へと続いている、その右手側に見えているのが佐保川の堤防、いつも自転車で走っている所だ、この辺りは2つの親子のような川が間に田畑を挟んで流れていることとなる。















やがて蟹川はJR郡山駅の東側に位置する住宅地の中へと入って行く、この辺りは滅多に通ることがない所だし、そこをうろちょろとしていると怪しい人物に思われ兼ねない。川は高架橋がある所で佐保川の真横へと移り、親子のような川はここで横並びで流れるようになる。ここは蟹川に沿う道は走りにくい砂利道と言うことで、佐保川の堤防沿いの自転車道を進んで行く。前方に見えるのが羅城門橋、最近ここで取り上げることが多い所だが、言わずと知れたここは平城京の羅城門があった場所、堤防を下りると高架橋の橋げたの所にここに羅城門があったと言う看板と朱雀大路の碑が立っている。蟹川はその横にある墓地で向きを西へと変えて高架橋の下を進んでJR大和路線を越える、それに沿う道の方は高架橋の下にあってJR線をアンダーパスで越えることになる。このアンダーパスは車が1台しか通ることができないほどの狭い道で、その入口には信号が掲げられているが、自転車となると青信号ギリギリで渡ると手前から車がやって来そうで結構プレッシャーになる。高架橋が地上に下りてきてハローワークがある所で川は左手側に90度向きを変えるがその先にある寺院がある場所で突然姿を消してしまう、蟹川としてのスタートはこの辺りになるはずだがその場所は見ることができなかった。そんなわけで佐保川の合流点から川をたどっても20分くらい、直線距離なら5分もあれば行けてしまうミニトリップな川巡りでした、次回は郡山の中心部を流れる水路を巡って行くこととしましょう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・まちみち



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2 コメント

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大和郡山市の水路巡り(2)・・・蟹川 (たにし)
2024-06-23 21:06:27
最後から二番目の写真からみて左を曲がると水路の続きありますよ。
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大和郡山市の水路巡り(2)・・・蟹川 (たにし)
2024-06-23 21:09:19
すいません最後から三番目です。
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