まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1936 西美濃の旅(3)・・・走りで見つけたあれやこれや

2023-06-30 09:32:20 | 旅行記
よろしくお願いします。
























4月の初めに行って来た岐阜の旅、ここまで2回に渡ってお送りしてきて、旧中山道柏原宿から始まった走りは大垣市へと入りこの先養老町へと向かうところです。この後は海津市へと入り残りのカントリーエレベーターを巡って最終目的地の桑名市へと向かいます。多分あと1回で終わることができると思うのですが今回は走りの記録はお休み、この旅で見つけたあれやこれや写真に撮ったものを並べました。相変わらずどの写真も普通の旅行では撮ることもない、見過ごしてしまいそうなものばかりなのですが、そのようなものにこそその地域の特徴を見つけることができます、まあ閑話休題と言うことで見ていただければありがたいことです。
今年は東海地方を攻めるゾ・・・と決めていたのですが、ここまで半年が過ぎて2月に三重県内をチョイ走り、4月に今回お送りしている西美濃の旅、GWには愛知、浜松の旅と2ヶ月に1回のペースです。まあお金の都合もありますからね、昨年が三重に1回だけしか行けなかったことからすればこれくらいで十分なペースです。愛知方面は宿題をたくさん残しているので、7月、8月にも旅の予定を考えています、そろそろ箱根にも行きたくなってきましたね・・・。


















旅の序盤で通り過ぎた関が原は合戦でお馴染みの所、この間の『ブラタモリ』でも取り上げられていました。東と西の境界線、南北に山があってここだけが通り道と言うことで交通の要衝となっている、旧街道の静かな宿場町にも戦国武将をモチーフとしたいろいろな物が見られました。今期の大河ドラマの主役は徳川家康、GWに行って来た三河、浜松辺りがドラマの舞台となっていますが、もちろんこの先にはこの場所が脚光を浴びることにもなるでしょう。まあそれにしても大河ドラマの松本潤の徳川家康は毎回見ていてヤキモキしまんな~、ちょっとキャラ作り過ぎな気もしますがこれが成功者の過程としてNHKが描きたかったキャラクターなんでしょうねえ。「鳴くまで待とう時鳥」からして慎重、温厚、天下人として重厚なイメージのある人物で、これまでは結構重みのある役者さんが演じてきましたが、内野聖陽、阿部サダヲ辺りでちょっと崩れてきたかのよう、『江』の北大路欣也に至ってはナレーションで再登板も「こんばんは、徳川家康です」でしたもんね。










旅はいよいよ終盤に差し掛かって来ますが、この日はセンバツの決勝、報徳学園vs山梨学院の試合を聞きながら走りました。強豪を次々と撃破して決勝に上り詰めた報徳学園に対して、安定の試合運びで初めて山梨県勢で決勝進出の山梨学院。報徳が先制した時はやはり強いなあ~、と思ったのですが、その後の山梨学院の逆転劇はまさにお見事!初めて山梨県に旗が翻りました。大河ではこの後滅亡へと向かう武田家、間もなく山梨が屈辱を味わう時となるのですがそれがやっと報われたと言ったところでしょうか。そんな盛り上がったセンバツも奈良県は不出場、昨年の天理の不甲斐なさ・・・この言葉に「甲斐」とあるのは山梨と関係あるんかな、調べとこう・・・には情けなくなりました。でも今年は春の近畿大会で智辯学園が優勝、プロ野球では阪神(T)で村上、前川が活躍と言うことで、ちょっとずつ智辯学園に流れが来ている感じも、夏の旗を奈良に持ち帰る宿題、今年は夢見てもいいでしょうか・・・。またまた旅とも写真にも関係ない話ばかりしてしまいましたが、次回はちゃんと旅の記録をお送りしていきます、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1935 チョイ撮りなんやかんやシリーズ、京都編

2023-06-27 12:03:13 | ふうけい
よろしくお願いします。





【八幡市】













最近京都での走りは撮れ高が少ない、と言うことで今回は京都での走りをチョイ撮りシリーズでお送りしていこうと思います。まずは八幡市、京都へ行くにはいろいろな選択肢があるのですが、自転車道、府道22号線を利用する時は必ず通る所なのでもう自分(一人称)にとってもお馴染みの町となっています。八幡市と言えばこれまでにも何度か取り上げたことがありました、石清水八幡宮、男山、流れ橋などいろいろと観光地はあるのですが・・・、何でしょうねえ~、自分(一人称)の場合は相変わらずな写真ばかり載せています。ホンマ、意味のないものばかりですね~、しかも1枚目、2枚目はまだ京田辺市ですし、他の写真も八幡市とはあまり関係ないものばかりです。この中で気になったのが写真4枚目~6枚目にある風景、関西でもお馴染みの電気屋であるヤマダ電機とケーズデンキがまるで張り合うようにして建っている。うちの近くでもあるんだよなあ国道24号線に、お互いライバルをを潰そうとしているのか、あっちよりもうちの方が安いよ~、とでもアピールしているのか・・・。


【京田辺・大御堂観音寺】














ここも京田辺へのチョイ走りの時には必ずと言っていいほど立ち寄る所、ここでも何度も取り上げたことがありました。走ったのはGWの終盤の頃、愛知、浜松、馬見丘陵公園と連日走って疲れているはずなのに、天気予報では雨が降ると言っていたのに、日が明けて雨が降っていないとなるとやっぱり出て行ってしまうんですよね~。しかも生駒から京田辺にかけては山登り、そして苦手の急坂の下りでたどり着いたのは普賢寺地区、以前に巡ったことのある普賢寺川に沿って進むと大御堂観音寺へと着きます。春になると寺院前の畑には菜の花が満開になるのですが、今回は時期的に外してしまいましたね~、イベントもあったみたいなので来ようと思っていたのですがタイミングが合いませんでした。でも静かな寺院はやはりいいもの、ここを走る時は大概がトイレ休憩で済ますだけなのですが、今回はちょっとだけ境内を歩いてみました。眩しい新緑の陰に隠れて建つ立派な構えの本堂、その前には池があり澄んだ水面には緑の葉が浮いている。その葉の隙間にはチラホラと白い花が浮いている、5月に入ったばかりなのに気候の良さもあって睡蓮の花が開いたのだろう、これからが見頃の時期になるのでまた見に行くこととなるでしょう。


【伏見】















この間の京都チョイ走りの帰りに伏見に立ち寄って数枚写真を撮りました、まあこのゾーンも相変わらずなんやかんやなものばかりですけど。伏見は「伏水」と表されることもあるほど水に恵まれた所、界隈にはたくさんの酒造蔵があり観光客も多く訪れています。しかしやはり伏見と言うと坂本龍馬、寺田屋を中心として幕末の混乱の舞台となったのももうお馴染みのこと、ここでもそれに関連してこの町を何度か取り上げたことがありました。今回は竹田街道から大手筋に入りアーケード商店街は相棒君を推し歩き、この辺りは地元の買い物客が多い感じ。そこを抜けると観光地ゾーン、竜馬通りの商店街は狭くて距離もほんのちょっとだが、人は多くイベントが行われている所もありました。その狭い商店街を抜けてやっと相棒君に乗って、いつものように船が通る川に沿ってある道を進み、京阪線の踏切を過ぎてこの界隈を後にします。ほんの20分ほどのミニトリップ、このシリーズでお送りするにはピッタリな町でもありました、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.1934 初夏にも黄色の厄介者

2023-06-25 20:51:38 | 
よろしくお願いいたします。














今回は5月のチョイ走り、特にどこに行こうとの目的もなく家を出て大和郡山市へ、佐保川沿いの京奈和自転車道へと入って近鉄平端駅近くのいつもの電車の写真を撮っている場所へとたどり着きました。途中通り過ぎた稗田環濠集落付近では小さな水路に水が小気味よく涼しげな音を立てて流れ、水が張られた田んぼには小さな苗が規則正しい列になって植えられていました。今年もいつもと変わらない季節が始まりました、ジメジメした梅雨を越えカラッとした暑さを過ごして、秋になるとこの小さな苗が大きく育ち実を為します、またチョイチョイ写真を撮りに来ることとしましょう。さて、走りの方は・・・、なぜか自転車道を折り返しています、前回間違えたままほったらかしにしていた問題を解決しておきたかったから、再びその場所へと行ってみることにしました。



















大和郡山市の下ツ道JCT付近は整備されたとはいえ、旧街道に当たる下ツ道は車がすれ違うこともできないほどの狭い道。再び稗田環濠を通り過ぎて秋篠川が流れるJR大和路線の踏切へ、ちょうど時間が合いそうなので特急『まほろば』を待つことに。その列車は郡山駅方面からやって来たがわずか3両の短編成、数年前に臨時運転されていたが今年のおおさか東線の大阪駅うめきたエリア駅開業に合わせて復活。新幹線接続と外国人客向けに設定された列車だが、正直言って要らないな、それより奈良~新大阪間の快速をもっと増やしてくれた方がいいかな、1日4往復では少なすぎます。

京奈和自転車道は秋篠川沿いから平城宮跡を貫いている、梅雨入り前の穏やかな時期、河川敷や公園ではいろいろな花を見ることができます。でも名前が分からないんだよなあ~、平城宮跡内の通路に咲いている白い花、この季節よく見かけるがこれ何て名前の花?・・・ってことで調べてみると、「ハルジオン」と「ヒメジョオン」が該当した。でもどちらかは分からないんだよなあ、これがまた、画像を見ても違いがよく分からない、まあ名前が分かっただけでも良しとしておくか。そんなわけで京奈和自転車道はJR平城山駅前を過ぎて国道24号線と交差する辺りへ、ここからは京都府木津川市に入ります・・・と言うことで解決させておきたいのは2番目、3番目のゾーンにも写っている黄色い花です。



















前回、京都チョイ走りの最後の方でこの場所を通った時に「キバナコスモスが咲いている」と書いたのですが、時期的にはちょっと早い気も、と言うことで調べてみるとこの花、「オオキンケイギク」と言う名前だそうです。前回通りがかった時に川沿いに咲き誇っていて市も観光目的にしているんだろうな、と思いきやどうもそうではなさそう。外来種で繁殖力が強く、他の植物にも悪影響を与えると言うことで栽培・譲渡・販売・輸出入が禁止されている。危うく美しさに騙されるところだった・・・、とまで言うのはちょっとおかしい気もするが、これだけきれいに咲いていたらどうしても観光目的だと思ってしまいたくなるよな~。花の世界は難しい、きれいに咲ける時間は短くて、きれいと言われても悪魔扱いされるものも、何万もある花のどれがそうなのか、まだまだ日々是勉強が続きそうです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1933 季刊・馬見丘陵公園、4月~6月

2023-06-24 12:16:15 | 
よろしくお願いします。





【2023年4月】














この日はチューリップ祭り、どんよりとした曇り空の下を相棒君を走らせてきました。フェア開催と言うことでステージではライブ、園内各所ではいろいろなパフォーマンスが行われている、中央入口付近ではキッチンカーも出ていてたくさんの人たちで賑わっていた。コロナ禍が鎮まって制限がなくなって初めての4月だが、チューリップは毎年変わらずたくさん咲いていて春の訪れに誘われて人はいつもたくさん、3年前に来た時も賑わっていたがその直後から制限が始まったのだった。今年はその制限もなくなって本来の公園の春の風景が戻って来た、もうこれまでのことのないようにお願いしたいところです。さて、いつものように園内をぐるり一周、色とりどりの風景を楽しんで公園を後にする。天気は変わりやすくはっきりしない状態がずっと続いていたが、帰りの途中でとうとう我慢できないって感じで雨が降って来た、しかもゲリラ豪雨の感じで雷もゴロゴロ、公園で楽しんでいた人たちは大丈夫だったろうか・・・。


【2023年5月】















5月の馬見丘陵公園については増刊号でもお伝えしました。来訪はGWで浜松の旅の翌日、結構疲れていたので午前中はゆっくりして昼から出ることにしました。前日まではスカッと晴れていたがこの日は予報通りの下り坂、先月に続いてはっきりしないお天気でしたが、連休のど真ん中と言うことで人はいっぱいで賑わっていました。増刊号でも取り上げましたが、家族連れなど多人数で来ているとちょっと気も大きくなるのでしょうか、マナーを守れない人もいくつか見かけました。こんな時は賑やかな所はダメやな~、と思い人が少なくて静かな南エリアへ。大きな古墳は新緑が眩しい、どんよりとした空だが二上山はくっきりと見えている、先へと進むと花畑にはシャレーポピーが満開、緑と赤のコラボレーションにたくさんの人たちがカメラを向けていました、ここにいる人たち、自分(一人称)と同じで中央エリアの賑やかな雰囲気がちょっと苦手なのかも・・・、と勝手に思い込んでおきましょう。


【2023年6月】
















6月の見所はやはり花菖蒲園、先月来た時はまだ緑の葉っぱだけなのが、今回は白や黄色、紫色の花が咲いてたくさんの人の注目を浴びていました。イベント開催日とあってこの日も結構な賑わい具合、中央エリアのステージでは落語家さんが・・・、ん、このネタは「寿限無」やな、昔の朝ドラ『ちりとてちん』で小草若がやっていたネタだったなあ~。この後もいろいろとイベントがあるみたい、夕方には大和高田出身の元モーニング娘。の人も来るらしいが自分(一人称)は興味なし、タバコを吸う女性は嫌いです。睡蓮池には水面にちらほらと花が咲き始めている、今年の夏もまたこの風景に癒やされることになりそう。南エリアへ渡る跨線橋の袂には写真中央部にある変わった白くて丸っこい花が咲いている、珍しい花だと思ったらアメリカ産の品種らしい、マスクをずらして臭いを嗅いでみると、ああ~、こりゃたまらん、強烈な臭いだった。その後は今月のフェアの主役である菖蒲園へ、その様子は上の写真にある通りです。ジメジメした気候の中できれいに咲く花ですがその命はあまりにも短い、次回来るときはまたこの場所はひっそりとしてしまうのがあまりにもはかないところです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.1932 どうする三河、浜松の旅(1)・・・プロローグ編

2023-06-21 01:30:50 | 旅行記
よろしくお願いします。





















さて、いよいよGWに行ってきた愛知、浜松の旅の記録をお送りしていくのですが、今回はプロローグ編と言うことで、この旅の途中で撮ったあまり旅に関係のない写真を並べました。タイトルには「どうする」と付けたのですが、これはもちろん大河ドラマ「どうする家康」から取ったもの、行先がドラマの舞台となっていることもあってパクりました。でも旅自体はそれを狙ったものではないのは前にもお伝えした通り、ただ今回の旅はホントに「どうする」の連続でした。
まず宿泊先の手配、某プロ野球チームの名前がついている旅行サイトで検索したのですが、3月の時点ではもうどこも宿がない状態。今年は東海地方を攻めるとしていたので岐阜、愛知、静岡といろいろ探してやっと見つかったのが豊橋のビジネスホテルでした。豊橋となるとさて、どう行くか・・・、で真っ先に浮かんだのが鳥羽~伊良湖間をフェリーで渡り渥美半島を端から端まで走る、これは前に一度やったことがあるのですがその時は日帰り、伊良湖から豊橋はただ目的地を目指しての走りだけとなってしまいました。今回は時間に余裕もありそうなので、田原市からは豊橋鉄道各駅巡りでもするか、と言うことで初日の行程は決まりました。














2日目は2019年に走った天竜浜名湖鉄道の各駅巡り、その時は途中までだったので今回は残りの部分を各駅巡りする、と言うことに決めました。掛川から天竜二俣までならまあ余裕だろう、その後はどうする・・・ちょうど大河ドラマが次回が三方ヶ原の合戦、徳川家康が惨敗して情けない姿を晒したあの戦いの地が近いのでそこへでも行ってみるか、とこちらは簡単に決まりました。時刻表を調べると浜松駅始発の名古屋へ直通の快速があり、乗り継げば午後10時頃には奈良に帰ることができる。新幹線を使わずにJRだけで・・・ちょっとは名鉄に乗りたい気持ちもあったが・・・帰れるのは疲れそうだが電車代は安く抑えることができる、これで決まりだ!と言うことで、旅の前日に奈良駅の窓口へと行きました。



















無事浜松~奈良間の切符を購入、明日は朝早くの近鉄で鳥羽まで行ってそこからフェリーで、と考えていたがまたもや「どうする」の悪魔の囁きが。2021年に名古屋に行った時に次回の宿題にしていたのが名鉄三河線の各駅巡り、海側のローカル線風景、山側では登録有形文化財の駅舎もある廃線跡、この機会に巡る手はあるな・・・、と突然予定変更。どうせなら碧南へは海底トンネルを渡って、と言うことで奈良駅に戻って奈良~武豊間の切符を追加購入しました。これで旅の準備は整いました、あとは明日の朝、起きる時間をしくじらないようにしなければ。GWは天気が悪くなると言うことでしたが明日、明後日は雨の心配はなさそう、気まぐれな神は我を見捨てなかったか・・・。それでは次回から、1泊2日の旅の記録は多分6回に渡ってのお送りとなりそうです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち