おはようございます。
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京都まではもう数えきれないくらい走っているわけですが、そのルートは木津川沿いの自転車道、国道24号線、山城古道との選択肢があります。そのうちのひとつ、山城古道は時間があってゆっくり行きたい時に走る道、その道のほとんどがJR奈良線に沿って通っています、今回はこのJR奈良線の木津~長池間の各駅巡り、その前編として木津から玉水までをお送りしていきたいと思います。
まずは木津駅、ああ~、この駅には年末にはいろいろとお世話になったわ、ってそんなことはどうでもいいか。関西本線(大和路線)、奈良線、学研都市線が集結する大きな駅で、近年は新しく市となった木津川市の玄関口としてもふさわしいきれいな駅へと変貌した。写真2枚目の通路は元は駅構内の連絡通路だったのを、今は駅の両側を結ぶ連絡通路に再利用されたもの、アーチ状の赤レンガがなかなか歴史を感じさせてくれるものですが、駅の東側へと出るとそちら側はまだこれから開発されて行くだろう発展途上の感じの地域、駅の西と東では全然風景の雰囲気が違っている。
国道24号線へと出て木津川にかかる泉大橋を渡ると、以前にもここでお送りしたことがあるお茶の町、上狛へ、古い町並は環濠集落になっていて、国道から離れて町中へと入って行くと次の上狛駅へとたどり着く。写真4枚目、5枚目にあるのがその上狛駅の風景、いかにも素朴な雰囲気が漂うローカル線の駅と言った感じだが、今回たどって行く駅はだいたいがそんな感じの駅ばかり、今や通勤路線となったJR奈良線も南半分はまだまだローカル線の風景を残している所である。
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上狛駅を後に山城古道を北へと進んで行くことに、この辺りは環濠集落の中を通っていて旧街道の雰囲気が漂う町並が続く所、写真3枚目は重要文化財の家屋であるがこの角度ではちょっとわかりづらい。集落を抜けると田園風景の中を進んで行く、横をJR奈良線が沿う道、ちょうど電車がやってきたのでここで1枚、奈良と京都を45分程で結ぶ『みやこじ快速』は奈良線の立派な「顔」です。昔は奈良~京都間と言うと近鉄京都線の独断場、特急、急行が頻繁に走る近鉄に対して国鉄→JRは各駅停車が1時間に1本走る程度、やがて電化され電車が走り快速も運転されるように、この辺りから流れが変わり今はみやこじ快速が1時間に2本、普通は城陽~京都間は1時間に4本、それ以南も1時間に2本と便利になった。両観光都市を結ぶ路線で休日の快速は外国人客でいっぱいになる時も、近鉄の斜陽化もあって今やJR奈良線はそれを凌ぐ通勤路線へと変貌した、とは言えこの区間はローカル色が存分に漂う所、その様子は次の棚倉駅の何ともいい雰囲気の駅舎から窺うことができる。棚倉駅は周辺は古くからの民家が建ち並んだ所にあり、新興住宅地が展開する旧街道側からは少し分かりづらい場所にある、しかしそちら側(西側)に簡易的な駅舎を造らないのは、連絡通路で駅舎の方へと渡らなければならない不便さはあっても、その辺りにローカル線っぽさを残す頑なな姿勢を貫いている感じがする・・・なんて言うのは考え過ぎか。
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旧街道はしばらく田園風景の中を走り、写真1枚目、2枚目にある木津川市と井手町の境界へとたどり着く。写真にある白い橋は通路ではなくて川が流れている、この先で踏切を渡ると昔ながらの雰囲気を残す商店街、その中を進んで行き今度は橋の上から線路を越えて次の玉水駅へ。井手町の中心駅はみやこじ快速の停車駅、奈良線の快速は最初は木津、宇治だけ停車から城陽、新駅の六地蔵、東福寺と増え、通過距離が長くなるこの区間に町の代表駅と言うことで玉水駅が追加された。周辺は古い町並でそれほど乗降客が多いわけでもないが、線路も電車も高速化されたことでお客さんの利便性を考える余裕ができての停車と言うことだろうか、まあ通過区間が長くなると単線の路線ではどこかの駅で運転停車(乗降扱いをしない停車)しなければならないからこの駅に停車と言うことになったのかも・・・とまたまた考え過ぎか。それでも地元の人にとっては急行、快速が停車すると言うのは嬉しいこと、ステイタスと言うほど大袈裟なものではないだろうが、優等列車が停車することで中央との距離が近く感じられることになるのだろう。この路線に快速が走り始めて・・・その頃は東海道線を走っていた新快速の車両がこちらに下りてきて物珍しさもあったが・・・ビュンビュンと駅を通過して行くのが爽快だったので停車駅が増えるのは何か、何かなあ・・・と思っていたが、そのことで明らかにJR奈良線が発展したわけだからそれはそれで善しとしましょう。そんなわけで今回はここまで、次回もお付き合いよろしくお願いします。 まちみち
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京都まではもう数えきれないくらい走っているわけですが、そのルートは木津川沿いの自転車道、国道24号線、山城古道との選択肢があります。そのうちのひとつ、山城古道は時間があってゆっくり行きたい時に走る道、その道のほとんどがJR奈良線に沿って通っています、今回はこのJR奈良線の木津~長池間の各駅巡り、その前編として木津から玉水までをお送りしていきたいと思います。
まずは木津駅、ああ~、この駅には年末にはいろいろとお世話になったわ、ってそんなことはどうでもいいか。関西本線(大和路線)、奈良線、学研都市線が集結する大きな駅で、近年は新しく市となった木津川市の玄関口としてもふさわしいきれいな駅へと変貌した。写真2枚目の通路は元は駅構内の連絡通路だったのを、今は駅の両側を結ぶ連絡通路に再利用されたもの、アーチ状の赤レンガがなかなか歴史を感じさせてくれるものですが、駅の東側へと出るとそちら側はまだこれから開発されて行くだろう発展途上の感じの地域、駅の西と東では全然風景の雰囲気が違っている。
国道24号線へと出て木津川にかかる泉大橋を渡ると、以前にもここでお送りしたことがあるお茶の町、上狛へ、古い町並は環濠集落になっていて、国道から離れて町中へと入って行くと次の上狛駅へとたどり着く。写真4枚目、5枚目にあるのがその上狛駅の風景、いかにも素朴な雰囲気が漂うローカル線の駅と言った感じだが、今回たどって行く駅はだいたいがそんな感じの駅ばかり、今や通勤路線となったJR奈良線も南半分はまだまだローカル線の風景を残している所である。
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上狛駅を後に山城古道を北へと進んで行くことに、この辺りは環濠集落の中を通っていて旧街道の雰囲気が漂う町並が続く所、写真3枚目は重要文化財の家屋であるがこの角度ではちょっとわかりづらい。集落を抜けると田園風景の中を進んで行く、横をJR奈良線が沿う道、ちょうど電車がやってきたのでここで1枚、奈良と京都を45分程で結ぶ『みやこじ快速』は奈良線の立派な「顔」です。昔は奈良~京都間と言うと近鉄京都線の独断場、特急、急行が頻繁に走る近鉄に対して国鉄→JRは各駅停車が1時間に1本走る程度、やがて電化され電車が走り快速も運転されるように、この辺りから流れが変わり今はみやこじ快速が1時間に2本、普通は城陽~京都間は1時間に4本、それ以南も1時間に2本と便利になった。両観光都市を結ぶ路線で休日の快速は外国人客でいっぱいになる時も、近鉄の斜陽化もあって今やJR奈良線はそれを凌ぐ通勤路線へと変貌した、とは言えこの区間はローカル色が存分に漂う所、その様子は次の棚倉駅の何ともいい雰囲気の駅舎から窺うことができる。棚倉駅は周辺は古くからの民家が建ち並んだ所にあり、新興住宅地が展開する旧街道側からは少し分かりづらい場所にある、しかしそちら側(西側)に簡易的な駅舎を造らないのは、連絡通路で駅舎の方へと渡らなければならない不便さはあっても、その辺りにローカル線っぽさを残す頑なな姿勢を貫いている感じがする・・・なんて言うのは考え過ぎか。
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旧街道はしばらく田園風景の中を走り、写真1枚目、2枚目にある木津川市と井手町の境界へとたどり着く。写真にある白い橋は通路ではなくて川が流れている、この先で踏切を渡ると昔ながらの雰囲気を残す商店街、その中を進んで行き今度は橋の上から線路を越えて次の玉水駅へ。井手町の中心駅はみやこじ快速の停車駅、奈良線の快速は最初は木津、宇治だけ停車から城陽、新駅の六地蔵、東福寺と増え、通過距離が長くなるこの区間に町の代表駅と言うことで玉水駅が追加された。周辺は古い町並でそれほど乗降客が多いわけでもないが、線路も電車も高速化されたことでお客さんの利便性を考える余裕ができての停車と言うことだろうか、まあ通過区間が長くなると単線の路線ではどこかの駅で運転停車(乗降扱いをしない停車)しなければならないからこの駅に停車と言うことになったのかも・・・とまたまた考え過ぎか。それでも地元の人にとっては急行、快速が停車すると言うのは嬉しいこと、ステイタスと言うほど大袈裟なものではないだろうが、優等列車が停車することで中央との距離が近く感じられることになるのだろう。この路線に快速が走り始めて・・・その頃は東海道線を走っていた新快速の車両がこちらに下りてきて物珍しさもあったが・・・ビュンビュンと駅を通過して行くのが爽快だったので停車駅が増えるのは何か、何かなあ・・・と思っていたが、そのことで明らかにJR奈良線が発展したわけだからそれはそれで善しとしましょう。そんなわけで今回はここまで、次回もお付き合いよろしくお願いします。 まちみち
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