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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2254 滋賀の旅2月編(2)・・・園城寺(三井寺)

2025-05-30 09:33:16 | 文化財
よろしくお願いします。














滋賀の旅2月編は電車利用で大津市へ、前回はJRと京阪線を乗り継いで近江神宮へとやって来ました。これまでは自転車で来てはサラリと通り過ぎるだけでしたがこの日は境内もゆっくりと巡り、前に来た時に興味をひかれた時計館にも立ち寄りました。興味があっただけになかなか面白いものをいろいろと見ることができたのですが、写真撮影禁止と言うのが何より残念、とりあえず目に焼き付けるしかないか、と言った感じで館内を巡りました。神宮を後にして次に向かったのは三井寺、電車ならほんの数分で行ける所ですが、まあせっかくならいつもはサラッと通り過ぎる道をゆっくりと眺めながら行こうかと思い徒歩で行くこととしました。途中市役所のある辺りでは歩道の横を沿って京阪石山坂本線の電車が走って来たので写真撮影、そんなこんなで三井寺の山門前の駐車場へとたどり着きました。


















三井寺は正式名称を「長等山園城寺(おんじょうじ)」といい、天台寺門宗の総本山・・・とまあ詳しい説明の方はこちら→「三井寺」を見ていただくこととしておきましょう。大津市の大きな寺院と言うと三井寺と石山寺があってどちらも近いうちに行こうと思っていたのですが、石山寺は大河ドラマの影響もあって今は混んでいるだろうな~、と思いお預け、なら今回は三井寺と決めたわけですが・・・。

















駐車場にはトイレがあるのでここはよく休憩地点とする所、しかし参拝となるとやっぱり拝観料が高いなあ~、と思うことでこれまでは断念、重要文化財巡りで大津市を巡った時もそんなケチな理由のせいで、山門からちらりと見える建物だけを写真に撮って引き返しました。まあ何とも情けないことですが、そんなこともあって今回はゆっくりじっくり境内を見て回る、順路に沿ってずっと奥まで進んで行くと大津の町並が展望できる高台へとたどり着き寺院巡りはそこで終わり、急な石段を下りて行くと山門から少し離れた場所へと出る。少しだけ山門の方へと戻ると以前重要文化財巡りで訪れたことのあるうさぎさんを祀った神社、その前には琵琶湖疎水の水路、先頃この施設が国宝に認定されることが決まったとのことで、また巡りのテーマがひとつ増えましたね、いつか行くこととしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2250 滋賀の旅2月編(1)・・・近江神宮で時計を学ぶ

2025-05-19 08:13:44 | 文化財
よろしくお願いします。















この間もう上映が終わるとのことで『片思い世界』を見に行ってきました、広瀬すず、杉咲花、清原果耶と朝ドラ女優が揃い踏み、しかも相手役・・・と言う役割ではなかったが・・・が大河主演俳優と言うこともあって、日に1回、それもレイトショーでも座席は半分近く埋まっていました。物語設定上主人公の3人は以外の誰とも絡まない、いわば会話は3人の間だけと言うことで若手女優の演技合戦はなかなかの見所でした。その中ではやはり杉咲花は一枚上手と言った感じ、今の若手では一番じゃないでしょうかねえ、そこに勢いの清原果耶、人気の広瀬すずと言ったところでしょうか、こちらが一足早くビクトリアマイルと言った感じでした。そう言えば広瀬すずと清原果耶は前にも共演してましたね、何やったかな???・・・って『ちはやふる』か、でも今回お送りするテーマは3ケ月も前の話、物語の舞台となった近江神宮には雪が残っていました。















さて、滋賀の旅は2月編、1月に続いて相棒君は使わずに電車でやって来ました、先の方で映画の話をしましたが今回ここを訪れた目的は時計の方です、前々から気になっていた時計館に行ってみようと言うことで出向いてきました。子午線や時間、宇宙とか天体とか、全部甘噛みいっちょ噛みですが興味あるものは見てみたい、とのことで入場料を払って中へと入る。ああ、やっぱりなかなか興味ある展示物が並んでいる、ただ残念ながら館内は写真撮影禁止、そんな堅いこと言わないでよ~、と言ってもこれは仕方ない、ここは見たものをしっかりと覚えておくしかない・・・っていってもそれから3ヶ月も経つとやっぱり忘れてしまうよなあ~。小さな球が転がって時間を示す一番初期の時計から始まって歴史をずっと駆け巡って現代の最新版まで、いろいろな時計を見ることができました。

















表に出ると境内には日時計と漏刻、これは前にも取り上げたことがあるので写真を載せるとまたか~、とも思われそう、でも時刻と言う概念がなかった時代にとってはこれが大切な装置だったのだろう。一通り神宮内を巡ってからは暗い森の中を抜けて行きに通った道へと出る、ここからはどうしよっかあ・・・、実はこの後1ヶ所寄った後に浜大津へと戻りました、もちろんその区間は全部徒歩です。いつもは自転車で走る町、それでもゆっくりじっくり巡ることはできるのですが、歩きとなるとスローな上に更にスロー、自転車とは違う目線でまた違った発見もありました。さて、その立ち寄ったもう1ヶ所が三井寺、いつかは行こう行こうと思っていたのですが、やっとこの日実現に至りました、その模様については次回でのお送りとしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.2214 京都駅付近で重要文化財巡り

2025-02-19 09:16:59 | 文化財
よろしくお願いします。


















12月に京都に行ったのはドクターイエローを見るためだったのですが、その時には文化財巡りも兼ねていました。この日は相棒君は使わず歩きでの巡り、ドクターイエローを見るために時間にも制約があったのでそう遠くへ行くわけには行きません、そんなわけで歩いたのはほぼ京都駅周辺、それでも巡るべく文化財はたくさんあります、もう全部名前の知られた所ばかりです。まずは近鉄東寺駅を下りて、もうそのまんまですね、まず目指したのは東寺です、九条通を西へと進むと大きな五重塔が見えてくる、木造建築の五重塔では日本一の高さと言うことで2番目になる興福寺の五重塔を誇りとしている奈良県民にはちょっとコンプレックスを感じる建物です。西口の山門をくぐると五重塔や金堂が見えているがそれらは柵の向こう、そちら側は拝観料を支払って入る区域なので真正面から見ることはできない、まあ無料でも十分見ることができたからそれでいいか。

















いつもは自転車で走る大宮通、今回は歩きで新幹線とJR東海道本線の高架下をくぐる、梅小路公園を巡った後は七条通を進んで次の目的地へ。たどり着いたのは西本願寺、仏教に全く詳しくも興味もない自分(一人称)でもこの寺院が浄土真宗の寺院と言うのは分かります。ただこの寺院の東側にはこの後訪れることになる東本願寺があります、西と東となると旧ドイツやベルリンの壁の壁など、どうも何か穏やかでないものを感じてしまいます・・・、と言うことで調べてみました。西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山、一方の東本願寺は真宗大谷派の本山に当たり区分されているとのこと、同じ本願寺の名前を持ちながら西と東で別物なんですね、そのためか西本願寺は「お西さん」と呼ばれているそうです。もちろん東本願寺は「お東さん」と呼ばれているとのことですが、宗教にはほとんど詳しくも興味もない自分(一人称)からすると西本願寺は玄人志向、東本願寺は一般大衆思考と言ったイメージです。














同じ名前でありながら宗派が2つに分かれてしまった経緯は戦国時代にさかのぼるとのこと、そこには例の三英傑が関わっていて、信長が撒いた火種を秀吉と家康が片付けたと言ったところでしょうか。でも自分(一人称)のような何も知らない観光客や外国人観光客にはそんなことはどうでもいいこと、自分(一人称)はただただ箔のついた文化財を巡るだけのことです。西本願寺を出て東本願寺へは正面通を進んで行く、その古風な町並の通りの中にいきなり写真にもあるように東京駅みたいな大正モダン風の建物が現れる。これは本願寺伝道院と言う建物で僧侶の研修、教育を目的とする場所だったとのことです、建物はもちろん重要文化財でありそれを囲むようにある動物の彫刻も文化財とのこと、「映える~」とか言って悪さをしたら捕まりますよ。正面通りをジグザグに進んで東本願寺、ここは前にも来たことがあるので巡りはサラリと、さあ、ドクターイエローの時間が近づいてきました、行かなければ・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2203 香川日帰りの旅(2)・・・文化財がある駅、ある町

2025-01-26 21:01:04 | 文化財
よろしくお願いします。

















香川日帰りの旅は今回が2回目、前回は宇多津駅から走り始めて丸亀駅付近で文化財巡り、その後は多度津町に入った所で終わりました。多度津と言えば四国の鉄道の要所で予讃線と土讃線が分岐する駅がある町、そうなると電車で訪れたいところですが今回は自転車で、電車で訪れるのはこの日から58日後となります。駅前には構内を見渡せる公園があり、しばらくの時間はそこでやって来る電車の写真を撮ります。四国のエース的存在となるとやっぱり岡山、高松と松山を結ぶ特急か、自分(一人称)も乗ったことがあります、その特急が上下線にやって来てさすが四国のターミナル駅だと言う雰囲気を漂わせている。でも自分(一人称)がこの駅に相棒君と訪れたのにはまだまだ別の目的があったから、風情のある駅舎を四角い枠に収めてすぐの所にあるその場所に行ってみましょう。












駅舎のすぐ横に立っている丸い石造の筒、見るからに給水塔と分かります。車庫のある駅ではよく見かけるものですが、これまでで訪れた所で思い当たるのは天竜浜名湖線で2駅あってその両方ともが国の登録有形文化財、そしてこの駅の給水塔も登録有形文化財・・・なのですが、この訪れた数日後に撤去されることが決まってしまいました。老朽化、耐震性の問題で決まってしまったことらしいが、どうなんでしょうねえ、国が指定した文化財を壊してしまうのはねえ。そしてこの駅にはもうひとつ登録有形文化財が、駅から外れた所にある転車台、しかしマップの印が付いている場所に来てもそこからは住宅と変電所があって実物を見ることができない。場所を変えて地下道を渡って線路の反対側へと行くと、そこからは電車が通る線路の向こうに転車台が見えた、こちらは撤去の憂き目を見ないように願いたいところです。




















多度津は以前福山とフェリーで結ばれていて、それに乗ってこの町に来たことがあるがその時の記憶はほとんど残っていない、まあ今回が初めて見たいなものです。マップには登録有形文化財の印が多く付いているが、その多くはJR多度津工場敷地内で表からは見ることができない、その工場へと通じる線路があったがその先に続く工場は様子を見る以下同文。短時間で多度津の町をサラリと巡って次に目指すは善通寺、何度か来たことがあってこの町で宿泊したこともある。五重塔でお馴染みの善通寺はこの日はイベントが行われていて境内はたくさんの人で賑やか、ここも文化財巡りで訪れたのだがこの騒々しさではそれどころではないな。さて、気を取り直して次の町、琴平を目指すこととしよう、さすがに日帰りとなるとのんびりしている時間はないな、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2193 バッテリーズよ、これが世界遺産だ

2025-01-06 08:32:19 | 文化財
よろしくお願いします。


「大阪に大仙公園て有名な公園があんねん」「公園!ええやん」
「横にめっちゃでっかい鍵穴みたいなんがあって」「鍵穴!」
「お墓やわ」「もうええって、もう誰も死なんといてえ~」↓↓↓







昨年の話になりますがM1は令和ロマンが2年連続のグランプリ、もちろん史上初ですが緻密に計算された戦略があったのでしょう、見事な防衛となりました。そんなチャンピオンが奈良テレビでしか見られないローカルCMに出てるんですねえ、それも奈良出身の元NMB48といっしょにです、やあ、よく出てくれたと思いますわ~。以前はNMB48だけで粛々とやっていたCM、元巨人の桑田真澄氏が出たこともあったが、アインシュタインや見取り図クラスで十分だったのがまさかのM1チャンピオン登場です、ホンマ奈良のために働いてもらってありがたいことです。





























そんな令和ロマンを最後の最後まで追い詰めたのがバッテリーズ、海原ともこが言っていた「しょ~もないもん」と言うのはまさにこれや、と言った感じで何も考えないで面白かったら笑える漫才で令和ロマンの得点を上回って来ました。自分(一人称)はこのコンビのことは全然知らなかったので・・・、あ、またまた余談ですがジョックロックも知らなかった、智辯和歌山の人はこのコンビ応援してたのかな。ちなみに自分(一人称)はダイタクを応援してました、ダイタクヘリオスのファンだったんで、と言ってもコンビ名は馬とは関係ないみたいですけどね。で、バッテリーズ、全然知らなくて初めて見たのですが単純明快なネタは単純に面白かった、ミルクボーイのコーンフレークと同じくらいに衝撃的でしたね、これは令和ロマンの牙城崩せたか、と思ったのですが・・・。












やっぱり令和ロマンは強かった、確かにめっさ面白かったもんね、タイムスリップのネタ。一方のバッテリーズは世界遺産のネタ、面白かったんだけど緊張していたのは素人が見ても分かるくらいでした、そりゃあ先にあのネタを見せられたらプレッシャーも半端なかったでしょう。もし2本目のネタを2番目がバッテリーズ、ラストが令和ロマンだったら逆転もあったのでは・・・、ミルクボーイもファイナルはラストを取りましたからね、やはりライバルを先に見てから、と行きたいところでしょうが歴戦の雄にはそれが通用しなかったと言ったところでしょうか。でも王者を最後まで追い詰めたバッテリーズの世界遺産ネタも面白かった、まさか最後にめっさ地元をネタに持ってくるとは思わなかったが、まあお墓ばかりではない世界遺産を並べておきました、家族を連れて行ってあげてください、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち