まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2089 滋賀の旅2月編(4)・・・三角点巡り

2024-05-31 10:04:34 | みち
よろしくお願いします。




【十禅師 標高=170.08 m 四等三角点】


【増田 標高=142.97 m 四等三角点】



【2815 標高=108.873 m 二等水準点】


【信濃 標高=101.32 m 四等三角点】



【新在家 標高=98.96 m 四等三角点】

ここまで3回に渡って2月の滋賀の旅の記録をお伝えしてきましたが、この時が滋賀県内での初めての三角点巡りとなりました。マップを検索してまず最初に巡ったのが近江鉄道日野駅から少し離れた所、重要文化財の神社の近くに印が付いているのでその場所に行ってみると、畦道の傍らの草むらに隠れるように標柱が立っていた。おお~、これは幸先のいいスタート、この先もこの調子で行けたら・・・ってさすがにそうは行かないよな、次の三角点は小学校の敷地内で見つけられず、更にその次も場所は特定できたが標柱標石は見つけられず、さあ、いつもの調子となってまいりました。その先竜王町へと入ってからは一進一退と言った感じ、重要文化財巡りも兼ねていたので見落としや巡り切れなかった所もあって、宿題も多く残ってしまいました。





【馬渕 標高=96.74 m 四等三角点】


【1904 標高=86.639 m 二等水準点】



【1903 標高=87.382 m 二等水準点】




【五条 標高=86.22 m 四等三角点】


【1902 標高=87.892 m 二等水準点】

近江八幡市から野洲市に向けてはいつものように国道477号線、この沿道での巡りはまさに順調、行く所行く所で標柱標石を探し当てることができました。写真4枚目、5枚目にある神社は近江八幡から進んできた道が国道477号線に突き当たる所にある神社、その下にある柵に水道施設は前に近江富士をバックにして写真を撮ったこともありました。よく走っている道によく見る風景、重要文化財や今回の三角点のように視点を変えて走るとまた新しい発見がいっぱいです。ただここまで巡って来た所のデータを見てみると、一番最初に巡った地点では標高170m、竜王町でも100m、近江八幡市に入って平野部になっても標高80m台、滋賀県って割と標高が高い所にあるんですね。




【大宮川 標高=86.59 m 三等三角点】




【1302 標高=86.3628 m 一等水準点】



【1301 標高=89.1492 m 一等水準点】



【交213 標高=101.3209 m 一等水準点】

その標高の高さは琵琶湖大橋を渡って大津市に入ってからも変わらず、大津市の中心部までに4つほど地点を巡ったのですがどこもさっきの平野部と同じ80m台、ラストに巡った大津駅前の水準点は小高い所にあるから100m越えとなっています。琵琶湖は海ではないから標高が高い所にあっても納得、水は高い所から低い所へ、となると瀬田川が京都、大阪方面へと注がれていくのも当然のことです。ただその琵琶湖へと注がれてくる水が少なくなっているのでしょうか、雨も少なくて琵琶湖の水位は危険水域に突入したとのニュースも聞きました。映画では琵琶湖の水をせき止めて滋賀が水没するシーンがありましたが、ネタではなく琵琶湖の水が止まってしまう時代が近いうちにやって来るとか、あまり考えたくないことですが・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2088 岡山の旅(3)・・・新幹線に会いに行こうシリーズ

2024-05-30 07:58:33 | 鉄道
よろしくお願いします。

















2月の岡山の旅は中盤戦、岡山市に入って市の中心部を通り抜けて旭川界隈から旧西国街道へ、まあ毎度のせこい話ですがここからは電車代をどこまで詰めることができるかの走りとなって行きます。さて、今回はその走りの記録の本筋からチョイ逸れ、旅で出会った新幹線の写真を並べました、新幹線に会いに行こうシリーズは今年も継続中です。この旅で最初の新幹線は自転車道を外れて岡山市の中心部に差し掛かった辺り、岡山駅はもう近くにあり新幹線はゆったりとした速度で高架を通り過ぎて行く。次の新幹線との出会いは西国街道を進んで百間川に架かる橋の上、特にこの場所をチェックしていたわけではなく橋を通りかかった時にたまたま新幹線が走る音が聞こえたので写真を撮りました。こんな場所があったんだ~、と言うことでしばらく橋の歩道にとどまり新幹線を待つことに、ここも岡山駅が近いので車両はゆっくりと通ってくれます。この後は東岡山駅へ、新幹線の高架が隣接する駅でここではちょうど在来線車両とのコラボレーションを見ることもできました。



















東岡山駅を出た後はしばらくの間はJR赤穂線沿いを進んで行っていたので新幹線とはしばしのお別れ、次に出会ったのは備前市に差し掛かった辺りでした。次に目指す場所はこの旅でポイントとしている所、そこは新幹線が池の上を通っていて列車に乗っているといつも車窓から見る場所、国道2号線とJR赤穂線が沿っていて今朝の乗車時には写真が撮れる場所も確認していました。まずは池の北側にある旧西国街道を進んで新幹線が見える場所へ、高架の橋桁が池の水面に刺さっていてその上を車両がビュ~ンと走行音をあげて通り過ぎて行く。実はここに来るまで結構時間がかかってしまい、最終目的地を日生駅にしていたが時間的、列車の本数を考えるととても無理と言うことで、輪行するのはここの最寄となる伊部駅からに変更していた。あまり時間がないだけに写真もいっぱい撮りたいところだが、なぜか新幹線がなかなかやってこない、やはりこの辺りとなると東海道新幹線と違って本数もガクンと減ってしまうのか・・・。













場所を変えて国道2号線へと出てさっきの場所と逆側で新幹線を待つことに、ここでも次の列車が来るまで結構待たされた。あ、電車の音だ、と思ったら道路の向こうを赤穂線の黄色い電車が日生方面に向けて通り過ぎて行った、と言うことはもう次の電車に乗らなければならないことになる。さすがに帰りの時間が気になったので新幹線が通り過ぎそうな時間を検索してみると・・・、あかん、もう間に合わない、結局この場所での撮影はあきらめることに、今回の旅の目的のひとつとしていたが消化不良気味に去ることとなりました。そんなわけで新幹線の撮れ高も不足気味、と言うことで最後のゾーンは在来線車両の写真を並べました、まあなかなか計画通りに行かないのも旅のいいところだと納得しておきましょう今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち








No.2087 重要文化財巡り・・・過去の遺産写真から

2024-05-28 09:24:45 | 文化財
よろしくお願いします。











今年の巡りの主流となっているのが重要文化財、これまでもそれを意識しないで撮って来た・・・いや、実は意識しているが大きく取り上げなかっただけ・・・写真もたくさんあったので、今回はそれを出していこうと思います。まずは京都エリア、写真上から3枚目~6枚目の神社は一昨年にやってた神社巡りで訪れた所、そう言えば巡りの目的がなくて神社を回っていたこともありましたねえ。その時は文化財とか関係なしに巡っていたのですが、町の片隅にたたずむ小さな神社も箔が付くとなぜか厳かな雰囲気を感じてしまいます。


















このゾーンでは東海地方を旅した時の文化財を取り上げています。写真上から1枚目~5枚目は2016年の春に岐阜を旅した時のもの、前半の三重塔は養老鉄道線を各駅巡りしていた時に、たまたまその道中にあった寺院に立ち寄って撮ったのですが、五重塔や三重塔は自然にカメラを向けてしまいますからね。中盤にある船頭平閘門はもうここでも何度も取り上げたことがありました、閘門は明治時代からあって水上交通をスムーズに流すための手段であると言うことで文化財に指定されている所も多い、関西では毛馬の閘門がそれに当たります。下の3枚の写真にある建物は昨年のGWに愛知県を走った時に見かけたもの、国道1号線沿いにあるのですがその時は豊橋に向けてせっせと相棒君を進めていたところ、たまたま目に入った建物に興味をひかれて写真を撮りました。後で調べたところではこの隣り合う2棟の建物が重要文化財とのことで、まさに偶然の産物と言った感じの出会いでした。
















このゾーンでは兵庫県エリアの重要文化財、まずは今年の1月に訪れた西宮神社、その時の旅の記録でも取り上げましたがここは福男目指して走るゴールとなる本殿ではなく、表側を取り囲む塀が重要文化財となっています。写真5枚目~7枚目は阪神尼崎駅近くの寺院ですが、これは文化財と言うのは全く意識がなく多宝塔があるからと言うことで撮ったのだと思います・・・って言うからにはかなり前の写真。ちょっとおっかないイメージのある尼崎ですが結構見所の文化財も多い、また機会を見つけて再訪しようと思っています。その下にある写真もかなり前のもの、兵庫県庁の前にある公園にある洋館ですがこれも重要文化財です。異国情緒漂う町並もまた訪ねたいと思っているのですが、神戸も山手の方となるとアップダウンが多い所に人も多く、結構自転車で行くには気が引けるんですよね。そうは言っても久しぶりに訪れたいと思っている所、海とは違う山の神戸、これも宿題帳にメモしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2086 南山城三塔巡り(1)・・・浄瑠璃寺

2024-05-27 08:14:51 | 文化財
よろしくお願いします。













【1】

今年専らの巡りの主役となっているのが文化財、今回お送りするのは木津川市、JRのパンフレットでこの地域にある寺院を紹介していたので久しぶりに行ってみることにしました。久しぶりに・・・と言うことはどこも以前一度、もしくは二度ほど行ったことがあるのですがその3つの寺院がどこもまあ行くのが大変、今回も骨が折れる行程になるのは覚悟の上で出発しました。まずは国境・・・京都は「府」なので県境と言う言葉は使わない・・・を越えて京都府木津川市へと入る、加茂行きのバスが走る道を進んで小さな峠を越えた所にあるのが浄瑠璃寺口バス停、その名の通り浄瑠璃寺へと通じる道が分岐している。その道をしばらく進むと西小バス停、でも付近には小学校はなさそうだし・・・と思ったらそこの地名が西小と言うのだった。そこの集落を過ぎるときつい上り坂が始まる、ここは前に上ったことがあるのでかつて知ったる所、焦らず騒がず自分のペースを守って進んで行こう。














そうは言っても上りのきつさはなかなかなもの、せっせせっせと薄暗い森の中の坂を上り詰めると賑やかな雰囲気の場所へとたどり着く。バス停と駐車場があり、土産物屋さんが建つ所から参道が伸びていてその先に浄瑠璃寺の山門が見えている、その山門をくぐると緑に囲まれた境内へと至る。この寺院に来るのは3度目、前が6年ほど前でその時も写真も残っているからそれを使っても良かったが、せっかく文化財巡りしているのだからやはり行っておかなければ、と言うことでやって来ました。境内の真ん中には池があって周囲の木々の緑を跳ね返して池の水が緑色になっている、決して汚れているわけではないですよ。その池を挟んで建つ本堂と三重塔はともに国宝、以前来た時はそんなことは意識してなかったのでやはり再訪しておいて良かったですね。山深い所にある国宝、まさに知られざる存在と言った感じだがそれでも観光客は多い、やはりJRのパンフレットが力を発揮しているのだろうか・・・。










【2】






【3】

【4】


【5】


[この花何て名前・・・のコーナー]
【1】ヤマツツジ   【2】アセビ   【3】マンリョウ   【4】エビネ   【5】 オオデマリ  

浄瑠璃寺を後にしてこの後もまだまだ山寺の散策は続くのですが、先にも書いたように今回は山の中での走り、自転車ではなかなか骨の折れる旅となりました。まあそれは覚悟の承知、今回を含めて3回のお伝えを予定している南山城三塔巡りです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち





No.2085 旅の駅、自分的百選(2)

2024-05-22 09:28:26 | 鉄道
よろしくお願いします。

















【広島駅】
前回より始めました旅の駅百選、今回取り上げるのは山陽本線の二大ターミナル、広島駅と岡山駅です。岡山駅は前に一度単独で取り上げたことがあるので今回が2周目、そちらは後半にまわしてまずは広島駅、写真は2022年の年末の時のものをお送りしています。新幹線を下りて宮島口駅へ乗り継ぐために在来線ホームへ、前にこのホームに来たのがもう30年以上前になるのでこの時が初めてと言ってもいいくらい、まずは芸備線ホームでディーゼルカーを撮影、岡山でもよく見る国鉄型の古い車両がいまだ健在には嬉しくなりました。一方の山陽本線、その他の電化路線を走る車両は新型に統一されていてこちらはちょっとバラエティーがない感じ、そう言えば広島県は特急列車が走ってないんですよね、新幹線優遇が招いた結果かも知れないがかつては花形列車が色を飾った路線がだんだん面白みがなくなって行くような気がします。一昨年行った時は広島駅は大規模な工事中、路面電車のホームがが駅構内にできるという話だが、新しく生まれ変わった際には機会を見つけてまた行ってみたいと思っています。














【岡山駅】
岡山駅はここでもよく取り上げるのでここに並べた写真も、「何や、前の使いまわしやないか、見飽きたわ~」と思われそうですが、今回ここに並べたのは2020年の年末に四国を旅した時のものです。岡山駅は旅の目的地にもなるし四国の玄関口にもなる所、新幹線を下りて在来線ホームに下りると広い構内にバラエティー豊かな車両を見ることができる、その辺りは広島駅とは対称的です。一番北側・・・と思ったらそちらが西側の9番、10番ホームは吉備線、津山線ホーム、ここでも国鉄型のディーゼルカーが現役で活躍中、関西では見ることができない車両、この前の岡山の旅でも吉備線でこの車両に乗車して懐かしい気分に浸りました。



















山陽本線、赤穂線などを走る車両は最近は新型も増えたが今も黄色い車両が頑張って走っている、これも国鉄時代からの車両だと思うが黄色一色が山陽地方のカラーになっていて、この色の車両を見ると、乗ると旅に来たんだな~との気分にさせられる。ただ岡山から姫路方面に乗る時は混むんですよね~、昨年の大晦日も山陽本線経由で帰ったが、姫路行きを待つ人でホームには行列ができていて、相棒君を掲げて列に入るのは気が引けたのでお立ち覚悟で列から離れて待機していた。倉敷方面からの列車で乗客の入れ替えがあったこともあって運よく座ることができたが、毎度毎度の混雑はもう避けられない事象なのでしょうか。四国への玄関口として松山、高知方面の特急車両もやって来るがやはり瀬戸大橋線のエースは快速マリンライナー、四国への足としてもう何度も利用させてもらってます。伯備線は乗る機会がないので取り上げることはほとんどないのですが、こちらは特急『やくも』に新型車両が投入されて話題になっている、こちらも長らく国鉄型の車両が走っていて新旧の入れ替わりの時期なんですね。多分乗車の機会はまだまだ先になるでしょうが、いつかは岡山駅から北への旅も行ってみたいと思っています、まあその時は『やくも』よりは普通列車になるでしょうけど・・・、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち