おはようございます。
各駅巡り、三岐鉄道編三岐線はいよいよ終盤線、前回は伊勢治田駅までやって来ましたが、ここから次の東藤原駅までは小さな峠を越えなければならない。ここまでも緩やかな上りがダラダラと続いていたが、いよいよ山が近づいてきて終点も近いなあ、と言う気分になってくる。峠を越えて線路沿いの道を走っていると先の方に少し物々しい感じの工場の建物が見えてきた。更に行くとその手前には何両もの連結された貨物列車が並んでいる姿が、その貨物列車が止まっているホームが東藤原駅である。
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駅舎は大きな駅にも関わらずって感じのお粗末な造り、ホームは島式で1面、しかしその構内は広くまさに貨物列車のための駅と言う感じ。そこに停まっている貨物列車は写真にあるようにこんな曇り空の下でも漆黒の車体を輝かせていて、そこには『太平洋セメント』と書かれている。駅の先にはさっきは小さく見えたその太平洋セメントの工場がデーンと構えている。西藤原方面へとここから先へと走り始めるが、しばらくはこの工場に沿っての道を行くこととなる、木々の間、所々から見える巨大な工場の建物を見ての走り、少し背筋がゾクゾクする感じでここを過ぎて行くことにする。
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工場群を過ぎるといよいよ藤原岳が大きくそびえる景色となり、沿道ものどかさを感じる集落の中を走り抜けて行くこととなる。次の西野尻駅はその集落の抜けた所にポツンとある終点のひとつ手前の駅。写真にあるように駅舎はなく1面のホームがあるだけの無人駅、多分ここまで走ってきて初めての無人駅だったと思う。ホームには当然のように誰もいない、線路はこの先森に沿って終点へと伸びている。三岐線の旅もあと一息、さあ、行ってみることとしよう。
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旧街道の雰囲気を漂わせている町並の中を通って、そこから少し外れた所に終点西藤原駅がある。駅舎はもう少し行った先、まずは電車が見える所の駐車場に相棒を止めて、駅の脇からホームへと近づいてみる。そこは鉄道公園(ウィステリア鉄道)になっていて、鉄道模型が大きくなった感じの車両が走れるくらいの線路が敷かれている。線路の先、ホームの脇の所には小さな転車台があるので(写真4枚目)、ここで運転も行われていたのだろう。そしてホームには小さな蒸気機関車が後ろに貨車を1両つなげて止められている。
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洒落た感じの駅舎は赤と緑、二つの蒸気機関車を模ったような建物、いかにも鉄チャンが喜びそうな造りであるが、ローカル線の終着駅の風情を感じたい自分(一人称)としては少し興ざめな気分である。ではその風情を感じる場所へと行ってみよう、と言うことで、この駅舎の少し先へ行った所に相棒を止めて線路の方へと入ってみる。そこはホームが真正面に見える所、そして反対側は線路が行き止まりになってしまっている、ローカル線の終わりの場所らしくいかにも寂しい感じの所だが、ここが三重県の鉄道の北限となる場所。これにて三岐鉄道三岐線の各駅巡りは終わり、旅はこの後、北勢線編へと続いていきます。今回はここまでとしておきます。 まちみち
各駅巡り、三岐鉄道編三岐線はいよいよ終盤線、前回は伊勢治田駅までやって来ましたが、ここから次の東藤原駅までは小さな峠を越えなければならない。ここまでも緩やかな上りがダラダラと続いていたが、いよいよ山が近づいてきて終点も近いなあ、と言う気分になってくる。峠を越えて線路沿いの道を走っていると先の方に少し物々しい感じの工場の建物が見えてきた。更に行くとその手前には何両もの連結された貨物列車が並んでいる姿が、その貨物列車が止まっているホームが東藤原駅である。
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駅舎は大きな駅にも関わらずって感じのお粗末な造り、ホームは島式で1面、しかしその構内は広くまさに貨物列車のための駅と言う感じ。そこに停まっている貨物列車は写真にあるようにこんな曇り空の下でも漆黒の車体を輝かせていて、そこには『太平洋セメント』と書かれている。駅の先にはさっきは小さく見えたその太平洋セメントの工場がデーンと構えている。西藤原方面へとここから先へと走り始めるが、しばらくはこの工場に沿っての道を行くこととなる、木々の間、所々から見える巨大な工場の建物を見ての走り、少し背筋がゾクゾクする感じでここを過ぎて行くことにする。
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工場群を過ぎるといよいよ藤原岳が大きくそびえる景色となり、沿道ものどかさを感じる集落の中を走り抜けて行くこととなる。次の西野尻駅はその集落の抜けた所にポツンとある終点のひとつ手前の駅。写真にあるように駅舎はなく1面のホームがあるだけの無人駅、多分ここまで走ってきて初めての無人駅だったと思う。ホームには当然のように誰もいない、線路はこの先森に沿って終点へと伸びている。三岐線の旅もあと一息、さあ、行ってみることとしよう。
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旧街道の雰囲気を漂わせている町並の中を通って、そこから少し外れた所に終点西藤原駅がある。駅舎はもう少し行った先、まずは電車が見える所の駐車場に相棒を止めて、駅の脇からホームへと近づいてみる。そこは鉄道公園(ウィステリア鉄道)になっていて、鉄道模型が大きくなった感じの車両が走れるくらいの線路が敷かれている。線路の先、ホームの脇の所には小さな転車台があるので(写真4枚目)、ここで運転も行われていたのだろう。そしてホームには小さな蒸気機関車が後ろに貨車を1両つなげて止められている。
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洒落た感じの駅舎は赤と緑、二つの蒸気機関車を模ったような建物、いかにも鉄チャンが喜びそうな造りであるが、ローカル線の終着駅の風情を感じたい自分(一人称)としては少し興ざめな気分である。ではその風情を感じる場所へと行ってみよう、と言うことで、この駅舎の少し先へ行った所に相棒を止めて線路の方へと入ってみる。そこはホームが真正面に見える所、そして反対側は線路が行き止まりになってしまっている、ローカル線の終わりの場所らしくいかにも寂しい感じの所だが、ここが三重県の鉄道の北限となる場所。これにて三岐鉄道三岐線の各駅巡りは終わり、旅はこの後、北勢線編へと続いていきます。今回はここまでとしておきます。 まちみち