まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.970 しまなみの旅冬編(11)・・・今治、旅の終わり

2018-07-30 00:01:30 | 瀬戸内
おはようございます。


さあ、夏の甲子園100回記念大会、奈良県代表は奈良大附に決まりました、天理との対戦となった決勝は録画したのを見たのですが何か凄い試合でした。奈良大附が9回表まで4点リードを天理が追いついた時にはこれが天理の底力、奈良大附には5度あったことは6度ある・・・と言った感じ、その9回には審判の分かりにくい判定のせいで奈良大附は一度は優勝の歓喜の輪ができたがそれは取り消されてしまい一瞬球場内に嫌~な雰囲気が漂っていたが、延長11回裏にサヨナラヒットで見事甲子園の初切符をつかむことができました。これぞ6度目の正直、2013年に桜井に不覚を取った時にはこれが奈良大附の運命かとも思ったが、やっと2強に割って入ることができました。前にセンバツに出た時は初戦で敦賀気比との対戦、1安打しか打てず0-3で完敗しましたが・・・ちなみに敦賀気比はこの時優勝、準決勝戦では大阪桐蔭を血祭りにあげた・・・その時の経験も踏まえて、奈良県の高校野球次の100年に向けて新しい歴史を作り上げて行ってほしい、まあ勝つのがいいことに越したことはないけど、まずは奈良県は天理、智辯だけやあらへんぞ!!と言うような試合をしてほしいところです、さて、本文へとまいりましょうか↓↓↓











しまなみの旅冬編、いよいよ最終回です、今まで長い間お付き合いいただけてホント申し訳なかったです、もう少しだけお付き合い願います。まずは前回の続き、来島海峡大橋から海沿いの道を進んで今治の中心を目指しています、前回はちょうど写真1枚目の灯台下バス停で終わったのでした、このちょっと興味を惹かれるバス停名、灯台は多分山の上にある灯台を示しているのだと思いますがここからは見えません。相棒君を止めて海へと出てみる、左には来島海峡大橋、右側には今治港の風景が見えている、もう空は薄暗くなってきていていくつもの光が点滅している、旅の終わりを感じさせる寂しい風景だが行程はまだ少しだけ残っている、さあ、先を急ぐとしましょう。











今治港へとたどり着きました、空はまだ明るみは残っているものの夕刻の寂しい風景は港全体を取り囲んでいる感じ、いつもならここで宿泊と言うことでホテルへと向かうところだが今回は日帰りの旅、せわしないことだがここからは奈良へ帰ることを考えなければならない。薄暗い空をバックに灯台に灯る光、静かな波には桟橋がプカプカと浮かんでいる、この時間出発する船はないみたいで人の姿もほとんど見ない、もうじき新年を迎えると言うことで・・・あの~、この旅は昨年の大晦日に走ったものです、一応言っておかないと・・・みんな家に帰って紅白歌合戦でも見ているのだろうか。ターミナルと言えども人の姿を見かけないといよいよ寂しい気持ちになってくる。








あららら・・・何かピンぼけな写真ばかり並べてしまいました、お見苦しい点はご了承ください、と言うことで今治港からJR今治駅へと向かうアーケード商店街、午後6時を過ぎたところですがここも人の陰がほとんど見かけない。写真3枚目、今治駅もピンボケしてる~、朝、雨が降りそうな空を見上げながら糸崎駅で立ち上げた相棒君はここで寝床へと戻すことに、いろいろと天気に左右された旅だったが無事にここまでたどり着くことができた、ここからは奈良へ帰るまでゆっくり休んどいてください。今治駅からは松山方面へ利用したことはあったが高松方面へは初めての輪行、もちろんここは一気に岡山まで特急を利用、ただし自由席、自転車を置く場所を考えると指定席は取ることができない、と言うのがこの前新幹線を利用した時の教訓。でもやっぱり疲れているから座りたいよな~、出来れば狙いをつけた座席に・・・と思っているうちに特急がやってきた、松山を出て2つめの停車駅だが車内はまあまあ座席は埋まっていた。それでも何とか狙っていた一番後ろの座席は確保できた、これで岡山までゆったりと落ち着いた気分でいることができる、列車は伊予西条、新居浜、観音寺と停車していくが、その度に大きな荷物を抱えて下車していく人が、大晦日ももう押し迫ったこんな時間だが帰省する人なのだろう。








しまなみの旅は昨年短い期間で走った2編の記録をお送りしてきました、今年も走りに行こうと思っていたのですがこの前の大雨で岡山、広島方面は甚大な被害が出ているとのこと、そんな時に呑気に走りに行っていいものかと、と思っています。でも観光地には付き物になりそうな風評被害のおかげで、逆にそちらの方がいい迷惑と言った感じなようです、行く方もあまり気にしない方がいいのかも知れません。夏休みは予算的な関係で行くことはできませんが、秋にひとつ、向こう方面を走りに行きたいと思っています、そうやな~、今度は鞆の浦、大崎上島、芸予諸島・・・、どこへ行こうかねえ、久しぶりに宿泊で行くのもいいかなあ。そんなわけでしまなみの旅冬編、来年こそいい年になりますように・・・2018年、今年のことね、ただ実際にはあまりいい年にはなってないんですけど・・・と思いながら終わりにしておきましょう、今回も時間となったようです、次回も気楽にお越しくださいませ。          まちみち




No.969 大和郡山の何気ない風景をバックに何気ないお話を・・・

2018-07-27 09:07:58 | 日記
おはようございます。













夏の甲子園も全国で代表校が次々と決まっていってます、和歌山はやっぱり智辯和歌山かあ~、福島ではもうお馴染みの聖光学園、高知では明徳義塾が負けてしまった・・・と全国各地でそれぞれの思いを馳せて代表校が決まっていってます。さて、我が地元奈良県は昨日(25日)でベスト4が出揃いました、今日は休養日で明日が準決勝、いよいよ大詰めと言ったところです、天理、智辯学園、橿原学院、奈良大附、まあこの辺りは前評判通りで順当に4校が残った感じです。準決勝第1試合では天理と智辯学園が対戦します、まあ最後に残るのは1校なわけだけど、ここでこのどちらかが消えるのか~、出来れば決勝で見たかった気も。昨夏全国ベスト4の天理に2年前のセンバツ優勝校智辯学園、この2校の対戦は天理11勝、智辯10勝に1つの引き分けがありと拮抗している、もうどちらが勝ってほしいと言うのはなしにして両校とも頑張ってほしいところです。もちろん橿原学院も奈良大附も頑張れ!奈良大附はこれまで5度決勝まで進んで全部敗退、一番のチャンスだった2013年も桜井に負けると言うまさかの出来事、今や2強に次ぐ地位を築こうとしているだけに今回はチャンスかも知れません、準々決勝では法隆寺国際に逆転勝ち、勢いのあるチームに勝つと言うのはやはり力がある証拠、その実力を次の橿原学院戦ではいかんなく発揮してほしいところです。そう言えば北大阪地区も次の準決勝では大阪桐蔭と履正社が対戦とのこと、せっかく大阪は2地区割したのにこの両校は北地区に入ってしまったんですよね~、もったいない感じ、南地区の方はチャンスや!と喜んでいるのかも。

















さて、写真の方は大和郡山の中心部にある柳町商店街付近の風景をお送りしています、町の中心部と言っても高いビルなどはなく、昔からの古い町並や商店が残っている所ですが、最近は町の産物でもある金魚を前面に押し出して集客を見込む店も多くなってきました。その代表的なのが商店街の一番南側にあった電話ボックスの金魚鉢、しかしこれをアイデアを盗まれたとか言って福島のゲージツ家がしょ~もないと言うか大人気ないいちゃもんをつけてきて、大人である大和郡山の商店はそのアホなゲージツ家の意思を尊重して撤去してしまいました、それでも店は繁盛しているようなので良かった良かった・・・。この通りはもう毎日と言っていいほど通っている所なので自分的には目新しいものはないのですが、時間をかけてゆっくり走ってみるといろいろと再発見できる、おやおやおや?前にもここで取り上げたことがある登録有形文化財の杉山小児科、扉に何か貼ってるなと思って見てみると、小児科辞めたってよ・・・。









この前の土曜日は連休がとれたので久しぶりに兵庫を走ろうと思い朝早くに家を出ました。奈良からは国道25号線のいつものコースを進んで大阪へと入り、大阪市を抜けて兵庫県へ、正月には神戸まで走ったが今回は時間があったので明石までは行きたいと思っていた、がどうも体がだるくて仕方ない、走っている途中からは恐ろしく眠気が襲ってきた。朝のうちは涼しくてたまに陽が雲に陰る頃もあったが時間が経つにつれて気温も上がってきて、途中にある温度計を見ると35度を超えていた、何かもうフラフラ・・・国道2号線の阪神尼崎駅付近に樹に囲まれた噴水があったのでそこで休憩することに、普段は太陽の照りつけなど気にすることなく走っていたのに、こんな形で休憩するなんて滅多にないことだ。木陰の地べたに座り込み水の流れを聞いていると鬱々と眠気が・・・すぐそばでは国道を車が行き来していてうるさいくらいなのにその音が耳に入って来ない、しばらくその場でウトウトとしていたが時間的には1時間ほどその場に座り込んでいたらしい。立ち上がり再び走ろうかと思ったが体が動かない、結局走りはここで断念して阪神尼崎駅前で相棒君を折りたたみ、奈良行の直通の準急で帰ることにした。涼しい車内ではほとんど眠っていたらしい、多分軽い熱中症だったと思う、去年あたりからどうもこの暑さが厳しく感じるようになってきた、それでも走りたいんだよなあ。翌日はちょっと体は重かったが短い距離を走ってきた、気をつけなければいけないのは重々分かっている、でもやっぱり夏は楽しみたいですからね、気をつけて行きたいところです。さて、あまり写真と関係ない話ばかりしてきましたが今回も時間となったようです、次回も気楽にお越しくださいませ。         まちみち




No.968 岐阜の旅春編(3)・・・各駅巡り、名鉄各務原線&JR高山本線、その3

2018-07-25 09:27:32 | 鉄道
おはようございます。












岐阜の旅は序盤戦は名鉄各務ヶ原線+JR高山本線を各駅巡り、この区間は中山道が沿っている所ですが今回は駅巡りが優先なので旧街道にはこだわらないで進んでいます。前回の終わり、JR蘇原駅から大きな工場を回り込んで国道21号線へ、交差点からは岐阜方面に少しだけ戻って次の駅が三柿野駅、国道が上を交差している所にありホームは2面3線とここまで単調な駅ばかりの名鉄線の中ではやっと特徴のある駅に出会えた感じ。時刻表を見ると朝早い時間に当駅から始発の特急電車がある、各務ヶ原市の中心地と言うわけではないが駅周辺は賑やかな所で急行も停車する、特急の始発も住民の通勤の利便性を考えてのことだろう。国道に戻ると線路を渡るための歩道橋があり中山道だとの表示がある、と言うことはさっき通ってきた国道21号線が旧中山道となる、しかし車の往来が激しい道には旧街道の雰囲気を感じることはできない。










二十軒駅は国道から少し外れた所にあるまたまた単調な駅、再び国道21号線に戻って先へと進んで行くと進行方向左手側にJR各務ヶ原駅の駅舎が見えてくる。しかしまずは先に名鉄の各務ヶ原駅へと、と言うことで駅前の道を右へと曲がる、すぐに踏切がありその手前にあるのが名電各務原駅、駅名には小さなケの文字が入らない。市名を駅名にしているのに駅舎は単調、ホームも2面2線の何の特徴もない駅、急行停車駅で乗降客数は三柿野駅を上回っている辺りは市名を名乗っている分面目を保ったと言う感じだ。再び来た道を戻って今度はJR各務ヶ原駅へ、こちらは小さなケの文字が入っている、四角い建物の駅舎で入口はコンビニみたい、中は割と広くて本当にコンビニにしてしまってもいいくらい、とか何とか思いながらwikiを見てみると以前は本当にコンビニが入っていたらしい。駅は無人駅でホームへは扉を通って行く、ホームは2面2線だが元は貨物の扱いもあって北側にはもう1本使われていない線路が敷かれている。















地図を見ると国道21号線はこの先JR線を飛び越えてしまうので、ここは旧街道を離れて名鉄線に沿う南側の道を進んで行く。こちら側は住宅街を突っ切るような何の特徴もない普通の道、そしてその途中で通り過ぎていった名鉄線の苧ヶ瀬駅、羽場駅もいかにも名鉄線の駅と言った単調な感じの駅、うぅ~ん、話が膨らみませんなあ・・・って大手私鉄の駅はだいたいこんなもん、駅に特徴がなければ周辺の風景に特徴を見つけたいが民家ばかりだとやっぱり話が膨らまない。次の駅は鵜沼宿駅、やっ、今度は話が膨らみそうな駅名だ、島式ホームでその端っこが駅舎になっている、しかもその駅舎は踏切の真ん中にあってホームに行くには踏切を渡らなければならない、このパターンは京阪三室戸駅と同じだ。更にその北側にはもう1本線路があるがこれはJR高山本線の線路、今度は近鉄津新町駅と同じパターンか、岐阜からつかず離れずと言う感じで並んできた進んできたJRと名鉄はここでやっと間近で顔を合わせることとなる。鵜沼宿と言う駅名からもまた話が膨らみそう、しかし周辺は田園風景の中で宿場町はどこやねん、踏切から続く道を北へと進むと国道21号線との交差点、更に北へと行くとやっと中山道へとたどり着く、駅からは結構離れているので駅名に偽りありと言いたいところだが宿場町への最寄り駅には変わりない。
中山道鵜沼宿巡りについてはまた別枠でのお送りと言うことで、各駅巡りはJR鵜沼駅、名鉄新鵜沼駅へ、鵜沼宿の一番東になる交差点から犬山方面へと伸びる県道へと入り踏切を渡る、この辺りは車の渋滞が激しく、JR鵜沼駅の風景を写真に収めることができなかった。県道を離れて名鉄新鵜沼駅へ、大きな駅は写真が撮りにくいのでホームの様子は分からないが真ん中のホームに特急電車が停まっているのが見えた、中部国際空港へと向かう特急か。名鉄各務原線は県庁所在地の岐阜市からここまで、ほぼ町中を通っているとは言っても扱い的にはローカル線と同じ感じ、路線はここから犬山線となって犬山、岩倉、名古屋、更には空港方面と愛知の主要な地名を結ぶ路線となる。そんなわけで各駅巡りの方は一応ここで終わり、岐阜の旅はこの先、犬山から可児へと、更に東へと進んで行くことになりますが、この旅の目的はあの時地面へとポトリと旅立って行った五平餅を食べること、果たしてその目的を果たすことはできるのでしょうか。今回も時間となったようです、次回も気楽にお越しくださいませ。         まちみち







No.967 剣豪の里、柳生

2018-07-23 09:11:53 | ふうけい
おはようございます。













加茂、笠置を経由して奈良市へと入りました・・・って出発した地が奈良市なのに何言ってんだ、となりそうですが、これから行く柳生は奈良からだと国道369号線の急な上り坂を行かなければならなく自分(一人称)の脚力ではとても行けそうにないので、あえて遠回りして行くことになりました。まあそうは言っても笠置から柳生に至るまでも結構な上りだったんですけどね、ここは前にも走ったことがありましたがその時は上りのキツさに自転車を押し歩き、今回はその時の経験が生きていたのでしょうか、何とか上り坂を克服して奈良へと入ることができました。県境を過ぎて坂を上り詰めるとその先は下りではなくほぼ平坦なままで柳生の里へと入って行く、道を南へと進んで行くと小学校があり、町中に入ってその先が柳生交差点、その一角にはここが柳生の道路の起点となる道路元標が立っている。そのほんの少し先に柳生バス停がありその向かいにはちょっと風情がありそうな重兵衛食堂、ここを走った前夜には奈良テレビで柳生までのバス旅の番組をやっていてこの食堂も紹介されていた、からと言って自分(一人称)は入ったりなんかしません、食はコンビニで十分です、しかしこの辺りはコンビニは見かけないなあ~、腹減ったなあ・・・。










バス停のある交差点から南へと伸びる道が国道369号線となる、奈良市の阪奈道路の終点となる所から始まる国道369号線は奈良で一番賑やかな所から柳生へと上り、その後は山の中ばかりを進んで最終的には三重県の松阪市まで通じている。柳生交差点からその国道369号線を南へ、田園風景の中を進んで行くと小高い丘の上に柳生陣屋跡、その向かい側の山の上には芳徳禅寺、この辺りは柳生一族に所縁のある場所である。柳生一族と言うと思い出すのが『柳生一族の陰謀』、千葉真一が柳生十兵衛をやっていたドラマです、JAC勢ぞろいと言った感じのドラマでしたがその中で印象に残っているのがこの人↓↓↓



この間までBSプレミアムでやってた山本耕史主演の時代劇ドラマでもそうですが、何か公家のこんな化粧をした「麿」と言う人は悪い奴が多いですねえ、武士の世では公家は端っこに追いやられた存在になっているせいか、裏では復権を狙っているとかで悪役キャラになってしまうんですかねえ。そう言えばNHKでニュースを読んでいた「麿」も何か悪いイメージがついてしまいたねえ、一時期は関西で大活躍していたのに・・・って何の話してんや~















まあドラマのイメージもあってか柳生と言うと「剣豪の里」と言うフレーズを思い出してしまう、さっき名前を出した芳徳禅寺は武道の道場に使用されているとのことで、兵法指南役として重用された柳生家の流れは今もこの地に受け継がれている。さて、走りの方もそろそろ次の段階へと言うことで再び柳生バス停まで戻ることに、その途中には上の写真にあるようになかなかな構えの武家屋敷をいくつか見ることができる。武家の時代にはこの地にひとつの国があったかのようだが、それも今では奈良市の東の外れで町からも遠く離れて忘れられた存在になっている、自分(一人称)が走った日でも観光客を見かけることはほとんどなく、寂しい風景が広がっているだけに過ぎない感じだった。でも無暗に観光に走らないでありのままの町並や風景を見せてくれるだけで、この山里の魅力は十分感じられると思う、一時、大河ドラマでこの町が話題になった時はたくさんの人が訪れたようだったが、いずれまたそんな時が来るのだろう、今は
その時を静かに待っていると言う感じの柳生の里でした。さて、今回も時間となったようです、この後は奈良までの帰りの道をバス停巡りでお送りしていこうと思います、次回も気楽にお越しくださいませ。            まちみち



No.966 各駅巡り、大阪市営地下鉄谷町線(3)・・・谷町筋へ

2018-07-20 10:51:47 | 鉄道
おはようございます。













さてさて、カテゴリーは「鉄道」でも電車も線路も出てこない大阪市営地下鉄谷町線各駅巡りは前回阿倍野駅までやって来ました、天王寺の駅はもう目の前、あべのハルカスももうすぐそこに天に突きさすように立っている。そのままあべの筋を通って天王寺駅まで行っても良かったがこの辺りは結構混雑するので、登録有形文化財もあるとのことで遠回りして飛田の方へと向かったわけですが・・・何だ、ここは?アカン、自分(一人称)はこういう場所は苦手だ、何か異空間に引きずり込まれそうな感じだったので急いでここを走り抜けた。ハルカスを目の前に緩やかな上り坂を進んで行くとJR天王寺駅前へ、大きな交差点の右側には阪堺線の天王寺駅、左側にはJRの駅ビル、地下鉄の入口には谷町線と御堂筋線の表示、2線が十字に交わる乗換駅だがそれぞれの駅は離れていて乗換えは結構不便な所である、ここからは路線名通りの谷町筋の大きく広い道を北へと進んで行くこととする。












谷町筋が通る辺りは上町台地で、大阪平野の中では少し小高い所に位置している、大坂夏の陣での真田幸村の最期の地となった所もこの辺りに近い。国道25号線が交差する所が四天王寺前交差点、ちょっと休憩を、と言うことで四天王寺に寄ってみる、山門では上の写真にあるような赤と青の仁王様がお出迎え、五重塔はこの寺院の象徴だが建物には赤みがかかっていて何か派手なところが文化財としてのありがたみを感じない↓↓↓



寺院の前から北へと伸びている谷町筋から1本東側の道が熊野街道、街道と言っても両側にビルが建ち並ぶ風情も何もないと言った道を進んで行くと谷町筋に合流して、そこにあるのが地下鉄四天王寺前夕陽ヶ丘駅。谷町線によくある複合地名の駅名だが最初は四天王寺前と言う駅名で駅名坂には(夕陽ヶ丘)と記されていた、ただ四天王寺前と言うにはちょっと距離がある感じもするのだが、案の定地元の人たちからは文句があったらしい、谷町線の駅にはどうもこんな話が多い、やっぱり駅名になると言うのは地元にとってメリットがあるものなのか・・・。












千日前通と交差する所にあるのが谷町九丁目駅、近鉄上本町駅とはかなりの距離があるが乗換駅になっているので乗降客は多い、ああ~、自分(一人称)もこの駅はよく利用したなあ、上本町駅から地下道を歩いて行って梅田方面に行く時はすんなり行けるけど、天王寺方面に行く時は一旦階段を下りてその後上ってと決行面倒だったんだよなあ。次の駅は谷町六丁目駅、長堀鶴見緑地線との乗換駅、谷町筋はこの辺り寺院がいっぱい並んでいて、前に一度夜中にここを歩いたことがあったが結構不気味な所だった。更に進んで次の駅が谷町四丁目駅、今度は中央線との乗換駅とのことで谷町線の中では乗降客は4番目に多い駅だとのこと、谷町筋は中央大通と交差する賑やかな所でNHK大阪局や大阪城も近い。思えば谷町筋は大きな道だが、交通の便を考えたらここよりも1本東側にある上町筋の下に地下鉄を通した方が良かったのかも、と考えてしまうが、そうなると大阪城の下を通さなくてはならない、だから1本ズレて谷町筋になったのだろうか、東京でも江戸城の下は地下鉄通ってないですもんね。そんなわけで今回はここまで、そろそろ時間となったようです、『半分、青い。』涼ちゃんさんに監督、3人のオバサンらと混じると鈴愛チャンが一番普通と言うかまともに見えてしまいます、何か不思議なドラマになってきました、次回も気楽にお越しくださいませ。          まちみち