まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1736 過去旅より・・・東海道相模路

2022-03-31 09:53:18 | 箱根
よろしくお願いします。



















今回は過去旅シリーズ、2015年の暮れに神奈川県内の東海道を箱根湯本まで走った記録をお送りしていこうと思います。今のところ箱根・・・と言ってもその玄関口ですが・・・、関東へ足を踏み入れたのはこの旅が最後となっています、まあ金銭的な問題が一番ですが、東より西に目が向きがちなのが足が遠のいている原因でもあります。でも常々行きたいとは思っているんだよなあ~、まあ今はコロナも心配だしやっぱり貧乏生活なので・・・、まあそのうち行けるようにとの思いを込めて、過去旅で気持ちを盛り上げるとでもしましょうか。
この日は午前中は鎌倉から江ノ電各駅巡り、それを終えて東海道へと入りました、旧街道と言ってもほとんどが車がビュンビュンと走り抜ける国道1号線、だんだん低くなってくる西日を真正面に受けて小田原へと向けて進んで行きます。藤沢市から茅ヶ崎市、平塚市と名前の知られた市を通り過ぎていく、今は車が多く行きかう国道1号線、昔はこの道をたくさんの人が歩いて旅していた所だけあって、松並木や風景、町並に旧街道の雰囲気を感じることができる。平塚を過ぎる大磯、二宮と箱根駅伝4区でお馴染みの所へと差し掛かって行く、いわゆる湘南と言う所、関西に住んでいる自分(一人称)からするとちょっと洒落た雰囲気を感じる響きの地名だが、やはりここも旧街道だったと言う雰囲気は所々で感じることができます。

















走ったのは大晦日の前日、もちろん冬の真っ只中とのことで日が暮れてくるのも早い。小田原市に入って酒匂川を渡る頃にはもう日は空の低い位置にあって、もう間もなく向かいにある山に姿を隠そうとしている。その山の一角にはポコンとした形の山が2つ、あのあたりが箱根なのだろう、旅の虫が鳴き始めているが今回はパス、次回の旅に期待することとしよう。この年にはGWに行ったがその時は火山活動が活発になって大涌谷は閉鎖、ロープウェイの運行も中止されていた、それでもたくさんの観光客が訪れていたが、箱根はこれ以来台風、災害、感染症禍と不幸に見舞われることになってしまいました。小田原の中心部を過ぎると国道1号線を進んでこの日の最終目的地である箱根湯本へ、少しずつ上り坂となった道には夕方と言うのにたくさんの車が列を為して渋滞となっていた。箱根湯本ももう日暮れ時と言うのに人がいっぱい、その中を時間が許す限りの温泉街巡り、たくさんの人が行きかう中を少し気を使いながら相棒君を走らせました。↓↓↓
















さあ、センバツはいよいよ今日が決勝、近江と大阪桐蔭の対戦となりました。近江は京都国際の辞退を受けての代替出場が決まったのが開幕の1日前、初戦の長崎日大戦はその2日後、いきなりの出場は準備もままならない感じでその初戦は大苦戦、リードされる展開も9回に同点に追いついて延長へ、それも12回で決着がつかずタイブレークへ。この時の勝利は京都国際に送る勝利と言う感じもありましたが、そこから聖光学院、金光大阪も撃ち破ってベスト4へ。そして準決勝では難敵浦和学院を延長戦で破って、チームとしても県勢としてもセンバツは初めての決勝進出、夏を合わせると2度目の決勝進出となりました。相手は体格も実績もBigBossが率いる大阪桐蔭、ここ2試合で30点も取ったチームが前評判通り順当に勝ち上がって来ました、となると昨年のあれは何だったんでしょうねえ~。その昨夏の相手となったのが近江、4点差を逆転した試合はお見事、その勢いでベスト4まで行きました。その原動力となったのが山田投手、今回も4試合を一人で投げぬく大車輪の活躍ですが、昨日は死球を受け負傷、しかも今日は球数制限で116級しか投げられないと、近江には少し不幸な影が漂っています。それでもここまで数々の不利を吹き飛ばしてここまで上り詰めてきた近江、何とか大阪桐蔭を返り討ちに合わせて湖国に旗を持って帰ってあげてほしいところです。今朝は雨は降ってるけど・・・中止になってくれた方がいいかも、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1735 春をつかまえに佐保川へ

2022-03-29 09:22:51 | チョイ走
よろしくお願いします。













この前の三連休のうちの最後の休みの日と翌週の土日の3日間で佐保川に春をつかまえに行ってきました。自分(一人称)が春を感じるのは大相撲春場所・・・前の仕事が難波だったので力士の人を多く当たり前のように見かけていた、仕事の関係で北の湖理事長と話したこともありました。瓶詰油の匂いがしてくると春が近いな~と感じていました。・・・、センバツ、そして菜の花です。大体の人は春と言うと桜だとなるはずなのですが、自分(一人称)は菜の花が春の訪れを感じさせてくれる花となっています。
そんなわけでまずは21日、近辺をチョイ走りに行ってその帰路に八条付近の秋篠川との合流点へと至り、そこから岩井川との合流点に向けて、川縁の斜面に咲く菜の花の写真を撮って来ました。咲き具合はそろそろ最盛期に差し掛かろうとしている頃、これは来週になればもっといい光景が見られるだろうと思い、お楽しみは翌週末にまわすことにしたのですが・・・。




























26日の土曜日は生憎の雨、まあ週初めから週間予報で雨だと言っていたので初めから分かっていたのですが、朝一番からの降り具合を見ると、これは自転車では走れないなあ、と即効あきらめざるを得ない状態でした。もちろんセンバツも中止、しかしせっかくの休日、家でぼぉ~っとしていられない質なので雨は降っているけど出かけることに、自転車がダメでも足があるじゃないか、と言うことで歩きで巡ることとしました。まずは佐保川沿いへたどり着き菩提川と佐保川が合流する地点へ、ここは歩きでしか行けない所、桜はまだチラホラの咲き具合ですがこの辺りも川縁の斜面には黄色の絨毯が敷かれていて、1週間間を置いた成果はあった感じでした。その後は川沿いを歩いてなんやかんやとネタ探し、菜の花はもとより、町のサポーターの方たちが植えてくださった花が雨の中で映えていました。この後雨の中を平城宮跡~西大寺界隈~西ノ京~京奈和自転車道秋篠川沿いとぶらり歩きして、先週も行った秋篠川と佐保川が合流する地点へ。先週は自転車で走った道をこの日は歩きで、雨の中で車が来ると横に避けなければならなかったが、距離的には15キロ~20キロくらい、よくバラエティー番組で有吉弘行が時間があれば20キロくらい歩くと言っていたが、まさにそんな感じで雨の中を歩いたぜいたくな時間でした。


翌27日の日曜日は朝からチョイ走り、その帰りに近鉄天理線が近くを通っている京奈和自転車道へ、この辺りも菜の花が見所となっていました。この日は前日の雨から一転の青空が広がる晴天、曇天の下に映える黄色の乙哉なら、晴天の下に映える菜の花はもっと乙哉でした。↓↓↓











さてさて、春の旗をつかまえに行くセンバツはベスト4が出揃いました、大阪桐蔭はやっぱり強いなあ~、どっかのチーム・・・自分(一人称)の中ではもう写す価値なしになってしまっています、奈良県民やめたくなったほどです・・・とは大違いです。ただ、昨年の降雨コールドに続いて今回は広島商の辞退ありと、ちょっとすっきりしない形の勝ち上がりもあって、本来の強さが翳り気味な気もします、昨日の17点は久しぶりに片鱗を見せたと言ったところも、頂点まではあと2つ、取りこぼしも心配な気がします。あと2つと言えば近江、昨夏に続いてのベスト4進出、京都国際が辞退しての代替出場となったのが今や頂点を狙えるところまで来ました、ここまで来るとセンバツ選考もどこ見てたんや!と言いたくなるくらい、昨年の秋には格下の高校に負け、近畿大会ではコールド負けしたチームよりもこちらを選んであげた方が良かったのでは、と言いたくなるくらいです。ここまで来たらいつぞやの夏以来の決勝進出を期待してしまいますね、もしも大阪桐蔭が来たら昨夏の返り討ちに、国学院久我山が来たら前回の決勝で敗れた東京勢へのリベンジを。でもその前にやっぱり浦和学院です、監督が代わって・・・ニュースで森大監督と見て、前回の森士監督が大監督になったかと思った、ネットでは謎の采配がネタにされている人でしたがそれでも埼玉に旗を持って帰っていますからね・・・強さが一段と増したチームですが、何とかここを撃ち破って決勝へとコマを進めてほしいところです、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1734 2021年大晦日兵庫の旅(3)・・・夕暮れの室津漁港

2022-03-27 22:16:39 | 旅行記
よろしくお願いします。

















昨年の大晦日に兵庫を走った記録も後半戦、もう毎回書いているが自分(一人称)は体調が心配、相棒君は変速ギアが不調、天候も不良と三重苦の旅となるところだったが、今のところは無事に進んでいます。播磨中央公園で万葉歌碑を見つけた後は国道372号線をひたすらすすんで30キロほど先の姫路市へ、ここまではいつもの5段目のギアが使えずひとつ上の6段を使っての走りのため、普段より早く走れると言う皮肉なことになっていますが、こうなりゃ一気に室津を目指すことができそう、自分の体調のことも天気のことも忘れてひたすらペダルを漕ぎ続けます、・・・と思ったが、やっぱりチョイと道草、久しぶりの北条鉄道法華口駅へと立ち寄りました。登録有形文化財の駅舎は今も健在、列車のお見送りで有名だった女性駅長はもう辞められたのこと、構内のパン屋さんもこの日はお休みでした。ホームに出ると北条町駅側に行き違いができる新しいホームができていた。ちょうど列車がやって来て新しいホームに入ったかと思うとすぐに走り去って行ってしまった、でもこれまでは全駅1本だけのホームだったのが、ここで行き違いができると言うことでまだまだ頑張る北条鉄道が見られそうです。















その後も国道372号線を快走、途中ハトに爆弾を落とされたがそんなものにもめげずに14時半頃に姫路市の中心部へと入ることができた。人が多く歩く姫路城界隈、新幹線の高架も難なく通り抜けることができて、室津を目指しての走りはまだまだ続く、快調に走れていたと思ったが、姫路の中心部から飾磨方面にかけては信号で止められたりして結構時間がかかってしまった。国道250号線に入った頃には太陽はもう真正面に輝いている、それだけ日が落ちてきていることだ、室津までは約15キロ、しばらくは平坦な道を走るが途中からは上りの道となる、夕暮れに間に合うかどうか怪しくなってきた。


山陽網干駅前を過ぎるとたつの市、2つの川に架かる橋を渡る、ますます陽光は真正面からきつく差し込んでくる、走りに夢中になって気づかなかったが雪の心配は全くなくなっていたんやなあ~、これは泣ける風景が見られるかも。太陽が正面の山に隠れて空も少しずつ暗さが増してきたかのよう、目指す室津までは約5キロ、いよいよここからは上りが始まる。最初の漁港を過ぎると国道は海に面した緩やかなカーブと上り坂、まだ空のどこかに残っている太陽が近くの山を赤く照らしている。時刻は17時に差し掛かった頃、空が明るいうちに室津にたどり着くことができた、古い町並を抜けて漁港へ、何度と来ている所だがこんなに遅い時間にやって来たのは初めて、どうやら期待していた泣ける風景が見られそうだ。




















港に並んだ漁船は旗のてっぺんに飾りがつけられていて、朝から止むことのなかった風にユラユラと揺らされている。漁港から坂を上った所にある神社では初詣の準備も終わってひっそりとしていて、いよいよ明日を待つだけとなっている。最後に訪れたのは万葉歌碑がある藻振鼻と言う岬、相変わらずきつい風に波は立って岩を打ち付けている。空はいよいよ暗くなって人の姿もなくなった漁港は、船が波にギコギコと揺らされている音と旗がはためく音が相まって聞こえている、ここまで来るのは大変だったが、室津では期待した風景を十分楽しむことができた。さあ、後はもう引き返すだけ、完全に暗くなった中、国道250号線を下って行く、さっき来た道を引き返して初めて気づいたが、ここに来るまではずっと向かい風だったんだな~、帰りは追い風になっていて皮肉なことにこの日一番の快走となってしまった。
帰りの輪行は山陽網干駅から、時刻表を確認すると2回乗り換えるだけで奈良まで帰ることができそう。思えばこの走りの1週間前に病院で入院手術が必要だと言われて、最悪の年末を過ごすこととなってしまった、予定していたしまなみの旅はキャンセルして兵庫への日帰り旅を2つ、今回は悪条件が重なるばかりとなってしまったが、まあその鬱憤を晴らすことができる走りとなりました。でも旅を終えて電車に乗ってたら現実に引き戻されて・・・、来年はどうなるんだろうって、入院か~、手術か~、嫌やな~、憂鬱やな~、とのことでしたが、実はこの間、病院に行ってきて先生から治療の終結宣言をいただきました。もちろん入院はなし、余程のことがない限りは悪くなることもないでしょうとのことでした、さあ、GWの旅の予定でも立てようかな、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1733 チョイ To 京田辺・・・春を待つ風景

2022-03-25 10:03:12 | ふうけい
よろしくお願いします。
















今回はチョイ走り、程よく暇つぶしになって程よく距離が走れて程よくアップダウンがあって県外にも行けると言うことで、いつものコースとなるのですが生駒市から京田辺市へと至るルートを走ってきた時の記録をお送りしていきます。ここではもう何度もお送りしているので写真には特に目新しい風景はなく、正直飽きもあるコースなのですが、見慣れた風景も走った時の季節によって変わるものなので、それを確認、再発見するのもまた面白いものです。走ったのは2月の最後の休日、全体的に鮮やかな色が見えない風景が並んでいますが、これらももう1カ月も経てば春を感じさせてくれる景色へと変わって来るでしょう。この頃はその来たるべき時を待っている時間と言ったところでしょうか。














富雄川沿いを進んで生駒市へ、高山地区は茶筅の名産地、山には竹が多く生えていてそれを原産としてここの産業を支えていることは前にここでお伝えしたことがありました。町を抜けると緩やかな上り坂、その上りが少しきつくなって行きついたところで京都府京田辺市へと入る。お互いの市の中心部は近鉄電車で行くことができるが、急行を乗り継いでも30分近くはかかる、遠い町のイメージがあるが山深い所で境界を接しているので近いイメージを与えてくれている。峠にある集落を過ぎると一気に急な下り坂を進んで普賢寺の町並へとたどり着く、ここから少し進むとあるのが観音寺、いつも休憩で立ち寄る神社だが昨年の春に行った時は寺院の前の畑には一面菜の花が咲き誇っていた。そのイメージもあったので今回は早咲きしてないかな、と思ったのだが、やっぱり花の姿はまだ見られなかった、まあそうだよなあ~、春になったら機会を見つけてまた来ることにするかな。高台を下りてきて近鉄とJRが隣り合う三山木駅、高架の下を過ぎていつもの木津川沿いの自転車道へ、3番目のゾーンでは2月の自転車道の風景をお送りしています↓↓↓























さて、ドラマの『相棒』ですが、7年間右京さんの相棒として渡り歩いた冠城亘が警察を去って行きました。最終回は前後編で反町隆史の退場を煽るかのような内容になるのかと思ったが、事件はそれとは全く関係ないところで進み、最後に冠城が突然の宣言で特命係を去ると言う内容でした、まあ殉職ではなくて良かったが。ラストでは右京さんから「もう少し一緒に・・・」と右京さんらしくないセリフが出ました、それだけ冠城君を評価し頼りにしていたのでしょう。終わりがこれまでにないほど寂しい感じとなったのは、杉下右京も歳をとったと言うことか、ただシリーズはまだまだ続くみたいなので次の相棒が誰になるのかは楽しみなところです。でも自分(一人称)は冠城君が最初に特命係にやって来た時に、こいつが杉下右京に引導を渡すのかも・・・とここで述べたことがありました。法務省時代はそんな怪しさを醸し出していたのが、2年目に刑事になってからは右京さん大好き人間に変わってしまい、いつもの相棒として渡り合うこととなりました。警察嫌いの青木も2人に復讐するはずが、何か中途半端にいなくなってしまうみたいで、まだまだ右京さんは最強と言う感じでしょう、本当にこのドラマ、最後はどんな幕引きとなるんでしょうかね~。おやおや、僕としたことがまたまた余計な話をしてしまいました、すみませんねえ、細かいことが気になるものなので、僕の悪い癖、今回もご覧いただきまして、ど~もありがとう。・・・・・・・・・・まちみち




No.1732 吉野川分水・県営佐保川工区(1)

2022-03-23 09:08:57 | 吉野川分水
よろしくお願いします。








まあね、言いたいことはいろいろあるんやけど言えば愚痴になるし何か腹立ってしゃあないんで、早速本文と行きます、今回は吉野川分水巡りです。上にある地図では写真1枚目のグレーの楕円内が佐保川工区、そのうち今回巡るのが写真2枚目の白枠の部分です、佐保川工区については全部で3回のお送りを予定しています。

















東部幹線水路が北から西へ、90度方向を曲げるのが天理・・・ああ~、今出したくない2文字が出てきたや~・・・市の一番際にある分水工、もう一歩進むと奈良市に入る所です。そこから分かれているのが佐保川1号幹線水路、奈良市に入って最初の分水槽には周辺の地区への分水の日割りが掲げられています、配分が偏らないように配慮されているのが分かります。2つ目の分水槽で西に折れて国道169号線を渡ると次の分水槽、更にJR万葉まほろば線を越えて畔道を進んで行くと分水槽が現れて、まるで一本の線がつながっているかのよう。更にその線をたどるかのようにして中ツ道で分水槽を見つける、その後は県道754号線を越えて大和郡山市へ、美濃庄の環濠集落を抜けて行くと次の分水槽・・・2番目のゾーンの上から3番目、4番目の写真・・・に突き当たる。頼りにしている地図によるとここから水路は二手に分かれて一方は奈良市方面へ、もう一方は大和郡山市内へと通じている、ではまず奈良市方面へ北に向かって水路を追ってみることとしましょう。

















この辺りの水路の確認はマンホールで、地図で確認すると水路は大和郡山市内からはみ出してはいない、でも市境スレスレの所を通っているので、奈良市内の田畑にも供給されているのだろう。次に見つけた目印はイオンモール大和郡山の駐車場の横にある池の傍に立つ分水槽、地図を見るとここから先は進路を西へと変えて佐保川へと達しているようだが、次の目印となるのは国道24号線の歩道上にあるマンホール。位置的に2つの目印を結ぶラインを実際に巡ってみると、それに当たるのがイオンモールの駐車場を横切る水路、向きを変えている場所がちょうど分水槽とマンホールへと続く所に位置している。ただこの水路には排水溝もあるので、吉野川分水路の役目はもう果たし終えてあとは終点の佐保川へと流れるだけになってしまっているのかも、国道24号線を横切るともうすぐ先に佐保川が見えている。手前に見えている樋門はここが平城京の羅城門があった所に因んで、それを模した形になっている、分水路は他の水路と合流してここで佐保川へと注がれているのだろう・・・とこの辺りになると「~かも」とか「~だろう」とか、もうほとんど予測ばかりです。












もう一方の大和郡山市内へと向かう水路、こちらも予測ばかりの文章となってしまいます。あてになりそうな目印は特に見当たらず、地図を頼りに進んで行くと稗田の環濠集落へとたどり着く、この集落の外周には水路が流れていてそれをたどって行くと大きな分水槽を見かける。これももう予想の域を出ないが、この水路の脇に沿ってある石の堤が分水槽につながっているので、この内部に分水路が隠れているのだろうか。更に分水槽を過ぎると小さな水路が現れて、隣の大きな水路と沿って流れてその先の水門で合流している。この辺りは下ツ道が通っていて、環濠集落から外れた所には田園風景が広がっていて小さな水路が網羅している所、吉野川分水はここで役目を終えて、その流れを小さな水路に引き継いでいるかのようです。前にこの辺りの田園風景を取り上げてみようと思って巡ったのですが、どうも話が膨らみそうにないので断念しました、環濠集落ばかりが取り沙汰される場所ですが、田園風景もなかなか見所がある所なので緑の季節になったら再度巡ってみようと思っています。まあここで話を膨らませるかどうかは分からないですけどね、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち