まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1392 過去旅より・・・神戸港

2020-07-31 09:44:02 | ふうけい
よろしくお願いします。





















写真1枚目、2枚目には朝ドラ『べっぴんさん』のラッピングバスが写ってます、懐かしの「キアリス」4人衆です。好きやったなあ~このドラマ、2017年2月阪急神戸線各駅巡りの後、元町のドラマ展に行ったんですよね~、3月にはNHK 大阪のセット公開にも行きました。ネットや批評では厳しいことを言われていたドラマでしたが、若い役者さんたちが一生懸命に作り上げている感じが良かった、もっと評価されてもいいドラマだと思うんですが・・・。と言うことで、その『べっぴんさん』の舞台となったのが神戸、今回は2017年2月に阪急神戸線を各駅巡りした後にやって来た神戸港の風景をズラリと並べました。
その写真のほとんどがメリケンパークがある中突堤で撮ったものばかりですが、最初のゾーンでは無惨な光景が並んでしまうこととなりました。震災メモリアルパークの光景は以前にも何度か取り上げたことがありました、地震が少ない関西に突然起きてしまった阪神大震災、奈良に住んでいる自分(一人称)でもあの時の恐怖感は今でも覚えている。朝早い時間だった、テレビをつけるとアナウンサーが動揺した口調で地震のニュースを伝えている、しかしこの後その映像に映った光景はあまりにも信じられないものばかりでした。7時半ごろには余震が来てその時は奈良でも震度4、テレビでは『おはよう朝日です』のエレクトーンのお姉さんが机の下に潜り込む姿が映っていた。その後近鉄が復旧して難波の仕事場へと出向いたが都心は大混乱、あたふたと動き回る人の姿にはこれまでには見たことのない戦慄を憶えたものでした・・・。

















震災の渦中にあった神戸もその後は復興して、今は写真にあるように穏やかな風景を取り戻した感じです・・・と言っても、昨今の感染症渦ではやはり影響は受けていると思います。自分(一人称)も最近は神戸から足が遠退いています、一番直近が一昨年の夏になるのかな、その前に神戸、明石方面を目指して国道2号線を走っていたが、途中で熱中症になってしまって走りを断念したんだった。その後リベンジ走りで川西市から明石市まで走った時にちょっと寄っただけで、それ以来行ってないですね、電車では何度か通り過ぎたくらいか。まあそんなこともあってか、今回は過去旅のテーマとして神戸を取り上げたわけですが、写真を見るとやっぱり行きたくなってしまいますね、海も長いこと見てないことだし、久しぶりに行きたいリストに追加しておくかな。














そんなわけでいつものことながら呑気なことを書いていますが、自転車に乗るのを復活させて2週間、最初は体に馴染まなかった感覚もこの前の 4連休で少しは取り戻せた感じ。ただ、まだスピードが出せない、坂道が不安、スタミナも不安と、2ヶ月のブランクはなかなか取り戻せない感じで、もうしばらくは体慣らしのオープン戦は続きそうです。次の週末は藤原京に蓮の花を見に行こうかな、と思っているのですが、HPを見ると何か今年はやってなさそうですね、やはり昨今の感染症渦のせいなのか。世間も自分(一人称)も今年は何か調子が狂ったかのような夏になってしまいそう、そんな中で行われている各都道府県の高校野球独自大会、大きな目標がなくなってもひたむきに白球の行方を追いかける彼らにあやかって、自分(一人称)もまた立ち上りたいですね。しかし世間は立ち上がれるのかな、また再びネガティブな時間がやってきそうな・・・でもwithコロナをうたったわけだから、何とか希望を見据えて対処していってほしいところです、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1391 明日香村の水路巡り(1)

2020-07-29 10:11:34 | ふうけい
よろしくお願いします。














現在進行形でお送りしている曽我川巡りですが、その帰りに明日香村に寄りました。もう何十回も走っているし風景も見飽きたと言う感じなのですが、この時は今の巡りの重点的テーマとなっている水路に注目して巡りました、視点を変えてみるといろいろと新発見、再発見があるものです、行ってみることとしましょう。
明日香村役場の近く、大きな水門がある所からスタート、ちなみにこの下を流れているのは飛鳥川で近々この川の巡りも予定していますが、今回は少しだけこの巡りにも登場します。あくまでもこの巡りで注目したいのは名もない小さな川と言うことで、まずは石舞台方面へと進んで行く。写真3枚目~5枚目にある緩やかなカーブの上り坂に沿う小さな水路、この清らかな流れが明日香村一帯に網を張り巡らせている感じであるのですが、その風景については多分次回でのお送りになると思います。今回はここから少し上に行った所から折り返して、山に沿う小さな水路を巡って行くこととします、まあそれにしても観光地明日香村に来て水路を目的に巡っているなんて自分(一人称)くらいだろうなあ~。






















石舞台古墳の南側、稲渕宮址の碑が立つ所で折り返し、まずは写真1枚目からある飛鳥川に沿う遊歩道を進んで行くことに。道は右手側に祝戸の集落を見ながらやがて木々が鬱蒼とした薄暗い森の中へと差し掛かる、川幅は狭く蛇行しているので水の流れは結構急で、所々には滝のようになっている所もある。石舞台古墳の近くに架かる橋は以前万葉歌碑巡りでお送りしたことがある所、稲渕宮址から歩いてきた人はだいたいこの橋を渡って石舞台へと行ってしまうので、ここから先は普通の農道と言った感じとなる。それでも自分(一人称)のように自転車で走っている人や、バス通りの混雑を避けてこちらの道へ入って来る人は割と多い・・・と言ってもこの時は例の自粛期間で人の姿は全く見かけない、全く寂しい光景だ・・・、特に秋になると彼岸花が咲き、この辺りもたくさんの人で賑わうようになる。農道に沿うようにあるのはさっき飛鳥川にあった水門から分かれて流れてきた小さな水路、ちょうど田植えシーズン直前と言うことで、透き通った清らかな水が小気味いい音を立てて流れている。森を抜けると田園風景が広がってくる、観光地明日香村にあってそんな雰囲気などまるで感じることのない、何気ない素朴な一面が見ることができる場所と言ったところです。
















引き続き農道を進んでいます、さっきまで横を沿って流れていた飛鳥川は緑の田畑の向こうにチラリと姿を見せているが、この道は方向違いの橘寺へと通じているのでやがてその姿も確認出来なくなってしまう。小さな水路も各田畑へと水を分ける役目を果たすべく農道から離れて行って、自分(一人称)の方はやがて橘寺へとたどり着く。さっきまでは人気のない場所を走っていただけに、向こうの境内から聞こえてくる人の声が現実に呼び戻してくれるかのよう。毎回書いていますが、時期はGWの真っ最中の感染症渦で自粛が叫ばれていた頃、非常事態宣言発令中で明日香村も行く先々が寂しい風景ばかりだった。人が多い所が苦手な自分(一人称)でもやはりこの情景は異様に映ったし寂しくも思った、やはり観光地なのだからあちらこちらから人の声が聞こえてきて、たくさんの車やバスが行き交うのが普通の光景なはず、そんな光景が当然の如くとなる彼岸花が咲き誇る頃に、人の姿が帰ってきてくれるのでしょうか・・・何かそれどころじゃない雰囲気だよな~。さて、明日香村の水路巡り、そんな感染症渦の中でも空気は読まずに能天気に、次回もお送りしていきたいと思います、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1390 大安寺旧境内

2020-07-28 10:38:10 | 日記
よろしくお願いします。





















自分(一人称)にとってはあまりにも見慣れた風景、大安寺界隈の写真を並べたのですが、この辺りは仕事を休んでいる間、毎日と言っていいほど歩いていた所です。ギプスが1週間でとれてサポーター装着、身軽になったらやっぱり外へ出たくなって、まだ足は伸ばしたままの状態で毎日この辺りを歩いていました。近所の人からしたら足を引きずった怪しい奴が毎日歩いてる~ってな感じ、まあそう思われてもおかしくなかったかも。でも身軽になって外に出れるようになるとやっぱり嬉しくて希望も出てきたんですよね、ギプスの1週間はもう暗黒の生活でしたから。自分(一人称)が長く住んでいる町でも歩いて巡ると言うことなどなかったから新鮮な気分になって、そのうちカメラを持っていろいろと出回っては何やかんやと何気ない風景を撮ることになりました。




















写真は大安寺境内の風景です、前にも書きましたが今回更新分のブログ作成のための土台・・・地図、写真、タイトルなどの枠組み・・・をパソコンで作り上げて、この寺院に来てベンチに座ってスマートフォンでサイトを開いて本文を入力していました。5月の終わり頃で梅雨に入る前、気候も良く空気がカラッとしていて木陰の涼しさが心地よかった。家にいたら鬱々ばかりで気が散ったりして事もはかどらないが、この時の外の気持ちよさは格別だった、当然ブログ本文作成もはかどる、5月後半からは1日1更新ペースとなったのにはこう言った理由があったからです。ただ虫や蟻が多くてよくかまれるんですよね~、自分(一人称)の血は特別に甘いらしくて、かきむしって血だらけになっていたこともあった。梅雨に入ると雨が多くなり当然ここには来ることができない、そんな時は近くのスーパーのフードコートやJR京終駅、図書情報館など、場所を変えて本文の入力をしていました。実は今も大安寺の境内に来てこの文章を入力しています、まあ参拝に来ている人からすれば、長い時間ベンチに座ってスマホ見て暇な奴やな~と思われそうですが、自分(一人称)にとっては充実した時間・・・じゃないなあ~、今は。相変わらず虫は多くてブンブン飛んでいる、それに蒸し暑くてたまらない、いい時期は終わってしまったみたいです。












大安寺については何度かここでも取り上げたことがありました、平城京の中では東大寺や興福寺などに並ぶほどの大きな寺院、それは上の写真1枚目のジオラマを見ても分かると思います。赤い丸で記したのが大安寺、本堂の南側には二つの塔が建ち並んでいるがもちろん現在はそれはなく、今は写真下4枚にあるように東西に塔があったと言うことを示す碑が立つだけ。本堂の北側にも寺院は広がっているが、その部分は現在は大安寺旧境内として、1番目のゾーンでお送りしたにある写真にある町並となっている。元は南北は五条~七条の手前まで、東西には西三坊~西四坊の手前までを取り囲む大きな寺院だったが、平城京の衰退とともに小さくなってしまったと言うことでしょうか。でもそのおかげで今は入りやすい寺院となった、自分(一人称)も長年この地域に住んでいるが、今までは近すぎて存在も気にならなかった所が、今は気分を落ち着かせることができる場所となりました。蒸し暑さが落ち着いたらまた行かせてもらうこととするか、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち




No.1389 天野川(3)

2020-07-27 09:56:09 | ふうけい
よろしくお願いします。
















生駒市北部からスタートした天野川巡り、前回は交野市を経て枚方市へと入りました。交野市と言うとこの間も万葉歌碑巡りをお送りしましたし、ここ最近でも何度かここで取り上げました。昨今の感染症渦で春先は県境またぎがなかなかできない状況の中で、奈良県からは一番近い所にある大阪府の市・・・本当は四條畷市になるのだが半分以上は生駒と同じ感覚・・・になるから足も伸びやすい、ただネタは尽きてしまいましたかね。早く別の地域を走ってネタ探しと行きたいところですが、病み上がりあり、感染症渦あり、更に金欠もありですから・・・、さて、枚方市に入ると合流点の淀川まではもう少し、残りの区間を巡って行ってみることとしましょう。

















天野川は国道168号線との並行を続けてやがて国道1号線との交差点へと至る。この交差点の名が「天の川」、付近には天の川と言う地名はないので横に天野川が流れているのにちなんで名付けた交差点名なのでしょうか、あえて野の字を平仮名にする辺りはまた洒落たことをすると言った感じ。国道1号線は言わずと知れた日本では1番目に位置する幹線、日本では数少ない1桁国道が通らない奈良県からはここが一番近い国道1号線の交差点になっている。ちなみにここまで天野川とずっとお付き合いだった国道168号線、和歌山県新宮市から始まって吉野の山を縦断してここまで至ってきた長距離路線の国道の終点となるのもこの天の川交差点となっている。川は更に北へと流れていよいよ枚方の中心部へと近づいて来る、その都心に入る前に架かっているのが禁野橋、往時はこの橋が生駒方面に伸びる磐船街道と、京田辺方面に続く田辺街道の分岐点となっていたとのこと。自分(一人称)も枚方から奈良へ帰る時はここで選択を迫られるが、大概はちょっと遠回りで山越えにもなってしまうが京田辺方面を選んでしまう、もし山越えがきついって思ったらJR学研都市線で輪行と言う方法もありますからね。



















天野川は京阪電車の2つの橋梁の下をくぐり抜ける、川に沿う道はありそうだがここは無理はせずに京阪枚方市駅の高架下を通り抜けることに。ほんの一瞬だけ京街道を進んで再び天野川へと突き当たる、先の府道を越えると左手側には関西医大の建物、右手側にはマンションが建ち並ぶ中を淀川を目指してのラストラン。やがて先の方に淀川が見えてきた、最後の天野川に架かる自転車、歩行者専用の橋を渡って行ける所まで行ってみた、合流点と言っても水路が分かれているだけのただの分岐点だが、ずっと追いかけてきた水の流れを見届けることができたのでここは満足した気分での到着。生駒山の麓に端を発し、いろいろな風景の中を流れてきた川はここで役目を大きな淀川へと引き継いで、大阪湾へと流れていくことになります。
さて、この後はどうしよっかな~、淀川の川縁の公園は自粛が叫ばれていると言うのに、まるでそんなの関係あらへんわ~ってな感じで遊びに来ている人の姿がたくさん。この状況でそんな能天気なことでいいのか?とも思うが、自分(一人称)もその考えは嫌いではありません、自分(一人称)もせっかくここまで来たのだからもう少し走りを楽しみたい、と言うことで淀川をさかのぼって八幡市方面を目指して行きたいと思います。その記録については次回にて、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


No.1388 お地蔵様で町巡り・・・JR万葉まほろば線編(3)

2020-07-25 20:19:27 | ふうけい
よろしくお願いします。












お地蔵様巡りももうほぼ近辺は行き尽くした感じ、残しているネタはあったかな~と探したらJR万葉まほろば線編がまだあと1回分残っていました。在庫処理と言うわけではありませんが、途中で終わらせるのも気分がいいことないので今回はその記事をお送りしていこうと思います。万葉まほろば線編については2回に渡ってJR柳本駅までお伝えしました、ここから先は桜井市へと入ります、この辺りは上ツ道編で巡っている所だし、写真の中には他のテーマの時にお送りした風景も出てくるかも知れませんが、まあ気にしないで行ってみることとしましょう。
と言ってたらいきなり手抜きではないのですが、写真2枚目~4枚目にあるお地蔵様の風景はこの間巻向川を取り上げた時に挙げた場所が出てきましたね。まあここはJR巻向駅の近くで言えば定番にも当たる所、JR万葉まほろば線を取り上げた記事でもよく紹介されています。巻向川の時は電車とのタイミングが会わなかったが、この時はちょうど電車の写真が撮れました、ややっ!・・・ってよく言う鉄道番組のナレーターがいましたね、さだまさしの曲を歌っていた人だったか、今もあの番組やってるんかな・・・、よく見ると走っている電車は今や懐かしい存在となってしまった105系、この路線の主力として走っていた青い電車は大和路の風景にマッチしていたんだけどなあ。今の新型車輛はどうも受け付けない感じ、自分(一人称)が歳をとってしまったからだろうか・・・。
















JR三輪駅は大神神社の最寄駅でお馴染み、JR万葉まほろば線は大晦日は終夜運転、正月3ヶ日も電車が増発されたくさん小参拝客が初詣に訪れます。しかしここは普段でもたくさんの人で賑わいます、駅前の踏切を越えるとそこは駐車場でたくさんの車が警備員さんの誘導を受けている、その喧騒を通り抜けて左へと曲がると大きな神社の存在に隠れるようにして地蔵堂がある。たくさんの参拝客で賑わう神社に比べるとまるで存在を忘れられたかのような所だが、それでも山の方から駅へと戻る途中の人達が寄ってくれてお地蔵様も嬉しそうです。その地蔵堂から更に奥の方へ入って行くと展望台があり、そこからは大和平和が広く見渡すことができる、大和三山もまるで手が届きそうな所にある感じ、町の真ん中にポッカリと浮かび上がる姿はどこか幻想的な雰囲気を漂わせています。

















桜井駅を過ぎるとJR線は本数が1時間に1本に減ってしまう、並行するのは近鉄大阪線、確かにJRのローカル線が近鉄の幹線に太刀打ちできるはずがない。次の香久山駅は駅名の通り天香久山の最寄り駅、ホームは1本だけで以前は立派な駅舎があったが今はその面影はなく透明なカプセルの駅舎に造り替えられてしまった。周辺は藤原京の東側に辺り、駅前を通る横大路では歴史の一端だったかも知れない風景を見ることができる。このゾーンの写真後半部にあるのは、香久山駅から南へ行った所にある膳夫町の風景、この町については以前藤原京廃寺巡りで訪れたことがあったし、聖徳太子の伝説でも取り上げたことがありました。廃寺巡りで訪れたのは町名そのものの膳夫寺でしたが、地図を見ると界隈には他にも寺院のマークが2つ、どちらの寺院も上の写真にあるように静かな佇まいの地元のお寺と言った感じ、ただ町中ではお地蔵様を見つけることはできませんでした。となると藤原京の中心部エリアに入るといろいろと見つけることができるかも・・・その模様についてはまたの機会でのお伝えとしておきましょう。JR万葉まほろば線はこの後まだ畝傍駅、金橋駅、高田駅と残しているのですが、沿線でのお地蔵様巡りシリーズはここまでとしておきます、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち