おはようございます。
日程的に今回が今年最後の更新となります、年末は30、31日で久しぶりに泊りがけの旅を予定しています・・・って天気予報また雨やないか~、もう何でそんなにいじめてくれんねん。今年の締めは二上山です、写真は度々貼っていたのですが枠ではあまり取り上げていなかったと思います、まあ最後のまとめで行こうと思ってましたから。と言うことで今回は全部の写真に二上山、ついでに3部に分けて先行公開していたフォトチャンネルもまとめて貼りました。
二上山・2019年(1)
奈良盆地は四方を山に囲まれています、西の方角には北から生駒山、信貴山とありその次が二上山、その南側には金剛葛城の山並。周辺の形に特徴のない山に比べると二上山は見る角度によって姿が変わるところが面白い、自分(一人称)はその姿を北から→牡丹餅、正面から→凛々しい、南側から→ちょっとだらしない・・・と、あまりいい表現ではないがそんな言葉で表してきました。いつも近鉄電車を撮りに行く所、そこから見る二上山が一番美しい姿だと思いますが、牡丹餅でもだらしなくても二上山には変わりありません、どれもこれも美しい姿です。
「うつそみの 人にある我れや 明日よりは 二上山を 弟背と我が見む」(大伯皇女・巻2ー165)
二上山には大津皇子の魂が眠っている、この歌はその姉が詠んだものと言うのは前に万葉歌碑巡りの時にお伝えしました。映画『かぞくわり』ではその大津皇子と中将姫のエピソードがつづられた『死者の書』を基に物語が為され、その中でも二上山が象徴的な姿で何度もスクリーンに映りました。しかしここを訪れる人は血生臭いエピソードがあったことなど露知らずで、美しい姿に惹かれてやって来ます。自分(一人称)もそうです、この風景が見たくて、この脇を通り過ぎる近鉄電車が見たくてここへとやって来る、ただそれだけ、映画や歴史や万葉集などと言うのはすべて後付けのようなものです。
二上山・2019年(2)
夕暮れ時の二上山、うん、なかなか泣ける風景だと自画自賛です。ただ自分(一人称)が撮ることができる夕時の二上山は時間的にどうしても赤く燃える空に牡丹餅の姿ばかりになってしまいます。写真下2枚は夕暮れ近い時間に真正面から撮った二上山、GWで日が暮れる時間が遅かったのでその時間を狙ったのですが、ちょっと分厚い雲が邪魔になってしまってますねえ。ここでもう一つ狙ったのが池の水面に映る逆向きの二上山、やって来た時には風のせいで水面に波があってユラユラ揺れていたのですが、少し時間が経つと波が収まり二上山がきれいに映ってくれました。まだちょっとユラユラした部分もありますが、水面にはきれいに2つの山頂が写っています、まあいつも言うように、写真なんかは狙うのではなくそのままのありのままの姿を、構図やら陰影など関係なく撮ると言うのが自分(一人称)のやり方なのですが、この時ばかりは狙ってみました、そうは行っても下手くそな写真には変わりないんですけどね~。
二上山・2019年(3)
そんなわけで今年1年、お付き合いくださってどうもありがとうございました。もう何度も書いていますが今年は近場での巡り、再訪が主流となってしまいました、一時は走りの目的を失ってしまった感じでしたからね。そんな窮地を救ってくれたのが万葉歌碑巡り、そこから古墳、お地蔵様、小寺院など、近場でもいろいろあるやないか、と言う感じでほぼ毎週、天気さえよければどっかへ走りに出かけていました。毎年最後には公開した記事の中でひとつ、これ、と言ったものを選ばせてもらっているのですが、今年はやはりこの記事になるでしょうか↓↓↓
No.1134 ○○○○巡り→万葉歌碑巡り・・・奈良市内編(1)
ところで、最近フォトチャンネルの表示の形が変わったんですね、知らなかった、と言うことで各ゾーンの本文の下にフォトチャンネルのタイトルを記していますが、画像は一番下の方にまとまって表示されています。今年も1年、ご覧いただきましてどうもありがとうございました。 まちみち
日程的に今回が今年最後の更新となります、年末は30、31日で久しぶりに泊りがけの旅を予定しています・・・って天気予報また雨やないか~、もう何でそんなにいじめてくれんねん。今年の締めは二上山です、写真は度々貼っていたのですが枠ではあまり取り上げていなかったと思います、まあ最後のまとめで行こうと思ってましたから。と言うことで今回は全部の写真に二上山、ついでに3部に分けて先行公開していたフォトチャンネルもまとめて貼りました。
二上山・2019年(1)
奈良盆地は四方を山に囲まれています、西の方角には北から生駒山、信貴山とありその次が二上山、その南側には金剛葛城の山並。周辺の形に特徴のない山に比べると二上山は見る角度によって姿が変わるところが面白い、自分(一人称)はその姿を北から→牡丹餅、正面から→凛々しい、南側から→ちょっとだらしない・・・と、あまりいい表現ではないがそんな言葉で表してきました。いつも近鉄電車を撮りに行く所、そこから見る二上山が一番美しい姿だと思いますが、牡丹餅でもだらしなくても二上山には変わりありません、どれもこれも美しい姿です。
「うつそみの 人にある我れや 明日よりは 二上山を 弟背と我が見む」(大伯皇女・巻2ー165)
二上山には大津皇子の魂が眠っている、この歌はその姉が詠んだものと言うのは前に万葉歌碑巡りの時にお伝えしました。映画『かぞくわり』ではその大津皇子と中将姫のエピソードがつづられた『死者の書』を基に物語が為され、その中でも二上山が象徴的な姿で何度もスクリーンに映りました。しかしここを訪れる人は血生臭いエピソードがあったことなど露知らずで、美しい姿に惹かれてやって来ます。自分(一人称)もそうです、この風景が見たくて、この脇を通り過ぎる近鉄電車が見たくてここへとやって来る、ただそれだけ、映画や歴史や万葉集などと言うのはすべて後付けのようなものです。
二上山・2019年(2)
夕暮れ時の二上山、うん、なかなか泣ける風景だと自画自賛です。ただ自分(一人称)が撮ることができる夕時の二上山は時間的にどうしても赤く燃える空に牡丹餅の姿ばかりになってしまいます。写真下2枚は夕暮れ近い時間に真正面から撮った二上山、GWで日が暮れる時間が遅かったのでその時間を狙ったのですが、ちょっと分厚い雲が邪魔になってしまってますねえ。ここでもう一つ狙ったのが池の水面に映る逆向きの二上山、やって来た時には風のせいで水面に波があってユラユラ揺れていたのですが、少し時間が経つと波が収まり二上山がきれいに映ってくれました。まだちょっとユラユラした部分もありますが、水面にはきれいに2つの山頂が写っています、まあいつも言うように、写真なんかは狙うのではなくそのままのありのままの姿を、構図やら陰影など関係なく撮ると言うのが自分(一人称)のやり方なのですが、この時ばかりは狙ってみました、そうは行っても下手くそな写真には変わりないんですけどね~。
二上山・2019年(3)
そんなわけで今年1年、お付き合いくださってどうもありがとうございました。もう何度も書いていますが今年は近場での巡り、再訪が主流となってしまいました、一時は走りの目的を失ってしまった感じでしたからね。そんな窮地を救ってくれたのが万葉歌碑巡り、そこから古墳、お地蔵様、小寺院など、近場でもいろいろあるやないか、と言う感じでほぼ毎週、天気さえよければどっかへ走りに出かけていました。毎年最後には公開した記事の中でひとつ、これ、と言ったものを選ばせてもらっているのですが、今年はやはりこの記事になるでしょうか↓↓↓
No.1134 ○○○○巡り→万葉歌碑巡り・・・奈良市内編(1)
ところで、最近フォトチャンネルの表示の形が変わったんですね、知らなかった、と言うことで各ゾーンの本文の下にフォトチャンネルのタイトルを記していますが、画像は一番下の方にまとまって表示されています。今年も1年、ご覧いただきましてどうもありがとうございました。 まちみち