まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1358 2020年和歌山の旅(3)・・・海が見える風景

2020-06-23 10:44:45 | 旅行記
よろしくお願いします。

















2月に走った和歌山の旅、今回はその第3回目と行きましょう。前回は海南市での万葉歌碑巡りを終えて和歌山市へと戻ってきました、国道42号線を進んでたどり着いたのは和歌浦、もう和歌山を走る時には定番になっている所ですが今回もやっぱりやって来ました。今回のここでの目的は万葉歌碑巡り、その場所である片男波公園は南に向かって歩いて行くと左手側は和歌川の河口、右手側には海が見え、この日はさほど寒くもなく天気も良くて絶好のロケーションと言った感じ。ひととおりの巡りを終えてその後はこれも定番、和歌浦漁港へと向かい、海を高台から見渡すことができるカーブと上り坂が連続する道を進んで行く。途中で急な下り坂へと入り田ノ浦漁港へ、特にこれと言った目的があるわけではないが、静かな漁港の周辺を走りたくなるのは海のない県に住んでいるから仕方ないと思ってください。港にはたくさんの漁船が停まっていて、静かな波にタプンタプンと小気味いい音をたてて揺らされている、突堤には釣りを楽しむ人の姿、地元の子供たちが公園で遊んでいて、休日の午後に差し掛かった辺りでもこの地にはゆったりとした時間が流れていた。











漁港から伸びる道はトンネルをくぐって和歌山市の中心部へと続いている、そのトンネルを抜けてすぐの交差点を左へと行くと急な上り坂を進んで雑賀埼灯台へと行くことができるが、今回は時間の都合で断念、また次の機会としておこう。交差点を真っ直ぐと進んで行った道は、さっきまでの漁港の穏やかな雰囲気から一転して、工場や倉庫が建ち並び雑然とした風景、道も交通量は割りと多い。ここに来るとよく立ち寄るコンビニがあるので、そこて少し遅い昼飯休憩・・・う~ん、確かにペースは遅いなあ、ここまでちょっと余裕を持ちすぎて来たのかも。
と言うことでペースアップ、南海和歌山港駅前を通り過ぎ、和歌山市の中心部を通り抜けて紀ノ川を渡り、次の目的地である加太を目指す。加太ももう和歌山走りの定番だが、やっぱり行きたくなる所、それと今回は万葉歌碑巡りの目的もある。万葉歌碑は和歌山市内や周辺にも多くあり、そちらを巡るコースも考えていたが、やっぱりまずは知っている所から攻め落とすのがいいと言うことで今回は定番コースを選んだ、まあ宿題を残しておくことで次回の走りの弾みをつけるのもいいだろう。しかしここまでのペースでは加太での巡りも中途半端になりかねない、加太まではもう何度も走ったことのあるかつて知ったる道、とにかく先を急ぐこととしよう。






















まあ急いだ甲斐もあって加太にはすんなりとやって来ることができた、南海加太駅へと寄って帰りの電車の時間を確認しておく、時間的に相棒君の仕事はこの駅で終わることになりそうだが、割と時間に余裕はありそうだ。加太駅前から県道を進んで行くと、登録有形文化財の建物の前を過ぎて、一角に道標が立っている交差点へとたどり着く、ここから集落の方へと分かれている道が淡島神社への近道となっている。狭くて民家が入り組んで迷路のような道、途中にはいくつかの小寺院があり、そこに立ち寄っている観光客の姿も見かける。道を先へと抜けていくと川が流れていてもう海も近い、その川に沿う道を進んで行くと旧街道の雰囲気が漂う町並、途中には友ヶ島行の定期船乗場もある。くねくねと道を進んで行くと淡島神社の鳥居前へとたどり着く、ここはさすがに観光客が多い、神社の手前の道には車やバイクが多く列をなして駐車している、さすがにここに相棒君を止めるのは危険かな、と言うことで、淡島神社から更に先の方に伸びている海沿いの道を進んで行くことに。前方の山の上には灯台が見えているが、自分(一人称)の目的はその袂にある万葉歌碑、無事に探し当てることができるでしょうか。この走りの記録は次回が最後、その後万葉歌碑巡りを別枠を設けてのお送りとします、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・まちみち