まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1320 煤谷川

2020-05-07 10:18:40 | ふうけい
よろしくお願いします。
























今回巡るのは京都府南部を流れる煤谷川、精華町の山の中から木津川へと注ぐさほど名も知られていない川ですが、その水路を追ってみるとなかなかいろいろな発見がありました、早速行ってみることとしましょう。
写真1枚目~4枚目にある池は精華町にある、と言ってもここは北に数メートル進むと京田辺市、西に数メートル行くと奈良県生駒市と、本当に端っこと言った感じ。結構な高台にあるこの池の小さな注ぎ口から川は始まるが、その姿は谷底にあり木々が邪魔してみることはできない。道はクネクネで急な下り坂、山奥の道だが車の往来は結構多いので気をつけて下って行かなければならない、下りが落ち着いた所にあるのが東畑の集落、道はバスが通れるくらいに広くなりやっと川も姿を現してくれる。この辺りは昔ながらの古い町並が続く所だが、道の右手側の高台は学研都市が開発されている、煤谷川はニュータウン側を流れていて水路もスッキリと整備されている感じだが、一方の道の左側は田園風景が広がっていて、その好対照ぶりがクッキリと表れている。やがてニュータウンの風景も落ち着き前方に広く田園風景が広がってくるが、川は道から離れて行って姿が見えなくなってしまう、地図を見るとしばらく川とは離れ離れになってしまうので、次に出会うことになる場所へと向けて走って行くこととする。











写真1枚目~3枚目は京奈和道に沿う道、数か月前にこの道を走ったことがあったがアップダウンの連続で2度と走りたくないな~と思ったのが、またここを走ることになってしまった。道を途中で左に折れて細い道を峠越え、この道は数か月前、反対向きに走った道だった、峠を下った所にあったのがゴミ処理場の煙突と自衛隊のフェンス、ここを過ぎると久しぶりに煤谷川が現れた。川に沿って道を進んで行って京奈和を越えると山手幹線との交差点へとたどり着く、この道は府道22号線のバイパス的存在で学研都市内を貫いて通っている。こちらは交差点を過ぎて更に川に沿って進んで行く、ずっと山の中のアップダウンを走って来たがここまで来ると後は平坦、ゴールの木津川ももうすぐだ。














よく走る機会のある府道22号線へと出て、写真1枚目にあるJR学研都市線の下狛駅、更に近鉄京都線の狛田駅を過ぎる。煤谷川はだんだん川幅を広げてゴールへと近づいて行く、川沿いには大きな神社や昔ながらの古い町並もあり、この辺りは学研都市とは一線を画した雰囲気の地域となっている。川の最下流の所では堤防工事が行われている、京都南部はここ何年と大雨や台風で水害に見舞われていて、土地が低くなっているこの辺りは特に被害が集中してしまう、川が昔の姿から変わってしまうのは仕方ないところだが、付近の住民のためには決して放っておくわけにはいかないための工事なのだろう。川沿いの道を更に進んで行くと前方に見慣れた黄色い橋が見えてくる、この橋が木津川自転車道に架かる下煤谷橋で、ここまで進んできた川沿いの道はここで終わりとなる。煤谷川は橋の下で木々に覆われてその先は見えず、木津川に注ぐ所も見ることができない、水源からたどってきた水路も最後はちょっと物足りない感じで終わってしまいました、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち


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