まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.2159 山崎の決戦・・・ドクターイエローに会って来た

2024-10-31 08:26:52 | 鉄道
よろしくお願いします。
















7月の滋賀の旅で初めて出会ったドクターイエロー、8月は機会がなかったのですが再会のチャンスは9月に巡ってきました。ドクターイエローは2日かけて東京~博多を往復します、昨日下りが走って明けて土曜日、この日は確実に上りが走る、時間もチェックしたことだし後はどこで見るか・・・と言うことで大山崎町へとやって来ました。かつては羽柴秀吉と明智光秀が天下を巡って争った場所も今は自分(一人称)にとっては鉄道の町、ここは奈良から一番近い新幹線が見られる所です。八幡から天王山大橋を渡ると正面に新幹線の高架が見えてくる、そこをくぐると国道171号線の五条本交差点、左手側新幹線高架の前にコンビニがありその先を行くと大山崎ICを跨ぐ歩道橋を渡る。ここがいつも新幹線を撮る場所、上の写真にもありますが新幹線が手につかめるほど近くを高速で通り過ぎて行きます。ここでドクターイエローを待ってもいいのだが7両となるとあっと言う間に通り過ぎてしまうのでシャッターチャンスは2度あるかないか、もっと長くよく見える場所へと向かうこととします。

















そんなわけでやって来たのは天王山登山口前の公園、ここは前にも来たことがある高台で新幹線と東海道本線が見渡せる所、ただし阪急電車は真下を走っているので電車の姿は見えない、それが残念過ぎる。先客がいた、年配の男性で結構いいカメラを使っている、今日ドクターイエローが走る情報を知ってて来たのだろうか。そしてもう一人、40過ぎくらいの男の人もやって来た、ベンチに陣取るとスマホのカメラで2、3枚撮った後は画面を見て何かをチェックしている、こちらもドクターイエロー狙いだろうか。何か見るからになかなかな猛者にも見えそうだ、と思ったらベンチに横になってスマホを眺めてる、なるほど、果報は寝て待て作戦か。一方の自分(一人称)はと言えば、この場所に走行予定時間の30分も前からここに来てはうまく写真が撮れるかを遠くを走り過ぎる列車で予行演習している、列車が姿を現して先頭車が見える所、全体が見渡せる所、名神の高架をくぐって姿を消していく所、4枚くらいは撮れるチャンスがありそうだ。
















いよいよ通過予定時間が迫って来た、年配の男性もカメラをチェックして準備万端と言った感じ、一方のもう一人はベンチに横たわったままで余裕綽々な感じ、なるほど、待つ時はこうでならなきゃいけないのか、自分(一人称)はもう余裕など全くない。年配の男性がカメラを構え始めた、時間的には次にやって来る頃か・・・と思いながら下を眺めていると黄色の車体が現れた。1枚、2枚、3枚、最後に高速の下をカーブで去っていく姿を捉えてドクターイエローはあっという間に走り去って行った、まだ画像は見てないがうまく撮れたと思う、うん、満足満足。さあ、行こかと思って隣を見るとベンチの男性は相変わらず横たわったまま、な~んや、何が猛者や、休憩しに来ただけやったんか~。坂を下ってJR山崎駅近くに戻ってくると今度は東海道本線を桃太郎が通り過ぎて行った、これもまた満足満足!鉄道の町大山崎町、次はあの歩道橋でドクターイエローを間近で狙ってみるとするかな、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2158 石川の旅、灼熱編(4)・・・金沢市へ

2024-10-29 07:10:13 | 旅行記
よろしくお願いします。














石川の旅、小松市から能美市を経て白山市へと入り鶴来の町並を巡っています、今回はまずその町並の玄関口である北陸鉄道石川線の終点鶴来駅へとやって来ました。ホームや車庫に停まっているのは前面が2つ窓の懐かしさを感じる車両やステンレス製の車両、関東の私鉄路線で活躍していた車両だろうか。その車両の奥にあるのは除雪車か、前回の福井の旅でも見かけた車両だが望遠機能で撮るとカメラがカタカタ震えてエラーを起こしてしまう。それでも何とか照準を合わせて何とか車両を枠に収めることができた、この調子であと2日、何とか頑張ってもらいたいところ。さて、走りはこの後金沢市を目指すことになるのだが、さて、甲子園の方では大変なことになっているよう、岸田首相の会見が終わって試合の中継が再開されたのですが・・・。

















走りは白山市を抜けて野々市市へ、関西では馴染みのない地名が続くのですが、まだ関西でも馴染みのある小松の地名をつけたチームが大阪桐蔭にリードしたまま9回まで来ました。春のセンバツでは星稜がベスト4まで進出したものの健大高崎に敗北、昨年の神宮大会優勝校ともあって夏もその勢いで、と思っていたが不覚をとってしまい代わって甲子園にやって来たのが小松大谷、全国では無名のチームがついに大阪桐蔭を下しました、しかも今までにはなかった完封勝ちです。大阪桐蔭どうした?と言うよりはやっぱり勝った小松大谷のほうがよくぞやってくれたと言った感じ、さて、地元の人たちの様子は・・・と走りながら見ていたのですが、みんな甲子園見てないのかな?あまり盛り上がっている気がしないのですが・・・。


野々市市を過ぎてやがて金沢市へ、特に見所もない住宅地を抜けて旧北国街道へと入ると市の中心部はもう近い。甲子園では過去2度しかない完全試合を成し遂げた投手を擁した金沢高校の前を過ぎて北陸鉄道石川線の起点野町駅へとたどり着く。市の中心部からは少し外れた住宅地の中にあるが乗降客は結構多い感じ、ここから少し上り坂となって出た所にある国道沿いに今夜の宿泊するホテルがある、もし輪行すればこの道を歩くことになるのか・・・。その後は野町駅に近い所のあるにし茶屋街へ、更に登録有形文化財の犀川大橋を渡るといよいよ金沢の中心部、これぞ金沢と言った感じの風景へと入って行きます。















たくさんの観光客でごった返す香林坊交差点を右折すると百万石通り、左手側に石垣が見えて次の交差点を左へと曲がると石川門の櫓が見えてくる。兼六園や金沢城はもうすぐそこでさすがにこの辺りは観光客が多い、金沢と言ったらここと言う場所だからいろいろと見ておきたいところだが、まだまだ先の予定があるので今回は通り過ぎることに。まあこれなら金沢に何しに来たんや!と言われそうだがこれが自分(一人称)の旅の形です、ただこの後も観光地を相棒君を駆って観光地をお邪魔することになるので、結構迷惑かけてしまうことになります、その模様はまた次回でのお伝えとしておきましょう・・・、まあ自分(一人称)から言わせてもらえば逆に結構迷惑かけられたのですが、それでは賛同していただけないかも、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち







No.2157 チョイ奈良、9月編(1)・・・寂しい案山子たち

2024-10-27 20:56:19 | ふうけい
よろしくお願いします。










高校野球秋の地方大会もそろそろ残りが絞られてきて各地で来年のセンバツ出場が濃厚、絶望のチームも見られるようになってきました。近畿では異変が起きていてベスト4に大阪のチームがなし、履正社、大阪桐蔭は1回戦で敗れているのでセンバツは絶望です。ホント、大阪桐蔭はどうしちゃったんでしょうねえ~?やはり低反発バットの影響でしょうか、他の地域でも波乱が起きているようです、この状況を面白く感じていいんでしょうかねえ。一方で天理が大会2勝目でセンバツ確定を決めました、今年はかなりまとまりのあるチームらしく来年の春は夢を見れそうな・・・ってこの時期は毎年思うことですけどね。高校野球好きには楽しみな秋なのですが、実際の秋の風景となるとどうなのでしょうか、夏の暑さが引きづってイマイチ期待している風景を見ることができません。




























そんなわけで写真は毎年9月の中旬に行われる明日香村の案山子まつりの様子・・・と出向いたのですがこの日は3連休の初日、まつりは翌日からと言うことでひっそりとしていました。それでも休日なので見に来ている人もいて工夫の為された案山子に目を向けている、今年の案山子のテーマは「絆」とのことで、正月の地震で被害があった能登半島を応援する案山子も多く見えました。「絆」と関係あるのかないのか、ミャクミャクさんや渋沢栄一もいますね~、でも自分(一人称)も思うところあって石川に行って来たわけだから、能登に関する案山子は少し感慨深く見て回りました。しかし祭りは明日なのでこのひっそり感は仕方ないが、何か物足りない気が・・・、それはもう明らかですね、写真を見ても分かるようにヒガンバナが全く咲いてないことです。











案山子まつりが行われる稲渕の棚田もそうだったが、飛鳥宮付近もヒガンバナはチラホラとしか見られない、何年か前にもヒガンバナが咲いてない光景があったが今年は特に顕著が過ぎる、この暑さのせいなのか・・・。まあ全く咲いてないわけではないので写真は撮ったけど物足りなさはさすがに否めない、地球温暖化が原因で深刻化しているからだろう、このままだと季節の中から秋がなくなってしまうかも。さすがにそれはないだろうけど暦と季節が合わなくなると花も迷惑だよな~、ヒガンバナなんてその一番の被害者になってしまっている。そんな物足りない、寂しい風景が当たり前のようになってしまった9月のチョイ奈良の記録は次回でのお伝えとしておきましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.2156 和歌山の旅、2024年夏編(1)

2024-10-25 08:24:38 | 旅行記
よろしくお願いします。














和歌山へと行って来たのは石川の旅の翌々日、と言うことは数回前にお送りしたチョイ奈良、新カメラのデヴュー戦の翌日でこの日が本格的な使い始めとなりました。和歌山は昨年の夏も走りました、その時は湯浅からスタートして海南市を経由して和歌山市へと入りましたが、今回もそのルートと一部ダブる部分を走りました。ここ数年の恒例となっている夏の和歌山、今回の目的は三角点巡りに文化財巡りと相変わらず地味な宝探しと言った感じですが、まずはJR和歌山駅からスタートして付近を三角点巡りです。ラジオでは智辯学園vs小松大谷の試合、智辯学園は久々に先制したものの次の回に逆転されて相変わらずのイライラする試合展開、一方の走りは順調に進んで和歌山電鉄の伊太祁曽駅へとたどり着きました。何かイベントでもあるのだろうか、ホームにはたくさんのお客さんがいて喜志行の列車に乗り込んで行った、反対側ホームにも電車がやって来て駅は賑やかになったが、その電車が去っていくとホームは閑散となり一気にローカル線の風景と変わってしまった。




















伊太祁曽駅はホームと車庫が登録有形文化財、前回来た時は和歌山電鉄線各駅巡りで鉄の見地からの来訪だったが、今回は文化財巡りをテーマに来た・・・と言っておきましょう。ここからは海南へ向けて山越えです、このルートは前にも走ったことがある道で、沿道の民家の軒下には熊野古道と書かれた提灯がぶら下がっている旧街道です。山越えと言っても伊太祁曾駅が高い所にあるので、ちょっとした上りがあるだけで後は緩やかな下り、次の目的地の藤白神社は海南市の中心部からは少しだけ離れた小高い所にあるのでまたちょっとだけ上りで、やがて神社へとたどり着く。この神社も何度か来たことがあるが前回は万葉歌碑巡りでしたかね、神社には歌碑はないけど駐車場の一角にはご当地に因んだ歌が書かれた看板が掲げられている。ここは「鈴木」姓の発祥地の地でもお馴染み、そう言えば滋賀の竜王町には田中姓の由来となった町もありました、日本には数多くある姓にも何かしら起源があるものです。















海南市の中心部を経て和歌山市へ、ちなみに甲子園の方は智辯学園がその後逆転して追加点を重ね、ピンチには1人1殺と小坂監督らしくない采配も冴え渡って小松大谷に勝利、ベスト8進出となりました。今年は期待できないと言われていただけにここまで来たのは上々、こうなりゃ最後まで突き進んで頂きたい・・・と思いながらも気分は良く、うだるような暑さの中で走りは快調です。そして今回も和歌山と言えばここ、と言った感じで和歌浦へとやって来ました、もう定番中の定番となっている所ですが今回はこれまで行ったことがなかった所、紀州東照宮に行ってみようと思います。これも重要文化財巡りの一環ですがこの記録については次回でのお伝え、更に三角点巡りでも1枠と言うことで、あと2回費やして和歌山の旅をお送りしていくことになります、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち




No.2155 滋賀の旅、7月編(2)・・・DYAIついに実現!

2024-10-23 08:03:18 | 鉄道
よろしくお願いします。



【世継 標高=85.95 m 四等三角点】



【墓ノ町 標高=86.51 m 三等三角点】


【上多良 標高=88.13 m 四等三角点】



【198-1 標高=102.912 m 一等水準点】






【199 標高=116.815 m 一等水準点】

少し熱中症気味になりながらの滋賀の走り7月編は湖岸道路を進んで米原市へ、後半戦はここから折り返して三角点巡り、そしてドクターイエローに会いに行こう計画を実行していきます。まずは三角点巡り、これまで何度も訪れたことがある世継の集落の外れでまず最初の巡りだがここでは標石は見つけられず、うだるような暑さにテンションが下がるような始まりとなりました。次の朝妻の集落の外れの田園風景の中では標柱を見つけることができた、その後は中山道へ入って鳥居本宿へ、そこにある寺院で水準点を見つけて次の地点でも水準点の標石を見つけることができた、ここまではなかなか順調、この流れをDYAI計画にも持ち込みたいのですが・・・。














この辺りの中山道は新幹線と沿っているので列車が見える場所はいろいろとあるのだが、上り列車・・・この日は東京行き、とある情報網から博多駅を定時に発車した情報は得ている・・・となるとよく見える場所も限られてしまう。とりあえず芹川の近くで中山道を外れた田園風景の中で一番上り列車がよく見える場所を見つけたのでそこで待機することに。これもとあるサイトでドクターイエローの走行時間が決まっていて定時で走行していることを確認した、京都駅をその時分に発車したとなるともうすぐこの場所を通り過ぎるはずだ。陽を遮るものは何もなく容赦なく差し込む直射日光に意識が朦朧となりそう、遠くから聞こえる新幹線の走行音に耳を澄ませていると、数本やり過ごした後ついに黄色い車体が姿を現した。おお~!これがドクターイエローか!!初めまして、とあいさつをする間もなく列車はほんの数秒で走り去って行った、撮れた写真は2枚だけ、このあっけなさは次回への宿題で解消することとしよう。ドクターイエローを見ると幸せになれるとよく言うが、今更別に幸せになっても仕方がない、ただ見たことで幸せな気分にはなりますね、この勢いで残りの三角点(水準点)巡りを続けて行きましょう。





【199-1 標高=104.7298 m 一等水準点】





【200 標高=104.5528 m 一等水準点】




【200-1 標高=104.6645 m 一等水準点】

中山道へ戻りこの先にある基準点を巡って行く、まずは芹川に架かる橋を渡ったすぐの所にある神社、その後は高宮宿、近江鉄道尼子駅近くと3ヶ所を巡ってそろそろ時間となってしまった。旅の終わりは豊郷町から琵琶湖方面に向かった所にあるJR稲枝駅、輪行で利用する初めての駅だがここはまだ彦根市、鳥居本宿から結構長い距離を走ったが何かお釈迦様の手のひらの中で転がされる孫悟空みたい。帰りの電車代は結構高くついてしまったが、ドクターイエローも初めて見られたことだし満足な気持ちで帰ることとしよう。ドクターイエローに会いに行こう計画はまだまだ続きます、引退が近いですからね、見られるうちに見ておかないと、そのためにはネットに落ちているいろいろな情報を駆使しなければ。さあ、この先その成果を引き出すことができたのか・・・はまた次回以降と言うことで、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち