まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.389 奈良町からくりおもちゃ館

2016-02-07 16:45:37 | チョイ走
おはようございます。





以前、チョイ走りとして高畑方面を走りましたが、今回はその続きで東大寺、奈良町と走った記録をお伝えしていこうと思います、と言ってもここはこんな風景だ、ここはこんな名所旧跡だと言うのはもうすでにお伝え済みなので、写真を基にいろいろと語っていってみることにします。









朝早い時間の若草山のそばの風景、以前にもここの様子はお伝えしたことがありました。集団を為して眠っている鹿がそろそろと起きだしてくる頃、店の扉が開くとスッと近寄って行って店の人が出てくるのを待っています。前にTV『なるみ岡村の過ぎるTV』で鹿はどのようにして寝ているのか、と言う話題があって、その時は真っ暗な春日大社に潜入して鹿の塒の様子をレポートしていた。闇の中に光る無数の光、それは集団を為して眠っている鹿が人の気配で目を覚ましてこちらを見ている目が光っていたものだった、わざわざ夜のそんな怖い時間に行かなくても、朝早い時間でも鹿の寝姿は見れるのに。








若草山の裾野から二月堂の方へと至り、そこからは車も通ることができる道を進んで大仏殿方面へと下りて行く。写真1枚目は『ゆく年くる年』でもお馴染みの東大寺の鐘楼、この前見た知恩院の鐘も凄い威圧感があったがこちらも負けず劣らずの迫力だ。写真3枚目は入江泰吉旧邸、奈良と言えばもうこの人。。




まだアスファルト舗装でもない凸凹道を進むボンネットバス、霧に浮かぶ東大寺大仏殿に興福寺五重塔、その他観光地に限らず町中の普通の人々のありきたりの風景、昭和20~40年代の白黒写真での奈良の風景は、その時代には生まれてもいない自分(一人称)でも懐かしさを感じさせられる。多分奈良県民のDNAがそんな気持ちにさせてくれるのだろう、そんな昔の写真を今の風景と見比べてみる、または実際にその場所を昔の写真を思い浮かべながら走ってみるのもまた奈良を走る楽しさのひとつである。特にこれから紹介する奈良町は最近は観光に走っている節もあるが、それでもタイムスリップしたような雰囲気を感じさせてくれる町並である。









ここに貼り付けた写真はどれも特にこれが奈良町、と言うものではなく見る人によっては特に意味もないものばかりです。今更奈良町にはこんなものがあってこの道を行くと・・・などとの説明はもう不必要だと思ったからです。これまでも各駅巡りやコミュバス巡りなど、いろいろなテーマと言うかこだわりを以て走って来たわけですが、今年はそのこだわりの中に、写真1枚目、2枚目にある「登録有形文化財」と「町名表示看板」を折り混ぜて走ってみようと思っています。実は今朝も奈良町周辺をチョイ走り、登録有形文化財を巡って走って来ました、この模様についてはまた後日、と言うか順番が来次第お伝えしたいと思っております。

さて、この奈良町チョイ走りの最後にお送りするのは写真5枚目にある町家風の小さな博物館、『奈良町からくりおもちゃ館』と言う所、中での様子はフォトチャンネルでお送りしていきます。

奈良町からくりおもちゃ館


屋内での写真撮影は気が引けたのですが、外国人の方が写真を撮り始めたのでそれをきっかけに自分(一人称)も撮り始めました。テーブルの上にあるおもちゃはどれも特に今の時代では子供にウケると言うものではありませんが、江戸後期~明治時代に作られたものばかりで、しかも結構頭を悩ませるものもあってなかなか楽しかったです。そう言えば先週の『あさが来た』で千代が引っ張り出してきた侍が刀を振るおもちゃ、そう言った感じのものもありました。子供時代の千代は全然興味を示してませんでしたが、あさが作ったとはいえあれはなかなかな代物だったと思いますよ。フォトチャンネルにある小僧さんが鐘を撞くおもちゃ、箱を1回転させると金を撞き始めるのですが、これどういう仕組みになってると思います?種明かしは・・・皆さんも考えてみてください、時間となってしまったようです、今回は是にて終了としておきます。      まちみち