まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.409 紀州街道(泉佐野から泉南へ)

2016-02-27 08:46:03 | みち
おはようございます。





正月の紀州街道走りは前回、前々回とちょっと横道へと外れて水間鉄道各駅巡りへと走りました。それほど長くない路線巡りは約1時間足らずで終了、箱根駅伝も4区へと入り往路もいよいよ終盤、ただ青学の強さだけが際立つレースには少し辟易気味ですが、こちらの走りは目指す岬町まではまだまだの距離、今は再び紀州街道へ戻るために水間鉄道の西側を通る府道を走っているところです。








水間の少し小高い所を下って来て、まずは写真1枚目のJR和泉橋本駅前を通り過ぎ、更に国道26号線、南海二色浜駅前を通り過ぎて府道204号線を経て紀州街道へと入る。小さな川に架かる石橋を渡ってすぐの所で道が二つに分かれる所に石の道標が立っている。ここが鶴原の追分となる所で写真4枚目、右へ進むのがこの先を走る紀州街道、左へ行くと泉佐野を経てJR阪和線沿いを通る熊野街道へと合流する道となる。この道も以前1度だけ走ったことがあるが、その時の記憶もほとんど薄れてしまったので近いうちにまた走りに行きたいと考えているところ。覚えているのは泉南市信達市場の風景にJR山中渓駅付近の旧街道の雰囲気が漂う古い町並と、阪和道が寄り添う付近での峠越えと急な下り坂、下り切った所で出会う古い町並に紀ノ川・・・やあ、こうやって書いてたらいろいろと思い出して来るもんだなあ。









さっきの分岐点を右へと進んで紀州街道は泉佐野市へと入り、関西空港への高架橋の下を通り過ぎる。南海本線で言うと羽倉崎、吉見の里、岡田浦と本線でありながらローカル色が漂う駅が続く所、紀州街道は普通の民家が建ち並ぶ中に所々旧街道の雰囲気が漂う古い町並があってなかなか趣深い所。この辺りを走る時にはいつもルート選びに迷ってしまう、と言うのもこの道の西側、海沿いの道はこちらの道とは違って車が多く通る広い道だが、関空に大阪湾、晴れた日には淡路島も見える、海からの風を感じながら走るのもまた気分爽快である。






上の写真はりんくうタウンからイオンモール泉南前を経て南海樽井駅の近くへ至る道の風景、途中には田尻スカイブリッジと泉南マリンブリッジと二つの大きな橋を渡る。こちらは箱根駅伝よりは夏の甲子園を聴きながら走りたい所、実際上の写真を撮った時は夏の高校野球の真っ最中で、確か智辯和歌山vs白樺学園の試合を聴きながら走っていた。なかなか白熱したシーソーゲーム、ホームランで追いつく白樺学園に粘る智辯和歌山、延長戦へと突入した試合智辯和歌山がサヨナラ勝ち、この試合はここの景色とコラボするかの様に印象に残っている。白樺学園は去年の夏の下関商戦でも途中まで劣勢の試合を追いついて最後は延長でサヨナラ負けしてるんですが、ひたむきにプレーする姿が好感の持てるいいチームでした、長崎の初出場校にコロッといわされてしまうチームとは大違いです。






また話が逸れてしまいました、走りに戻って紀州街道、南海本線の踏切を渡って右側にイオンモール泉南が見える所を少し先に進むと南海樽井駅。先述した信達市場の最寄り駅で、泉南市の中心にもなっている駅だが急行、特急は止まらない。この駅は自分(一人称)は前の仕事で毎週来ていた所、ちょうど朝のラッシュ時間でここからもたくさんの人が大阪へと通勤で向かっていた。大阪から40キロ程だから奈良とそう変わらない距離にある所、山を越えないからそんなに意識はしてなかったが結構遠くまで来ているんだなあ、となるとこの先、阪南市や岬町、和歌山市となるともう距離的には奈良よりも向こう、通勤すると言うよりはちょっとした旅行と言った感じの距離だ。その阪南市は樽井駅を過ぎて川を渡った所から入る、その境界線となる橋からは海がチラリと見える、今回の走りで初めて見る海である。ここからは海が見える風景の中を更に南へと進んで行くことになるが、その続きはまた次回に、と言うことで今回は是にて終了としておきます。      まちみち