ジェンダーから見るカンボジア

南国のカンボジアからの日記、ジェンダー視点でカンボジア社会を分析します

大学がまた給与を支払えない事態に

2022年04月15日 | カンボジアの子どもの権利


カンボジア正月の直前に、経営陣から流れたメール。

「財務上の理由で、3月の給与が支払えない。正月前で現金がいる教員も多いことを鑑み、普段のフィリップ銀行口座に振り込むことは無理だが、A B A銀行口座なら現金を振り込める。ついてはA B A銀行口座を持っている人は、このテレグラムグループに送って欲しい」


↓京都の河原町で遭遇したゲイパレード、同性結婚のパレードだった



うーん、全く不明のメール、それも大学内では偉い人からの。

普段の給与は大学のメインバンクからは支払えないが、多分大学職員(給与支払い担当)個人の口座を使って、個々人に現金を送金することはできるのか・・・・

ただ、教員のリアクションを見ると、まあ適当。
「妻の口座だ」とか「子供の口座だ」とか、送金先もめちゃくちゃ。

私はA B A口座を持ってないので、「A B A口座がなかった場合には3月の給与は未支払いのままになるのか」と聞いたのだが、回答なし。2019−2020年度の一年分給与が支払われていないように、また今回も給与もらえないんだろうか。

さらには、誰に送金してて、誰に送金してないか、ちゃんと記録取ってるんだろうか?
経営はめちゃくちゃなので全く信用ならぬのだが、なんで教育省はこういう大学の運営を許してるんだろう。

いずれにしても、なんていい加減な大学経営、これが学生を騙している単なるインチキ商法だってわかってないんだろうか。

うちの学部長も、すでに1年以上全く音信不通だが(指示も何も来ないし、学生も学部長が誰か知らない)、生きてるんだろうか。