或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

リトアニア語

2006年05月19日 | ハンガリー(日常)
可愛い赤ちゃんを抱えた女性に「何ヶ月?」などと話し掛け、そのまま
少し立ち話。アメリカ人だけど、ポーランド系という御主人のために
ポーランドで出産したとか。彼女自身はベルギー系だけど、フランス語は
話せない・・・などと聞き、3ヶ月の長いまつげが可愛い坊やは何語を話す
のかしら?と思い、欧州各国言語の奥深さについて思いました。
陸続きなのに言語が違う感覚って、日本人には遠い話ですよね。

英語が早くて途中聞き落としたのですが、仕事の関係だかでリトアニアに
住むようになるのか「この子は英語と多分、ちょっとリトアニア語を
話すようになるんじゃないかしら?」と言われ、「リトアニア語って、
聞いたこと無いけど、どんな言語なの?」と尋ねると「古代サンスクリット語
に似てるの。インド・ヨーロッパ語族なんだけど」と聞いてビックリ。
「サンスクリット語?仏教では昔、みんな勉強したと思うことば。へぇぇ」と
驚いてしまいました。(私の英語がつたないので、彼女はなんで驚かれてるか
不思議だったかも・・・。)

日本人には馴染み深い仏教。その仏典をさかのぼると全て古代サンスクリット語
で書かれているんだよ、なんて高校時代の古典の老先生がおっしゃっていたのが
思い出されました。

欧州に古代サンスクリット語に似た言語があるなんて・・・、知らないことがいっぱい。
エストニアとかリトアニアとかアルメニアとかラトビアとかクロアチアとか、
最後が「ア」で終わる国はたくさんあって、全部ロシア系か?と勝手に思って
いましたが、それぞれどんな言葉や文化なんだろう?と突如興味がわいた日と
なりました。


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