或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

隨に|ルール

2022年01月23日 | 2022
わたしの前の人は、家庭の事情で3ヶ月で退職。
その前のひとは、いったん退職して、求められて隣のグループで復帰。
その前の前のひとは、出勤4日目には退職。
その前の前の前のひとは、出勤4日目には退職。

4日の悪夢を破って3ヶ月も頑張ってくれたけれど理由はどうあれ去った。
改めて今度わたしに仕事を教えることになった先輩いわく「ひどいと思うの。
2人とも全く同じ4日目。まったく同じことを理由に辞めたの。だって旦那
さんが事故に遭ったって言ったの。それもすごい大怪我」と1日目の休憩
時間に打ち明けてきた。

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隣グループの先輩方に大丈夫かと心配されつつなんとか新しい仕事に
あたって奇しくも4日目のこと。初日スタート時から使用してきた表の
セル幅を変えてはいけなかったというルールが唐突に判明。
「あれ?!おかしい。見た目が変わってる!表の列幅変えてます?」

入力する文書の件名が長くコピー&ペーストでは文中に余計な改行が
入っていることも多い。こうした「セルの行内で中途半端に入る改行は
絶対に1行に訂正して」との教えを受けていたので全容が見えないセル
の幅をずらして内容を確認し、広げたセル幅を適当に戻していた。

「列の幅を確認のために変えてもいいの。同じ幅に戻しといてくれたら」
「そんなに驚かないで」「昨日のバックアップを見てサイズ直しておき
ますね」

彼女は言わなかったが「セル内で折り返して表示」にして「行の高さ」を
こそ変えて3〜5行にわたる内容を確認するのが正解だったらしい。列幅の
メモなどとってはいなかったので「直しといてくれたら」と言われた時、
絶句してしまった。

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ワードで文書作成後に余計な改行を除き、印刷プレビューなどで最終的に
何ページで出力されるか確認せず提出されると、内容がある1枚目の後ろに
白紙ページがついた全2枚の文書とみなして関連資料とファイル結合させて
PDF保存することになる。

ちょっと気になって「白紙ページ除きませんか?」というと嫌な顔をする。
「考えなくていいの」「その形で出してこられたんだからその通り保存
して差し上げて」という。ちょっとでもわたしの動作が止まっただけで
横から様子を観察しているので「考えたり判断しなくていいです」
「なにか?」「いっしょにやりましょうか?」と声がかかる。

あといくつルールに遭遇するだろう。

映画|ビューティー・インサイド

2022年01月04日 | 映画
設定が斬新だったので正月休みに何見ようかな〜新年にあんまり深刻なテーマの
映画を見るのも嫌だけど若い子向け過ぎて気恥ずかしくなるラブコメも気分じゃ
ない。ましてアニメを見ようとも思わないし、なにか軽く見られるもの無い?と
いう方に。

ブログに書くに当たっていつも通り予告編など検索しましたところ、公式が
作っている映画HPがあまりにも充実していてもはや一文字も記事にできない位。
『ビューティー・インサイド』公式サイト

主人公の外見がコロコロ変わった場合、変わらずに愛することができるのかと
いう主題に伴って、主人公の同性の友達が一人だけ理解者としているのですが
この人が愛すべきキャラで彼が笑うとつられてこちらも笑いたくなるようなで。
ちょっと下品なとこやズケズケもの言うところも女性への声かけのオジサンな
やりとりなど鬱陶しいとこもあるけど、なんか良い人なのでエンディングまで
に彼にも恋人ができて欲しかった。

苦しみながらも主人公と生きていきたいと決意した恋人。しかし、いざご家族
にご挨拶へうかがって果たして理解してもらえるのかという第一関門について
思いを馳せずにいられないけど、そのまえに映画は終わる。
その一点はモヤッとしなくはないけれどもハッピーエンドで終わらせている。

日によって外国人にすらなってしまい母国語が変化して友達に電話しても通じ
なくなるやら、老人になったり子供になったり、フランツ・カフカは虫に変身
するお話を書いたけど、現代に置き換えたらまさにこんな風になるのかなと
思いました。

新年早々、あんまり重くもなりたくないし、道徳くさいのも嫌。
ボーッと見られる何かとしては最高の軽さがある映画でした。



公式予告編)ビューティー・インサイド

『ビューティー・インサイド』予告編

目覚めるたびに姿が変わってしまう僕が、ひとりの女性を愛してしまった――。史上初1役123人が演じる

youtube#video

 

隨に|新年

2022年01月02日 | 2022
新年ですね。初夢はどんなでしたか?

仕事を入れない期間を11日間とったので、だいぶゆったりと年を越しました。
朝は各人自分で起きて適当に食べてくれるようになったので珍しく睡眠時間が
しっかりとれてありがたい1週間が過ぎました。上手になりたいことをする
のが2日の事始め。さすがに今日くらい朝寝坊せず起きようと7:00に起きて
みたものの、通常は6:00起き。1/5、今年最初の出勤までに生活を戻せるのか
と布団から出られず心細くなった朝でした。


年末はといえば、心情的にバタバタと過ごしました。
週2回勤務なのですが、12/21にたまたま早めに出勤すると「ああ、ちょうど
よかった」「会議室で話してもいいですか?」と言われ何事かとザワザワする
胸で同行すると「今度辞める方が出た担当グループに1月から動いてくれないか」
とのお願いがありました。

4月のパート開始から8ヶ月。毎日のように新しいやり方メモが加わるとはいえ、
以前とったノートを書き直したり自分のPC内に作成したmyマニュアルも使って
教わったことを実践できる環境が整い、担当OJT以外にいたいつもピンポイント
で意地悪を言ってくる先輩がいても精神的に平穏を保てるようになったのに。

驚いたけど断ったら、そちらの先輩に気を悪くされるだけ。普段は電話の取次
くらいしか会話がないとはいえわざわざ波風立てるわけにもいかない。

その次の出勤日、12/24夕方にはこれまでOJTに当たってくれた先輩と席を
離され、PCとデスクの中身を引越し。新しい業務は1月からなので退勤時刻
まで仕事をしながらお嫁に出るみたいに「あっちへ行ってもあなたならなんとか
なると思う。頑張ってね」と、人が二人立ったら塞がるデスクの島と島の隙間を
隔てて座ることになったわたしに送る言葉がささやかれました。

1月から新しい業務に備えて新しいノートを買ったけど、またひたすらメモする
日々に逆戻りなうえ、物品の貸し出し問い合わせやカウンターに来られた方への
一時応対を担当する部署なので黙々と仕事できたこれまでの担当グループとは
必要なコミュニケーションが別で正直なところプレッシャーに感じています。

そのせいか初夢は、なぜか見知らぬ先輩の背中を追いかけて車の多い参道のような
曲がりくねり勾配のある道を歩くものでした。現実の職場上司にそういう年格好の
人はいないのですが、夢では高校時代の体育と生活指導担当の定年間近の先生に
そっくりな後ろ姿。しかし、人混みに入ると方角を変えて歩くことになっていて
連れと見られる女性らと合流。そのとき振り返った先輩は肩まで髪のある女性に
変わっていて、やはり仕事への姿勢について熱弁されていました。

大晦日に見ていたビューティー・インサイドという映画のせいかな。
毎朝、起きるたびに顔も身長も年齢も変わってしまう主人公のお話。
一風変わった内容がそれなりに面白かったので次回更新時に紹介したいなと
思っています。

不定期更新なブログですが本年もよろしくお願いします。
訪問してくださるみなさんの一日一日が万事順調に運ぶ一年となりますように。