或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

2009年02月27日 | 帰国後ママのくらし
いま雪が降り始めて、冬になってからというもの毎日のように
「雪が降ったらいいのになぁ」といっていたこどもは大喜び。

ただその前に雨が降っていたので地面がぬれていて、溶けてしまう
ため積もりそうにない。積もるとしても相当時間がかかりそう。

こどもは「やったー、遊びに行きたいなぁ」と言ってるけれど
この冷たい空気のなかへ出て行く勇気なし・・・


寝かしつけは、昨日・おとといとパーフェクト。
夫の食事を昼間のうちから、ちょっとずつ作り置いて
テーブルに残して自分は9時になったら娘とサッサとベッドに。

いっしょに布団に入るとこどもは眠くなると手足からドンドン
温かくなる身体をしてるので、ぴったりくっつくと本当にいい気持ち。
食事の支度さえしておけば、何も気がかりはないので安心して横に
なれるというもの。

ただ、子どもの食事を終えてから、私も急いで何かありあわせのものを
口に入れ、温かいお茶を飲むまもなく、食事をしたという実感もわかない
うちに、眠そうになった子どもをなだめてすかして風呂入れ、歯磨きして。
てんやわんや。

食べてから間がなさ過ぎて、横になるとちょっと戻ってきそうな
胸苦しさというか気持ちよくはないムリがある・・・
でも、ここは意地だ。まだ眠くなくても、こどものかわいらしい顔を
眺めながら眠りました。

気がついたのは、会話がまったくなくなるということ。
早めに帰宅して8時50分頃に戻った夫が入浴している最中に
歯磨きとトイレを済ませて子どもと寝室に入る。

彼は一人で湯上りに食事をし、ニュースを見て、ゆっくりして。
食べたものの後片付けだけはいつもしておいてくれるので助かるけど。
朝は朝で近頃では6時半に起きてももう居ない。
相当早い時刻に起きて出勤しているもよう。

アレルギー喘息のアレルギーを抑える咳止めが劇的に効くけれど
副作用は強い眠気。通常なら起きる物音にも起きられなくなる。
夫がいつ出て行ったのかもわからないほど深く眠り込んでしまう。

こうやって会話のない夫婦になっていくのかしら?
ハァー。

明日から2日間は、ようやく独り子育てから二人子育て。
ちょっとユックリさせてもらおう・・・でも、仕事に役立つ知識を
養う通信教育を受けていたりして土日も休めない夫。

そうそうまかせっきりにも出来ず、色々心を砕くんだけど・・・
先週は彼が床屋だったし、私もそろそろ美容院に行って髪を切りたいなぁ。
伸び放題でまとまらなくなってきたし・・・

ふぅ。

イライラはとりあえず収まりました。なんとかやっていくしかありません。
古い友人が励ましメールをくれました。この1通だけで元気百倍!
頑張ります。

ではでは専業主婦&子育てママの皆さん、お互い頑張りましょう。
よい一日を。







募るイライラ

2009年02月25日 | 帰国後ママのくらし
先日、テレビをなるべくつけない暮らしをしてみようとしたのは
あっさり1ヶ月も持たずに崩壊。体調が悪い日も天候が悪い日も
ずっと子どもの相手をし続けるのは難しい・・・

そして、1月末から取り組んでいることが9時までに子どもを
寝かしつけること。

実際には、8時台に眠ってくれることもあれば、10時頃まで寝かし
つけられずに困ることも。これを日々繰り返していて、うまくいくと
本当に何日も連続して9時過ぎまでには寝息を立ててくれます。

帰宅して、そんな愛らしい姿を見つけると主人は心底嬉しそうにして
機嫌もよくなる。静かな夜に感謝して、ユックリ湯に浸かり、あがれば
ビールを開けて晩御飯を食べ、ニュースを見たりできる。

寝ないときは、こどもはグズグズ言って、パパ~ママ~と連呼するし、
ベッドを食卓の横に持ってきて欲しいといったり、本を読んで欲しい、
これで遊ぼう、と「寝なさい」といわれても断固抵抗。「寝るの嫌い」と
言い出す始末。

食事や風呂と済ませなければいけないことを抱えている大人をかまわず
マイペースな子どもに振り回されるのを改善するため、5時には風呂と米を
洗い、5時半にお湯はりスイッチを入れて、6時には入浴。6時半にゴハン。
ゴハンが5時半になって、少し落ち着いた6時半からお風呂のこともある。

こういうことは、その日の子どもの体調とかお天気で外遊びが十分できた
かどうかとか結構流動的なもの。そんな綱渡りでもなんとか母親は段取り
して8時台には歯磨きも終えて、布団に入れる状態に持っていく。
9時までに床につかせて、寝るよう仕向ける。そんなことをしています。

が、そうそう上手に寝かしつけられないこともあります。
そしたら、帰宅した主人の不愉快顔を見せられて本当に辛いです。
「おまえがちゃんとしないから、この子はまだ起きている」と
思っていることが顔に書いてある。

彼曰く、添い寝すれば百発百中、子どもは寝る。だから、用事や夕食を
先に済ませて9時には子どもと布団にはいって欲しい。どうしてそれが
できないの?と。

私の段取りが悪いから、、、、

子どもが可愛くて、あとは布団に入れるだけとなったところで、9時まで少し
間があれば遊びたい気持ちに応えて遊んであげたくもなる。9時過ぎちゃったね、
そろそろお布団行こうね、と促そうとしたところへ帰宅した夫が昨日は、
「まだ起きてるのか」と一喝。母子でぎょっとする、なんて場面になった。

そんな、子どもと夢中になりすぎちゃう体験なんてそうそうしょっちゅう
ではないし、最近はけっこううまくやっていたのに。悪いときばかり印象に
残るのだ。ダメ母らしい。

たまに早く帰ってせいぜい9時。遅いと11時、12時も当たり前。
夕飯が要るかどうかもその時々でメールしてきて、外で済ますかどうか
帰宅の1時間前まで知らされない主婦の気持ちなんて知らない。

夕飯の支度が要らないと事前に聞いている日はスムーズだし、リラックス。
自分のことだけだから、さくっとお茶漬けでも何でも食べて、子どものペース
にあわせられる。

彼は食事にこだわりがあって、あったかいゴハンじゃなければ食べたくない。
レンジでチンしたご飯の熱さが足りないと、もう一度熱くし直すよう求める
ような。そんな嗜好を理解してればこそ、なるべく帰宅して入浴の最中に
調理して熱々をだしてあげたい、そういう奥さんの気持ちは知らない。

そんなのはいいから、自分でやるよ、と言われる。
クタクタで帰って、調理する気なんて起こらない。だから、キムチとゴハンで
おしまいとか野菜も肉も食べないでいいやとなるのが見えている。

そうかそうか、昼間のうちにこしらえておいてレンジでチンして食べられる
ように食卓において置けばよいのか・・・

しかし、そうなるとレンジでチンしてもいい器になる。洋食器ばかりで
味気ないだろう。和モノのお皿はチンできないけれど、定番の料理でも
おいしく魅せる美しさがある。そういうこと考えちゃうと疲れちゃう。

とにかく私が悪いのだ。昼間のうちに夕飯をこしらえておけばよいのだ。
自分の食事も手早く夕方のドタバタの最中に一緒に食べておかなければ
いけないのだ。甘えたしたい~といって食べさせて欲しいと懇願する
子どもにつきあってひとさじひとさじ口に運んでやっていてはいけないのだ。

ハァー。なんかすごくイライラする。ごめんなさい。そういう日々なので、
なか落ち着いてPCにも向かえないです。

トイレトレーニングもいよいよ終盤で補助便座を載せて大人のトイレで
してもらうところまで来ました。それでも足が届かないので、踏み台を
セットしてもなおつま先しかつかないことになりますから、大人の介添え
は必須。

「ママおしっこ」と聞こえたらハイハイと走っていき、脱ぎ着を手伝ったり、
後始末(補助便座に飛沫が残りやすいので軽くふき取っておく)。
これを何時間かおき、時には何分も立たないうちに大きいほうのお声がかかって
「オオーすごいぞ」となり、スタンバイすると「出ない」という笑顔が出たり。

そういう空振りも笑ってほめて、次につなげる。
ママらしく、ママは頑張っているのに。

子どもと過ごす一日は濃密で、片手間になにか出来ない。
しかたなく子どもの好きなTV番組を録画しておいて、見せておく。
その間に、ちょっと針仕事したり、書き物済ませたり。
合間合間にご機嫌を取って、ちょっと遊んであげたり。

自分が見たかったドキュメンタリーを見させてもらって、こどもに
「ごめんね、しばらく我慢して」とお絵かきしてもらうこともあるけれど。

そんなに私がいけないの?専業主婦は不利だ。
なんでも完璧にこなさないと味噌がつくんだ。
働いていた頃は、新婚時代だったとはいえ、君も疲れているんだから、と
あんまり細かいことは言われなかった。

今は、専業主婦。何でも段取りよくやらなければいけないのだろう。
なんか悔しい。このモヤモヤをなんとすればよいのやら。


近況

2009年02月12日 | 帰国後ママのくらし
あまりに長いこと更新ないですね。ひどすぎますね。
でも、家族の健康と自分の健康が不安定だったものですから・・・


・子どもが胃腸炎が落ち着いたと思ったら風邪引いて小児科に行った話が前回。
 結局、せきとたんが切れずに月曜に再訪。たんに混じるウィルスのせいかも
 しれない、と前回の薬に加えて抗生剤を入れてもらいました。

・その前の段階で、私も胃腸炎で発熱し、内科へ。その後、こどもの風邪を
 貰ったようで、ひどい咳が始まる。土日月と毎夜の咳き込みで苦しく、
 腹筋背筋痛む痛む。託児日の火曜を待って、再び内科へ。

 もともと冬季に長い咳を ひきずる傾向があったため、常備していた市販の
 咳どめ薬もまったく効かなくなったうえ、あまりの咳で声が出なくなったむね
 訴える。

 血液検査、レントゲン検査、終了。「これほど激しい咳をしてるのに炎症は
 まったくなし。おそらくアレルギー性喘息」とのご診断。
 7日分の薬を処方されてきました。

 今のところ、昼間はともかく、夜間はまったく効き目を感じません。
 寝返りをうちまくって、身体をくの字にまげて、コンコン終わらない
 咳と苦闘してます。腹筋も背筋も痛いまま。声も相変わらずかすれたまま。
 
 とくに布団に入っても、咳をし疲れて涙ぐんだままうとうと眠ってしまう
 まで出続ける。同じベッドに休む夫は呆れて「すこし我慢しな」なんて
 冗談とも本気ともつかないコメント。

 実際、咳の量が多すぎて大げさっぽく見えるのでしょうね。もともと
 いませき風邪を引いてるこどもが私の咳を聞いて、ゲホンゴホンと
 自分も咳をしてみせるようになってしまい、夫はその辺もあっていうの
 いうのでしょう。

 ただ、自分でも苦しい。隣に眠るこどもや夫を起こしたくない。
 出来れば咳をしたくない。1度咳をすれば、次々と咳が出る。
 苦しい。というので、昨夜、ちょっと何度かに1度咳をこらえてみました。

 すると、今朝は、何事かとおもう首と肩の凝り。筋肉痛のようなハリがあって
 ハッとしたのだけど、咳を我慢すると身体に力を入れて筋肉でとめるような
 感覚で、あれはあれで相当辛かったことを思い出しました。

 別室に布団をしいて休むか、身体を起こしたまま眠りたいのでソファで
 休んでみようかなどと考え中の夜を過ごしています。

しかしゲフンゲフン咳をしていると買い物中も交通機関のなかでも、明らかに
周りはひきますよね。喘息です、とマスクに書いておきたいくらい肩身狭いです。
ハァ~。

そんなわけで、もともとスローだった更新は、唯一の託児日を内科、小児科、
内科とかかるために使うことになってままなりませんでした。

ハンガリーは寒暖の差が激しく、驚くような天気のようですね。
日本は日脚が伸びて、なんとなくウキウキする柔らかな日差しの日が
増えてきました。今度はスギ花粉の季節で心中複雑です。
皆様も、お体、大切に。 
                 
 

小児科

2009年02月04日 | 帰国後ママのくらし
遊んでほしい子どもが周りをウロウロして妨害するので、今日はつれづれ
なるままの推敲なしのダラダラ文になってしまいます。ごめんなさい。
長いこと更新しておりませんし、ちょっと近況を伝えることにもなるかと
昨日の話。


家からとても近いところにある小児科。完全予約制なので敷居が高いと
ほかの小児科の待合室で見知らぬママから得た情報はあったものの、
ハンガリーで完全予約制になれた身としては大歓迎。

待合室で一時間すごすのがザラなうえに、他のお子さんの鼻水に直接
触れたりして後日高熱にうなされた体験がトラウマになり小児科へ
連れて行くのが嫌になっていたし・・・

で、昨年夏を過ぎた辺りから、この予約制のクリニックにかかったところ
中堅くらいの若すぎずお年寄りでもなくの先生がすごくよかった。
たくさん説明してくれるけれどテキパキしているし、予約専門ダイヤルが
あって夜中でも自動受付するシステムはすごい。

ただ、前もって予約できず当日受付となると、ちょっと大変。
昨日も朝9時に診察開始となるため、とりあえず電話で様子を聞いたら
すでに門を開く前に行列があり、8時50分からの受付で午前診察の
定員オーバーしたため午後3時30分からの受付再開に来てくださいと。

3時15分に行くとすでに行列。で、待合室に通されて問診票を書き終わると
午後6時ころの診察になるので、そのころまた来てくださいと帰され。


今回は、わが子の咳でかかりました。市販の鼻炎シロップやせきどめシロップで
しのいできたものの、ちょっと咳にたんが絡んで苦しそうだし、看過できない
感じに。ただ、元気だし、熱もないし、見るからに真っ赤で苦しそうなお子さんが
たくさんいるところへ行きづらかった。

まだねんねの赤ちゃんが辛そうに泣いているのをみると、順番を替わってあげ
なくちゃと思うくらい申し訳ない気分に。

母親としてふがいないですね。前回、鼻炎が長引いて、見るからに元気では
あるものの鼻炎で残ったしつこいタンと咳が気になって連れて行ったら
忙しかったせいか先生と看護師さんがキョトンとしてしまって。

「あのぅ親バカと申しますか、この程度でつれてくるのはお恥ずかしいのですが
すっきり治してやりたかったもので・・・」というと少し笑われたわけです。

普段からよい先生ですし、特に嫌な印象も受けなかったし、ただ、恥ずかしかった
だけなのです。

なので、今年に入って鼻水ぐずぐずしだしてからは、そんなにチョクチョク出入り
するものじゃないかな、と。市販のこども鼻炎シロップやせきどめシロップを
多用して主人に怒られていました。

ちゃんとお医者にいって薬をもらったほうがいい、ダラダラ飲ませて効いて
ないじゃないかと。


で、今回行ってみて、先生からも「市販のものには気管支拡張剤は含まれて
いないはずだから、タンの絡む咳ならタンを軟らかくして、気管支を広げる
お薬を出しましょう、それを一定期間飲んでまだよくならないようならアレルギー
など他の原因も探らなければいけませんが、とりあえず、これで様子を見て
みましょう。」と。

「まったく意味がないとまでは言いませんが、市販のお薬には含まれない成分
というのがありますから」と処方薬のよさをやんわりと教えられてしまいました。

「では、やはりつれてきてよかったです。有難うございました。」と丁重に
お礼を申し上げて退室しました。


ハンガリーに居る間は、先生のご予定に合わせてアポを入れて、30分くらい
費やしてじっくり見てくださるような診察でしたので、些細な変化も疑問も
ちゃんと確かめておきたいというのは親ばかでもなんでもなく、当然のこと
くらいに構えていたといっても過言ではなかったのです。

母親として子どもの健康を第一に心配するのは恥ずかしいことじゃないと思って
いたはずなのです。が、今ではすっかり、お医者様に行くとなると、色んな感情
がグルグルしちゃいます。

それは、日本へ帰国してみると人口が多い分、ひとりのお医者様が抱える患者さん
の数は多く、混雑ぶりも半端じゃない。他の患者さんと比べて自分のこどもは
どの程度逼迫した状況にあるのか、ないなら行って良いのかとまで逡巡するように
なったという今日この頃です。
                    

朝9時から診察について考えて、午後6時半ころ診察を受けて処方薬を受け取って
帰宅したのが午後7時近く。ずいぶんスムーズなほうですし、近所だから幸運
なのですが、なにか疲れがドッとでた火曜を過ごしていました。