或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

更新も夏ばて?

2006年07月31日 | ハンガリー(日常)
これほど長く更新が滞っても毎日サイト訪問して下さる15名前後の皆さん、
いつもありがとうございます。
(どなたが見ているかは分からなくても、アクセス数だけは分かるので、
毎日見に来てくださる方の人数が分かるのです。)

ブログ開始1周年も近いのですが、ちょっとやる気が萎えてしまいました。
いまどき情報は溢れていて、私がブダペストに暮らし始めた頃ほど不自由を
感じている方は少ないのかもと思えてしまって。
でも、気を取り直してまた少しずつ更新してまいりたいと思います。

ブダジュンジェ・ショッピングセンター2階にヘレンドショップ、
オープンしてました。

贈り物を選ぶにも、そのすぐ傍にあるジョルナイショップと両方
眺めて買い物できて良いかもしれませんね。

ちなみに・・・

私は陶磁器に疎くハンガリーに住むまで、高級な焼き物といったらマイセン
(ドイツ)とウェッジウッド(英国)くらいしか知りませんでした。

ハンガリーのお土産として日本人に知名度・人気ともに1番なのがヘレンド
だと来て初めて知りました。ヴァーツィー通りの店では、手馴れた口調で
日本に持ち帰って税金の払い戻しを行うのに必要な書類準備をしてくれて
いました。(友達の買い物について行って横で見ていただけですが)

そしてハンガリーには3つの高名ブランドがあると知りました。
ヘレンド、ジョルナイ、ホロハーザです。

ジョルナイはブダペストの中央市場や工芸美術館の屋根タイルに使われ、
色と光沢の美しさが知られています。

そしてホロハーザ。探そうと思ってもキッチンウェアショップの片隅で
ちょびっと見かけたり、土産物屋さんでヘレンドのそばに少し置かれている
のしかみたこと無いのですが。このホロハーザ、ブダペストにきて最初に知り
合った女性(日本人駐在員の奥さん)いわく、「ヘレンドもジョルナイも
クセが強くて日本の友人には向かなくて。ホロハーザが一番、贈り物に
しやすいの」とおっしゃって、工場に直接注文するほどお買い物されていた
のが印象に残っています・・・。

インターネットでみてみると確かにパンノニアシリーズなど、無難で可愛い感じですね。
参考:ホロハーザジャパン・ホームページ 
(ちなみに日本ではホロハーザという社名になっていますが、本当はホッローハーザ
と発音するんじゃないかと思います。)

非常に役立つサイト

2006年07月15日 | ハンガリー(赤ちゃんと一緒)
差し迫った理由が無くてもブックマークに入れているだけで安心できる
サイト2つを紹介します。

先日来おすすめしてきた本の著書であるノーラ・コーリさんは海外出産や
子育てに関わるHPも持っています。
「Care the World 海外出産・子育て情報ネットへようこそ!」

情報量は圧巻で、読んでも読んでもまだあるというくらいです。本を
買ってみる前に一読されるのも良いでしょう。また、本は注文中だけど、
いま情報を得たい!という場合にも、出産に関するトピックだけ読んでも
様々な心の準備ができると思います。

他に、「世界子育てネットSweet Heart」も、妊娠・出産を考えている、あるいは
子育て真っ只中の女性にとって欲しい情報がギッシリ詰まっています。

タテに長いページに続く見出しを眺めるだけで、どれほど多くのトピックを
扱っているかがわかります。土台になる情報が豊かなうえ、更に読者掲示版
も充実しており、日々データが蓄積されてく感じです。

また、「世界子育てネットSweet Heart」では、「ノーラ・コーリの子育て
エッセイ」というコーナーがあり、コーリさんのサイトとは別に
書き下ろされたものが読めます。

予防接種について2

2006年07月14日 | ハンガリー(妊娠・出産)
参考までにFirst Med Centerでもらったアメリカ式の予防接種
ブックレットにある接種プログラムを写しておきます。

医師とは、このブックレットをはさんで向き合い、相談しています。
我が家で不要と感じた接種は、理由として日本での状況など説明し、
受けたくないとはっきり伝え、受けなくても良いかを確認しています。

2 months: DTaP, IPV, HIB, HBV, PCV
3 months: DTaP, IPV, HIB, HBV, PCV
6 months: DTaP, IPV, HIB ,PCV
9 months: HBV
12 months: Varicella
15-18 months: MMR, DTaP, HIB
4-6 years: DTaP, MMR, IPV

参考:
DTap (ジフテリア・百日咳・破傷風)
IPV (不活化ポリオ )
HIB (インフルエンザb菌)
HBV (B型肝炎)
Varicella (水疱瘡)
MMR (はしか・おたふく風邪・風疹)
PCV (肺炎球菌ワクチン)

予防接種について

2006年07月13日 | ハンガリー(妊娠・出産)
予防接種は日本でも時期や方式が変更されママの時代とは異なります。
更に海外とでは国によって予防接種の時期、種類が異なります。
何をどう接種するかといった責任は個人で決めるデリケートな問題です。
今日の話題は参考までの話と、あらかじめ御承知下さい。

日本では接種は3ヶ月以降に始めますが、ハンガリーでは2ヶ月から。
産前学級で聞いた話では、特にBCGは欧州各国で出生後まもなく行うとか。
(私たちのbabyも退院前の生後5日目、出産した病院で受けました。)

我が家はFirst Med Centerで、定期検診及び予防接種を受けています。
小児科医はFirst Med CenterのHPでスタッフのプロフィールを読んで
決めました。BCG以外のワクチンについては、日本で接種されるものを
書き出して医師に見せ、相談しながら進めています。

「日本と同じように3ヶ月から始めたいなら、それで良い」と言って
もらえたので3ヶ月過ぎるのを待って始めました。

具体的には「DPT・ポリオ・インフルエンザb菌混合ワクチン」を1ヶ月
おきに3度に渡って接種する予定。筋肉注射で、赤ちゃんの太ももに。
一瞬で終わります。

日本で口から入れる生ワクチンのポリオ。ここでは、他のワクチンと混ぜて
注射できる不活化タイプ。リスクが低く欧州では今こちらが主流だそうです。
そして、肺炎球菌とB型肝炎ワクチンはハンガリーでも必須でないと聞き、
我が家では受けないことにしました。

ハンガリーには毎年、巡回健康相談といって日本から医師団が訪れ、大使館
などの施設を借りて、尿検査・血圧測定や内科の先生による簡単な診断、
薬の処方が年に1度あります。このとき、さまざまな小冊子が「ご自由に
お持ちください」の形で用意されます。

今年の巡回で頂いた財団法人海外邦人医療基金の『海外赴任と予防接種』
という小冊子は内容も最新の情報で詳しく大変参考になりました。
(私たちのbabyが受けた「DPT・ポリオ・インフルエンザb菌混合」は
日本にないと分かりました)


妊娠がわかったら読む本2

2006年07月12日 | ハンガリー(妊娠・出産)
先日オススメした本のほかにも、帰国した際にパラパラとめくって
気に入ったものを「妊娠・出産編」と「育児編」1冊ずつ手元において
大変重宝しました。足らない、新しい情報はインターネットで得ました。

妊娠過程が分かりやすく良く見たサイトは妊娠・育児大百科
今見るとレイアウトが変わって見づらくなっていましたが情報量が多く、説明も
丁寧ですから妊娠月齢にあわせてクリックしてみることをオススメします。

時間的余裕のある妊娠中、さまざまな知識をつけておくと、病院でのやりとりも
「あのことかな?」と日本語で察しがつき、帰宅後、調べることもできました。

産後は、赤ちゃんに行われる様々な処置が何か、何のためかと不安でした。
スペルをメモしてもらい、持参した電子辞書を使って単語を調べ、「初めての
育児本」の定期検診や予防接種のページなどを読んで確かめると安心でした。

いろいろと違いのある海外。それなのに日本的な意識が働くと、事を荒立て
るようで、質問を避けたいし、相手の処置に身を任せたくなります。でも、
その分、不安で落ち着かないし、後で不満に感じるのも確か。ですから、
言葉が不自由でも、納得いくまで妥協しないで頑張りましょう。

私の場合も、一番お世話をしてくれたベビー・ナースの中に多少面倒くさそうな
表情をした方がいなかったわけではありません。「あなたの英語が分かりません」
なんていわれて腹が立ったこともありましたが、めげずに質問しました。

自分から働きかけないと何も得られないので、「説明してほしい」「教えて
欲しい」といった依頼も一杯しました。そうするうち、心配性なのだと心得て
言葉を尽くしてくれるようにもなり、退院時には本当に良くしてもらったと
気持ちよく帰れました。

ほかに最近、インターネット書店で急いで購入し重宝しているのが、先日紹介
した本の続編。ノーラ・コーリ著『海外で安心して子育てをする本』

成長過程にあわせてねんねやおっぱいの悩み、離乳食、病気・ケガの心配、
教育関係など、ありとあらゆる点で長期にわたって役立つでしょう。値段は
お高めですが、買って間違いない良書です。

出産で入院中に実際にあった母体の回復についての医師とのやりとり、おっぱいに
関係するさまざまなやりとり、赤ちゃんの予防接種に関わる単語などを見て、
「ああ、もっと早く買っておけばよかった」と思った本です。

妊娠が分かったら読む本

2006年07月10日 | ハンガリー(妊娠・出産)
妊娠・出産を海外で過ごすのは勇気がいります。
すぐに判断されることはありません。

じっくり考えたほうが良いと思います。何か救いになる本は無いか?といえば、
があります。妊娠していなくても、海外への赴任が決まった時点で念のため、
購入しお持ちになるのも良いでしょう。いざとなったとき頼りになります。

 <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=budapestlife-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4789006719&fc1=000000&IS2=1<1=_top&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&nou=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0">


この本は、女性が海外で妊娠が分かって直面する様々な場面に答えてくれます。
妊娠の確認で医院を訪ねるところからスグに使える英文が揃っているのです。
日常会話に不自由しない程度の英語力があっても、医療機関にかかるとなる
と別。既往歴にかかる質問などに始まり、妊娠月数の進行に合わせた医師や
看護士にきかれる文、疑問に思ったことを尋ねる文などが豊富におさめられ
ています。気がかりなことは全て、ココに出ている質問文でカバーできました。

また、アメリカ・オーストラリア、欧州から韓国・東南アジアにいたる海外で
の出産経験者から筆者自身が取材した成功談・失敗談がおさめられています。
いい話ばかりでもショッキングな話ばかりでもない、欲しいだけの生の情報が
そこにありました。初版は1993年と古いですが、日本での妊娠・出産との違い
は巻頭から読んでいくうちに自然と理解でき、湧き上がる疑問にも次々と答え
てくれる展開となっており、妊娠中は手放せない本でした。

私自身、この本を読むまで「尿検査」と英語でなんというか知りませんでした。
また、本に無かったフレーズで「尿採りましょうね」とニコッと笑った看護士
さんの言葉はわかりませんでした。
(私が聞き返すので、赤い顔で「尿」と言い直してくれて理解しましたが、
日本語でも直に「尿」と言うのが嫌なように、おどけて、こどもが使うpee
「おしっこ」という単語を使ったのだと後で気づきました。)

そもそも、妊娠がわかったら日本に帰って産むというのも選択肢です。
あまり友達を作っていないので日本人事情はわかりませんが、ハンガリーで
妊娠がわかって、言葉の問題も無く、与えられる医療に関して情報が揃って
いる日本へ迷わず戻って出産する人のほうが多いと思います。

人それぞれ、自分にあった決断をする必要があります。現地出産か、定期検診
は現地で受けて直前に帰国出産か、早めに帰国して検診から出産まで日本か、
の決断は非常にデリケートで簡単にはできません。

この点についても、先に挙げた本にはさまざまなケース、それぞれの場合の
メリット・デメリットが整理して紹介されています。著者自身3人のお子さんの
母であればこその温かくも慎重な、転ばぬ先の杖として書かれた本ですので、
御一読を薦めます。





ハンガリーでの妊娠・出産に関して

2006年07月09日 | ハンガリー(妊娠・出産)
ハンガリーで出産するのに、妊婦時代から通うのを公立病院とすればかなり
割安になりますが日本人には勝手が分からず戸惑うことが多いでしょう。

個人的にFirst Med Centerから私立テルキ病院へという形で幸せなお産が
できたので、これについて少し報告しておきます。今後、ハンガリーでの
妊娠・出産を考える際の助けになれば幸いです。

そもそも、自分が病院にかかった場合、夫の会社が欧州の民間保険会社に
加入していれば、一般的に「妊娠・出産」は保険でカバーされます。この点を
確認しましょう。全て自費では、ハンガリーで妊娠・出産することはなかった
ろうというのが率直な感想です。

First Med Centerはブダ側のモスクワテールから程近いビルに有り、
受付・医師・看護士まで英語が通じるため、多くの日本女性が妊娠・出産
までのお世話になっています。記事下のホームページを参照すると
分かりますが、英国やアメリカで訓練をつんだスタッフを多く揃えており、
クリニックの雰囲気は西側的で大変明るいです。患者は外国人と裕福な
ハンガリー人が多く、診察代も毎回かなりの金額です。

この場合、妊婦時代の定期検診はFirst Med Centerで受け、普通、重い
つわりによる点滴入院や出産は提携先の私立テルキ病院になります。但し、
私立病院ですから設備等新しく英語が通じるなど大変恵まれた環境のため、
金額はかかります。保険でカバーされていれば全く気になりませんが、
出産だけなら他の施設でもできると割り切り、「定期検診はFirst Med
Center、出産は公立病院」という方もあるようです。

こうした方のため、First Med Centerで行われた妊婦学級(英語)で
助産士さんから解説がありました。公立病院で出産入院すると、コップも
皿もフォークもスプーンもスリッパもバスタオルも入院中に着る服も産後
使うナプキンに至るも、とにかく身辺で使用するもの全て持参する必要が
あるという説明を受けていました。はたで見る限り、相当の不自由を覚悟
する必要がありそうでした。

では、私立テルキ病院はどうかといえば、その正反対。入院する部屋は
個室のため感覚はホテルです。シャワーボックスとトイレ・洗面台のある
バスルームとシングルベッド2つがあり、バスタオルは用意されています。
食事をとるためのテーブルと椅子2脚があり、テレビもあります。

ブダペストでなくテルキ町という隣町の緑に囲まれた高原のような場所で、
その田舎風景は心を休めてくれます。食事はメニューが各室にあり、希望表
の回収時刻までに食べたいものを書き込むと、朝昼夜、サーブされます。

入院日数は個人差があると思いますが、First Med Centerの先生を介して
私立テルキ病院で出産した私の場合、初産であることも配慮されたのか
通常の日本と同様に1週間いました。入院中、授乳の訓練やオムツ替え・
ベビーのお臍の手入れ、沐浴のさせ方などを学びました。日本の出生届に
必要な書類は、退院日までに病院側が用意してくれました。

普段から病院見学を受け付けているので、興味がある方は実際に足を
運ばれるのも良いと思います。(妊娠中、First Med Centerに通い、助産士の
妊婦学級を受ければプログラムにテルキ病院見学が含まれています。)

First Med Centers (旧 American Clinics International)
Hattyuhaz 5F H-1015 Hattyu utca 14 Budapest
Tel: 36-1-224-9090
Fax: 36-1-224-9091
First Med Center HP(英語)

※カテゴリー欄から「妊娠・出産・子育て」をクリックすると
同カテゴリーに分類された記事が纏めて読めます。

参考:
First Med Centerとテルキ病院
医療機関(よろず役立ちメモより)
出産のこと


Herend Shop まもなく開店?

2006年07月08日 | ハンガリー(役立ちメモ)
例によって近所のブダジュンジェ・ショッピングセンター内を
ウロウロしていたら黄色を基調とする真新しいヘレンドショップの
看板の入った空き店舗を発見!

張り紙を見ると、Soonという意味のハンガリー語が見え、
残念ながら期日は書いていませんでした。

我が家だけかもしれませんが、自宅用でなく贈答品として
店を訪ねることが多く、ヴァーツィーやアンドラーシや
王宮まで出向かなくても買えるようになるのは有り難いかも。

日本式で言う2階、ジョルナイ・ショップの近くです。
ちなみにヘレンド・ショップのちょうど裏側あたりに
Hello Kittyもの専門店が出来そうでした。(中に
見本品やサンリオと大きく書かれた空の棚が見えた)

以上、報告まで。

ハンガリー人の親切さ

2006年07月07日 | ハンガリー(赤ちゃんと一緒)
ここのとこ、ハンガリー暮らしの苦労ばかり書いてきたので、今度は
良い話を・・・。

一般にハンガリー人は年齢や男女を問わず、公共の場、特に交通機関で
老人・妊婦・ベビーカー連れ・身障者と乗り合わせると席を譲る、
手を貸す、ゆっくり通れるよう道を作ってあげるなど大変親切です。

抱っこひもを使用してbabyと路面電車を利用することがありますが、
停車駅手前で立ち上がるとブレーキで体が傾いたりします。このとき
ドアー近くに座っているおばさん、おばあさんは大抵、何も言わず
反射的に背中や腰を支え倒れぬよう守ってくれることが多いです。
とても自然にしてくれるので御礼を述べつつ下車するとき「これこそ
ハンガリーのいいところ!」といつも思います。

子連れの場合、ベビーカーの上げ下ろしが最も外出を気重にさせること
ですが、これもサッと手伝いに行くのが紳士と教えられているのでしょう。
少年からお年寄りまで、体が動く人は少し離れたドアの前に居た人でも
手を貸しにいきます。もちろん、女性も率先して手を貸します。

日中男性の少ないときは、10代20代の若い女性よりオバサンのほうが
親切です。苦労を分かっているから成せることなのかもしれません。
おばさんの親切といえば、実は、靴紐を結んでもらうという究極の
親切を2度も受けました。

抱っこひもで外出中、解けた靴紐を結びたくても、かがむとbabyを
押しつぶす形になるため、紐を集めて引っ張りかかとにはさむ程度
の応急処置しか出来ません。それを見かねた通りがかりのオバサンが
何も言わずスッと手を伸ばして結んでくれたのです。2度目は3日前
のこと。今度は随分離れた所から寄って来て、両手に持った荷物を
置いて結んでくれました。本当に有り難かった。

同じ親切を日本で受けられるだろうか、してあげられるだろうか、と
思うとハンガリー人の親切さ、そのさりげなさには教えられることが
多い今日この頃です。

ほんとになかった

2006年07月02日 | ハンガリー(日常)
工事は本当になく、安心して過ごせました。

そして金曜の夜に凄まじい雷が鳴り、大雨が降ってブダペストは暑さ一服。
曇りがちの空で、パラパラ降ったりもする週末となりました。

一時は37度まで上がった気温が25度程度まで下がると、なんとなく
体にこたえる感じ。湿度が高いので、涼しい感じはあまりしません。
が、個人的には曇天のいまが気に入っています。ベトつく日焼け止めを
塗らずにいられるのが一番の理由。

さて、夏になるとハンガリー人はいっせいに肌を露出し、独身でも主婦でも
ママでもオバさんでも「ここはビーチですか?」という服装の女性が一杯に。
おばあちゃんも木綿の白いワンピース一枚で下着がスケスケになっちゃって、
若い女性はトップは水着をアウターに、ボトムは短パンというのも珍しくなく。
なんとも大らか。

夏に女性が被害にあう犯罪の増える日本、往々にして被害にあったほうが悪い
みたいな言われ方もしがち。しかぁし!そんなこといってちゃハンガリー中の
女性が危ないです。
                       

職場といっても、ボリューム満点の胸元全開の女性がいて、同性でも
「わっ」と目のやり場に困る具合。見慣れたつもりでも、ミニスカート丈で
胸下からフレアになった蛍光色のキャミソールワンピ1枚の女性が闊歩。
足元は勿論素足にサンダル。

ただ、日焼けマシンもOKで小麦肌の好きなお国柄。胸元も大きく開いた
背中も二の腕も、シミそばかすが一杯なことも。また日焼けのためか、
カサカサ感をたたえた肌はシワっぽく見えたりして、そのせいかあまり下品に
艶っぽく見えません。あえて語弊を恐れずに言えば、「小麦色の生き物が
そこかしこに」といった迫力というか風情というかがあったりしますのです。ハイ。