或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

赤ちゃんのお風呂~ベビーバスでは小さくなった頃

2008年09月29日 | ハンガリー(赤ちゃんと一緒)
海外に住んでいると、バスルームの構造が違って日本と同じように赤ちゃんを
お風呂にいれるのが難しく戸惑うことがあります。最大の違いは、洗い場と
浴槽の区別がないことでしょう。(高級住宅ならばあるのかもしれませんが
ごく一般的な話として・・・)

このため、当ブログでは、ちょっとくどいくらいに「どうやって赤ちゃんを
お風呂に入れたか」を説明しています。それは、各ママさんが工夫して
そのうち克服する問題でもあるのですが、自分が直面したときは最初から
落ち着いていたわけでなく試行錯誤の連続でした。

私がいたのはブダペストですが、どちらの国にいらしたとしても、こうした体験
の一部を公開することで、これに御自身でできる別な工夫も加えて赤ちゃんを
お風呂にいれる自信がつくかもしれません。それこそが私の願っていることです。

ああ、不安だ、いやだな、どうやってしようかな、と思っていても誰も
代わりにはやってくれないし、助けにも来てもらえないといってよいのが
海外での子育て。ネットで検索して、ちょこっとでもヒントを得られれば
嬉しい、と思われる方に向けて書いておりますので、興味のない方には
スルーしていただいて、いましばらく掲載を続けさせてください。



さて、以前、紹介したベビーバスでの入浴法。(過去記事:赤ちゃんのお風呂~
自宅編
参照)しかし、赤ちゃんはすくすくと大きくなり、やがてベビーバス
では窮屈になってきます。

それからは、どうやって赤ちゃんをお風呂にいれたでしょう。
その前に、大人の自分たちはどうしていたか。

我が家にはシャワーボックスはなくて、バスタブにシャワーカーテンでした。
このため、シャワーだけで済ませるときは、お湯のないバスタブに入って、
カーテンを閉めて普通にシャンプーなどを開始です。

身体を暖めたいときは、入浴前にバスタブにソープを垂らして、いっきに
お湯を入れてバブルバスにして、すぐに湯に浸かって湯が冷めるまでは
長風呂を楽しみます。

髪や身体はいつ洗うかといえば、そのお湯を抜いてから。栓をはずして、
シャワーを取り、排水中のお湯の上で水はねを気にしながら、遠慮がちに
髪を濡らしシャンプーを泡立て、ちょうどバスタブが空になった辺りで
一気にシャワーで泡を流し、コンディショナーに身体洗いといった順序を
踏んでいました。

日本のように同じ湯に家族が浸かることはできず、一回一回水を抜くわけで
ちょっと不経済な気がしてためらうことも多かったのですが、主人は大の
お風呂好きですから、もったいながるのもよして、次第に香りの良いバスジェルを
探して泡風呂に入るのが楽しみになったものでした。


そんなわけで、洗い場がありませんから赤ちゃんをお風呂にいれるとなったら、
まずパパかママが先にシャワーを済ませて自身をきれいにする必要がありました。
それから、バスタブを良く洗って、バスタブの半分かもう少し少なめ位の深さで
お湯を張りました。

そして、バスタブに腰を下ろして赤ちゃんを受け取り、ひざ頭に赤ちゃんの
頭が来るようにしてあんよのさきを胸に当てるような感じにします。

まずは赤ちゃんをお湯にユックリつける感じで、しばらくは一緒に温まって
安心させます。

我が家の赤ちゃんはお風呂が大好きでしたので、とてもうれしそうでした。
じっとお湯に浸かって、パパやママと向き合い、目と目を合わせて微笑み
あう感じはなんともいえない至福のひとときでもありました。


両膝をあわせると、中央にみぞができますから、そこへ赤ちゃんを置くと
安定感もあり、頭や肩を片手で支えても、もう片方の手は自由にできました。

石鹸を泡立てて身体全体に泡をやさしく伸ばして、あとはひざの高さを調節して
バスタブのお湯にボディをつけてそっとすすぎます。

その後、石鹸を流したお湯につかったまま、シャンプーに移ります。
慣れないうちは全行程を一人でやるのは危なく思われたので、傍で待っていた
ほうのパパかママがシャワーヘッドを掴んで、湯温を調節してから赤ちゃんの
頭を濡らしました。湯船にいるほうのパパかママは、赤ちゃんを支えることに
専念します。

バスタブの外にいるほうが、横からシャンプーを泡立てて、シャワーの湯で
湯船の中でジャバジャバと頭をすすぎます。

髪をすすぎ終わったら、石鹸の浮いたお湯からあがった身体のほうも
中で身体をささえているほうのひとに協力してもらって赤ちゃんの
姿勢をいろいろ変えて、お肌に何も残らないようさっとお湯をかけます。

それが終わったら、バスタブの外にいるほうが赤ちゃんを受け取る形で
バスルームに用意しておいた大判のバスタオルに包み、居間へ連れて行って、
ボディローションを塗布。

それから、オムツと服をつけてほっと一息でした。使用していた石鹸、シャンプー、
ボディローションについては、また今度。

関連する過去記事:
カテゴリ「赤ちゃんと暮らす」
   赤ちゃんのお風呂~ソープ編
   赤ちゃんのお風呂~自宅編
   赤ちゃんのお風呂


もらい風邪

2008年09月22日 | 2007-12 帰国後つれづれ
金曜にかかった小児科は、「予約中心で厳しい先生」と前に一度、他の小児科の
待合室で聞いて以来、敬遠していったことがなかったところ。

しかし、これまでかかりつけにしていた女性の小児科がお休みの金曜だったので
思い切って行ってみたら、なに、良い先生ではありませんか。説明を惜しまず、
実にきちんと話を聞いてくれる。

処方薬のお薬手帳に貼るシールにも、薬品名だけでなく、薬効まで明記している
念の入れように好感を持ちました。

それで、金曜の夜は久しぶりに良く眠ってくれたのですが、土曜には少し元気に
なったと思っている本人、薬飲んでも寝ません。寝ないので、寝るよう促すと
泣いてかんしゃくを。そうこうするうちに、熱が39度を越してしまい、解熱剤。
飲んで、まだ寝ないとぐずってうるちに、吐いちゃうし。

そうはいっても土曜の夜には、本人もほっとしたような顔をしていたし、日曜には
私の緊張感も切れてしまった。夫もいるから、一人で頑張らなくちゃいけなかった
時期を脱したという意識がどこかに芽生え・・・

あっというまにダウンです。もともとひどくのどが痛かったところへ、鼻かぜを
貰って、考えなしに市販の鼻炎薬を飲んだら粘膜を乾かす成分が入っているから
不安は不安だったものの・・・。昼食後に薬を飲んで休んだときもきつかった
けど、夕食後に飲んだ薬が効いてきた夜にはノドがカラカラに乾いて目が覚める。

鼻炎で鼻呼吸はできないから、口呼吸してもノドをいためないように・・・と
寝る前にマスクをして床に就いたけれど、マスクも意味ないノドの乾き。
朝まで1時間おきに水を飲みにおきていました。

疲労感、大なり。


はぁああ。太りすぎで、中性脂肪値が高く、食生活改善の必要性を自覚していた
今日この頃。ノドの痛みや、度重なる頭痛など、なんだか危険な気配で。
そこへ風邪引いたら、もう本当に気弱に。

ちょっと復活まで時間かかりそうです。


今年は、こんな状態でスルーしてしまいましたが、ブダペストの皆さんは
ワインフェス(王宮の丘で9/10-14開催)にお出かけになったのかしら?
今年もにぎやかに行われたんでしょうねぇ・・・
写真はフェスのHPから拝借。


かぜをひかせてしまいました

2008年09月19日 | 2007-12 帰国後つれづれ
鼻かぜです。ちょっと鼻かぜひいたかなーと思って見守ってたら
ついに昨夜から夜もまとめて寝られぬタンと鼻水に困っているようす。

一晩中そばについて、泣くたびによしよししたり、水飲ませたり、
風邪シロップで落ち着かせたり。眠ってなくてコチラもへとへと。

かかりつけはおやすみなので、近所の別な小児科へ初めてかかるつもり。
午後の診察は3時半から。原則予約制で、初診は先着順。
どれだけかかるかわからないけれど、少しでも早くラクに呼吸して
ねんねできるようにしてあげたいのでがんばって並びます!

では今日はこの辺で。

ベビーオイル

2008年09月17日 | ハンガリー(赤ちゃんと一緒)
赤ちゃんのお耳やお鼻の掃除にオイルを綿棒の先につけて使ったり、
少量手にとってお風呂上りに水のついた体に一気に滑らせてなじませると
タオルで拭いたあともしっとり、でもさらっとしたお肌にできたり。

そんなベビーオイル、ここ数日はオムツ替えに使用しています。


週に1度、4時間だけの託児サービスを利用しているのですが、このとき、
持参したおしり拭き以外を使われたのか、帰宅したbabyのおしりは赤くなって
いまして・・・

お忙しい最中、手近のおしりふきでさっと拭かれたのかもしれないので
施設に不満はありません。出しやすいよう今つかっている専用ケースからは
取り出して持たせるようにしようと思いました。

(おしりふきは、各社、自分のブランドでプラスチック・ケースを用意していて、
そこに入れて使うといちいちシール蓋を開閉しないでも出せるのに乾燥しない。
片手で使えて便利だけど、反面、全枚数の中間を過ぎた辺りで非常に取り出し
にくくなりますよね。いっそビニルパッケージのままのほうが、残量の厚みに
左右されず扱いやすいかなと。)


もとい、おしりは赤くなって少しの摩擦も痛いようす。もはやペーパー云々
より拭かれること自体に怯えてそうなので、いつものおしり拭きシートに
ポタポタッとオイルをたらして紙によくなじませてから、お肌をぬぐっています。
オイルでひっかかりなく滑らかにふき取れるので、安心したような顔をして
お手入れさせてくれます。(お肌に直接たらして、塗り広げるようにこびりついた
汚れをとるのもgood)



そんなわけでオイルって便利ですね。


肌滑りのイマイチなおしりふきが手元にあって、こびりついた汚れを
とろうとして、おしり赤くしてしまったときも、ベビーオイルさえあれば
らくらく最後まで使いきれること請け合い^-^


注:
少し赤みが引いてきたら、拭き終わった後、オイルを肌に残しすぎるとまた
新たなムレ・かぶれを誘うので、普段お鼻をかむようなティッシュをぱっと
載せて余分な油分を吸わせると肌表面がサラッとなってよいと思います。
そこへ先日紹介したようなおしりクリームを塗っておけば完璧。
数日でよくなることでしょう。


                         


赤ちゃん、すくすく育っていきますように。
ママは、戸惑わず、気持ちよく、赤ちゃんと過ごせますように。



ようちえんさがし

2008年09月11日 | 帰国後ママのくらし
帰国して、公園で遊ばせていると色んな方から「幼稚園はもう決めてますか?」と
聞かれるので、なんだ気が早いなぁと思っておりましたが・・・

私の住んでいる地区には幼稚園がなく、たいがい通園バスに乗せます。
そして3歳から通わせるのが一般的です。

保育園は、原則、仕事を持っている親御さんしか通わせられず、仕事があっても
定員オーバーのため、所謂「待機児童」がいっぱいのようす。現場の困窮に、
自治体の努力で、新しい保育園ができるもあっという間に満杯。全員は吸収できず、
いまでも空き待ち。


そんな状態ですので、住民票を移してすぐに市の福祉課で「お子さん、3歳から
幼稚園に入れるんでしたら、今から動かないとマズいですよ」と直球で忠告を
受けたのですが、目の前のbabyは1歳代で実感ゼロ。

夏を過ぎて、ようやく事態の理解が進みました。8月末には大急ぎでネットで
調べました。毎年10月15日に願書配布が解禁されること。
願書はたいてい有料で、先着順、限定○十部(定員数)のみとなっていること。

先着順のため、人気の幼稚園では前の晩、あるいは二晩前から近くの公園に
泊り込んでの「願書待ち」もあるといったクチコミ情報から、住所・電話番号
や入園料や月間保育料の相場といった基礎知識に、給食・制服・送迎バスの有無、
とにかくいろんなことを調べました。

そして、たいてい9月か10月に見学会が催されることがわかり、急いで近所
の幼稚園を何軒か見繕って申し込み電話。そんなわけで、ここのところ、大変
気ぜわしくしておりました。


ちょろちょろ動き回るのがお仕事の小さい子をつれて、説明会に行って、
パイプ椅子に座って説明を頂戴するのが不安。

今日は、そのうちの1軒の説明会でしたが、なんとか終盤までひざに座って
静かにおとなしくしていてくれたので、無事終わってほっとしています。

蓋を開けてみたら、歩き回る子ももちろんいるし、第2子第3子をお連れなら
なおさらにぎやかでした。まだ見学の段階ですし、それほど緊張しなくて
よかったようです。(が、このあと予定している3軒、それぞれ緊張すると思います)



自分のこどもが早生まれでお誕生日がずっと先でも、学年は4月に3歳となると
計算して、前年の9月に説明会、10月に願書配布、提出、11月に面接&入園
の手続きとなるようです。(お住まいの地区によって違うかもしれませんが、
赤ちゃんのいる方、帰国後のご予定の参考になさってください)


この辺りは、幼稚園空白地区のため、おのずと入園志願者数が押し上げられ、
園としても苦慮しているのでしょう。

どこでも大抵は、前年の春スタートする2歳ちゃんクラスで、「プレ幼稚園」
とか「ひよこ教室」とか「なかよしルーム」といった名前のものがあります。
多ければ週に1度など、それぞれ決められた日に登園して遊ばせてもらう体験システム。

園が直接募集し行う場合と、民間業者(例:学研)が園の一室を借りて行う幼児
教室の場合など実に様々。一般的に有料。所属する園が第一志望の準備生とでも
表される存在で、次年度には優先入園が約束される。

もっとも、こうした準備コースを一切設けていない幼稚園もあり、親にはわからないこと
尽くし。公園などでほかのママさんに体験を尋ねるのがもっとも早そうかという世界。

早生まれなら前年どころか前々年のうちに情報を集め、めぼしをつけた園には
問い合わせ電話をし、志望し、無事受領され、春から通園させておけば良かった
のかということが漸く理解できました。
(そうしておけば、願書配布日に貰えるかどうかもわからずとにかく並んだり、
面接試験にドギマギするといった苦労は無用だったのですね)

どうりで皆さん、ずいぶんお子さんの小さいうちから難しい顔していらしたし、
窓口の方にもやんわりと「しっかりしなさい光線」を出されたんでしょうね。

結局、準備コース制を逃した我が家は、セオリー通りに見学→願書配布に並ぶ→
応募面接といった手順を踏むことになりました。


そもそも論、なにも3歳から預けなくても・・・という声には、グラッときます。
うちはなんだか最初で最後のこどもの様相を呈していますので、余計に愛着が
強くて、一緒にいる時間を手放したくない思いはあります。なので考え中と
いってもいい部分がまだあります。

ただ、やっぱり平日5日間まるまるおうちにいても、母親は家事雑用に追われて
ちゃんと相手してやれず、公園にも連れ出せず、テレビを見せてしまう時間も
長い。その間、同じ年格好のこどもたち同士、遊んだり、お話をきいたり、
ごはんをたべたりするのは、こどもにとって充実した時間で良い体験と思う。



そんなわけで、自分のこととは露知らず、難しい顔して、問い合わせの電話を
入れたりネットで情報収集する緊張したママをみて、無邪気に「抱っこして」
といい、あるいは「抱っこして」や「遊ぼう」というのをためらうbabyのお顔を
見て胸がキューンとしめつけられたりする複雑な心境の日々を送っています。


ちなみに画像は、下記サイトから頂戴しました。絵がつくととたんに華やぎがでて文章までいきいき伝わりそうで有難いです♪「子供や赤ちゃんのイラストキッズわんパグ」さん

オムツかぶれに効くお薬クリーム

2008年09月02日 | ハンガリー(赤ちゃんと一緒)
産院で、使っていたので、それに習って退院と同時に買いに走ったもの。

出産してから、ベビー専門ナースさんたちがオムツ替えするのをずっと見て
いました。オムツを開いてきれいにしたら、仕上げにこのクリームを指にとり、
たっぷりとかぶれやすい部分に塗っていました。

写真のSudocremは、どこの薬局でも置いていると思います。
もちろん、Brendonなら間違いなく買えます。

まったく迷いがなかったので、そのようなことを調べたことがなかったのですがBrendonで
赤ちゃんのおしりクリームを検索するとこんな画面がでました。
(ほかにもニベアやAVENT、Bübchenから製品があったんですね・・・)

新生児のころから、交換のたびに塗りました。1歳半をすぎたころから、神経質に
はならず、荒れて赤くなったときに「スドクレム様!」となりました。

現在、日本に帰ってからも、まだ大事に持っております。赤いかぶれが出てしまったら
迷わず使いますが、塗るとbabyは「きもちいい」というようになりました。

ハンガリーにいたころは、ベビー専門ナースさんたちが塗っていたのにならって
惜しみなくタップリとつけていましたが、今回、記事を書くにあたって使い方を
読んで、冷や汗。いいえ、我が家ではもう過ぎたこと・・・しかし、今後は気をつけよう・・・

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使い方によれば・・・

おむつがえのたびに使えます。が、ごく少量で十分効果が得られることを
忘れないでください。

少量を指にとり、弧を描くように優しく薄く塗り広げてつかいましょう。
半透明になるくらいがめやす。かぶれやすい部分が覆いきれなかったときは、
ほんの少量を指に取り直しましょう。白くなるほど塗るのは多すぎます。
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そして、それがいったい何なのかも今回知ることになりました。
(使い方も成分も、気になる方はURLに飛べるようリンクをはってありますので
青い文字部分をクリックして、英文HPをご確認ください。)


かぶれて、ちょっとの摩擦にも刺すような痛みを感じているはずの赤ちゃんのため、
ベンジルアルコールという、痛みと荒れを和らげる弱い局所麻酔成分が含まれて
いたとは。同時に殺菌剤/抗菌薬の働きをして、細菌や汚れから守ってくれると。


ふーん。なんにも知らずに使っていました。そりゃ、塗りすぎ注意ですよね。
ぱっときくと、そんなもの赤ちゃんに毎日使っていいの?とナチュラル志向の
日本のパパ&ママには怖がられそう。


しかし、実際に使っていた身としては、商品説明にもあるように、撥水作用というのか
毎日のオムツ交換の際、排泄物が皮膚に深く浸透したり、こびりついたりしないよう
ベールをはってあるかのようで、より滑らかにおしりを拭いてあげられました。

また、暑い日にムレたりして、赤みが強く出るほどかぶれると赤ちゃんは排泄物が
肌に沁みるようで当然かなり泣きますよね。そういうときは、見た目にも痛々しい
ものですが、手早くおしりを清潔にしてSudocremをそっとつけると、その瞬間に
泣き止み、安心したようにオムツ替えをさせてくれることが何度もありました。

(おむつかぶれがひどいときは、洗面器にぬるま湯を張って、やさしく洗って
あげるのが一番いいですよ。)

そういうわけで、ぜひ使いたいと思うかどうかは別問題として、こういうものが
あって我が家では使っていましたよ♪という報告まで。

オムツとおしりふき

2008年09月01日 | ハンガリー(赤ちゃんと一緒)
産院で使っていたのに習って、Pampers 選択しました。

ほかのオムツには見向きもしませんでした。一度ちがうものを使ってみたけれど
ごそごそと大きくて、赤ちゃんが泣いてオムツを開いたときに感じた「ただ、外へ
出ないよう履かせているだけ」という使用感でアウト。

たまに浮気したのはHuggiesで、くまのぷーさんのパッケージに負けてました。(笑)

もといPampersの何がよかったかというと、最新の技術を駆使しているのがわかる、薄さ。
ぬれると色が変わるライン。
新生児ちゃんのユルユルうんちが、何度も足回りのギャザーでダダ漏れにならないよう
堰き止めてくれるのを目の当たりにして信頼を深めていきました。

ずっと使っていると、たゆまぬ改良を続けているのが良くわかります。
ハンガリーにいるころだけでも、何度も新しくなって、そのたびに使いやすさが
増し、帰宅した夫に力説してしまいました。

価格は、日本でもハンガリーでも純国産に比べれば値が張るかもしれません。
しかし、我が家では値段を問題にせず、常に赤ちゃんのおしりの健康を考えて
いました。

新生児ちゃんのころは特にオムツかぶれが気になるところですし、ほかの製品に
トライしようと思えませんでした。

ただ、買ってきてすぐはパッケージの外袋といい、オムツ本体といい、ケミカル臭
が強くしますので、開封して風通しの良い場所においてニオイを飛ばしてから収納
するといった工夫もしていました。


おしりふきは、Johnson's Törlőkendő Extracare 64 pcs を愛用。
AuchanやTescoでは、3パック1コの纏め売りが一般的だったと思います。
パンパースより大判。厚手で大きく開いて包むように汚れを拭き取れるので、一枚で
しっかり用が足せました。

それに、ときどきおきる大変大変!とママびっくり&大爆笑してしまうような場面でも、
3枚も使えば十分鎮火できました。(笑)摩擦をおさえるローションのおかげで、拭いたあと、
すぐに乾いてさらっとするのも良い点でした。

品切れのときはPampers Törlőkendő Sensitiveを利用。サイズがやや小さいだけで、
使用感はほぼ同じ。香りとしては、コチラのほうが日本人好みかな。

ただ、どちらも外国だけに香料のきつさは閉口もの。手を洗っても洗っても匂うくらい。
でも、赤ちゃんのおしりの健康には代えられないし、香料がきつくても我慢できるくらい
安心の使い心地でした。


日本では、無臭がメジャーだと帰国して知りました。赤ちゃんに優しいという理由でか
混ぜ物を良しとしないようす。薄くて小さくて、一度に何枚も使わないと処置できない。
特に「大」のときはさらさらローション加工がなく、あっというまにオムツかぶれにさせてしまいました。

現在では、パンパースのものなら日本でも買えて、使用感もほぼ同じなことがわかって
落ち着いています。もっともお値段が普通のものより張る感じ。

「小」のときなら、ムーニーマンのおしりふきも使用しています。
Pampersのおしりふきよりサイズは小さく、ローション加工もいまいちですが
なにもついていないのが主流の中では使いやすいほうなので、こちらも
買い置きしています。


日本で売られている標準的なおしりふきは、ハンガリーで使っていたものと
違ってニオイもないし、家や外出先で手拭き足拭きなどに安心して使っています。
(ハンガリーで使っていた上記2種のおしりふきも、手や顔に使えるとイラストで表示してありましたが、香料が強すぎて使うきになれませんでした。)

おしりふきは、帰国したときに使うなら、「ローション加工」と表示されているものを選んで
買わないと使いづらさにびっくりすると思います。(失敗したやつは、手拭にしましょう)


もといハンガリーでの話。
次は、おむつかぶれにきくクリームを紹介したいと思います。