或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

立ち直る

2011年02月17日 | 帰国後ママのくらし
昨夜は夫にモヤモヤした辛い気持ちを聞いてもらって、本当にラクになれました。

「そんなんで落ち込んではいけない」

「気にしてはいけない。わざわざ道を迂回して、横を通らなくてすむように
しようなんて考えなくていい。堂々としてな」

「なに、相手は何も考えていないものだよ。忘れなさい」

「そういう細かいことを気にしてしまう性格なのは知ってるから、わかるよ。
でも、気にしないんだよ。わかった?」

と何度も何度も励ましてくれて、素直でない私は、「うん。うん。」しか言わなかった
ものの大いに気持ちを切り替える後押しをしてもらえました。


やっぱり、子育てをするうえで直面するゴタゴタとかモヤモヤ、こころおきなく
話せるのは夫なんだなぁと彼の存在をありがたく思った夜でした。


ここで文章化して「みんなに聞いてもらった」というワンクッションがあったればこそ、
夫にも順序立てて何がモヤモヤして気持ち悪いのかが話せたというのがまた大きいので
読んでくださってモヤモヤを共有して「いろいろあるなぁ」って思っていたみなさん、
有難うございました。もうスカッとして大丈夫です。

バス停のママ仲間さんたちにも今朝聞いてもらったのですが、近所だからといって
マンション街では同じマンションであっても挨拶が頻繁になりすぎてしんどくなるのを
避けるためにお互い無視して生活してるような空気が強いから、辛いのに無理して
挨拶を返してくれない人々に挨拶しなくていいのじゃ?といわれて価値観の転換が
必要だと思いました。

無縁社会という言語をドキュメンタリーでテーマにしていて、痛々しく、他人事でないような
つらい気持ちでみましたが、まさにそういう社会を形作っていく習慣で残念ですが
そういうもののようです。


これからは、心に負担を感じるならムリに挨拶しない、通りすがるプレッシャーにまけて
迂回までしてはコソコソするみたいでみっともない、悪いことしてないんだから堂々と
していよう!という心境になれました。


大丈夫。


そうだ、この冬のドラマで「冬のサクラ」なる草なぎ剛くんの物語をみていますが、
全体に漂う「韓国ドラマを作ってみました」的なパロディムードを嫌がる方もある
と思うのですが、草なぎ剛さんと佐藤健くんの兄弟愛とか、草なぎさんが醸しだす
物言わぬ優しさ、人の気持ちを受け止める優しさが好きで、見ています。

ちょっと、夫の優しさも種類が同じで、それで好きなのかもしれません。
結婚10年目。ラブラブと呼ばれるような分かりやすいコミュニケーションはなくなって
久しいけれど、もっと深い普段は見えない場所がつながりあっていて、同じことに怒り
を感じてもらえる喜びがじんわりあたたかいです。


結婚して、主婦して、出産して、育児して。
女の人生は続いていきますが、こころが凍らないよう、ときどきハーッと息を吹きかけて
自分で自分をあたためたいようなそんな心持ち。

おたがい、頑張りましょう。

悔しい

2011年02月16日 | 帰国後ママのくらし
当マンションのすぐ脇の十字路の四つ角ぜんぶに、それぞれ別な通園バスが停まる。

各ようちえんごとにお母さんと子供たちの一群が陣取り、バスを待っている間や、
降りたあとは、お母さんたちの立ち話が終わるまで子供たちが奇声を発したり、
ちょこまかと走りまわったりするのが朝の日常的光景となっている。

自分自身もそのひとりではあるものの、自分の子がマンションの住人、通行人、
テナントで入っている医院を出入りする患者さんや親子連れといったいろんな
人々の迷惑や邪魔にならないよう子供には厳しく言い聞かせ、こども特有の
急な行動で事故がおきないよう気を付けている。


しかし、今日は、自分のマンションの前に陣取る幼稚園のこどもが一目散に駆け出し、
子供を後ろに載せて角に差し掛かって鉢合わせ。乗降後に子供たちがたむろして
遊ぶ場所だけに、ペダルをふまずに徐行できた私は姿が見えていたので、自転車の
ブレーキをぎゅっと握って足をつき、同時に「あぶない」と子供に制止を促しました。

目標にしていた友達のところへいこうと無心に壁際から走り出てきた男の子は
驚いて足を止め、すぐ近くでギュッと音を立てて止まった車輪をみて「悪いことした」
という顔をしていました。


私は、ぶつからなかっただけよかったと思い、そこで自転車から降りて、「大丈夫?
ごめんね」と飛び出してきたことへの怒りを飲み込んで声をかけると、その子は
怒られると思ったのに意外だったという顔で「ごめん」と一言。

しかし、やや離れたところでみていたお母さんたちの群れは「あぶない」という私の
掛け声を聞いて一斉に振り向き、そのお母さんとおぼしき人の声も一瞬聞こえました。
でも、それだけ。


私は、彼女たちの注目を一身に浴びて、こどもたちがよく出てくるところだから危ない
と認識していてユックリゆっくり近づいてきたから止まれたけれど、恐ろしい思いを
して怒りすらいだいていたのに「すみません」と一応、声をかけました。

返答は一切ありませんでした。水を打ったように静まり、何も言い返さない彼女たちに
「飛び出してすみません」といって欲しかったというのが私の気持ちだけれど、
自転車のほうが悪いのでしょう。
でも悔しいです。



普段から、この幼稚園の子供たちを叱らないお母さんたち。
マンションエントランスの自動扉で遊ぶ幼稚園児と、その小さな妹たちを「危ないから
ここで遊ばないで」と通り際に注意したら「ううん。ここ押さえれば危なくない
んだよ。」と人感センサー部を手のひらで塞げば自動扉が空きっぱなしになると
してみせられ言い返されて呆れたことも。

マンションエントランスは角にあり、今日も、そこを曲がる際に危ない目に遭った
わけですが、本来は遊び場ではないエントランス前の階段で飛んだりはねたり、
ゲームをしたり、座り込んできせかえ遊びを始めたりと傍若無人のこどもたち。
ガラスで出来た落下防止柵にまたがったりぶらさがったりしていて、「われたら
誰が責任をとるのだろう。私たち住人の負担にされるのか?」と気分も悪く、
「あぶないよ」と声をかけても「なに、このオバサン?」という反対に驚いた
顔をされるばかり。

そして、遠巻きに注意された子供を見守るお母さんたちはいつも何も言わず
ジーッと私たち親子を見ます。

こちらも通園バスの乗降のために斜向かいの角まで横断歩道を2回渡って毎朝
出かけていきますし、降園バスがくる3時過ぎにも通ります。

そのたびに、いやぁな気持ちを我慢してとりあえず「おはようございます」とか
「こんにちは」とは挨拶をするのですが、基本的にどなたも声を返しません。
いっしょにいる子供のほうが驚いて「どうしてなんにも言わないのかな?」と
いうくらい。

ごくたまに同じマンションの住人と思われるお母さんだけが、オウム返しに
応じてくれるだけ。


なんでこんなに不愉快な思いをしなければならないのか。
一度、この一団の傍を通るのが嫌で反対周りに空いてる角を通って自転車置き場に
自転車を戻しに行ったら、彼女たちが一斉にこっちを振り向いて驚きました。
なんだか悪いことをしているみたいで、また気持ちが悪かった。

自分のマンションに出入りするのにどうしてこんなに不快な思いをしなくてはいけないのか。
飲み下せなくて、思わず愚痴をつづっています。
ごめんなさい。


ワイシャツ

2011年02月07日 | 帰国後ママのくらし
旦那さんは、オシャレ好きなのでワイシャツがたくさん。

お洗濯もアイロンがけもまとめてやるので、結構な仕事になりますが
友人は毎日必ず1枚と決めて洗濯し、アイロンがけすると言っていました。
何枚もやると疲れちゃうから絶対いや、と。

ワタシは面倒くさいので毎日なんていや *_*


世の奥様方は、どんなペースなんだろう。
我が家は洗うときは一気に5~8枚。
アイロンがけは、時間が許す範囲で平均7~9枚。

最近、カジュアル・フライデーに来ていけるようプライベートタイムに彼が
着る綿シャツもアイロンがけして欲しいと言われて、ちょっと衝撃を受けました。
なんというか、ワイシャツが平均7枚として、それプラス2,3枚追加の
きれいな色目のストライプやチェックのシャツをかけたり。

かけ終わるまでに、ノドが乾き腰痛がしてくるので溜め込まずにやらなくちゃと
思うのですが、ギリギリになるまで貯めこんでしまう。トホホな主婦をやってます。


ワイシャツのエリ・袖の汚れ落としは、チューブタイプのメイク落とし洗顔料の
安いものをゴム手袋の指先にとって軽く伸ばし、グッグッと揉みしだいて汚れと
なじませ最後に軽く水で洗い流してから洗濯機に入れています。

だいぶんまえに凝ったクリーニング屋さんがすすめる方法は、効果抜群でしたが
手間がかかり疲労感も大きいのに旦那さんに感謝されなかったのでやめました。

いまでは先生の言っていた「単純な汚れの他に整髪料のような汚れ、大気中の
排気ガスに含まれるススのような汚れも混じっているため、汚れ落としの洗剤
だけでは落ちにくい」という指摘を考慮して、推奨されたオイル+3種類の重ね塗り
で汚れを落とす本格派はできないものの、手軽なチューブタイプのメイク落とし
だけですが、ちょっとでも汚れが落ちてる感じが気に入って使っています。

もっと時間も気力もないときは、泡で出てくる市販のエリ/袖汚れ用スプレーを
吹きつけてから洗濯機に入れています。


さて、と。
今日もアイロンがけしないとなー、と思いながらお昼をまたいでしまった。
郵便局にいく幼児もあるんだった。歯磨きして重い腰を上げるとします。
ではでは、皆様良い一日を。

_______

以前、書いたつもりで書いてなかったようなので一応クリーニング屋さんが進めていた方法を
書きますと。。。もうだいぶまえなのでチョット違ったらごめんなさい。

一旦水で濡らして、古歯ブラシを使ってエリと袖にメイク落とし用のオイルを塗りなじませます。
次は、台所用中性洗剤をやはり歯ブラシでつけていきます。そのあと固形石鹸をブラシをスライド
させて穂先につけたものを、また全体につけていきます。そして最後に重曹の粉末を穂先を水で
濡らして歯ブラシにつけたら、シャツに塗りつけていきます。

これで4種類全部がシャツにつきます。
そしたら、エリと袖にほんの少し水をたらしてよくもんだあと、軽く桶で水洗いして
普通に洗濯機に入れて洗います。

4種類全部、小皿など利用して並べてやるとやりやすいです。
再利用に出す精肉の発泡トレイなんか洗ったものを使っても便利かもしれません。
穂先に水を適宜付けないと、シャツにのばしていけないので、4種類+水の5セットで
とりかかってください。

半信半疑でやってみる場合、ワイシャツ1枚からやってみるといいかもしれません。^ー^;

風邪でおやすみ

2011年02月02日 | 帰国後ママのくらし
土曜日の晩に熱がでて、日曜は終日おとなしく横になって休んでくれたのに
その夜も熱が出て、あえなく月曜日の登園は諦めました。

月曜日は、年長さんが苦労して準備した売り物をおくお店にいき、先生たち
からもらった牛乳瓶のフタで作ったコインを使ってお買い物をするなる行事が
あり、金曜日からうんと楽しみにしていたのに残念なことでした。

大掛かりなごっこ遊びは大人が想像しても楽しそうです。
年少さんと年中さんはお姉ちゃんお兄ちゃんが用意したお店の売り物を吟味して
あるき、ほしい物を手に入れる。そういうの楽しそうです。
残念ながら経験できなかったけれど、そういう試みをしている幼稚園で嬉しく
思いました。(来年、どんなものを売ろうかすでに考え始めたこどももいると
聞いたので頼もしい限りです)

さて、月曜はかかりつけ医を受診して抗生剤をもらい、その晩また熱が出たら
翌火曜にもいらっしゃいと指示を受けて帰宅。

こどもの熱は相当上がらないと大騒ぎしてはいけないと一般に言われておりますし、
判断としては微妙な値でしたが、耳で測る体温計で38度8分まで上がったので再訪。
インフルエンザ検査をしてもらいましたが、シロでした。よかった。
でも、あの検査、鼻の穴に綿棒を突っ込むので見ている方も体験する
こどもも辛いもの。もうちょっと楽なほうほうが開発されないかなぁ。。。

さて、そんな昨日の寝る前やはり37.8度と微熱があり、そのまま夜間にあがり
続けることを心配しましたが頭を打ったらしく、明け方の体温は平熱まで下がって
いて少しほっとしました。

しかし、ひどい咳、タン、鼻づまりは眠りを妨げていて、苦しげで
横に寝ているコチラも何やかやとおきて世話をせざるをえず、かなりしんどい。


二人目がいたらいいなぁって思いながらボンヤリ生活していましたが、こうして
夜中に世話を要する事態に直面するとキツイ。体力的に本当にキツイ。
夫も仕事で疲れているのに、こどもを気遣って「うがいするとすこしノドの
つかえがとれるぞ」と洗面所に連れて言ったり、明け方4時5時に起こされたりで
かなりこたえているようす。

寄る年波を考えると、出産子育ては早ければ早いほどいいから急いだほうがいいと
いう持論の友人の言葉を思い出して納得してしまいます。

周囲に驚かれる10を越える歳の差なんてと若く恋に夢中の新婚時代は思ってましたが、
結婚10周年をこの春に迎えるとなってみると、ちょっと心中複雑に。

いろんなことがスローなだけに結婚も遅かった夫。こどもなんていなきゃいないでいい、
といっていたひとを説得してひとりはなんとか確保といいますか、いまでは「なんて
カワイイ宝物」といって育てられているものの「あとは学費もいるし、老後の資金も
とっておかなきゃな」といって守り体制に入った感じ。


若い人は若い人とくっついて、若いうちに子育ての喜びを知り、もうひとりを
考えられる、そういう展望はいまどき望めないほど不景気で雇用も不安定で
みんな希望もなくして少子化が進んでいるわけですから、となりの芝は青く見える
だけかもしれませんが、自分と同い年くらいの人と結婚してたらどうだったかな、
とか妄想しそうになります。(夫に失礼だから、考えそうになったら考えるのを
やめるようにしてる)


さて、もうちょっとあとでいいかぁと思ってる仲良し新婚カップルさん。
子育ては体力勝負。周囲の雑音に聞こえる「こどもは?」の声も、あとになって
振り返れば「自然なこと」のように思えたりしますよ。

経済的にも健康的にもタイミング的にも恵まれてるかも?と思ったときは、
迷わずカワイイ赤ちゃんを抱っこする方角に歩いてみることをすすめちゃっても
いいでしょうか? ^ー^


そんなわけで、ひとりでおしまい、と言い渡されてる妻の身として
妊婦さんを見ると眩しくて羨ましい今日この頃です。