或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

朝夕2回×3種類×30日間

2010年04月25日 | 帰国後ママのくらし
タイトル通り、2×3×30の180包のお薬をもらう。
こどもは、以前からアレルギー薬を試してきた。
今回、初めてアレルギー薬を別なものにかえることになった。

鼻炎が軽い風邪をひいても悪化し、たちまち咳に移行するため、夜は寝苦しく
なんども寝返りをして私たち親を起こす咳き込みが続く。それでもう一度
眠りに戻れないと早朝から起きてしまうため疲れがとれていないようす。
日中目の下にクマも出て、処方された薬も切れたので診察に。

前回まで、胸や背中に直接貼って、肌から取り込む咳を鎮める薬が効果を
表していたものの近頃は明け方になるとゲフンゴホンと苦しげ。


先生いわく、これまでの処方はアレルギー性鼻炎。この子は気管支が刺激を
受けているらしい傾向がみられるので、アレルギー薬を咳を予防するタイプに
変えましょうと。


それにしても、前回までの朝夕2回を30日で60包、アレルギー薬を1日1回
30日分で30包、あわせて90包のお薬はお菓子の入っていた大きめの缶に
つめて、食事の度に取り出して飲ませてきた。今度ばかりは、お菓子の缶に入り
きらないボリューム。


これほどもらっても、小学校入学以前の幼児は薬代を市が負担してくれるため
お財布を開かないで良いのだから本当に手をあわせて拝みたいほどありがたく
感じた。これだけあったら、いくらするんだろう?
そして、7歳以降もアレルギーがつづいていたら、これ全負担するのか?と
ちょっと暗い気持ちもよぎる。


もとい、薬の袋が3種類ドーンと居座るのは嫌なので子供が寝たあとで対策を
考える。


おみやげに頂いたおまんじゅうの紙箱がめにつく。なかにはいっていた、仕切り
のプラスチックシートが素晴らしくいい!そこで、テレビを見ながら淡々と作業
開始。2包1枚の薬を1包ずつに切り離す。それを12コのおまんじゅうの入って
いた席に並べていく。これを繰り返すと6日分朝夕2回の薬を分けられる。
ゴムでくくって、日付と朝・夕の別を書き込む。


手間は手間だったけれど、愛する子のためならなんのその。
というより、飲ませ間違えるのが一番怖い。

白い粉・ピンクの粉・透明の袋の粉と3袋を飲ませるので、
「しろピンクとうめい」と唱えて確認しながらゴムをかけておいた。

これで、特に忙しい朝にも処方薬局の紙袋に毎回手を入れて1包ずつ
ミシンめにそって切り離して、、、という作業が省略できる。


効果が感じられたら、3ヶ月は続けましょうといわれたことを思い出して
一気にやりきった。

そういえば、咳が止まれば咳の白い薬は止めてよし。
鼻水が止まれば鼻のピンクの薬もやめてよし。
アレルギー薬だけ毎日続けて、ということだった。
あ、日付全部にいれちゃったなぁ。


そんな時間を過ごした土曜の晩でした。


エコ梱包

2010年04月20日 | 帰国後ママのくらし
幼稚園バスのお迎え時刻と、生協の配達時間が重なる。
配達ドライバーさんにチラッと相談してみても、スケジュール調整をアッサリと
断られ、戸口に発泡スチロールのケースを積んで対応したいといわれる。

その晩、夫に相談したら発泡スチロールのケースが戸口に積まれても、
留守宅扱いが毎週続くわけだから積みっぱなしになれば非常に美観が
損なわれるので生協やめるべしのお答え。


生協の製品では、ペチュキムチだとか、バラバラに冷凍してある薄切り肉とか、
カットしてある使い易い冷凍ベーコンとかあって、それらが買えなくなるのが
ちょっと惜しくはあるんだけど・・・


ネットスーパーにお世話になることに決めたので、今日は牛乳5本とか
トイレットペーパーとか箱テッシュとか大きくてかさばるものや重たいものを
中心にサクサク入力。最後の配達欄に、エコ梱包の選択肢があって新鮮だった。

レジ袋にいっぱい小分けにして持ってこられると、とにかく取り出して各所に
しまい、そのあとで散乱した袋をたたんでしまう手間を省ける。向こうで用意する
スーパーの名前入りのエコバッグにいれて運ぶらしい。なるほど。
自分でスーパーにいけばエコバッグにしまって帰るんだからナイスアイディア。

コスト削減のためにドンドン弱く薄くなるレジ袋(大手はそれほどでもないにしても)
を感じて、ゴミ袋用途にホームセンターで100枚入といった業者向けかと思う分量で
調達したらタダでスーパーでもらえるレジ袋に執着しなくなった。
むしろ、買ったほうの強度の申し分なさが気に入っている。

それだけに、普段は各ゴミ箱からゴミを回収する一点で、レジ袋を活用し、最終的には
買った袋でひとまとめにして捨てることが多くなった。スーパーでもらうレジ袋は、
サイズも厚みもさまざまなこともあり、消費はムラがあって、ぱっと山になりやすい。


これは面白い。と思って、「エコ梱包」で検索して他の事例を観てみようと思ったら
すごい企業コマーシャルにであってしまいました。なんかちょっと興奮。

靴箱って、すぐはく普段使いの場合、収納棚にしまうわけにもいかず潰して資源ごみ
に出すために紐かけてっていう一連の作業がかなりしんどい。
その手間じゃなくて、それだけ丈夫な紙をムダ使いするのは自然に悪いってことで
21ヶ月もかけて考えたという取り組み。

エコというと節約的な響きの強い日本。森を大切にする環境先進国といわれるドイツ。
昨日今日の流行で終わらせない取組を企業が生み出そうとする粋な心意気が感じられる。
ブランドイメージを全面に出した赤と白が基調のスタイリッシュさ、わかりやすさ。
なんか、こんどPUMAの靴を買いたくなりました。

PUMAのホームページに行くと、「おお」という動画と
取り組みについての詳しい日本語紹介が見られます。






本は、お薬。

2010年04月15日 | 2007-12 帰国後つれづれ
友達に心配かけるので、更新。

書店にいって、久しぶりに4冊ほど自分に本を買ったら、それだけでも
自分をいたわれている気がして心が落ち着きました。

(帰国して以来、本はモノが増えるから買わずに図書館に行くように、と
言われていて買いづらくなってて。保険料がもったいないし、買うとまた
転勤になるかもしれないから車を買いたくないといってノンカーライフを
夫に強いているので、こちらも強くはいえない。)

今回は、カウンセリングなるものにいったら1回1万円はかかるときくし、
心が苦しいのを自分でなんとかするんだ、本を買ったっていいはずだ、と
開き直って買いました。気持ちよかった。

そのうちの一冊で、帰り道にチラチラめくったのが心が折れそうなとき1分間だけ読む本
本の名前もわかりやすい。書店も心得ていて、すぐ目に止まるところに積んであって
「そうそうこの薬」って気分になりました。

ちょっと仕事している人に向いて書かれている感じで、専業子育て主婦向きかどうか
は「?」だったけど、なにかひとつでも心に栄養をくれたらいいやと思って後ろの方
のページでヒットしたくだり。

章題は「3H人間になる」で早起き・晴れ心・晴れ着が大事とおっしゃる。
そこだけよむと「なんだよー、そんな元気あったら落ち込まないだろー」と
思いかけたのだけど。

おもしろいのは、その続き。ウツ傾向にあるひとに共通する弱点
「朝に弱い、雨に弱い、明日に弱い。」
これで思わず声だしてクククッとなってしまった。

朝が億劫で、雨の日には、雨だというだけで元気をなくす、家から出たくなくなる。
さらに普通は「明日ね」と先のことを楽しく計画するが、ウツ傾向にあると
「明日はどうなるかわからない。気分次第、体調次第」となる。
だから、3Aを克服して3Hをこころがけて、ってなってました。

3Hを実践できるかはともかく、3Aという言葉を知っただけで、うまい表現で
心にすとんと落ちて、今の自分を笑い飛ばすことができそうなちょっと明るい
気持ちがわきました。

まぁ、暖色系をきて心を盛り立てようとか具体的な提案が多くて
心が弱ると決断力が鈍って何をしたいのか何をしたらいいのかが
ダンダンぼやけてしまうので、これこれしてみたら?というのは
ナイスな話のもっていきかた。

 此の本、ナイスです。



昨日は、初めてのお弁当だったのでドキマギしてしまって。
テレビはキッチンからも見えるので、つけてしまうとついついチラチラ見て
こどもの相槌に答えたりしなくちゃならないからつけなかった。時間が心配で。
そしたら退屈した子どもがチョロチョロするもんだからはかどらなくてイライラ。

「ちょっと!ママ、お弁当やってるの。玉子焼き作ってるの。話しかけないで」
という具合。玉子焼きとウィンナーと人参を柔らかくして砂糖と味付け海苔を
絡めたものを入れてなんとか終了。おむすびを小さく3個作ったけど、なれないので
お弁当箱にうまく詰められず、ほんとに時間かかって。

でも、帰ってきて空っぽになったお弁当箱を見せて誇らしげな子の姿を見ると
嬉しくてジンときました。この喜びを胸に頑張らなくちゃ。
でも、いきなりはムリだからできる範囲でちょっとずつ前進していきたいと思います。


心配してくださった方、ごめんなさい。
なんとか立て直してみます。


今日は冷たい雨。野菜室がスカスカで、食事やお弁当に困るのでネットショッピング
で手配しなくちゃ。これから入力してみます。




・・・おしらせ・・・

デスマスで終わる文章とそうでない文章が折り重なって書かれる私のブログ。
最初にマスと書いたなら、さいごまでデスマス調で書かないのは頭悪い証拠、
読んでいて気持ち悪いとお感じになる向きもあるようです。

最近、そこにこだわると自分の気持ちを書きづらくなって久しく、なかなか
カッチリした文章になりません。お許しください。



心、しおれる

2010年04月13日 | 帰国後ママのくらし
入園式でしおりを渡されると、そこには色んな指示項目があって
雑巾三枚、ゴミ袋3枚、教材すべてとスモックを持って明日の午後
開かれる懇談会に出席するように、そのとき役員や係を選出し、
その後1年間頑張ってもらいたい、おはようブックに生年月日に
始まり、住所ほか詳細なデータを記入・・・(以下省略)

そして、雑巾を買うのはバカバカしいという夫の意見に沿って
古タオルで「ミシンならし」をして作ったものを取り出してみる。

でも、雑巾を作ってみると結構使い勝手がよくて、いままでキッチンペーパー
やティッシュで済ませていた掃除箇所、自転車やこどもの遊び道具までガシガシ
拭ける。気持ちよいから使ってねといっておいたから、きれい好きの夫はハイ
ペースで使用していたらしい。6枚中2枚しか残ってなかった。
急遽、2枚作って、同じ色の雑巾3枚になるようにした。

それから、こどもの明日着る服の上下や靴下に名前をつける。
私服な分、名前付けが頻回。夫はデジタル系の好きなひとだけに
出来映えにうるさい。

こどものものによく使われる字体で名前を紙にプリントして、
それを見ながら何度も書いて練習。手書きでも淡々とした雰囲気が
出るよう工夫する。

なんか忙しい。
バタバタとしていてユックリしていられない。
時間厳守とあちこちに書かれていて、送迎バスがつく時間に合わせて
ドキドキしながら昨日、今日を過ごしている。

昨夜、夫から正論が出て、もともと精神的に圧倒される感じでクラクラ
してただけにへこんだ。もう、今日は朝から何もしたくないくらいへこんだ。

それでもようやく覗いたお日様に気をよくして、朝から洗濯機を
回してシーツや布団カバーといった大きいもの片付けた。でも、
ふっとよみがえる夫の言葉。

「でもさ、確かに細かいよ、細かい指示が多くて大変だ。だけど、
大変といったってするもんだよ。それくらいするもんだ。もし、
それがすごく辛いっていうなら、それだけ君が社会から離れて
暮らしてたってことだよ、仕事してたらコレくらいは普通に
こなすもんだよ。これくらいで忙しいとはいえない。これを期に
キミも生活を改めて、とにかくこどもに規則正しい生活をさせて。」

正論て、キツイんだね。
ワタシから正論で慰められて嫌な思いをしたことある友達いたら
この場で謝る。ごめんね。

苦しいときは、ただ、そうだね、うんうん、て頷いて疲れたよね、と
言って欲しい。それだけだったろうね。ごめんね。


「社会性のなさ、新たな環境に対処する力、適応力のなさ」をご指摘されたと
自分で解釈するともうムシャクシャが止まらない。落ち込んで、ムシャクシャして
また落ち込んでの繰り返し。

これまで頑張ってきたことはとといえば、育児が始まってからは、生活ペース
を以前と同じにしようと意地をはるのはママのエゴかな。生まれて来た子が
いるからこれができないこうできないなどというのはおかしいな。この子は
悪くない。この子より大切なものはない、欲張らない、今日はココまで
出来ればヨシと自分に唱えてきた。

セカセカと何かをし続けていなければならず、働いてお金を得ていなければ
肩身が狭いといわれる現代社会にあって、ハイ、贅沢ながら家に残って
「子育てに専業できる」自分の恵まれていることに感謝してきた。

あれやりたい、これやりたい、は全部しまって。こどもの「やりたい」を大切にして
きた。頭ごなしはいけない、分からなくても省かない、と肝に銘じて「してはいけない
こと」が「なぜダメなのか」を丁寧に説明してきた。

時に大人のペースで何でもやりたくなってイライラして怒ったり、こどもが
さびしそうでも家事を推し進めたり、しなかったわけじゃない。
ワタシは、聖母じゃない。いっぱい転んで痛い思いして、考え込んで、
それでも目の前のこどもをかわいいと思う一心で過ごしてきた。

自分時間をペースダウンして、ゆっくりした子ども時間を共に過ごす力を養い、
たいていの出来事に「私がやらなきゃ、これは片付かない。ママのお仕事。頑張る。」
ってやってきたこと全部、「バカになる訓練」してたみたい。
これじゃ、「子育て暮らしで頭の線が緩んだ中年女」というステレオタイプに
ピッタリあてはまる大人になったみたい。


今年、35歳になる。
自分はいったい何処に向かっているんだろう。


さくさく

2010年04月05日 | 帰国後ママのくらし
先週は、雨がやんでようやく山盛りの洗濯物を片付けた翌日には冷たい風と
みぞれまじりの雨に打たれてカゼを引いてしまい、人生初の38.7℃を体験。

翌朝、まだ38℃台だったため夫が急遽会社に遅れていくといってくれて
内科前に並んで予約まちの行列をし、こどもの世話をし、そのうち諦めて
休暇をとって更に家事をし、家で仕事をし、育児をしてくれました。

それで、「せっかく休んだんだから、用事しないで。とにかく寝て」という
ことばに甘えて薬を飲んでは眠って、1日でなんとか復活。

翌日は晴れたので、病人くさくなったかもしれないシーツや布団カバーを
あわてて洗ったり、いろいろ頑張りました。

そして、週末は音楽教室の発表会に行きました。
発表会でオシマイではなく、4月は隔週で2回クラスがあって、それが
終わると進級するひととやめる人にわかれます。


先日、保育施設の先生につくったティッシュケースのおかげで「これだけは
サクサクつくれる」という状態になりました。

進級する親子が3組、仕事に復帰するのでやめる親子が1組、2歳、3歳の
2年間を一緒に過ごしたので記念になにか・・・そうだ!ティッシュケースなら!
というわけで作ってみました。

布はダイソー製だとさすがにバレそうだし、手芸屋さんで売られているカット
クロスから男の子用と女の子用をチョイス。(168円×2)

しっかりした布にしたので、前回と違ってまち針を打ったりしないでも、
手芸用のヘラで折り目をつけたらガーッとミシンかけて作れました。

なんというか、超苦手で出来れば手縫いで・・・ということばかり考えていた
ころがウソのよう。

ティッシュケースは、前回デモ版も含めて20数枚作ったおかげで、作り方図を
見ないでも手際よくでぎるようになりました。

コレは使える。
ひとつだけでも「すぐに作れるもの」を持つと助かりますね。


あとは、包装用の透明なフィルムっぽい袋をダイソーで調達すれば完了。
ようし、頑張るぞ。