或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

ドキドキするなぁ

2010年12月24日 | 帰国後ママのくらし
今日は、おこさんのいるうちはみんなそわそわしているんじゃないかなぁ。

こどもが喜んでいて、楽しみにしているのが伝われば伝わるほど、見つからない
ようにしなきゃ、とか、おもちゃ、おじいちゃんおばあちゃんからはbigだけど
私たち親からはsmall presentすぎるかなぁ、でもまだ小さいんだし、あんまり
気張っちゃうと将来がタイヘンだしなぁ。少ないかなぁ、なんか買い増すか?
とか色んなことが頭の中をグルグルしているワタシです。

夜は何を食べさそうかなぁ、結局、普段のゴハンに毛が生えたくらいにしか
ならないんですが・・・

自分は厳格な家に育って、基本的にクリスマスは外国の文化であって日本の
ものではなく、商業社会に利用されて踊らされる馬鹿馬鹿しいお祭り、
それを証拠に26日から「もういくつねるとお正月♪」がお店を席巻し、
正月準備と大掃除品の売り出し一色になるじゃないか、と親にたしなめられて
ツリーを飾るだとか、ケーキを食べるだとかいう習慣はありませんでした。

そのため、根深くそういう意識があって、仏教徒を自認していてブダペスト時代も
怖い夢にうなされて辛くなったとき、成田山新勝寺のホームページを探して
不動明王様の掛け軸写真に手を合わせて心の平穏を得ていたワタシ。

罪悪感で胸がいっぱいな行事でもあり・・・親になってみるとウキウキして
楽しい雰囲気の思い出を作らせてあげたくて、しまっておける上中下で
崩せるツリーを買って、去年からオーナメントをぶら下げる楽しさも知った
こどもと一つずつクリスマスに親しんでいて、なんだかひとりで複雑な心境
をひたかくしにしつつ、サンタクロースの伝説は楽しいし、共有しても
いいよね、と自分を励ましたりしています。

神様が私たちを救うためにお生まれになった日というのが日本語訳された
クリスマスソングCDを聞いているとよくわかるので、メロディの美しさから
一緒に口ずさみつつ、この神様を信仰していない自分、というのを感じてまた
胸がチクンと。

 諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ
 久しく待ちにし 主は来ませり
 主は来ませり 主は、主は来ませり♪

ほんとに、この歌はきれいで、「主は来ませり」という翻訳もとても心が
こもっていて、待ちわびた末の喜びぶりがこもっていて、昔の日本語て
いいなぁと思ったり、音楽が宗教の流布にどれほどの役割を果たして来たかと
ついつい思いを馳せたくなったりして。

バッハの曲は、神々しいという言葉が真っ先に思い浮かび、教会で聞いたら
その神様を信じようという気になりそう、なんていかにも自分が外国人だと
感じさせられる不届きな発言をしてみたりして。。。汗


さて、みなさん、どんなクリスマス準備をなさっていらっしゃるのかしら?
ワタシは風邪気味で、朝、布団から出られず遅くまで眠ってしまいましたが、
楽しい夜になりますように。




つくってしまった

2010年12月15日 | 帰国後ママのくらし
以前、好きでよくてみていた「おしゃれ工房」という番組の後継で
「すてきにハンドメイド」というのがあって、これを見たら急に
作ってみよう!という気マンマンに。

編み図もなんにもいらない、足に合わせてグルグル細編みをしていくだけ、という
きゆなはれるさんの作る厚手のルームソックス。

ハンガリーにいた頃、多少の雪なら気にもならないのでニット帽が好きで、耳が
寒くないように良く作りました。その時に買い込んだ糸が今も残ったまま、衣装
ケースのなかに眠っていたので、活用できる!と勇んで編んでしまいました。

親のスリッパをコッソリ履いては、つまづいている様子を見て、こどもの足に
合わせて編んでみました。

本人はモノが出来ていく過程に興味を持ったものの、出来上がったら出来上がったで
案外アッサリしたものです。愛用してくれている、とは程遠く脱ぎっぱなしで
そこいらへんに放置されています。

でも、まぁ、寒い日の朝とか足が冷たくなっているときに「あれ履いときなさい」と
言われると素直に履いてくれます。そして、5分後くらいには「あし、暑くなった」と
再び脱がれています。

コロンとしたつま先が見ていて和むので、まぁ、いいか、自己満足で作ったし、、、と
思って部屋の隅に転がる靴下を眺めています。
ノンビリしたものですね。
こういうとき、なんか幸せを感じますね。
夫が毎日働いてくれるから、こんなノンビリした時間が持てるわけで感謝感謝です。





終わった~

2010年12月13日 | 帰国後ママのくらし
報告が遅れました、先週無事にお遊戯会は終了しました。

お遊戯会の係になっており、こどもたちの着替えを手取り足取り手伝い、
口紅を塗ったりカチューシャをつけたり、ヴェールを落ちないようにピン止め
したりと細かい仕事に追われました。

おかげで、我が子の本番は見られませんでしたが、母親がいると緊張して
しまうことが多かっただけに父親が見守ってくれる舞台ではイキイキやって
いたようなので、これでよかったと思っています。

幼稚園のほうで業者を入れて、ビデオ撮影しており、これは後日DVDにして
無料でプレゼントしてくれるという話があったおかげで、「あとでじっくり
ビデオみて、そして泣くぞ!」と決めてます。

黒いナンチャッテ・エナメルシューズもお役目終了。
綺麗にテープを剥がして、あと5ミリ、あんよが大きくなったらおろすつもりで
クローゼットにしまいました。(剥がれてこないように念入りにつけただけに
剥がすときは力づくで引っ張ったり結構タイヘンでした)


お遊戯会が終わったら先生もほっとしたみたいです。
先生にとっても、各クラスの出し物でいろんな印象を持たれる部分があり、
出来栄えには気を使っていたのでしょうね。他クラスのママから褒められた
と園の事務連絡で入った電話口で申し上げたら「ありがとうございます。
ようやくほっとして、こどもたちともユックリ遊べるようになりました」と
おっしゃっていました。

先生にしてみれば、ノルマのようなものなんでしょうね。
緊張を強いられることでもあり、日々、ちょっとずつこどもたちを導いて
完成形を本番までに創り上げなくてはならないわけで。

こどもがすきで職業につかれたのでしょうから、こうした多くの保護者の目に
ふれる一大イベントではなく、日々の遊び、歌、読み聞かせ、やりとりのような
ものが最も楽しいのでしょう。

なんだか先生の素敵なところが知られて、「この先生は、本当にこどもたちが
好きなんだなぁ。良い先生のクラスになったなぁ」と改めて感謝したい思いに
かられました。