或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

ねんきん特別便

2008年10月30日 | 2007-12 帰国後つれづれ
今週に入ってすぐ届きました。

夏ごろ、夫の分は届いていたので、自分はなぜ来ないかと問い合わせたところ
「専業主婦は数ヶ月先になるかもしれないが必ず届くので待っていて」「これから
送付になるから来てなくて普通」といわれました。

なんでも、まずは年金受給中の高齢者から始め、比較的情報の確かな在職中の人、
それから主婦だと。

受け取った日の翌日には、ニュースで「ねんきん特別便」の送付が終了したと
報じていてギリギリ貰えたという気分になってドキドキしました。

さて、内容はといえば、学生時代に始まった徴収で親が代わって納めてくれてた
国民年金分、卒業後の会社員時代、退職してすぐアルバイト採用された会社で
1年間加入した厚生年金までは正しい記録。

それ以降は、国民年金に切り替わったという記録があるだけ。結婚前のデータが
現在の苗字で届いた点では正しいのですが、結婚後に働いていた時期については
丸々抜けて現在に至っていました。

ちょうど抜けている時期については、自分でも記憶があいまいです。採用されて
いた派遣会社で1年間の長期派遣契約をした際、派遣会社が持っている厚生年金に
加入できると聞いて仕事に就いた覚えもあるものの、その前後、夫の会社に
妻として国民年金加入の手続きを依頼したかどうか覚えていません。

ほうぼう問い合わせの連絡を入れなければならないと思うと、以前、登録していた
派遣会社にも電話しなくちゃいけないし、、、すごく鬱々とした心境です。

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ようちえんさがし ママ友談

2008年10月29日 | 帰国後ママのくらし
週に1度、音楽に合わせて身体を動かして歌ったり踊ったりする教室。
これが月に3回くらいあって親子で通っています。

始まって半年くらいたって、ようやく他のママさんとも言葉を交わすように
なってきました。でも別にべったりお茶することもなく、終了後に少しだけ
立ち話する程度。

先日1度だけ、ようちえんの話題で、おひとかた、お話を聞く機会がありました。
その方は、近所の最近園長先生が変わったところへ行くとおっしゃっていました。

だれでもいらっしゃいのおおらか募集で、一般に願書配布日とされた10月15日
を過ぎた現在もマンション掲示板や近所の店舗ウィンドウに募集ポスターが貼られ
ているくらい。

昨年は募集がなかったけれど、広く門戸を開いたというのはうわさだけではなかった
ようで、彼女は「配布開始とされる9時頃に行ってみたらスンナリ貰えた」「願書
のために早朝から並ばなくて良く、誰にも分けてくれるなんて、良いようちえん」
と嬉しそうでした。

そこは以前、問い合わせ電話をいれたとき、事務の方がにべもない応対でした。
受話器を置いた後、しばらく嫌な気持ちが続いたくらいでしたので驚きました。
園長先生が替わったことで、方針も大転換。以前と違ってよい雰囲気、とのこと。

私は2年保育に決めたと話したら、彼女は大変に驚いて、「でもみんな行くじゃ
ない?遊び友達も公園にいなくなっちゃわない?」と私の決断には「いいなぁ、と
思うけど現実にはどうなの?」という印象を持たれたようでした。

「私この子が好きなんで、もうちょっと一緒にいたいなぁって思ったんです、
それだけじゃダメかしら~」と申し上げたら、思っても見なかったシンプルな
答えだったらしく、一瞬すごく驚いてから「へぇー」とまぶしそうな表情。


2年に決めたときは、3年でなくていいかと動揺しましたが、3年に決めた人は
2年を選んだ人がまぶしい・・・みんな隣の芝生は青く見えるのか、と気づいて
すこしおかしくなり、気もラクになった一瞬でした。



また、別なケースとしては、ようちえんの見学で知り合ったママ友さん。
何件か周ってみた後、願書を貰えたところで報告メールをくれました。

初対面以来、携帯メールばかりでしたので、電話してみるとお互いに溜まっていた
誰かに話してみたかった気持ちが噴出。それほど親しくなかったはずですが、
一気に打ち解け、1時間も話し込んでしまいました。

聞けば私と同じようちえんを選択していてめぐり合わせに驚きましたが、
「朝6時半ころ家を出てダメならやめる」という御主人が願書の列に並び、
ちょうど10数人目、願書をもらえた最後の一人だったことを教えてくれました。
(先頭は前の晩から並んでいた方だったそう)

彼女は薄っすらと2年保育を希望していたこと、しかし周りがみんな行くこと、
それ以外ありえないという感じは「2年保育」と口にすることもできないほどで
どこか小ばかにされているとすら思うこと、御主人が「みんな3年にいくんだから、
3年に決まってるだろ」と言ったのがダメ押しになって3年保育を選んだ、という
ところまで早口に話してくれました。

自分がどう感じているかは言えなかった、(私が2年に決めたと聞いて)そういう
選択を自分なりにじっくり考えて決めたのが羨ましい、まだモヤモヤしたきもち、
と少し後悔していらっしゃるようす。

せっかく狭き門の願書を手にできたのもご縁でしょう、「3年を選んだのは自分じゃない」
などと思わず、ちょうどタイミングがあったから、それで理由は十分ですよ、元気を
出して、自信を持って、と最後に話すと「おかげで気が晴れた」と喜んでいました。


見学問い合わせ、見学、夫に相談、知り合った人に相談、熟考、願書を貰う。
その後でさえ、どうしてそこを選んだか、どうして○年を選んだか、と自分を
納得させる答えを見つけていないと落ち着かない・・・


そう思うと、当ブログでも、長々と綴った「ようちえんさがし」。電話を置いた後で、
同じ時期に子を授かったママさん誰しもが、同じ時期に同じように、いろんなことを
考えて、緊張と不安に包まれ疲れていたのだとしみじみした気持ちになりました。



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  ようちえんさがし それから
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ようちえんさがし それから

2008年10月20日 | 2007-12 帰国後つれづれ
一緒に見学して周ったママさんや、以前に公園で知り合いメールによる親交が主の
ママさん、この2人がいまのところ一番いろいろ相談しているわけなのですが、
偶然二人とも同じようちえんの3年保育に決めたと聞いたときは恥ずかしながら
大いに動揺しました。

二人ともプログラムの多い超人気ようちえんを選択していたことと、3年保育で
あったことで、公園で一緒に遊ぶ友達がいなくなる?3年が無難な道?ちょうど
願書配布の少し前だったので「願書を確保するのに奔走しなくてよいのか」と
急に不安でたまらなくなりました。

仕事中の夫にも、報告をくれた二人のママ友さんにも「急に自信なくなってきた!」
などとメールしてしまいました。


そして、仕事を終えて帰る前の夫からは「まったく問題なし。のんびりやろう」と
返信を受け、「さすが夫、上手に落ち着かせてくれる」と久しぶりに惚れ惚れした
と同時に正気を取り戻しました。

その後、2人のママさんに「もう大丈夫です」とメールしましたところ、まるで
飴とムチのようなリアクションがあって、神様は良くしたものと思いました。


自分で出した結論なのに、そんなことでは来年1年間、どうしてと問われる度に
動揺するんじゃないか?信念を持ったほうがいいという直球な指摘に情けなくて
落ち込んだり。

「自分のこどもに一番いいと思うかたちを考えたいね」「悩むのは恥ずかしい
ことじゃないよ」とメールを貰って、ジンときたり。(この先も大切にしたい
言葉を貰ったと思います。)



この子がすき。もうちょっと一緒にいたい。こどばも自由になって、いまは新しい
横顔をドンドン見せてくれて、クスッと笑えることいっぱい。ママが笑うとワケも
なく一緒に大笑いしてみせるのも可愛い。ほっぺすりすり、ムギュー!いっぱい
スキンシップしていたい。ときどき嫌がられても気にならない。
ああ、もうちょっと一緒にいたい・・・

そんなわけで、もういろいろ難しく考えない、この道を選んだことを後悔しない、
と決めました。また揺らぎそうになったら、わが子を抱きしめて原点に帰ろうと
思います。



そんなわけで、今まであんまり自覚のなかった「ママとしての決断」の第一回を
通過したんだなという体験となりました。



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ようちえんさがし4

2008年10月17日 | 帰国後ママのくらし
では、我が家が決めたのは伸び伸び系か、お勉強系か?

答えはお子さんの性質によって変わると思いました。
わが子は一人っ子。マイペースが身上ともみえる天真爛漫ぶり。なにか始めると、
横槍が入るのを嫌い、他の遊びを提案しても拒否する一途さ・・・



俗に言う「お勉強系」という幼稚園は、行ってみるとイベントや園児に提供する
プログラムがたくさん用意してあり、先生や父母の努力型の印象で、響きほど
嫌味な場所ではありませんでした。

何につけ積極的で、新しいことを常に求めていて、ひとつのことはある程度
できたら、次にいきたい!次はなんだろう?と目をキラキラさせているタイプ
にはピッタリといえます。

また、習い事と位置づければ、幼稚園で水泳や英語・スポーツクラブから先生を
呼んでの体育は1粒で何重にも美味しい。それが人気を呼ぶのも理解できました。



のびのび、のんびりで良いかなと・・・

わが子の様子を見ていると、イベントやプログラムが多いとウォーミングアップ
から熱中に至ったところで時間切れ。「終わりよ、もうおしまい!次の課題に
取り組みましょう」と言われると不完全燃焼になりそう・・・、窮屈かもしれない
と思えました。


準備教室への参加を決めた園では、見学の際、廊下も教室も掲示物もよく整理
され、一目で清潔感がありました。「お勉強系ではありませんが、整理整頓には
力を入れてます」というだけあって、普段から綺麗にしている空気。

幼稚園らしさはあるけれど、きちんと整頓された園内は大人にとっても心地よく
落ち着けました。他の「のびのび系」幼稚園では、先生たちものんびり気味で、
なにか雑然として見え、少し違和感があったのも手伝って好感を覚えました。

整理整頓は口で言うより、散らかさない雰囲気、片付いていると気持ちいい環境
にあって、肌で覚えてくれたらと常々思っていたのでツボにはまりました。

また、なにより日当たりに恵まれていて、日陰を探すのが難しそうなくらい園庭
と園舎の配置も良かったので、直感的に気に入っていたこともありました。


見学の翌日には参加申し込みの電話を入れましたが、事務の方の優しいこと。
「お疲れになったでしょう。安心なさって」といわれて、不覚にも泣きそうに
なりました。

この先、通わせることが決まった幼稚園。お世話になる事務の方が、先輩ママの
視点で寄り添ってくれる優しい物腰だったと夫に報告すると、「それが一番だ」と
いっしょに喜んでくれました。

費用が1年間で1万円というのも、慈善事業としか思えない金額。園長の信念を
を感じ、来年1年、子供と一緒にいる決意を後押ししてくれました。


それにしても、「話せば長い話」になってすみません 



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  愛らしいイラストが無料で配布されていて癒されます。


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2008年10月16日 | 帰国後ママのくらし
そんな中、最後に訪ねた幼稚園で出会った園長先生の話を聞いて、モヤモヤが
一挙解決?というくらいの影響を受けました。

由紀さおりさんのような柔らかな物腰とハリのある発声の園長。女優さんのような
お化粧、黒い上下でまとめた服装とは打って変わって、ざっくばらんに幼稚園事情
を明かしてくださったのです。大きい声でいってはいけないのでしょうけれど、
私はこう思う、と・・・



Q.なぜ3年保育が一般的になったのですか

少子化が進んで幼稚園生が減ってきた。経営上、3歳のうちから預かることで
人数を確保しようと躍起になっている。プレ(準備コース)というかたちで
2歳から人を集めるのも囲い込みのひとつ。

長年保育園で働いてきたが、お子さんが2年保育だから人より遅れをとるという
心配は無用。最初こそ、慣れ、が勝って3年保育の子のほうが進んで見えるが、
時期が来れば慣れて、あとはまったく同じ。


Q.保育園と幼稚園で何が違うのですか?

保育園は厚生省、幼稚園は文部省の管轄。

いま、30代のお母さんたちを労働力として取り込みたい政府は保育事業には
ドンドン補助金を出しているが、幼稚園のほうは…怒られるかもしれないが、
放ったらかしという感じ。だから、経営を気にする幼稚園は、少しでも早く
園児を確保したくなる。


Q.なぜ2年保育をオススメになるんですか?

人生でママとべったりいられる時間は長くない。ママとべったり過ごせる
時間を1年だけでいい、とってあげてほしい。はやく社会に戻りたい気持ちは
理解できますが、お子さんが生まれて3年の話。たった3年、ダメですか?


Q.しかし、通常、2年保育の募集は極端に少ないことが多いですよね。
入れる確証がないだけに3歳から入園させようと思うのも親心では?

それが残念ながら、一般に少ない。当園でも同じで、やはり募集は少ない。

が、2歳ではなく3歳の間に幼稚園の生活を見てもらう、準備教室は週に1度、
年会費1万円で行っている。当園をご希望なら、準備教室を経れば、翌年には
必ず入園できる。


この晩、夫に報告し相談。すると、そもそも、幼稚園の願書を貰うために親が
早朝から並ぶこと、並んだところで定員数に達した時点で終了。全員が願書を
貰えるわけではないあたり、馴染めないねと愚痴になりました。

そこへいくと、こんなノンビリした夫婦のためにあるかのような準備教室の話。
来年1年通わせて、翌年の入園にしようという話になりました。


というわけで、最後に見に行った幼稚園に2年保育で入れようと決めました。
とはいえ、スパッと割り切れるタイプじゃないので、その後、3年保育を選んだ
ママさんたちの報告を次々に受けて、何も手につかないくらい動揺もしました。

が、結局、「もう少し一緒にいたい」の一語に尽きて、落ち着きを取り戻し、
昨日の願書配布日を心静かに、配布日であったことを忘れるくらい
リラックスして迎えられたのは私にとってはこれ以上ない幸いでした。



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  ようちえんさがし2

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