グチはあんまり載せませんが、苦労話もたまにはしないと。
「私だけがこんないやな目に遭ってるの?」とお悩みの方も
あるかもしれませんし・・・
「(日本に限らず西側諸国から)つい最近ハンガリーに来たばかり」
なんていう方にたまにお会いすると、アレもないコレもないアレして
くれないコレを知らない、もーう!という愚痴が炸裂して、
相槌を打ちながら自分の来た頃を思い出して懐かしくなったりします。
実際、ハンガリー語もまだ勉強していなくて英語のみとなると生活に
こまごまとした支障があってストレスがたまるもの。私とて昨日今日
来て今のような平穏な気持を得たわけではなく・・・
自分なりに一生懸命、お話を聞いて慰めたりしてみますが、大抵の
場合、「もっと共感してくれると思ったのに」という印象を受けて
いらっしゃるのが分かります。
これは、滞在が長くなるに連れて「慣れ」がでますから、なかなか
怒ったり涙ぐんだりまで感情移入出来ないからなんですよ。
嫌味とか意地悪ではなく、大抵のことに「期待しない、欲しがらない」
という心安らかに暮らす姿勢が焼きついてくるからなんです。
ただ最近は、モノに関しては随分、品数も豊富になったし
目新しいものも増えてきたなと思います。
でも、一歩国外に出るとやっぱり差は感じますよね。例えば
ロンドンやパリ、近場でウィーンに行くとやっぱり西側経済。
日本と同じ空気があって、モノ選びにもストレスがなく
いろんな意味でリラックスできますね。
人々のアジア人を見る目も特別じゃないから、いちいち
一挙手一投足を見つめられてる緊張感がない。買い物に
行ってもジロジロ見られない。
ハンガリーでは、不法残留の中国人が多すぎることなどから
アジア人を見ると嫌悪するひとが多いのも事実。
先日、ママバッグで(おむつ換えセットや手ふき、クッキー、
おもちゃなど盛りだくさん持ち歩くので比較的大きなバッグ)
衣料品店に入り、ギャル向けすぎて着られる服がなかったので
何も買わずに出ようとしたら警備員に呼び止められました。
一緒に店に入った夫がbabyを連れて、店から出てしまったと
知らず、ちょっといいなと思った服を「どうかな?」と
見せたくて夫を探してキョロキョロしたりしていたのが
挙動不審だったんでしょうね。しかも大きいバッグだし?
出口付近に必ずある万引き防止のセンサーがついたゲートを
通過しても何の音もしなかったのに、バッグのなかを改め
られました。
場所は、ショッピングモール。大勢の人が行き交う
通路に近い店先で、人々が何事かと見つめるなかでした。
結局、何も無いと分かるとお咎めなしで店を出られましたが
ものすごい嫌でした。あんまり悔しくて、怒りがおさまら
なくてbabyのご機嫌をとるために店の外へ出ただけの
夫にまで八つ当たりしてしまいました。
そういえば、こっちに来てすぐの頃、主人と二人で
スーパーマーケットで普通に買い物をしてレジを過ぎて
出ようとしたところで呼び止められたこともありました。
「最初から疑ってます」という姿勢モロ出しの若い男の
警備員で、「ちょっと来い」とアゴで指図されて、
空いているレジ台にハンドバッグの中身を全部出させ
られました。
めがね、財布、ハンカチと特に怪しいものもない。
ちょっと形勢不利と感じ始めた彼は、最後に出てきた
メイベリンの口紅を見て急に強い口調で「これは何だ!」と。
あのときは、すっごい悔しかった。何しろ、言葉も
まだ分からない頃。
半分近く使用済だったのでキャップを取って見せれば
良かったとか、日本で買った口紅なので、裏面のシール
に漢字が書かれていてそれを見せればよかったとか、
帰宅してから思いました。
なにせ突然の出来事に気が動転してしまって、あの頃は
ハンガリー語もまったくできなかったので、「日本で
買ったものです」と何度も英語で抗議しても通じないし、
本当に悔しくて怖くて、ハンガリーで最も辛かった思い出
のひとつです。
犯罪者扱いの見下した態度は最後まで変わらずで
なんとか引き止めるようとするので、見かねた夫が
「何も問題なかっただろう?私たちは帰る」と英語で
主張して、毅然と私の手をひいてくれたので外へ出られました。
そんなわけで、周期的に「もー、これだからやだー」という
心境に陥ることはあります。言葉に不自由がなくなっても、です。
とくに辛い目に遭っていない方は読み飛ばして頂いて、
「ああ、コレ、私もある!」という方は「やっぱり
みんなそうなんだ?」と思って元気を出してくださいね。
「私だけがこんないやな目に遭ってるの?」とお悩みの方も
あるかもしれませんし・・・
「(日本に限らず西側諸国から)つい最近ハンガリーに来たばかり」
なんていう方にたまにお会いすると、アレもないコレもないアレして
くれないコレを知らない、もーう!という愚痴が炸裂して、
相槌を打ちながら自分の来た頃を思い出して懐かしくなったりします。
実際、ハンガリー語もまだ勉強していなくて英語のみとなると生活に
こまごまとした支障があってストレスがたまるもの。私とて昨日今日
来て今のような平穏な気持を得たわけではなく・・・
自分なりに一生懸命、お話を聞いて慰めたりしてみますが、大抵の
場合、「もっと共感してくれると思ったのに」という印象を受けて
いらっしゃるのが分かります。
これは、滞在が長くなるに連れて「慣れ」がでますから、なかなか
怒ったり涙ぐんだりまで感情移入出来ないからなんですよ。
嫌味とか意地悪ではなく、大抵のことに「期待しない、欲しがらない」
という心安らかに暮らす姿勢が焼きついてくるからなんです。
ただ最近は、モノに関しては随分、品数も豊富になったし
目新しいものも増えてきたなと思います。
でも、一歩国外に出るとやっぱり差は感じますよね。例えば
ロンドンやパリ、近場でウィーンに行くとやっぱり西側経済。
日本と同じ空気があって、モノ選びにもストレスがなく
いろんな意味でリラックスできますね。
人々のアジア人を見る目も特別じゃないから、いちいち
一挙手一投足を見つめられてる緊張感がない。買い物に
行ってもジロジロ見られない。
ハンガリーでは、不法残留の中国人が多すぎることなどから
アジア人を見ると嫌悪するひとが多いのも事実。
先日、ママバッグで(おむつ換えセットや手ふき、クッキー、
おもちゃなど盛りだくさん持ち歩くので比較的大きなバッグ)
衣料品店に入り、ギャル向けすぎて着られる服がなかったので
何も買わずに出ようとしたら警備員に呼び止められました。
一緒に店に入った夫がbabyを連れて、店から出てしまったと
知らず、ちょっといいなと思った服を「どうかな?」と
見せたくて夫を探してキョロキョロしたりしていたのが
挙動不審だったんでしょうね。しかも大きいバッグだし?
出口付近に必ずある万引き防止のセンサーがついたゲートを
通過しても何の音もしなかったのに、バッグのなかを改め
られました。
場所は、ショッピングモール。大勢の人が行き交う
通路に近い店先で、人々が何事かと見つめるなかでした。
結局、何も無いと分かるとお咎めなしで店を出られましたが
ものすごい嫌でした。あんまり悔しくて、怒りがおさまら
なくてbabyのご機嫌をとるために店の外へ出ただけの
夫にまで八つ当たりしてしまいました。
そういえば、こっちに来てすぐの頃、主人と二人で
スーパーマーケットで普通に買い物をしてレジを過ぎて
出ようとしたところで呼び止められたこともありました。
「最初から疑ってます」という姿勢モロ出しの若い男の
警備員で、「ちょっと来い」とアゴで指図されて、
空いているレジ台にハンドバッグの中身を全部出させ
られました。
めがね、財布、ハンカチと特に怪しいものもない。
ちょっと形勢不利と感じ始めた彼は、最後に出てきた
メイベリンの口紅を見て急に強い口調で「これは何だ!」と。
あのときは、すっごい悔しかった。何しろ、言葉も
まだ分からない頃。
半分近く使用済だったのでキャップを取って見せれば
良かったとか、日本で買った口紅なので、裏面のシール
に漢字が書かれていてそれを見せればよかったとか、
帰宅してから思いました。
なにせ突然の出来事に気が動転してしまって、あの頃は
ハンガリー語もまったくできなかったので、「日本で
買ったものです」と何度も英語で抗議しても通じないし、
本当に悔しくて怖くて、ハンガリーで最も辛かった思い出
のひとつです。
犯罪者扱いの見下した態度は最後まで変わらずで
なんとか引き止めるようとするので、見かねた夫が
「何も問題なかっただろう?私たちは帰る」と英語で
主張して、毅然と私の手をひいてくれたので外へ出られました。
そんなわけで、周期的に「もー、これだからやだー」という
心境に陥ることはあります。言葉に不自由がなくなっても、です。
とくに辛い目に遭っていない方は読み飛ばして頂いて、
「ああ、コレ、私もある!」という方は「やっぱり
みんなそうなんだ?」と思って元気を出してくださいね。