或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

隨に|なんとかなった

2024年04月01日 | 2024
一般受験で進路が決まり、卒業ディズニー行く、わかった、ネイルやって
みたい、髪型変えたい、卒業式終わるまでは待って、卒業したから予約、
わかった、だのなんだのと校則の抑圧を離れる喜びを爆発させる子を眺め
ちょっと待った入学前に必要なものはなんだとバタバタと

携帯を新機種に変え、ノートPCを調達し、その持ち歩きに使うリュックも
高校3年で使い倒した特大から標準サイズでノートPC収納用パット内蔵型で
買い直し

就職活動で必要になるので入学式に臨んで用意すると良いという大学側から
のアドバイスに従って、ジャケット・スカート・パンツの3点セットを探しに
出かければ、売り場担当にその上に着るコートも勧められ、ブラウス、バッグ、
ベルト、ストッキング、パンプスも合わせて購入。裾上げ等の加工があって
受け取りは入学式の2日前という綱渡り

子育てというと幼い子を持つ時期が一般に思い浮かべられがち
でも、当たり前だけど、人はいきなり大人になどならない

中学、高校、受験、入学後と続く「大きい子を持つ親」も物心両面での
支援に追われ慌てる毎日だ

自分たち世代と違う持ち物や考え方、社会のあり方という大きな渦の中に
放り込まれ、絶えず価値観の上書きを迫られている


みんな同じようなスーツを着るのは約30年前の私たちだって嫌だった
だけど入学式はまだ服装自由で何着たらいいかと悩んだんだった....とか
スーツ選びは、紺・グレー・黒とまだ幅があって、自分に似合う色が
わからないなら紺色が無難とされて一番人気だった
わたしは白と水色のシャツを買って、前者は紺、後者はグレーのスーツ
に合わせて心身共に滅入るあの時期を乗り越えたんだった

黒しかない売り場で「サイズ違いを持ってきて」という試着室の声で
我にかえり、母親の自分にかえった週末だった


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