或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

キムチ

2010年03月18日 | ハンガリー(各種オススメ)
先日ボンヤリとテレビのチャンネルをまわしていたら(この表現古そうだけど
それがいちばんシックリきてしまう)思わぬ収穫。

それは、韓国でいかにキムチが大切なものかという特集みたいなものでした。
キムチ手当てといって、毎年漬け込みの時期に費用がかさむのでいくらかの
手当てが勤め先から支給されるとか日本人には「おおっ」と思わせる内容。

そのなかで、「韓国ではキムチ専用の冷蔵庫がある」というのをやっていて。
なんでも普通の冷蔵庫では発酵がはやく進みすぎると。昔は、壺に入れて地中に
うめたものだけれど宅地やマンションが増えて、最近ではキムチの適温を保てる
専用冷蔵庫が人気だと。

それをみてピン!ときてしまい、その日からキムチを野菜室に保存するように
なりました。そしたら、味が違います。これまで本当に悩みの種だった、開封後に
ドンドン味がすっぱくなっていってしまったのがウソのよう。

キムチは夫婦で好きなため、へりがはやく買い置きしておきたかったけれど
開封前でも酸っぱくなる速さを考えるとためらってしまい、切らしてからあわてて
買いに走るのが常で。

「キムチ、無いの?」とがっかりする夫の表情を見るたびに、「ああ、しまった~」と
思いましたが、今後は少しくらい多めに買っても十分大丈夫そうです。

冷えすぎていると辛味だけが先走る感があったのですが、野菜室から出してくると
焼肉屋さんで食べるキムチくらいに味が分かる。じわじわっとカツオだしの味まで
分かったりして、風味・香りが引き立つ感じに驚くばかりです。

ちいさなことですが、お試しアレ。
て、皆さん、前からそうだった?

ではでは今日はこのへんで。
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それはコツコツと

2010年03月16日 | 帰国後ママのくらし
週に1度、午前9時から4時間預けてきた保育施設。
みんなと一緒に給食を食べた後でサヨナラのため、働くお母さんたちの子達が
お昼寝をし始める頃には迎えに行く形でした。

帰国して、ベビーシッターさんに見ていてもらって、その時間に用を済ませる
生活から一変するとストレスが大きかろう・・・という夫の厚意に感謝。

が、いよいよ、4月からようちえん生活が始まります。
週に1度お世話になってきた先生たちともお別れ。

マンション群の中にあるため、おさんぽする先生と子供たちに遭遇したり、施設前を
買い物の行き帰りに通りかかって「先生!」とガラス越しに大好きな先生に手を振る
わが子の姿を見るにつけ、「これっきり」というおつきあいでは寂しい。

今後も、偶然ゆきあったときに朗らかに挨拶をしあう関係を続けてもらえるとわが子の
ためにも有難い・・・・

というわけで何かお礼の品をと考え始め、ようちえんから指定された持ち物とは別に
作ったティッシュカバーをみながら、「先生にもコレでいこう!」と思いつきました。


まぁ、あっても邪魔にならないし、お友達にあげてもらってもいいもの、、、と。
生地を手芸店に買いに行くと好みの分かれるものばかり。。。
そして、春っぽくて素敵なものはお値段もキッツイ。

なんとダイソーで見つけた生地が、「一般的に女子なら嫌がらない柄」という条件に
ピッタリでした。まぁ、そこは合成繊維のために安いわけで、お洗濯はガンガンいけて
逆にいいのじゃないか?と思い。

でも、コットンと違って、折り目はアイロンでさえつけにくく、まち針を打って、
しつけをしてガガーッとミシンかけたら、ステッチでしっかり埋まったしつけを
けんめいに取り除き、ふたたびまち針を打って、、、

そんなわけでなんとか14枚つくったのですが、施設の入り口にあるスタッフの
紹介写真の数は15人。給食を作ってくださっている方も入っていたかどうか
しっかりチェックしていなかったので、正確な数が分からないだけに多めに
つくったほうがよさそう。あといくつか作らなくちゃ。。。

喜んでもらえるのかなぁ・・・
今後もわが子に温かく接していただけますように。。。と思いながら
家庭科の成績が努力点でギリギリ3をもらえていた中学時代を思い返して
おります。


人生って、分からないですね。ミシンて本当に苦手だったのに。
ボビンを買ってきて自分の必要な色の下糸を巻いたり、おさえやうちがまを
はずして掃除したりできるようになって、35近くなって習得することが
多いこと多いこと。

母親になって「逃げずに取り組むこと」が増えて、社会的に評価されるような
「仕事スキル」とはまったく関係ない能力とはいえ「おとなになってできるように
なったこと」が増える喜びを感じています。

Comments (2)
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四姉妹完成

2010年03月06日 | 帰国後ママのくらし
2個目(次女)の服の模様がイマイチ気に入らなかったので、黒糸をほどいて
前掛け風に刺繍。

あとは、キリがないので、この写真をとってからザクザクと波縫いやまつり縫いで
弁当袋につけちゃいました。

洗濯してボロボロになるだろうけれど、それでも愛着がわくことを願って祈るような
心地。

こどもは、ポケモンのものなど画一的な色あいの青か赤かピンクといったパキッと
した色使いの市販のものにひかれているらしく「ほんとはポケモンのが欲しいけど、
ママのでもいいや」といった口ぶり。

でも、入園説明会で見た、市販のキャラクター柄の布小物がドチャーと並んで
いるようすは「こんなの名前がなかったら大騒ぎになるから名前付けは消えない
ようにシッカリとって念押しされるのも分かるわ」とため息をつきたくなったほど。


強制されるとプレッシャーも大きいし、他の人と比較されるのもいや。
だけど、たどたどしくてもママが作ろうとするのは「ひとりのとき、ちょっと
心が折れそうになって帰りたくなるとき」がようちえんにいる間、励ましになって
くれるだろうことを願って。

私自身、母親が作ってくれたものに安心感を覚えて、さわって確かめたり、母の文字を
見つけて「もうすこししたら家に帰れる。がんばろう」と思ったりしました。


なんというか大人でもあるけど、心細さであったり、「集団生活」ということばの
前にさまざまな制約を飲み込まされるつらさがあったようにおもいます。

はやくしてと思っても皆でユックリ、反対にユックリしたいもっとやりたいと思っても
時間切れ、もっとしりたいと思ってもまた今度、そうやって気持ちの切り替えを強いられ
るときに弱くて、イライラして家に帰りたくなったのを覚えています。

きょうだいは兄がいたのですが、兄は病弱で手のかかるタイプだったので両親の意識は
常に兄に向いていて、私のほうは有り余る時間を絵本で空想に浸ったり、折り紙をしたり
わりと放っておかれたほうが気がラクなこどもになっていたのかもしれません。

とにかくようちえんというのは、最初に出会う集団生活で「きまり」や「深く考えずに
ハーイと大きく返事をして次の行動に参加する必要性」があって大人が決めた「こども
らしさ」を演じる賢さを持たないとバカ正直で融通もきかなかったために「しんどかった」
のだけが印象に残っています。

時代が変わっていて、大人たちにも余裕があって、温かく見守られて、わが子が
楽しいようちえん生活を送れますように・・・
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もう1こ

2010年03月03日 | 帰国後ママのくらし
1こめを見せたらカワイイといってくれたものの、2こめを作ってみたら
あかいほうがカワイイといわれました。うーん。

1こめの図案は、母がくれたチョコレート菓子の包み紙から写したもの。
なんかまるっこくて妙に可愛く思わずスケッチしておいたのが役立ちました。

2こめは、マトリョーシカらしくなったせいか子どもはとても気に入ったようす。
「おなじのをもっともーっとつくってね」といわれて、むむむー・・・
けっこう時間かかるのだぞー、と思ったおひなまつりの日の午後です。

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入園準備

2010年03月03日 | 帰国後ママのくらし
手作りしようとチクチク手縫いしたり、奮起してミシンを出して挫折して、
手縫いでほとんど作ってベルト付けで気を取り直してミシン出して、、、と
やっております。


最近、マトリョーシカの絵柄が大好きなこどものために、ちょいとアップリケを
してあげようなんて思いついちゃって、枚数必要なものがあるのに、ついつい
楽しい時間を過ごしてしまいました。

まだ1個しかないけど、昨日作った4枚のお弁当袋につけてあげたいなぁと
思って今朝つくってみたのが写真のもの。


マトリョーシカって、女の子の心をギュッとつかむシンプルな簡潔なフォルムと
デザインで魅せますよね。


手づくりは、「おかあさんがつくったもの」がようちえんにいる間の心の安定剤に
なるかと思ってのこと。説明会で入った教室にあった各種キャラクターものの多さと
同じような色柄モノをみて「見分けはつくのか?」という素朴な疑問もあったので
苦手なミシンを取り出して「ならうよりなれろというからね」と自分にいいきかせて
なんとかやっています。

折れたミシン針の交換や、ボビンケースを入れる下がまがズレればねじを回して
一度開けて締めなおして、またボビンに下糸の巻きつけをするといった地味で
昔の自分なら絶対やりたくないことにも取り組んでいます。

クレイジーケンバンドの「やーればできるよ、できるよやーればー♪やーるしか
なーいんだから、やらなきゃだめなのよー♪」が頭のなかをグルグルまわります。

いまのところ、体操着入れ2枚、レッスンバッグ、お弁当袋4枚、ランチョンマット3枚、
タオル4枚(市販のタオルにゴムひもと名前を縫い付け)ができました。

まだやりたいことがもりだくさんなのだけど、針仕事中は子どももつまらないらしく
相手をしながらやるのが難しい。。。

夜中を利用したいけれど、「夜更かしするから体調が優れないんだ」といって
夫による取締りがきついキツイ。

消灯の上、リビングから私が出てくるのを待ち、「はやく歯磨いて寝なさい」と
戸口に立つあたり、まるで生徒指導の先生です。


そんなわけで、ゆきつもどりつチクチクとママさんらしい仕事にとりくんでおります。
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