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買い足す








クリスマスツリー3本を飾る飾りが足りず
夫を近所のクリスマスショップに走らせた

インド製だというボール(bauble)も美しいが、
この赤いライスペーパーが美しくて
しばし見惚れる


もちろん捨てられない深紅のライスペーパー
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mitsuko uchida, piano








ロイヤル・フェスティバル・ホール内のスクリーンにお名前だけが光っていた

Mitsuko Uchida, Piano

Schubert: Sonata in B, D.575
Sonata in A minor, D.845
Sonata in D, D.850


「...ものごとのありかたに挑んで敗れるための音楽なんだ。それがロマンティシズムの本質であり、シューベルトの音楽はそういう意味においてロマンティシズムの精華なんだ」(村上春樹「海辺のカフカ」より)

汗だくになって演奏をするピアニストが多い
(そりゃスポットライトの中で何時間も演奏していたらそうなります)中、
彼女は昨夜も汗ひとつかいてなかった。

武道家か!


すばらしかったです!
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sylvia (natalia osipova)








ロイヤル・バレエSylvia「シルビア」の公演へ。

シルビアはナタリア・オシポヴァ(Natalia Osipova)。

シルビアはアルテミースのニンフで狩りを司っている。アルテミースを象徴する清らかさと強さの表現がすばらしかった。ナタリアは人間の感情をよく理解した本物のニンフみたいですしね...

この作品は何といっても1幕目が一番魅力的だ(写真右。シルビアの従者たち。前列一番手前のYuhui Choeは昨夜もすばらしかった)。


3幕目のグラン・パ・ド・ドゥで、人間の美青年狩人アミンタ、フェデリーコ・ボネッリ(Federico Bonelli)がシルビアをリフトで登場するシーン、最初から苦しそうで、バランスが崩れたのか、すんでのところでシルビアを落としそうになり、心の中で絶叫...連続する動作も美しくはなかったが、シルビアの持ち直し方がさすがのプリンシパルで素晴らしかった。

失敗をひきずらない、瞬間瞬間で最上の選択ができる、これこそプリンシパル・クオリティ、すばらしい才能だと思う。

ボネッリは珍しく昨夜はいまひとつだったかもしれないが、動作がいちいち美しい。どの角度から見ても。


フィナーレでギリシャ・ローマ神話の神様がたくさん登場し、めでたく、歓喜に包まれる。
わたしたち人間はやはり美しいものを見るようにできているのだ! と祝福されているような気持ちがした。

悲恋もいいが、やはりこういうのはいい。
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