もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

雨の日は雨の日の楽しみを

2009-06-22 22:01:01 | Weblog
 「ぼちぼち村」の畑の周りの草を刈り、叔父に送る山菜(フキ・ワラビ・ミズ・ミツバ)を採取。

 昼からジャガイモ畑の”さくり”(土寄せ)を切った。。
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 なれない作業なのでうまくいかないが、まあそれなりに。
 途中から雨が降り出したのを幸いに本日の作業は終了。半分を残すことになった。
 
 こんな日、旧不忘分校のプールでは、稀にではあるがモリアオガエルの産卵を見られるかもしれないと出かける。
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 いつも産卵するプールの角に産みたての卵塊が一個。
 親ガエルたちの姿はない。
 雨粒の波紋が広がる水面にはオタマジャクシが浮き上がる。
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 ヤマアカガエルか?ヒキガエルの仲間?
 みんな同じほうを向いて。気持ちよさそう。
 ほっとする「つゆのたのしさ」。

『合併しない」を選んだ熊本・益城町(ましきまち)

2009-06-21 22:06:03 | Weblog
 熊本の先輩Fさんから『合併市内を選んだ』~益城町民はこうしてふるさとを守った~という6月15日にできたばかりの本が贈られてきた。
 
 政令指定都市を目指す熊本市が、近隣の3町(益城町・植木町・城南町)と餌をぶら下げて合併を押しつけようとしたが、益城町の住民は4月12日の住民投票で"ノー”を選んだ。反対12、205票(有効投票数の6割)・賛成7、905票 4,300票の大差。
 こうして推進町長は12日後の24日、合併協からの離脱を表明することになった。

 表紙をめくると、地元紙「熊本日日新聞」の号外が。(平成21年4月12日 日曜日)
 『益城町「合併反対」が過半数』の大見出し。
 その横に万歳する反対派「ふるさと益城町を守る会」の人たちが写真の中で踊っている!
  
 報告の中では、住民投票までの草の根の運動の取り組みの様子がそれぞれに綴られ目に見えてくるようだ。一方Fさんは、財政面から数字をあげて鋭く切りこみ、問題を具体化する。
 えてしてこの類の報告ものは誇大になりがちで、飛ばし読みをしたくなるものだが、ワクワクしてくるのだ。

 それは、我々も2月から3月にかけて複数の団体と「合併反対」の一点で結ばれて取り組んだ活動と重なるからでもある。
 だから、共に喜べるのである。
 
 これから植木町(早だしスイカの町)と城南町で住民投票が行われるとのこと。それでこの本を急いだとFさんは話す。
 この二つの町も、ぜひ反対を勝ち取ってほしいものだ。
 そして、共に喜びたいのだ。 

「エコポイント」で考える人に

2009-06-20 16:47:23 | Weblog
 我が家の冷蔵庫は使い始めて10年以上たつ。(はっきり思い出せないくらい)
 
 それで最近、マスコミや新聞折込で毎日目にする「エコポイント」のついた「グリーン家電」を購入すると「電気代がお得になってCO2削減に貢献する」という宣伝につられて量販店を眺めて回ることが増えた。
 
 回る度に考える人となる
 政府が3千億円もの補正予算をつけて推進する「エコポイント制度」?
 大型の冷蔵庫やテレビのポイントは大きく、大型を買ったほうが得するような感じになる。
 
 でも、10年前とは違って子どもたちは出ていってしまって普段は二人暮し。
 冷蔵庫もテレビも大型はいらない。なのに、50型テレビだとリッチな気分になりそうだ
 などと、ついふらつく。
 
 そういえば4・5年前、冷蔵庫の電気代が安くなるという宣伝で買い替えを煽ったことがあった。あの時は途中から、測定方法が実態とかけ離れていることが明らかにされ問題になり消費電力を書いた張り紙が撤去されたことを思い出す。あの時とそっくりだ。

 もし大型家電を入れる人が増えると、省エネではなく消費量は確実に増える。
 消費電力が増えれば、毎日問題が起きている原発の増設やプルサーマルに再処理工場の稼動が強行される。やがてとてつもない環境破壊に見舞われ、末代までそのつけを残すことに。
 また、買い替えによる廃棄家電の処理によるプラス、マイナスも小生は分からない。
 
 政府は、家電だけではなく同じ理由で自動車にも補助を出すが、これらは税金であることを忘れてはならない。
 これらが必要でない人や購入できない低所得者には何の恩恵もない不公平な制度ということになる。休日の高速道割引と同じように。

 政府と大企業は、選挙と設けのために「お得」を国民の目先にちらつかせているのでは?
 ”眉につばばつけち、よ~と見極めていかんば 娑婆は渡られんとばい。”

みんなの協力で畑にもどっていく

2009-06-19 22:10:19 | Weblog
 昼前に「ぼちぼち村」へ。
 Kさんが栗の木に登って畑にかかる太い枝を鋸で伐っていた。

 2日前に耕運機で耕してもらった畑には、大型トラクターの大きなタイヤの跡で固まっていた。表面には堆肥が一面散らかっていた。
 これは昨日、酪農家の弘さんがやってくれたもの。

 うめんつあんに連絡すると、昼飯を食って直ぐうない(耕し)に来てくれた。
 たちまちきれいな畑になる。
 そこで急いで植えなければ生らない物が。サツマイモの苗だ。
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 綱を張り、畝を立ててたちまち植えてしまった。

 帰りに堆肥のお礼を言いに、弘さん家に回ったが留守。
 牛舎にもいない。そこで生まれて間もない子牛をパチリ!
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 はい。チーズ。いいお顔が撮れました。
 
 そうしているうちに、主ご帰還。
 お礼を言って、息子を迎えに

ああ~した てんきに な~あれ・・・

2009-06-18 20:21:05 | Weblog
 数日前、心筋梗塞で検査入院して治療を終わった元ラーメン屋のSさんから電話あり。
 『○今朝「ぼちぼち村」に行ってきた。鎌先温泉から上はガスが濃くてライトをつけても何も見えない状態でのろのろ走ってやっと着いた。右腕が痛いので大変だった。
 ○「ぼち村」の近くで"もだ”の中から1mもあるミズブキを肥料袋に2つ採ってきた。みっちゃん(車の運転ができない男性)に採ってもらったんだ。
 ○ダムの反対側にはワラビがいっぱい出るところがある。
 ・・・・・』
 と長電話になった。彼はいっぱいしゃべったが、覚えていたのは上記のこと。どうどう巡りを始めるのだ。そうなると、切るタイミングを探すのに一苦労することになる。へたに質問など使用ものなら10分~20分は直ぐ伸びてしまう。
 
 夕方ようやく雨が上がった。
 ああ~した てんきに な~あれ・・・

雨の日の昼下がり

2009-06-18 14:40:27 | Weblog
 どっぷりと「つゆ」につかっている。
 昼間の気温は15℃足らず。
 
 サツマ苗を植えようと我が家を出たが、隣町を過ぎるころから本降りとなり引き返す。
 
 
 南蔵王山麓では、白花のホタルブクロが盛りになった。
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 アジサイもこれからだ。
 反対の斜面では、早々とヌスビトハギの花が雨に濡れて鮮やかさを増す。
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 初秋の花なのに。

 我が家は、静かな昼下がり。
 女房は来月行われる「母親大会 宮城県大会」の前売り券や物品を売りに行った。大会の資金つくりだ。
 一人だとの~んびり。ふしぎだなあ・・・

九に一っつあん家の手水鉢にハス苗植える

2009-06-17 21:23:08 | Weblog
 午後、九に一っつあんの自宅に行ってハスの苗を植えた。

 直径2尺(約60cm)の石の手水鉢。
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 淵が少し欠けているが、立派な物。

 土が足りなかったので、我が家の近くから運ぶ。
 うまく根づいて花が咲けば、庭の片隅が光を放つようになる。
  

モリアオガエルの産卵

2009-06-17 13:15:32 | Weblog
 昨日の夕方から霧雨。
 気温がぐっと下がって梅雨寒が今日も続いている。

 数日前から、コロコロ コロコロとカエルの鳴き声が響いていた。モリアオガエル。
 
 3日前、近くの湿地にモリアオガエルの卵塊が下がっているのを見つける。
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 数えると10個を超える。
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 この卵塊はあと数日で孵化が始まる。
 この下では、たくさんのイモリがいる。落ちてくるオタマジャクシを待ち構えているのだ。

 足場を確かめようと下を見ると、側溝の淵にも白い塊が。6個も。
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 草を刈った後の産卵だったから残ったったが、そうでなければ飛び散っていただろう。
 でも、ここで孵化しても水の中に入れるのは少ない。
 
 もっと大変なところに産んだのもあった。
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 アシ(ヨシ)の茎の間だ。下に水はない。
 彼らの産卵は、水の上の木の枝に限られているわけではない。湿った窪地にも産んでいる。
 これらの親たちには、我が子の将来は分からないのだ。
 報われないのだけれど、懸命に生きているのだ。

 ここでの産卵が目立つようになって5年くらいになる。
 年々卵塊の数が増えている。
 
 こんな日の夜は、モリアオガエルが産卵にくる日。
 

「ぼちぼち村」の畑作り

2009-06-16 22:21:36 | Weblog
 「ぼちぼち村」の畑の草刈をするために早く出発する予定だったのが、雨だれよけの古い雨樋を探している間に遅くなってしまった。
 着いたのは11時半。直ぐ作業開始。
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 辛み大根の実がいっぱい生っていたが、これを刈らなければ作付けはできない。
 一思いに刈る。
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 40分ほどで刈り終わる。
 そこへ”うめんつあん”が様子を見に来る。
 刈った草を端に寄せておくように指示して町へ下りていく。
 用たしが終わった"うめんつあん”、耕耘機に乗ってやってきた。
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 早速耕し始める。
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 早いものだ。雑草に覆われていた畑が、たちまち黒い土に変わって行く。
 耕し終わった”うめんつあん。吹き上げてきた霧の中を察そうとも度行った。
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 ありがたい。感謝!

珍しいお客さん来村!

2009-06-15 22:00:28 | Weblog
 午前中は九二一っつあんの工房でへらへら。
 午後「ぼちぼち村」へ。
 中ほどまで行くと下からワゴン車が上ってきた。

 畑の脇に車を突っ込み降りていくと、なんと白石スキー場の遠藤場長だ。
 しばらくぶり。
 車イストイレのことで盛り上がっていると、キノコ屋のうめんつあんも仲間に加わってこれということではないが話に花が咲く。

 二人が帰ってから、ジャガイモ畑の草をぬく。
 明日。うめんっつあんが畑を耕してくれることになった。
 そのためには草を刈っておかなければならない。
 明日は早出だ。