本日映画作品を観ました。
超有名な小説ですが、いまだに読んだことがありません。
この作品が村上春樹の小説を映像化していることで成功しているのか?失敗なのか?分かりません。
一つ言えることは、思っていたイメージと全然違いましたが、素晴らしい作品に素直に感動しました!!!
60年代後期~70年代初頭を題材とした作品では「マイ・バック・ページ」を思い出しましたが
似たような時代背景だったんですね。「マイ・バック・ページ」が政治的思想が題材でしたが・・・
これは・・・激動の時代のゆるーい大学生活と幼馴染との純愛と切ないほどの青春群像劇。
「現代文学の最高峰」ってそうなの?
そういわれればそうも思える・・・って、村上春樹に失礼ですね。(笑)
映像作品では描かれていないが、木月の自殺はなぜ?ってなるし
恋人の直子は心因的な病気で療養所に入っているのまでは分かったが
それ以前に東京に一人暮らししていた場面もあり。
なぜ?そうなったかはよく理解できない・・・恋人の自殺や渡辺との再会が原因なのか?
最終的に彼女も自殺してしまうし・・・凄くやりきれないもやもやした感じと喪失感。
あぁ~泣いてしまった・・・泣かないはずだったが直子と渡辺の冬の別れで号泣です(笑)
せつなさがもう限界、深く愛することがこんなにも切ないなんて・・・
あんまりネットの評価も高くは無いので駄作だと思って観ましたが、凄くよく出来た作品でしたね。
これが駄作だったら小説はどれだけ凄いんだという事になります(笑)