MASTER PIECE

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世紀末の隣人

2017年06月28日 23時06分45秒 | 書籍



久しぶりにグッときたルポルタージュ。

1998年からの数年、世紀末に起きた事件や風俗、時世の記事なのだが。
小説家、重松清の鋭い視点の内容は面白くて引き込まれてしまう・・・

和歌山毒物カレー事件 (1998年7月)
池袋通り魔殺人事件 (1999年9月)
音羽幼女殺人事件 (1999年11月)
京都小学生殺害事件 (1999年12月)
新潟少女監禁事件 (2000年1月)
西鉄バスジャック事件 (2000年5月)

今でも覚えている事件が多いのだが、21世紀に変わる前にこれだけの事件が起きている事に驚く。
世紀末っていうキーワードが何か特別な意味合いを持っているかのようですが
17年~18年前に起きた事件は現代になっても同じような事件は無くならない・・・

さて、このルポルタージュでは事件が起こる要因や現代人が持つ闇の部分などをクローズアップして
紐解いているのですが、それは誰もが起こり得る身近な事件だという事。
言葉を変えれば誰でも起こしえる身近な衝動だという事です。

だから題名が「世紀末の隣人」なのですね。。。流石だわ、重松清。

内容が濃い衝撃的なルポルタージュでした。

松ケ根乱射事件

2017年06月06日 23時58分43秒 | 映画



元アイドル、女優の川越美和死去のニュースを本日知った。
私は女優としての認識しかなくて「光の雨」とかドラマの「素敵にダマして! 」など
主役じゃないけど脇役として圧倒的な存在感を持つ女優さんだった。
でもなにが一番驚いたって・・・死去したのが9年前の35歳の時ってのが衝撃です。
(いくら元女優、アイドルでも死去はリアルタイムでニュースになろうものなのに)
誰とも社会的な繋がりを断ったという意味では孤独な死去ですね。

でもってネットで探したら出演作が動画で観れたので観てみました(便利な世の中になったもんだ)

なんだろうか・・・この作品は。

田舎で起こったひき逃げ事件が思いもしない方向へ進んでゆく。
田舎に住む町社会とか人間関係とかちょっとダークな心理描写とか。

あぁ・・以前観たことがあるコーエン兄弟の「ファーゴ」みたいです。

川越美和もちょっとトリッキーな女性を演じていて演技が上手いのか上手くないのか分かりません(笑)
でも印象に残る存在感という意味では当たり役だと思う。
昔も今も全く変わらない新井浩文はいいですね、凄く好きな俳優さんです。



ご冥福をお祈りいたします。

東京一人旅 2017 初夏(6)

2017年06月02日 01時41分57秒 | その他

   
最終日はいつもの如く神田神保町古本街へ。

  
やっと天丼が食える(笑)


古書店で漫画の単行本2冊とノンフィクションの文庫本2冊を購入して近くの喫茶店へ。

  


このアイスカフェオレが700円です。
観光気分で注文したけど、普段の感覚だったらアイスコーヒーに700円も出しません(笑)
味は非常に美味しかったです。

東京一人旅 2017 初夏(5)

2017年06月02日 01時12分33秒 | その他

  
次の日に六本木界隈へ。

  
まぁ~ベンチ自体がオシャレです(笑)

  



  
初めてヒルズ(森ビル)という魔境へ・・・

  
大エルミタージュ美術館展
結構、充実した美術館展でした。

  



  

  
一度秋葉原へ戻ってランチ。 
ラーメンは食べたくない(笑)のでスマホで(秋葉原 定食屋)って検索したらかんだ食堂が出てきた。
綺麗でもオシャレでもない(すいません)食堂なのに客が途絶えることなく来店するので人気があるらしい・・・
食堂のおばちゃんが注文を急かすので、前の客が注文した(しょうが焼き定食)を注文。
凄くシンプルだけど・・・本来定食はこんな感じでいいですよね。。。

  

  
秋葉原からJR神田駅まで歩いて移動。

  
山の手線に乗って東京駅のラーメンストリートへ 「塩ラーメン ひるがお」
「ひるがお」って不倫のドラマを思い出します(笑)