久しぶりにDVD鑑賞。
ベルナルド・ベルトルッチの第60回アカデミー作品賞を獲った作品。
今回観たのは219分のデレクターズカット版。
最初は3時間以上もダルい・・・って思いながら観ていたら、歴史の渦の中に引き込まれるように見入ってしまいました。
私的には90点です。。。。マイナス10点は主要キャストが英語を喋り、エキストラが中国語な違和感だらけのセリフ(笑)
これがなければ満点です。
清国の最後の皇帝「愛新覚羅 溥儀」の数奇な人生。中国の歴史、戦争の影響に翻弄される歴史絵巻。
現在だったら「激レアさん」に登場すると思う。(笑)
3歳で皇帝になったら、国も何も治められないでしょ・・・っていう感想と。
世間知らずにもホドがある。。。っていう可哀想な部分と。
まったくの一般人になってからの生活が、幸せそうな感じとか。。。まさに小説よりもドラマチック。
この映画を印象深くしているのは、なんと言っても主人公を演じた「ジョン・ローン」の存在感と演技力。
もうジョン・ローンの代表作=ラストエンペラーで間違いないと思います(笑)
ラストの紫禁城でのシーンは泣けます。
あんな人生の悲喜こもごもを感じるシーンは久しぶりに観ました。
とにかくいい作品でした。