本日ブック・オフに行った時にこのCDを見つけました・・・
(正直久しぶりに震えましたね・・・まさかの1500円)
発売が1997年で当時の価格が2400円なので17年前のCDが実質半値以上する高値!!!
たしかに通常のCDショップでは手に入らないレアな作品ですが・・・
早速購入して聴いてみました、内容はジム・モリソンの朗読(詩)にメンバーが演奏をかぶせたもの。
ライブ音源や未発表3曲など・・・もうマニアの為のコレクターアイテム(笑)
基本的には詩を聞かされても・・・っていうのは正常な音楽ファンの反応ですね。
ジム・モリソンの詩の朗読を聴くだけの価値があるのか?または価値を見出せるのか?っていう
命題は見事にこの作品の中に答えが入っています。
もうジム・モリソンの哲学や内宇宙など・・・ほんとに貴重なCD(笑)
【映画】
映画はじきに始まります。
愚鈍な声が放送した。
席のない方はつぎのショーまでお持ちください。
ぼくらはぞろぞろ、のろのろとホールへ入った。
劇場は馬鹿でかくて静かだった。
ぼくらが席について暗くなると、声がつづけた。
今夜のプログラムは新しいものではありません。
みなさんはこのエンターテインメントを一部ご覧になったことがおありです。
あとは残らず思い出すでしょう。
あなたは死んだとき良き世界をお持ちでしたか?
映画の台本にできるくらい充分に?
常に付きまとうジム・モリソンの【死生観】が満載で詩人としても高く評価できますね。
まさにジムってアメリカン・プレイヤー(祈祷師)みたいです。