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久しぶりにゆっくりとDVD鑑賞、大林宣彦監督の商業映画第一弾作品。(1977年)
これがまた・・・独特の世界観、チープな美術や映像技術、ちょっと恥ずかしい70年代女子高生の会話など・・・。
正直言って「楽しいです!!」(笑)
まぁ面白いっていうか映像センスにはまるっていうか。。。こんな日本映画があったのか?ってほどの驚きと感動。
あのですねぇ~・・・ホラーなんです!!ホラーとファンタジーと青春物語と語り継がれる記憶の物語。
映画って楽しく、面白く、みんな我を忘れて観て下さいっていう監督のスタンスや愛情がヒシヒシと伝わる。
7人の女子高生がハウスの餌食になります。
井戸に食われます、布団に食われます、ピアノに食われます、電燈に食われます。
むかし、ルーマニアかどっかの国で処女の血を飲んで若返りしていた貴族の女性がいましたが、そんな感じ(笑)
でもってなぜそんなことになるかっていうと、一人の女性の悲しい想いが死してもなお妖怪化したっていう事です。
はっきり言ってセンスが抜群に良いと思う。
主人公(オシャレ)の部屋の中にアンドリュー・ワイエスの「クリスチーネの世界」の絵があるのは伏線なのかな?
映画のポスターも世界観としては似ているし・・・
凄く楽しめた作品でした。