MASTER PIECE

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EMOTION & COMMOTION

2010年03月26日 00時08分05秒 | 音楽


今日、仕事が終わってTUTAYAで買ってきました
ジェフ・ベックの新作【EMOTION&COMMOTION】
7年ぶりの新作といってもライブアルバムが3枚ほど出ているので
待ちに待ったっとゆう感覚は無いですね
前作の【ジェフ】からもう7年たったのか? 不思議だ、そうゆう感覚ないよ!!

【フー・エルス】からもっともハードな印象の【ユー・ハッド・イット・カミング】
そして両方の激しさと静かさを併せ持った【ジェフ】この過去の3枚のアルバム

この3枚を喩えるなら、アメリカ大陸を襲ったハリケーン【ジェフリー】としよう
今回のアルバムはハリケーンが過ぎ去った後の天から降り注ぐ太陽の光のようだ
とっても暖かい・・・
楽曲的には【ギターショップ】に近いものを感じます
まずバラエティに富んでいて捨て曲が無い
名曲の【オーバー・ザ・レインボー】がハーモニクスの多用でギターの音割れが
気になり少し残念な気がします
もうジェフ・ベックも60歳を超えているのに、なんなんだこの完成度は
ギターに関しては神様の存在だね、クラプトンには悪いけど・・・・



ミステリートレイン

2010年03月24日 21時16分09秒 | 映画


高校一年生の時に【ストレンジャー・ザン・パラダイス】を観た
この映画は映画自体を楽しむとゆうより
その映画を観た自分の感性を楽しむ・・・とゆう感じでした
それはこの映画がオシャレと思えるか? 退屈と思えるか?
どっちにしろ今まで観たこともないような不思議な映画でした・・・

久しぶりにDVDで鑑賞したこの【ミステリートレイン】
ジム・ジャームッシュ監督作品ではこの作品よりも
【ナイト・オン・ザ・プラネット】のほうが良かったのですが
いやぁーお洒落ですね、そしてユーモアのかっこよさ
私が映画監督を生業としていたら(あくまでも仮定ですよ)
この映画のようなお洒落なユーモアたっぷりの作品を作りたいです
ほんと若手映画監督の教科書的作品

お勧め作品です。

マン・オン・ワイヤー

2010年03月20日 23時34分21秒 | 映画


久しぶりに映画鑑賞出来ました
前から観たいと思っていた作品ですが・・・

映画自体はドキュメンタリーで
当事者のフィリップ・プティや仲間達のインタビュー
当時の映像と再現フィルムで、正直な感想・・・・

やっていることは凄いけど映画としては弱いなぁー
ドキュメンタリー形式にせずに
実話を基にした映画作品のほうがよかったのではないのか?
主人公の葛藤や計画の困難、成功した時の喜びみたいなのが
よく伝わらなかったです(私の期待が高すぎたのかも知れません)
それは当時の事件を目撃したり、当事者の仲間ではもちろん無いので
そこまで感情移入出来なかったです・・・

バカバカしいほどの行為に命を架ける
それを崇高な行為とみるか無謀な行為とみるか
実際にやった人しか答えは分からないでしょう
第三者が色々いっても
行った事実は変わらないものですし
その行為をどう捉えるかは人それぞれ

主人公のフィリップ・プティも
411mの上の綱渡りをなぜ行ったといわれて
【理由なんてないのさ、おれは綱渡りの男(マン・オン・ワイヤー)だから】
うーん、さすがフランス人
エスプリが効いていてかっこいい・・・



ブロウ・バイ・ブロウ

2010年03月04日 21時56分21秒 | 音楽


人生で初めて買ったCDです
それは18歳の時、CDコンポを先輩からタダで貰い
記念にとCDショップに買いに行きました
なぜ?【ジェフ・ベック】との自問自答ですが
ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンはすでにレコードで
持っていましたので・・・何か未知の音楽を求めていたのでしょうね

最初に聴いた感想

んんっ・・・音楽だけ?(正直な感想)
今思うとこんな完璧な演奏とフィーリング豊かなギターアルバムは
当時の青二才な青年には到底理解できるわけがありません・・・

聴く人のセンスを選ぶ残酷なアルバム
聴き込んでいくうちに中毒となってしまう危険なアルバムです

「世界には2種類のギタリストしかいない
ジェフ・ベックとジェフベック以外だ・・・」

そんな言葉が納得できるような素晴らしいアルバムです

邦題は【ギター殺人者の凱旋】と仰々しいですが
素直に【ブロウ・バイ・ブロウ】でいいんじゃない?

【スキャッター・ブレイン】もいいけどラストの【ダイヤモンド・ダスト】の
感傷的なギターフレーズに男として

いってしまいそうです・・・・・