ネット動画で観ました。
時代に流されるまま学園紛争に参加していた女子高校生が
大学生との恋をきっかけに大人の女性へと成長する過程を描いた青春ドラマ。
1969年、学生運動が日本を席巻していた時代、仙台の女子高生、野間響子。
ある日友達と行ったバロック喫茶店で大学生の渉と祐之介、祐之介の彼女エマと出会う・・・
基本的には女子高生の成長物語ですが、生々しいほどに愛と性が入り混じっていてリアルです。。。
最初は女子高生と大学生の淡い恋物語かと思ったのですけど
後半になるにつれて「えっ！！」ってなる、そんな展開ありなの、嘘でしょ（笑）
あれは響子ちゃんかわいそうだよねぇ～。。。
時代の雰囲気を演出しているバロック喫茶店とかタバコすい放題とか（笑）黒電話とかファッションとか。
でも二人の大学生、渉と祐之介ってまったく学生運動には関係ない存在（笑）。
4人の愛憎劇だけどやっぱり感情移入できるのは成海璃子が演じる野間響子でした。。。
でもなんでこんな展開になるのかっていうほど不幸になっていくストーリー。。。
これで彼女が少しでも成長して前向きに生きられるのであれば、彼女ってどんだけメンタル強いんだよって思う。
しかし斉藤工ってイケメンなのに屈折した変人ってのは・・・実際はそれがもてる要素なのかも。。。
成海璃子の魅力が詰まった作品でした。
