MASTER PIECE

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早春 DEEPEND

2020年01月26日 22時49分44秒 | 映画


東京で買ってきたDVD。
70年代初期のロンドンを舞台に、15歳少年のストーカー紛いの性の暴走物語。(笑)

いやぁ~いい作品でした。なんでもカルト的青春映画の傑作とのことでしたが。
ようは、青春映画であるとともに性春映画でもあると思った。

主人公のマイク(15歳)にも元ガールフレンドがいて、彼女は彼に積極的なのですが
思春期の男子にしたら興味がなく、性欲満々な彼にとっては逆に邪魔な存在。。。
この辺りの心理は思春期の謎ですね。

やっぱり憧れるのは年上の女性(スーザン)ってことで、同年代よりもお姉さまとS〇Xしたいのが目的って
ある意味人間らしい(笑)男性らしいです。
それは初体験を経験豊富な女性とS〇Xしてこそ、男になるっていうのか一皮剥けるっていうのか。。。

結局、独占欲の強い少年はスーザンを自分のものにします・・・っていうラストは残酷的っていうよりも
彼の願いが叶った一瞬が永遠をも感じさせる秀逸なラストでした。

多分この辺がこの作品をカルト的人気作品にしていると思う。

大場電機鍍金工業所

2020年01月14日 16時31分34秒 | 書籍

東京のブックオフにて購入。

つげ義春さんの自伝的作品集。
内容は著者の少年時代、青年時代の悲惨な(笑)青春ってところかも。
しかも内容が貧困と現実逃避、性欲のはけ口、苛立ちと未来への不安。。。読んでいて落ち込む要素満載。

しかしなぜか読んでて絶望感は感じない。
それは戦後の時代背景が、みんなそんなだったから・・・
そうですね、昭和30年代はみんな生きるのに必死だったってことかも。

この作品集で一番印象に残っているのが「海へ」という作品。
肺炎で亡くなった父親の葬儀の費用もなく、川へ流してしまった一人ぼっちの女工はどうなってしまったんだろうか?

あとお金がなくてもどうにかなってしまう人情的なお話もあり。
つげ義春の世界観がよく出ている作品だと思いました。

東京一人旅 2020 冬 (3)

2020年01月10日 10時25分12秒 | その他
 


午後から近代美術館へ。

  
(左)藤田嗣治 五人の裸婦。
(右)北川民次 ランチェロの唄。

 
(左)石垣栄太郎 リンチ。 この作品は強烈でした。
(右)浜田浜雄 ユパス。

 
(左)岡本太郎 燃える人。
(右)北川民次 画家の家族。


尾藤豊 シベリア紀行。

 


もう竹橋には何回来ているのだろう。。。。

東京一人旅 2020 冬 (2)

2020年01月10日 10時03分44秒 | その他
次の日に西洋美術館へ。
 

 




(説教する洗礼者ヨハネ) オーギュスト・ロダン
説教って裸でするの?

 
(左)ルカス・クラナッハ ホロフェルネスの首を持つユディト。
(右)ルカス・クラナッハ ゲッセマネの祈り。

 
(左)ホーファルト・フリンク キリスト哀悼。
(右)コルネリス・デ・ヘーム 果物籠のある静物。


特別展も見てきました。
旅行に行ったらその土地の美術館へ足を運んでいます。
私にとって美術館はパワースポットです。

 
アメ横に昼食を食べに行く。。。。