MASTER PIECE

映画 音楽 書籍 etc

風立ちぬ

2015年02月20日 23時30分16秒 | 映画



テレビで観ました。

いやぁ~いい作品でした。

夢、希望、情熱、愛、そして感動・・・映画に必要な要素がすべて入っている。
ラストに夢の中?でカプロー二が堀越二郎にたずねた言葉。
「君の10年はどうだったね?楽しかったかね?」に対して二郎が語ったのは「はい、グダグダでしたけど・・・」って言ったのは
自分が設計した飛行機が戦争に使われたことへの皮肉であったのは凄く悲しいシーンでした(泣)


「子供は語るな大人が語れ!!」っていう作品でしたね(笑)
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

ヒーローショー

2015年02月20日 19時16分20秒 | 映画



「パッチギ」の井筒和幸監督作品。って観てみたらどんよりと暗い話でした。

若者同士の抗争が次第にエスカレートして取り返しつかない展開に・・・。
これって実際に起こった事件がモデルなんですが、悲惨ですね!!!正直、報復ってのは頭がいいやり方ではない。

あと集団心理的なものもあるのだろう、連帯性っていうか共犯の心理っていうか。
ここまでいったら暴走は止められないのかもしれない。

暴力の描写は凄く生々しいので、たしかに圧倒的なリアリティでした。

主演のお笑いコンビ「ジャルジャル」なんですが・・・
どうも後藤淳平の演技が力みすぎていて、どうしても笑ってしまう。。。(ファンの方ごめんなさい)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

サーファー・ローサ

2015年02月19日 12時48分45秒 | 音楽



飛行機に乗るのが好きです。
まぁ滅多な事では搭乗しませんが、乗ること自体が日常から非日常への逃避なわけでして。。。。
高速で移動するのが楽しくてしかたがありません(笑)

あっ!!でも飛行機マニアとかではありません・・・
結局は移動が最大で唯一の目的なので、あって無いような航空料金などは最低限に抑えます。

いいシートに座りたいとか、機内食を楽しみたいとかゆっくりと快適に過ごしたいとかそんな希望はまったくありません。
ようは安全に移動してくれればそれだけでOKなのです。

基本的に交通費は抑えたいのでもちろん安い航空会社を選びます。
安全性には変わらないのですが、機体がA社やJ社と違い小さいので乱気流とかに巻き込まれると恐ろしく揺れます(笑)

心の中では「安全だ!!大丈夫だ!!事故に会う確率って私が車を運転するより何万分の一以下なんだ!!」って
祈りにも似た自分自身を安心させる気持ち・・・

そのうち頭の中にピクシーズの「Where is My Mind」の気だるい甘美的なメロディが流れてきて
映画「ファイトクラブ」の主人公が妄想したようなシーンに切り替わる・・・
そうなるともう覚悟が出来ます・・・不謹慎ですがこのまま墜落して人生終わってもいいような気分になる。
それは不運とか絶望とかとは違った感覚なので、甘美的な安らぎの感覚に似ている。

その時に自問自答するんですよ・・・「私の心はどこにある?」って。


また何処か遠くに旅したいなぁ・・・
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

絶望名人カフカの人生論

2015年02月07日 18時31分14秒 | 書籍



「変身」「審判」などで有名な小説家フランツ・カフカの手紙や手記、または走り書きなどの言葉を集めた本書。
その特徴としてはどこまでもどこまでもネガティブな人生論です(笑)

私は十代の頃に一般的な小説よりも世界中の名作などを率先して読んでいたのですが
その中でもカフカの作品は特別な思い入れがあります。

まず、なによりも奇想天外と思われるストーリーの中に、人間存在の不条理に満ちているテーマなど
基本的に寓話性にとんだ話が面白いと感じていました。
(いま、思い返してみると中二病ですね・・・)

そのカフカの人間性が分かる人生論・・・
楽しい事がひとつも無い!!!って徹底してネガティブ思考なので、ある意味凄いです。。。

なんでしょうねぇ~宝くじで5億円当たった次の日に絶望して自殺してしまうみたいな事かな?
それを真剣に考えていたとなればもう天才のなせる考え方だと思う(笑)

「幸福になるための、完璧な方法がひとつだけある。
それは、自己のなかにある確固たるものを信じ、しかもそれを磨くための努力をしないことである。」

一般の自己啓発やポジティブシンキングな指南書があふれている世の中で
こんな本はあまり見たこと無いですねぇ~(笑)


実に面白い本でした。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

そこのみにて光輝く

2015年02月04日 19時42分36秒 | 映画



佐藤泰志の原作小説を映像化。

まず、主要人物を演じた池脇千鶴、綾野剛、菅田将暉、高橋和也の見事な演技・・・素晴らしい!!!
函館という地方都市で生きる若者の群像劇なのですが
閉塞感が漂う生活の中で、皆ここではないどこかへ行きたいけど行けないという厳しい現実。

うん、見事なほどに惨めな青春を描いている・・・

昔に鑑賞した「ストレンジャー・ザン・パラダイス」を引き合いに出したら言い過ぎかも(笑)
結局はどこへ行っても景色は一緒って事なんだろうと思う

現実を直視して「そこのみにて光輝く」って事なんだろう・・・

池脇千鶴は「ジョゼと虎と魚たち」の演技が印象的でしたが、この作品では妖艶(エロチック)なので
正直、目が釘付けになりました(笑)演出では出てこなかったが綾野と池脇の立場って。。。
やっぱり池脇が年上な設定なのだろうね、でないと妖艶の意味合いが違ってくるので。

ラストの朝日が当たる海辺のシーンはセリフが無くて二人の表情からしか気持ちを察することが出来ないが
なんという見事な落とし方なんだろうか・・・作品をまとめる表現としては完璧に近いです!!!

いい作品でした、満足です。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加