MASTER PIECE

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ブラッド・シンプル

2014年07月23日 23時41分33秒 | 映画



コーエン兄弟11作品目。

間違いでなければコーエン兄弟の劇場第一作目だと思います。
他の作品同様、お得意のクライムサスペンスでした・・・って
徹底してボタンの掛け間違いで起こる奇妙な物語

第一作ですでにコーエンワールドが完成されたシナリオ。うーん見事としか言いようがないです。

物語の面白さやシナリオの妙、何処をどうやったらこんなアイデアが出てくるのか?
非常にクリエイティブな才能だと思います。
映画ファンからしたらまずは外さないディレクター(監督)ですね。

残り未見のDVDが9本・・・

未見のDVD 

2014年07月18日 22時23分53秒 | その他



観ようと思っていて観れていないDVDが10作品です。

東京で買ってきたもの、近隣のブックオフで手に入れたもの、ネット予約で買ったもの。

私はもう20年ほどレンタル店は利用していません。
レンタルビデオの時代はよく利用していましたがDVDになってからは購入のみです。

もともとCDやDVDを集めるのが好きなだけかも知れませんが・・・
どうなんでしょうか? 音楽や映画に夢中になった十代前半は中々聴きたくても買えない時代でしたので
大人になって購入癖がついてしまった・・・

かといって何でも残しとくという性分でもありません。
面白くない作品は処分するし、そうそう感銘を受ける映画作品も少ないです。
究極に言うと「ゴッド・ファーザー」と「キューブリック作品」だけ観れば映画ファンとして
自信持っていいです・・・(笑)

現在DVDが260作品、CDが200枚ほどですが・・・

東京で生活していたときの先輩のコレクションが凄かったです。
映画のサントラCDだけで2000枚・・・・
そんなに聴くことあるのか?ってほどに映画だけのCD!!!

コレクションって奥が深いです。

禁煙3ヶ月目

2014年07月18日 21時34分16秒 | その他

4月25日から禁煙しています・・・いや、もう断煙です。

今後一切タバコと関わらないというのは、最初は無理って思いましたが・・・出来るものです!!!

最初の一ヶ月はたまに吸いたくなるような症状もありました。

その時は気持ちを落ち着かせるために、まず深呼吸を2回ほどします。
次に見えない灰皿とライターを用意します・・・
見えないタバコ(新品)を用意します・・・
パントマイムで以前タバコを吸っていたようにします。

お気づきと思いますが・・・エアー喫煙です。(笑)

想像力を働かせてください・・・なんとも滑稽な動作であることか(笑)

でもですね、これが結構、暗示っていうのか効果があるのです。

2本ぐらい連続で吸ってみるともうクラクラしますし、満足っていうのか落ち着きます。
馬鹿みたいですが、本人はマジです(笑)

もちろん灰皿が一杯になれば捨てますし、火の確認もちゃんとします。
大切なことはただ一つ・・・最後までやりきること(笑)

何回か実行しましたが効果あります。
多分、今までの禁煙方法とは異なる考え方なので、私が発案者でいいと思う(笑)

3ヶ月経つと中毒症状もなくなりエアー喫煙も卒業しました。

もののけ姫

2014年07月06日 13時47分42秒 | 映画



金曜日にテレビであったので、録ったやつを本日朝から観てみました。実は初見です・・・恥ずかしながら。(笑)

観てみた感想。

凄いなっ!!宮崎駿。圧倒的な面白さ!!!
えぇ・・・予想はしていましたが、ここまで圧倒的とは思いませんでした(笑)

あれって思ったのが、ナウシカと似てません?
自然との共存や環境破壊、生きるための戦いなどテーマとしてはそっくりですね。
どちらもメッセージ色が強くてアシタカ=ナウシカだと思った。

では題名にもなっているもののけ姫(サン)は何者なのか?
よーく見ると謎が多いキャラクターですね・・・

出生の秘密が赤子の時に森に捨てられた人間なのですが・・・
その辺の描写がこの作品にはよく描かれていないのがちょっと不思議です。
サンの怒りや、やさしさの感情(アシタカを助ける)の根源はどこからくるものなのか?

私の想像ですが・・・
捨てられたサンは人間であり、「人間が嫌い」と自分でも言っている。
もちろん人間に恨みを持っているのは当たり前な感情ですね。
でも恨むべき人間という存在は自分も同じ人間であり、凄いジレンマがあるんだと思う。
立場的にはもののけと人間の両方の立場を持っている凄く悲しいキャラクターですね。

作品を観る限りではサンの過去や境遇を詳しく描かないのは監督の考えなのか?

やっぱり感情移入できるのは、アシタカであり、エボシ御前であり
特にエボシ御前は自分の信念を曲げない力強い女性として描いてあるのが凄く魅力的です

みな!!よく見届けよ!神殺しがいかなるものか!!。」
ちょっと・・・痺れますね!!!そのリーダーシップと信念の強さに・・・

私的には主人公以外に感情移入出来たとっても不思議な作品でした。

ピアニスト

2014年07月01日 22時42分31秒 | 映画



ミヒャエル・ハネケの「ピアニスト」です。

以前にも「白いリボン」とか「ファニーゲーム」とかハネケ作品を観てきましたが
「THE・社会派」っていう印象ですね。

女性の性の解放とか愛の奥深さや残酷性を描いているって・・・テーマとしては難しくて
映画作品としての娯楽性はほとんど無い・・・

ウィーン国立音楽院のピアノ講師エリカ。
生徒に対しては厳しい指導者なのだが、人知れぬ欲望があった・・・

簡単に言うと変態的性癖に若い恋人がドン引きして破局。内容的にはこれだけです(笑)

ヨーロッパ作品の醸し出す芸術的な雰囲気はありありなのだが
現実的な作品なので一般受けするか?っていうと難しいです。

同じ現在のヨーロッパ監督だったらラース・フォン・トリアー監督の幻想的な要素が入った作品のほうが
一般受けするのでしょう・・・

ハネケ監督作品はキツイですねぇ~(笑)生理的な嫌悪感とか
きりきりするほどの緊張感がある映像は・・・駄目です(笑)。