金曜日にテレビであったので、録ったやつを本日朝から観てみました。実は初見です・・・恥ずかしながら。(笑)
観てみた感想。
凄いなっ!!宮崎駿。
圧倒的な面白さ!!!
えぇ・・・予想はしていましたが、ここまで圧倒的とは思いませんでした(笑)
あれって思ったのが、ナウシカと似てません?
自然との共存や環境破壊、生きるための戦いなどテーマとしてはそっくりですね。
どちらもメッセージ色が強くてアシタカ=ナウシカだと思った。
では題名にもなっているもののけ姫(サン)は何者なのか?
よーく見ると謎が多いキャラクターですね・・・
出生の秘密が赤子の時に森に捨てられた人間なのですが・・・
その辺の描写がこの作品にはよく描かれていないのがちょっと不思議です。
サンの怒りや、やさしさの感情(アシタカを助ける)の根源はどこからくるものなのか?
私の想像ですが・・・
捨てられたサンは人間であり、「人間が嫌い」と自分でも言っている。
もちろん人間に恨みを持っているのは当たり前な感情ですね。
でも恨むべき人間という存在は自分も同じ人間であり、凄いジレンマがあるんだと思う。
立場的にはもののけと人間の両方の立場を持っている凄く悲しいキャラクターですね。
作品を観る限りではサンの過去や境遇を詳しく描かないのは監督の考えなのか?
やっぱり感情移入できるのは、アシタカであり、エボシ御前であり
特にエボシ御前は自分の信念を曲げない
力強い女性として描いてあるのが凄く魅力的です。
「
みな!!よく見届けよ!神殺しがいかなるものか!!。」
ちょっと・・・痺れますね!!!そのリーダーシップと信念の強さに・・・
私的には主人公以外に感情移入出来たとっても不思議な作品でした。