MASTER PIECE

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惑星ソラリス

2013年01月30日 23時16分13秒 | 映画



映画ファンの私ですが、観たくても中々DVDとか無くて観れない作品も多いです。
この作品もその中の一つですが、やっと観れました・・・
今頃、アンドレイ・タルコフスキー作品を観ている私っていったい・・・

SF映画作品として超有名ですが・・・うーん、どっちかと言うと哲学作品ですね。

とても観念的で難しいです、宇宙を題材にしていますが、アウタースペース(外宇宙)でインナースペース(内宇宙)を語る。
それほど壮大な内容ですが、はたしてそれが映画的に面白いのか? うん、やっぱりそう感じてしまう。

惑星ソラリスの海は知的生命体であり、人間の無意識に入り込み、その人の無意識を具体化する。
テーマとしては深いけど、そこはタルコフスキー作品なのでやっぱり深読み出来ないと「はぁ?」的な印象です。

前に観た【ストーカー】は難しいながらも入り込める部分が多くて驚愕の作品でしたが
これはちょっとマニアック過ぎました(笑)

映像は絵画的で美しいし、音楽も荘厳で心が洗われる・・・もちろんCGなど無い時代にこれほどの撮影技術は凄いですが
すべてに観念的だと観ていて退屈に感じる。 

趣味趣向が私には合わなかった・・・そんな感想です。
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを君に

2013年01月16日 13時38分27秒 | 映画



東京観光した時に最新作【Q】観る予定でしたが・・・途中で気分が乗らなくなり観ませんでした(笑)
まぁDVD出たらじっくり観ようと思います。

一度この作品は観たのですが再見してみました。
ネットでは酷い言われようのこの作品ですが、私は割と好きな作品です。
一つの難点は実写はいらないなぁ~、あのシーンが無ければより良かったと思う・・・

この作品は題名にもあったように【エヴァンゲリオンの終焉】なんだと思います。
最初から最後まで終わりの美学でストーリーが進んでいく。
なにもかも終わらせる・・・そしてまた人間の再生が始まる・・・
主要な人物達が死んでいくのも酷いが流れとしては終わりの美学が貫かれている。

ナンセンスとも思えるアスカの最後のセリフ・・・

うーん、難しいけどなぜかスカッとして、気持ちいい終わり方に感じました。
あれがベストでしょう(笑)あれでシンジとアスカが生きていることを実感して抱き合ったら
感動ものですけど・・・なにかしっくりこないと思う。

この作品での主人公はアスカだと思う、戦闘シーンといい心理描写といい観るシーンが多い。
シンジは悩んで悩んで嫌々初号機に乗って訳が分からないうちにサードインパクトにあって
知らないうちに海岸に打ち上げられている・・・
その間のシンジの苦悩や覚醒のシーンはちょっと退屈でした。

私の中ではエヴァンゲリオンはこれで終わり。
新劇場版はあんまり思い入れが無いですけど【Q】は観てみたいですね。
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マンダレイ

2013年01月15日 04時41分20秒 | 映画



このDVDパッケージの女優ブライス・ダラス・ハワードの写真は野暮ったいですけど
映画の中の彼女は超美形です(笑)うーん日本の女優さんでは見ないタイプです。
豆知識ですがお父さんは【アポロ13】や【ダヴィンチ・コード】の監督ロン・ハワード。

大農場マンダレイに偶然通りかかったグレースは奴隷制度廃止70年が過ぎても
事実上奴隷制度が続くこの農場を、民主的な社会に変えようとするのだが・・・

前作の【ドッグ・ヴィル】は人間のエゴや醜い部分を描いていましたが
これは問題がはっきりしています・・・アメリカ民主主義の批判ですね(笑)
あるいは価値観の押しつけ、アメリカ政府への批判。
どう批判しているのか?っていうのはネタバレですので伏せときます・・・

監督がラース・フォン・トリアーなので非常に辛辣です。

作品を観て思ったのですが、社会や体制を変えるのっていうのは非常に難しい。
特に昔からのしきたりや伝統など・・・

【ドッグ・ヴィル】も素晴らしかったけど、この作品も文句のつけようが無いです。

斬新で面白くて興味深い作品でした。気持ち的には100点満点。
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ジェイコブス・ラダー

2013年01月14日 18時45分50秒 | 映画



この作品を東京の中古DVD屋で見つけたので購入してきました。
まさかの3800円って、たしかに希少価値があるカルトな作品ではあるのだけれど・・・

監督は【フラシュダンス】や【危険な情事】のエイドリアン・ラインです。

これが非常に凝ったサスペンス・スリラーでして
ベトナム戦争帰還兵のジェイコブ・シンガーが体験する悪夢の数々。
彼が体験する悪夢や幻覚は軍の秘密実験が関係していた・・・

色々な伏線をちりばめながら最後の最後に回収する作品って今じゃ王道なパターンですが
1990年の作品なので当時はとても斬新で驚きの作品だったのでしょう。
「えっ・・・そうだったの!!」ってラストのあのシーンはたしかに驚きっていうか混乱ですね(笑)

題名の【ジェイコブス・ラダー】って聖書のエピソードで【ヤコブの梯子】の事だそうです。
内容はよく知りませんが、この作品を観るとアメリカ人はどっかに少なからず聖書やキリスト教の影響が
あるのが分かります。信じる信じないに関わらず・・・

辛口な意見ですが、この【ヤコブの梯子】のエピソードを無理やりに入れた感じなので
あまりにも題材が生きていない(笑)主人公は心の平穏を望んでいたって事なのかな?

今年観た映画作品5作目でした。

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コックと泥棒その妻と愛人

2013年01月14日 03時58分40秒 | 映画



ピーター・グリーナウェイ監督の作品をやっと観れました。
まぁ・・・なんでしょうね・・・クレイジーです(笑)

以前観た【数に溺れて】は日常の中にある死をブラックユーモアで表現してあって
文学的ではあったのですが、この作品は暴力と性欲と食欲が一緒になっていて
生理的に受け付けない部分があると感じつつも、「あぁ~これが人間の欲求なんだな~」って思う。

犯罪組織のボスは最初から最後まで下品極まりないし食事の仕方が汚い(笑)
そんなボスがオーナーのコック長は至極まともなので救われるけど・・・

コアな映画ファンしか多分観るような作品ではないのだけれど
グリーナウェイの映像美とマイケル・ナイマンの音楽を楽しみたければ
観る価値ありだと思います・・・

でもやっぱりクレイジーな部類の作品でした(笑)

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