MASTER PIECE

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ラストエンペラー

2018年09月28日 02時13分50秒 | 映画



久しぶりにDVD鑑賞。
ベルナルド・ベルトルッチの第60回アカデミー作品賞を獲った作品。

今回観たのは219分のデレクターズカット版。

最初は3時間以上もダルい・・・って思いながら観ていたら、歴史の渦の中に引き込まれるように見入ってしまいました。
私的には90点です。。。。マイナス10点は主要キャストが英語を喋り、エキストラが中国語な違和感だらけのセリフ(笑)
これがなければ満点です。

清国の最後の皇帝「愛新覚羅 溥儀」の数奇な人生。中国の歴史、戦争の影響に翻弄される歴史絵巻。

現在だったら「激レアさん」に登場すると思う。(笑)

3歳で皇帝になったら、国も何も治められないでしょ・・・っていう感想と。
世間知らずにもホドがある。。。っていう可哀想な部分と。
まったくの一般人になってからの生活が、幸せそうな感じとか。。。まさに小説よりもドラマチック。

この映画を印象深くしているのは、なんと言っても主人公を演じた「ジョン・ローン」の存在感と演技力。
もうジョン・ローンの代表作=ラストエンペラーで間違いないと思います(笑)

ラストの紫禁城でのシーンは泣けます。
あんな人生の悲喜こもごもを感じるシーンは久しぶりに観ました。

とにかくいい作品でした。
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ギミー・デンジャー

2018年04月03日 22時26分44秒 | 映画



イギー・ポップとザ・ストゥージスのドキュメンタリー。

内容はバンドの歴史やメンバーのインタビュー、当時のライブ映像で構成。

観た感想は、60年代後半から70年代のアメリカ音楽事情や風俗を織り交ぜつつ
「ストゥージス」の魅力が詰まった作品となっている。

なにがストゥージスを伝説的なバンドにしたかっていうのはイギー・ポップのステージングが大きくて
後世に残した影響っていうのがメインなんだけど

みたまんまの 凄くかっこいい変なおじさん!!!(笑)

江頭2:50がリスペクトしているミュージシャンっていうか・・・
そのまんまじゃん(笑)上半身はだか・変な動き・ステージからのダイブ。

エガちゃんも凄くかっこよく見えます(笑)

ラストの現実は少し悲しいですが、ジム・ジャームッシュが監督した愛に溢れるドキュメンタリーとなっています。

異端児達「ストゥージス」ををより良く知ることが出来る作品でした。
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花筐

2018年02月07日 22時00分42秒 | 映画

大林宣彦監督の「花筐」を見に行きました、映画館に見に行くのは6年ぶりです(笑)

でもって熊本の老舗中の老舗映画館「DENKIKAN」へ。ここにくるのも30年ぶりです・・・





物語は太平洋戦争開戦前、佐賀県は唐津市の若者群像劇。
観た感想は、ザ・大林ムービーでした(笑)もうこれ以上無いザ・ワールド・オブ・大林宣彦!!

現実か夢か分からない世界・・・それって映画で表現できるよね?っていう監督のセンスとこだわりが凄い。
自分としては映画は脚本が命って思っているので俳優は誰でもよくて、ストーリーの面白さを求めたいんですけど
この作品にはストーリーらしいストーリーは無くて、人間を中心に描いているという事。

戦争での家族との別れ、時代の不安な空気、若者の悩みとか愛とか願いとか祈りとか・・・
あぁ~もう非常に分かりにくい・・・(笑)

まぁ今まで観てきた大林宣彦監督の映画テーマ生と死のコントラストが見事に表現されていて
結局、根本的なテーマっていうのは「メメント・モリ」であるわけですね。

一番印象に残ったのは吉良役の「長塚圭史」であって(あんた大学生じゃないだろ!!)って突っ込みたくなるが
あの何者か分からない不思議な人物が一番の不安でした。。。(実際は常盤貴子の夫)



たまには映画館で観るのも楽しい・・・(笑)
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ペパーミント・キャンディー

2017年10月18日 22時51分27秒 | 映画



久しぶりにDVD鑑賞した。

韓国作品ですが、観終わった後に「ふぅ~」ってなる・・・かなり体力を消耗します(笑)

オープニングが時間軸のラストでラストが物語の始まりっていうのは、時間を遡っていく手法、アイデアが秀逸!!
かなり社会的な内容ではあるが、久しぶりに韓国映画のレベルの高さを感じる素晴らしい作品でした。


それにしても主人公の「ソル・ギョング」の圧倒的な存在感。
孤独な男の自暴自棄な人生・・・結局は自分の人生を自分で終わらせてしまったんですけど。
やっぱり人生で楽しくて輝いているのは、希望に満ちて未来を見据えている時っていうことか・・・

まぁこの作品を観たら「時間の経過の残酷さと儚さ」を感じました。



一人の男が死ぬ間際のほんの数秒間の走馬灯をまざまざと残酷に見せ付けられると
ラストの「ペパーミントキャンディー」の意味が凄く悲しくて涙が止まりません・・・もうボロボロですよ!!(笑)

気持ち的には100点満点。
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暗黒女子

2017年09月06日 23時53分37秒 | 映画



久しぶりにネットで映画を観ました。

聖母女子高等学院の文学サークルの第61回定例会は、毎年恒例の闇鍋をしながらの自作小説の朗読会であった。
いつもは小説のテーマは自由だが、今回は現会長の澄川小百合により、「前会長・白石いつみの死」がテーマに設定された。
各メンバー内の小説の内容は、他のメンバーが犯人であると告発し合うような内容であった。

こういう内容をイヤミスと言うらしいです(笑)(嫌な気持ちになるミステリー)

たしかに嫌な気持ちにはなるが・・・ラストの結末が中盤あたりで解ってしまいました。
それというのも、似たような結末の映画を観ているからです。
「CとD、そのTとI」や「B・O・M」など・・・どちらも同じ監督作品ですね。
まぁ伏線はよく張られていて、回収の仕方も見事ですね、よく出来たミステリーだと思います。

どうしてでしょうね、こういうミッション系の女子高と猟奇的ミステリーが合うっていうのは・・・
やっぱり閉鎖的な世界だからなのかな?

しかし問題なのは 清水富美加演じる副会長の動機が弱いですねぇ~。
えっ!!、そんな理由で・・・まさかっ!!」ってなる(笑)

良くも悪くも悪女に成りきった清水富美加の存在感が目立った作品でした。
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