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ラウド・ヘイラー

2016年11月04日 21時48分52秒 | 音楽



大好きなジェフ・ベックの6年ぶりの新作を買ってきたので感想でも。
私が初めて買ったCDは「ブロウ・バイ・ブロウ」でした、もう30年ほど前の話ですね。
それから「ギター・ショップ」はリアルタイムで聴いていました。私のフェバリットはこの2作品です。

さて、今回の作品ですが、結果から言うと、どこを切ってもジェフ・ベックです(笑)

女性ボーカルと女性ギタリストが参加しているボーカル作品なのですが誰も真似できないギターテクは健在で
とても71歳とは思えない、実際に写真を見ても30年以上変わらぬ姿、ジミー・ペイジもリッチー・ブラックモアもブライアン・メイも
老けてしまったのに彼だけが若々しい・・・(笑)
また若手ミュージシャンとの音楽的コラボや、幅広く新しい音楽への挑戦など、常に進化する姿勢に驚きます。

ここから正直な一ファンとしての感想です。

ただ私が望んでいる音楽とはちょっと違って、なんて言うのかなぁ~千鳥じゃないけど「手癖がひどい!!」(笑)
往年の「ダイヤモンド・ダスト」とか「ブルー・ウィンドウ」「ユー・ノウ・ウィ・ノー」などのメロディアスなフレーズが聴きたいんです。
ちょっと聴いただけでもリフレインで耳に残るやつ・・・
もう何年も思っていた事ですけど、「ユー・ハッド・カミング」からの作品はどれもソロ重視な感じがして。
ジェフ・ベックがもつ手癖フレーズがメロディライン以上に目立っているっていうのか・・・
聴きたいのは緊張感の中にある快感っていう表現は通じますか?(私だけの感想なのかも)

すでに私の音楽的趣味趣向が変わったのか、歳とってジェフ・ベックの音楽的変化についていけなくなったのか。。。

まぁ誰も真似できないギターテク自体が孤高すぎて、もう人間とは思えない存在。
たぶん神か高性能なアンドロイドだと思う(笑)

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