花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

大手毬

2010年05月13日 22時10分32秒 | 春夏の花
いかにも庭木的で好きなタイプではないのだが、背景にピンクの花と新緑を添えて綺麗な具合だったので良い感じのオオデマリ。
小ぶりのアジサイがもっと木らしい木になったような植物である。

ヤブテマリの園芸品種であるとのこと。
その辺、ガクアジサイと西洋アジサイの関係性のようで、半端に華やかな園芸種が渋い野生種の良い引き立て役になるというものだ。

青筋揚羽蝶 11

2010年05月12日 21時31分24秒 | 蝶・蛾
いつかもこのバイカウツギでアオスジアゲハを写したが、綺麗だったので全く同じようなものを。



こいつの飛翔はちょろちょろと素早いので、どうにもなかなかものにならない。
NEXの次のやつにパスト連射機能が付くことでも期待しようか。
実際、APSCの画質以上でパスト連射ができるようになった時が一眼レフカメラの終わる時だと思う。

金鳳花

2010年05月11日 23時18分44秒 | 春夏の花
日陰でもてかり輝くウマノアシガタの花。
ウマノアシガタは、八重咲きのものをキンポウゲという、とのことだが、諸事情と多くの人の気分から普通に一重のものもキンポウゲと呼ばれることが多い、らしい。
非常に雑草雑草とした雰囲気の草だが、花は悪く言うこともない、綺麗なものだ。


ところでソニーのαNEXとやらの新製品はなかなか非常に興味深いものだ。
その影で海外ではすでにα900も生産打ち切りになったとの話で、どうも大きいデジカメにソニーは全然力を入れる気が無いようで、むしろテンションは下がったりもした。

黄足鴫

2010年05月10日 22時27分48秒 | 
水を張り始めた田んぼに、シルエットがすっきりした綺麗なシギ。
いまいち種類がわからないが、たぶんキアシシギ。

シギの種類は、普段徘徊するエリアであまり見かけないので、見つけると妙にうれしい。
あまり近づかせてくれないのが困りもの。

河烏 4

2010年05月09日 22時08分01秒 | 
いかにも寒そうに見えた水鳥も涼しげに気持ちよさげに見えるようになったこの頃。
山中のせせらぎのカワガラス。
体をブルっとしたところなので、頭も足もちゃんと写っているが体はぼやけている。
カワガラスは、むしろ普通のカラスよりも青光りする光沢がない分、地味な鳥である。
この場合は背景が綺麗なので、そのカワガラスもちょっと綺麗に見える。



とにかく警戒心が強いやつなのでなかなかろくな写真が撮れないが、大きくはっきり写すよりは、綺麗な背景の中にいる雰囲気を写す方が、それっぽくて良いだろう。

姫黒早苗

2010年05月08日 21時57分25秒 | 
今年初見のトンボは、羽化したてらしく模様や色がはっきりしない小さなサナエトンボ。



たぶん、ヒメクロサナエ。
特徴というほどの特徴は、小さい、くらいしかないトンボ。
虫シーズン突入の幸先としては、普通だが、悪くはない。


小三条蝶

2010年05月06日 22時27分00秒 | 蝶・蛾
自転車のハンドルに付いた手脂おいしいです。と言う、コミスジ。
警戒心の強いこの類の蝶が、近くに迫るカメラレンズにも構わずペロペロとむさぼる姿は、ちょっとした愛嬌がある。
動植物の老廃物が好物の虫には一瞬ウヘっとたじろぐものがあるが、タテハ蝶はその類でも綺麗な虫なので、コメントに困ることがある。



最初この蝶を見て、よく見るホシミスジかと思ったが、羽の裏面付け根あたりの星模様がないので、ミスジチョウかコミスジであろうことがわかった。
で、羽の表面の三筋模様がこうなっているのでコミスジだとわかった。
こういう模様が、個体差はほとんどなくどれも同じだというのは不思議だ。

躑躅 8

2010年05月05日 23時34分54秒 | 春夏の花
三室戸寺のツツジ。
こちらは、キリシマではなく花が大きい普通のツツジ。
これだけの量があると開花にまとまりが欠け、つぼみも多いが痛んだ花も多く、撮りようが難しい。
その上、暑いし坂道であるし、言うほどではないにしてもやはり人は多いし、ベストショットを追求する心持ちにならないのも、また。



遠くの日陰から撮ると心のゆとりが画面にも出るか。

たくさんのツツジにアゲハ蝶などを期待したが、蝶に元気がありすぎて停まってくれず、無理であった。

躑躅 7

2010年05月04日 16時30分30秒 | 春夏の花
今年の4月は寒かったので、花は遅くなるかと勝手に思っていたが、そんなことはなかった。
キリシマツツジは気がついたら半分終わってしまっていた。
日の当たりにくい所のがこのときは満開。一応、間に合ったうちには入るか。



新緑のカエデとキリシマツツジの花はこの季節に欠かせない色だ。

鸛 2

2010年05月03日 21時40分45秒 | 
続き。
地上のコウノトリ。



公園内のコウノトリには飛べるようになっているものとそうでないものがあり、飛ばさないようにしてあるものはこのように片羽の先を切っている。
痛ましく思うのも大事に育てるのも殺すのも、勝手なものだ。



餌やり中。
おこぼれ目当てのアオサギも、他所の川や池では最大級の巨体を誇るが更に倍するビッグボディを前に、かわいらしい風情だ。
もっと小さいダイサギやコサギでは端から近寄りもできない。
確かに、これを外で生かすのは相当なホネだ。



飛べるようにしてあるものが近くの川に行っているもの。
鷺はいつどこでもたいがい綺麗だが、コウノトリはすぐ泥で汚れて薄汚くなるものであるらしい。
何がどう違ってそうなるのか見当つかないが、とりあえず違うものは違うということであるようだ。

2010年05月02日 20時43分05秒 | 
兵庫は豊岡、コウノトリの郷のコウノトリ。連休らしい一葉。
鳥との距離はかなりあるが、でかい鳥なのでノートリミングでもこんな感じ。



飼われているコウノトリは基本、足環がついていて、GPSのアンテナがついているものもいるが、外れたものか。
もともと何かの都合で付いていないのか、野生のものも一羽混ざってきているらしい。そういうのがない方が見場は良い。
ではあるが、現状はまだ試験放鳥中であり、この間のトキのようなことがあっては良くないので、何も口を挟まないようにしたい。



天気が良く、飛んでいる姿も多く見られて、タイミングの良いことであった。
カメラ泣かせの白黒の被写体であるが、良いものだ。