花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

笹螽斯

2006年10月16日 20時42分44秒 | 
バッタ・キリギリスの類のササキリ。
笹に、冬かんむりに虫がふたつ、それから、正しくは虫偏に斯で虫斯。蟖。。
只者ではなさそうな漢字の名だが、ずいぶん小さく、出す音も地味。
写真写りでも、キリギリスのミニチュア的な雰囲気が見てとれると思う。

パッと見で面白げな虫なので撮ってみたが、特に語りたいことは無い。

黄花秋桜と褄黒豹紋蝶

2006年10月15日 22時23分07秒 | 蝶・蛾
コスモスっぽい山吹色の花は、その名もキバナコスモス。
季節柄、アゲハの類はめっきり見かけなくなり、この辺では大きく数も多いツマグロヒョウモンの天下である。

この横には普通の白やピンクのコスモスも多く植えてあったが色の馴染む黄花コスモスに蝶や蜂の人気は集中し、普通コスモスには閑古鳥が鳴いていたのが意外なような、分かるような。

もう一枚。背景が変わるとまるで印象が違う、と思ったが、良く見るとやはり同じだった。

マウス道楽

2006年10月15日 00時44分00秒 | Weblog
職場に持込のClick!plusがへたってきたので、家用のMX1000をそちらにまわす事にして、最新のMXrevolutionを新しい家用に買った。12000円ナリ。
マウスは快適なデジタルライフを送る上で欠かせないアイテムであるので、私に言わせればマッキントッシュの1ボタンマウスなど竹ヤリVS格兵器の格兵器のようなものである。

で、MXRevolutionであるが、やはり新しい分、MX1000よりもマウスの動かし心地が優れている。その秘密は、マウス裏面のマウスの足、あの黒い貼り付けてあるやつ、の配置と面積の増加であろう。と考えると安げでちょっとイヤ感を否めないが。

操作感は、MX1000よりボタンが減ったのと、これまで真ん中ホイールの押し込みをダブルクリックボタンにしていたのが、滑らかホイール/普通ホイール切り替えボタンにしか使えなくなったのが痛い。
滑らかホイールの使用感は最高だが、今までIEブラウザの戻る/進むを親指ボタン3のSHIFT+ホイール操作でしていたのが出来なくなり、宜しくない。

因みにMX1000では親指ボタンを1~3をCTRL/ENTER/SHIFTに割り振っていた。
一つ減ったのでENTER/SHIFTしか無い。
親指ホイールのズームはフォトショップやpixia、Vixでは無反応。これがただの+・-ならどんなにか良かったことか。
と、思いつつ探してみたら、これをカスタマイズできるようにするモノが見つかった。
これによってポテンシャルが飛躍した気がしているので、結論はしばらくお預けだ。

背高泡立草

2006年10月14日 21時10分17秒 | 秋冬の花
悪名高いセータカアワダチソウであるが、この季節、川辺を黄金色に染める色彩には大陸的なスケール感がある

というわけで、去年見たセイタカアワダチソウの群落を見に行ったら、ごっそりと駆除されていた。
敢えてノーコメントとしたい。

この草は、根から毒物を分泌し、人間に効くものではないが他の植物の成長を阻害して荒地を占領すると言うえげつない生き物である。
他にも、西洋タンポポは自分の繁殖には花粉の必要が無いのに日本タンポポの生育を阻害するためだけにミツバチに花粉を運ばせる悪の植物である。
日本産でいえば、葛は北米を荒らしまわっている、植物のクズであると聞いた。

これらの花には植物のピカレスクロマンがあると言える。

金木犀

2006年10月14日 00時15分39秒 | 秋冬の花
写真は去年のものだが、最近いい具合に咲いているキンモクセイの花。
夢枕獏のバイオレンス小説でもおなじみの、芳香が非常に強い花。
秋晴れが似合う、小粒だが派手で存在感のある花。

被写体としては特に形が美しいわけではないので、とらえどころの無い印象が強い。
今年はもう少し良く撮ってみたい。

野鶲 2

2006年10月13日 01時42分41秒 | 
昨日で遂に、当ブログも一周年を迎えました。
写真は玉石石石石玉石混交で504枚。今日含め。
容量的にはまだ129MBだから、このペースで20年以上続けられる計算。

このノビタキのように、地味でも荒涼とした世界でも休み休みでも特に上昇はしなくても、それなりにカッコつけて羽ばたいて行きたいものです。

松虫草と緑豹紋蝶

2006年10月11日 01時37分49秒 | 蝶・蛾
マツムシソウの青い花が美しい一葉。豹紋蝶は時節柄だいぶん傷んでいる。

一見、飛んでいる写真にも見えそうだが、少し離れて咲いた花に止まっている。
フィギュアのスタンドっぽい映像でもある。
ちょちょ、とレタッチすればそういう写真にも簡単に出来るが、さすがに趣旨が違うので、しない。

目白 4

2006年10月10日 00時29分20秒 | 
夏場このブログには登場しなかったものの、あちこちで見かけてはいたメジロ。
まだあまり咲いていない金木犀の木に停まったところ。

メジロは上手い具合に日が当たると結構きれいに光ることもあるが、イメージ的にはどうしても梅の花を突っついているイメージなので、普通に繁っている木に居ると実際以上に地味に見える。
この写真でも木犀の花がもっと咲いていればそれなりに華やかな図になったと思うが、タイミングは不可抗力である。

秋明菊

2006年10月09日 00時52分26秒 | 秋冬の花
彼岸花や秋桜からぐっとシックに、赤紫のシュウメイギク、の、まだ咲ききっていない花。

花を単体で見る場合、蕾から咲き切るまでの間の姿が好きで色々写真にしているのだが、この姿は自分ランキングで非常にポインヨが高い。
この、産毛に包まれた中身の瑞々しさ、鮮やかさはどうだ。

七代目西屋久右衛門 三十九度

2006年10月08日 23時43分58秒 | Weblog
土佐鶴の吟醸酒粕焼酎、全国に3000本の限定品だそうで。
つい買ってみたが、これの旨さはガチ。うますぎる。
旨いと言うより、ひたすら香りが良い。
あまりに素晴らしいので明日もう一本確保せねばならない。

2合瓶で2100円なので、どちらかというと貴族の飲み物だがそれくらいの贅沢はそろそろ年齢的にも許されたい気分である。

花潜

2006年10月07日 00時43分14秒 | 
コスモスの花では潜れる部分も無いが、何だか気持ちよさげに見えるハナムグリ。
ハナムグリ、と言ってもそれなりに多くの種類があるが、追求しきれるほど熱心になれる被写体でないことは秘密だ。

白い花びらの滑らかなグラデーションが、布団のシーツのようで、花潜という無骨なカタチで我知らず風流に生きる生き様が羨ましくもなる一様。

顔あたりに白いもやがかかっているのは、花のカーブが射線にかかって前ボケになっているものである。

星蜂雀蛾 2

2006年10月06日 00時04分59秒 | 蝶・蛾
例のランタナの花の上で、今度はホシホウジャク。
覆面風のツートンにマントを翻したような羽、に不釣合いなアンコ体型。
つくづく得体が知れない。

ほとんど休まずに超高速羽ばたきで飛び続けるための栄養を蓄える体とはいえ、無駄の多い生き様との謗りは免れ得ない。

鳶 4

2006年10月04日 23時42分07秒 | 
彼岸花の咲く野を、珍しくのそのそと歩くトンビ。
横目でこちらを見つけても、前向きで確認するのは猛禽の矜持でもあろうか。
ダラダラ歩いていると鳩の仲間であるかのようだが、締める所は若干締めた場面。

何か面白いことをしないか眺めていたが、数分後、特に何事もなく飛び去った
トビだもの、飛びもするさと言う感じの横顔で、足のモサモサが格好良い。

亜米利加芙蓉

2006年10月03日 23時00分09秒 | 春夏の花
芙蓉の花も入れ替わり次々と長いこと咲いているが、普通に姿の良い花であり木であり蕾であり、咲き始めの頃を過ぎれば無感動になってしまいがちだ。
が、
芙蓉は芙蓉でも見るたびギョッとする気味の悪い花は、アメリカフヨウ。
直径30cmほどのピンクや赤の花が、でろっと咲く。
普通の芙蓉との差は、桃太郎や源義経とスーパーマンを比べた感覚と正確に一致する。