花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

祇園祭 宵山

2006年07月16日 23時46分42秒 | 春夏の風景
日曜お昼の祇園祭・宵山。
今回は軽く望遠側で遠近感を潰してみた一葉。
それにしても何でこんな状態の道に一般の車が入ろうとするのか。

ズームレンズなので遠い飾りもよく見えました。これは菊水鉾。

この後非常に激しく雨が降りました。
夕方からは晴れたが、明日はまたどうなるか。

黄糸蜻蛉

2006年07月15日 21時48分43秒 | 
鮮やかな緑の苔の中で、色飽和を起こすほど鮮やかな黄色のキイトトンボ。
色は派手だが、何だか現実感の無い生き物なので存在感はそれほどでもない。

遠目に見ると小さい棒状の物体がフワフワしているように見え、まるで生き物感が感じられない。
そんな、良い物体である。尻尾の先の黒のワンポイントがおしゃれ。

祇園祭 宵々々山

2006年07月15日 00時52分23秒 | 夜景
長刀鉾。
金曜日のヨイヨイ宵山は未だ本番の雰囲気ではないが、その分、これからの高揚感がそこはかとなく空気に漂う。

肩から提げたカメラで、適当にシャッターを押した子供目線などと遊んでみるのも楽しい。

疫病除けの祭りである祇園祭、食品衛生上宜しくないこの季節に執り行うのは理にかなっているが、この数年で夜店のバリエーションはグッと肉っ気、油っ気にシフトした。どうなんだろう。あと、普通っぽいベビーカステラの夜店に行列ができていたのは何だったんだろう。
角煮コロッケとか巨大豚まんやカバブ系は実に魅力的だが、その陰で綿菓子や金魚すくいがレッドデータブック記載種に登記されかねない惨状も呈していて、時の流れを感じる。

夏茜

2006年07月14日 02時16分34秒 | 
田んぼなど、いい感じの水辺には数十匹単位で群れている、まだ黄色い赤とんぼ。
飛び方に一貫性と目的が無いため、シャッターチャンスこそ無限にあるものの狙ってうまく撮るのは至難。

これは、たまたまうまく写った後ろからの図。
背景のグラデーションが妙にノイジーだが、それも雰囲気をかもしている。

祇園祭の鉾建て 2

2006年07月11日 23時11分24秒 | 春夏の風景
引き続いて鉾たての風景、同じく一昨年の月鉾。
道路のアスファルトの鉾用のフタを開けている。祇園祭専用のギミックである。

こうやって、横向きに鉾を組み立てて、90度倒して立てて、飾り付けをする。
小さい山はここまではせず、飾り付けさえ巡航当日までしない所もままある。
やはり花形は鉾なのである。

青葉梟

2006年07月09日 19時53分40秒 | 
マンガのような三白眼が素晴らしいアオバズク。
昼間なのでやる気が無いが、とりあえず眼光は鋭い。

こういう鳥がいると、鳥自体を探すまでもなく、下に三脚を据えた人がいるので分かりやすい。
その人は、情報を聞いたので関西に来たついでに寄ったらしい。
私は、ちょこちょこ足を運んでいた所だったのだがそういう情報はついぞ知らなかった。

有名な御所のアオバズクは目の開いたところを撮れなかったが、意外なところでリベンジを果たせた。

腰空蜻蛉

2006年07月07日 23時32分48秒 | 
ホバリング中のコシアキトンボ。
腰部分が白いのが特徴の、せわしなく飛ぶトンボ。
数は多いが、とにかくくるくるとよく飛ぶので撮影機会は少なく、地味なので撮影意欲も少ない奴ではあるが、狙えたので撮ってみた。

渋いというのとは違う、とにかく地味だ。


泰山木

2006年07月06日 21時48分34秒 | 春夏の花
アメリカから約130年前に伝わったとネットで調べたら書いてあった、タイサンボク。
明治維新後すぐ程なので歴史は浅いが、字は仰々しい。
全体に大味で、モクレンに似ている気が一瞬するものの、品は落ちる。

これくらい終わりかけで花が開くと、手の大きい人の掌くらいになる。そんなものが街路樹の並木になっていると異様な雰囲気がある。

賀茂茄子

2006年07月04日 22時50分16秒 | 春夏の花
丸々としたおナス。これから丸々となるであろうおナス。まだ花のおナス。
京野菜の代表格であるカモナス。

そういえば、ナスには御が普通に付く。大根には付かないでもない。胡瓜やトマトには絶対に付かない。
豆や芋にはお豆さん、お芋さんと「さん」まで付くが、えんどう豆、サツマイモと詳しくなると御も付かなくなる。

食品全体になると、飴ちゃんとか麩さん(フーさん)とかの場合は御は付かないが敬称は付く。
単なる語呂の問題であろうが、真面目に調べたら意外に面白そうなテーマだ。

猩々蜻蛉とSalvia

2006年07月04日 00時31分46秒 | 
極楽トンボとも言うべき、真っ赤なサルビアの花に囲まれたショウジョウトンボ。
この凄い赤の発色はαsDに例の400APOでの写真。
背景に溶けていく赤が良い仕事をしている望遠レンズだ。

このレンズもオートホワイトバランスだと青めになる傾向があるようなので、軽い曇天ホワイトバランスを掛けている。もっとも、この時は実際に曇天ではあったが。


以前のアリウム・ジャイガンティウムなど、日本語名の無い花はタイトルでは英語表記することにした。何故かというと、なんとなくである。

猩々蜻蛉と阿佐佐

2006年07月03日 22時50分02秒 | 
ふざけた漢字のアサザの花をバックにショウジョウトンボ。
アサザの花はとっくに終わっていて、今はただの水草になっている。
急にネタがたくさん来たので、6月中に出せれば良かったが、今になってしまった。(QBK)

これは地面にカメラじか置き構図のpro1での写真。pro1の"小なりともLレンズ"は流石にボケもなめらかだが、こういう場合は絞った方が良かったのは反省点。